2017年釣行記(46) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:7月14日(金)~15日(土)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 39、カサゴ x 1

同行者:FKGWさん、SGMRさん、(KIさん、KKCさん、AKTKさん)

前回の孤島’釣行で解りかけた足許で釣る方法を確かめたくて、以前から金曜日に釣行すると云っていたFKGW女史とコラボすることにした。

現地の岸壁には、駐車場で一緒になったKIさんと3人で17:00少し前に到着。
幸い、岸壁には黒鯛師を含めて釣り師の姿はなく、我々の選り取り見取り。先ずKIさんは意外なことに第三Vゾーンに荷物を降ろした。第二Vゾーンに入ると思っていたので、理由を訊ねると、後から来ることになっているAKTKさんと一緒に釣りをしたいので・・・・とのこと。これで第二Vゾーンは空いたことになるが、ここはやはり遅れて来るSGMRさんのために空けておく方が良かろうと、当初の予定通りFKGW女史と小生はその先の第一Vゾーンを挟んで釣り座を構えることにした。

今回は、足許で釣る方法を確かめるのが主目的なので、持ち込んだロッドは絞り込んでSoare改8320#1Bの2本のみ。
ゆっくりと支度を整えて、17:20頃キャスティングを開始。先発は8320#1B1.0のJHの組み合わせにしたが、右から左の横風が思いの外強く吹いていて、距離が稼げない。その上、風に吹かれたラインに引っ張られて沈みも悪くて、やり難い。そこでJHを1.3gに替えてキャスティングを続けたが、テンポが悪くて、何となく今夜も修行になりそうな予感が・・・・・。

18:00少し前になってSGMRさんが登場。
彼は、空いていたお気に入りの第二Vゾーンに座ってキャスティングを始めた途端に、ロッドを曲げている。小生に出来ることと云えば、ただ、SGMRさんの笑顔をアングリと指を咥えて見ているだけ。

FKGW女史に最初のアジ様が来たのは18:20頃(?)
残念ながらこれは抜き揚げに失敗してしまったが、アジ様が寄って来た様子。
であればと期待したが、小生には音沙汰がない。
その内、潮の重たさを感じなくなってしまった第一凸部に移動したSGMRさんはそこでもアジ様をゲット。流石としか云い様がないが、アジ様の居場所を嗅ぎ分ける鋭い嗅覚には、ただ感心するのみ。あり得べからざることだが、まるでアジ様を餌付けしてしまったのではないかとさえ思わせる程、彼の近くにはアジ様が寄って来ている。

そうこうする内、FKGW女史も待望のアジ様の取り込みに成功し、小生のみアタリを感じることもなく、一人取り残されてしまった格好。釣りはまだ始まったばかりなので、その内小生にも来るだろうと余裕をかましてみたものの、何となく焦りを感じたのは正直な所。

小生に最初に来たのは、日没時刻を廻った19:10過ぎ。

風も少し弱くなって来たのでJHを1.0gに替え、遠目を狙ってキャストして40カウント。
チョン・チョンとロッドを煽ってアクションを加えた後サビクと、チクとしたアタリで来てくれた。
型は20cm足らずで物足りないが、やっと来てくれたことに一安心。

これまでのパターンでは、期待に反してその後のアタリが続かず、忘れた頃のアタリを拾うだけの修行アジングになるのが常だった。しかし、この夜に限っては、アジ様の活性が高いのか、あるいは、群れが大きいのか、何れにしろこれまでにないペースでアタリがある。

20:30頃、KKCさんが登場して来て、今晩の役者が勢揃い、FKGW女史と小生は第一SGMRさんKKCさん第二そしてKIさんAKTKさん第三Vゾーンに陣取って濱アジングの本格的なスタート。
KIさんAKTKさんの様子は、遠くて全く分からないが、SGMR・KKCグループのことは話声で何となく掴めるが、どうもKKCさんは到着早々の第一投目から良型をものにした様子が伝わって来る。

小生がツ抜けを達成したのは20:45頃、20匹に到達したのは日付が変わる前のことで、これまでにない程のハイ・ペース。
小生にしては釣れ過ぎ!!!
しかし、釣れる時は、これまで釣れなかった時の憂さを晴らすべく、後先も考えずに釣りたいのがアングラーの性。小生もアングラーの端くれである以上、更なる数の上積みを実現させたい所だったが、その一方で釣り上げたアジ様の始末先が心配になって、どうにも中途半端な心境。

日付が変わってからも、多少の波はあるにしろ、一晩を通して退屈する暇がない程間断なくアタリが続き、6人がそれぞれに楽しい濱アジングを満喫することが出来たのは、ある意味で珍しい状況だったかも知れない。

結局、この夜は、遠目のボトム付近でチョン・チョンと小さくロッドを煽った後、リールのハンドルを回さずにロッドを上方に向かって少しずつ突き上げる様にする動きが良かった。これまで余りしてこなかったサビクことの有効性が解ったのが、大いなる収穫だった。と云う訳で、この夜の主目的である足許での釣り方の確認は出来なかったが、この確認は次回にしようと思う。

所で、隣りのFKGW女史と云えば、この夜は熟女パワーが炸裂。チリチリと間断なく鳴り響くドラグ音が、時には五月蠅く感じる程で、終わって見れば、自己記録を大きく更新する50匹超。
小生は、前回に続いてFKGW女史の後塵を拝する結果になってしまい、嬉しいやら悔しいやら・・・・。

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