2010年釣行記(11)-開幕?
2010/04/06
潮回り:小潮 場所:TNKIS 釣果:ナシ 同行者:単独
海水温の上昇が思わしくないが、4月にもなりシーズンに向けて下見を兼ねて出掛けることにした。
ポイントは以前から入って見たかった地磯。
海水温も低いし、4月2日のブログにコメントを寄せて呉れたガクさんの情報でもアオリは期待薄なので、根魚用のタックルも用意し二兎を追うことにした。
2:30、自宅を出発。 現地の駐車場には5:00着。
到着した時には2台の車が止まっていたが、小生が車から降りた途端、内1台から釣り人2人が慌てた様に支度を始めたのには、思わず苦笑してしまった。
こちらも、早速、準備をして遊歩道に入り雑木林の中を少し進んだ所で、波の音がドーンと低く聞えて来る。
エーッ! 何?????
チョット油断をするとヌルッと足を取られる程ぬかるんでいる暗い遊歩道を、懐中電灯の明かりを頼りにアップ・ダウンを何度も繰り返して30分近く。 やっと磯への降り口に着いた時には、帽子のツバから汗がポタポタと落ち、メガネは曇り、全身ビッショリ・・・。
磯の先端のには一段下にテラスがあり、そこまで降りなければ高過ぎて竿は出せそうにない。
どこから降りるか?
若い頃なら何でもないが、このご老体には躊躇する高さで、どうしようか?
降り口を探して、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
意を決して降りて見れば、どーってことはないのに、歳は取りたくないものだ。
空はドンヨリと曇っているが風もなく、これでウネリがなければ最高なのだが、時折やって来る大きなウネリが足元の岩に砕けて、飛沫がテラスにまで上がって来る。 流石に外海に直接面しているだけに迫力が違う。
(写真は、7:30頃に撮影した次回に乗る予定にしている隣の磯)
いつもの事なのか、今日のウネリのせいなのか、初めての磯だけに判断出来ないが、足元には大きなサラシが広がりルアーを投げれば平鱸が出るかも知れないと考えてしまう程。
払い出しの潮もきつく、エギが流されて行く。
右、正面、左。 どっちにキャストしても、程度の差はあるがラインがドンドンと出て行く。
右の方が幾分弱めなので、右側にキャストして何回目か・・・。
ガツンッとロッドが止まったが、これは根掛かり。 ラインをグイツと引っ張ると見事に高切れ。 いつもならここで嫌気が差してギブ・アップとなる所だが、ライン・システムを組み直して再開。
再開の第1投目も同じ方向にキャストすると、全く同じ状況で根掛かりをして又もや高切れ。
この立ち位置から右方向は要注意だ。
再度、ライン・システムを組み直して、今度は5gのメタル・ジグに替えて根魚を狙ったが、根掛かりの連発に、とうとう8:30を回った頃、StopFishing。
道具を片付けていると、同年配のメジナ師が登場。
この御仁は、ここで釣りをしたいがために熊本県から引っ越して来たとのこと。 暫く、メジナ釣りを見学させて貰いながら、色々と情報を収集して、11:00に別れた。
帰りは、この御仁に教えて貰ったルートで駐車場まで戻ったが、アップ・ダウンがなくて比較的楽だった。 流石に地元の人は良く知っておいでだ!!
帰宅後、念のために江之浦沖の海水温をチェックすると、何と15℃代にまで上がって来ている。
いよいよ、開幕か?
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