2016年釣行記(43) – AJ
2016/07/25
潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 19、カサゴ x 4
同行者:SGMRさん
この所、週の始めはSGMRさん、OHTさんと火曜日にコラボすることが多いのだが、水曜日に野暮用が入ってしまい火曜から水曜に掛けての釣行が出来なくなってしまった。
その旨を二人に伝えた所、OHTさんは仕事の都合が付かないとのことだったが、SGMRさんが付き合ってくれるとのことで、例外的に月曜に二人で出撃することに・・・・。
現地到着は17:00過ぎで、先行者の姿は殆ど見えない。直ぐに岸壁の先端のVゾーンを確保して、一晩の釣り座とした。
風は予報の南とは違って横風となる東風だが、アジングには支障のない程度の吹き方で、風がなければ蒸し暑さが増すので、寧ろ風があることが有難い位。
キャスティングを始めたのは17:30頃。
一投目から魚を掛けたのは、やはりSGMRさん。しかし、主はシーバスかサバか・・・・。SGMRさんを引っ張りまわした挙句、ラインを切って消えて行ってしまった。
そして、二匹目もSGMRさん。これはカサゴ(と記憶している)で本命のアジではなく前途多難な一晩を思わせる内容に、思わず苦笑い。
小生は、決してロリコンではないが、この釣り場での幕開けは、毎回毎回判で押した様なロリ・カソゴ。どうも、ロリ・カサゴを釣らなければここでの釣りが始められなくなってしまった様だ。
この日初めて本命のアジが来たのは、それから40分程経った頃。
1.2gのJHを遠投して25カウントした所でチクッ。タイミング良く合わせが決まって、上がって来たのは25cm程の良型。
この時は、SGMRさんはまだ本命の姿を見ていなかったので、滅多にないことだが、小生が先行した格好。と云っても、SGMRさんが追い越して先に行くのは時間の問題だが・・・・。
その後はポツリポツリと拾い21:00頃までに9匹の釣果だったので、小生としては上出来のペースで来たと思うが、問題はその後。実に21:00頃から4~5時間後の2:00頃まで、完全にノー感じ。
見るに見かねてSGMRさんがアジング教室を開講してくれた。前回は生徒が二人だったが今回は小生一人の個人授業で、それこそ手取り足取り、何とか小生に釣らせようと一生懸命に講義をしてくれた。
所が、SGMRさんの説明通りにしている筈なのに、一向に結果が出ない。講師のSGMRさんも出来が悪い生徒にイライラしたとは思うが、本人はそれ以上にフラストレーションが溜まりに溜まって、ついに爆発。大人げないことだが、八つ当たり気味にこれまでより少し乱暴にアクションをさせ、ロッドの動きを止めた瞬間にチクッ。
アレッ、これであたるの?
試しに続けて同じ様にこれまで以上に大きくアクションを加えると、又々チクッ。
小生の釣りはヘラブナ釣りが原点で、そのヘラブナ釣りで『底釣り』と云えば、餌を底に着地させた状態の釣りを云う。
そんな背景があったからか、アジングでも『底』と云われると、自然に頭の中はJHが海底に接触している状態を想像していた。その状態でコンタクトがなければ、ヘラブナ釣りでもしていた様にラインを送り出して、JHがベッタリと底に這う様にしていた。つまり、アタリがない場合は、JHが海底に接触している状態を変えて、アジが喰い易くなる状態を模索していたし、アクションを加えるにしても、JHが底から出来るだけ離れることがない様大きな動きはせずにして来た。
しかし、SGMRさんの説明の通りロッドを大きく煽った頂点で動きを止めると云うことは、JHは海底から40~50cm程離れた所から、海底に向かってフォールしている状態にある筈。その状態でアタリがあると云うことは、ヘラブナ釣りで云う『底』ではない!!!
云い換えれば、JHは一旦海底まで落とすが、アジに喰わせる場所は海底に近い中層である。
この点に気が付いた途端に、目の前がサーッと明るくなり、SGMRさんの説明の一つ一つに合点出来、直ぐ隣りでSGMRさんはアジを掛けているのに、小生にはカサゴが来る理由にも納得が出来た次第。
その後は、底にあるJHを想像するのではなく、底に近い中層を泳いでいるJHを意識しながら大きくロッドを煽って、アタリを待つ様に釣り方を変えた。
すると、これまでアタリがなかったことが嘘の様に、コンタクトを感じることが出来、StopFishingとした5:00頃までに、10匹を追加することが出来た。
『底』と云ってもアジに口を使わせているのは『底』ではないことに気が付くのが遅すぎたきらいはあるし、気が付く切っ掛けになったのが八つ当たり気味のアクションだったと云うのも頂けるものではないが、兎に角、気が付けたことは良かった。
早くこの方法を試して、確実なものにしたいと思う。
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