2014年釣行記(48)-AJ
2014/10/02
潮回り:小潮 場所:UMB-FP 釣果:アジ x 13 同行者:単独
予報を見ると木曜日の2日は、午前中は北寄りの風、午後から南寄りの風で、しかも風速も一日を通して2m程とのこと。
であれば、午前中はYNGSMでのメッキ狙い、日が暮れてからはUMB-FPでのアジ狙いと欲張りたい所だが、悲しいかなこの年齢になっては身体がついて行けない。
どちらにするか???
前回の釣行では、小生としては上出来の首尾と云えるメッキ3匹の釣果だったが、もう一つ釣った感よりも釣れちゃった感が強くて、何かしらムヤムヤしたものが残っていた。
そこで、少しでも釣った感を得られる(?)アジングをすることにした。
15:00頃、自宅を出発。
予報では、曇りで所によっては一時雨となっていたが、今にも降り出しそうな雲行きで、走り出した途端、細かい水滴がフロント・グラスに・・・。
兎に角、行くだけ行ってみよう!!
現地には16:00過ぎに到着。
釣り場となる岸壁には、この空模様のためか、天気予報のためか、意外とアングラーの数が少ない。
幸い第2街灯の付近にスペースがあったので、取り敢えず道具を置いて観天望気よろしく周囲の様子を観察すると、あちらこちらでロッドを曲げているのが見える。抜き揚げられた魚の暴れ具合を見ると、アジではなくサバの様だが、魚の活性は高そうだ。
風は予報通り殆どなく、この点は良かったが、海面には所々赤潮が発生している。赤潮が出ているなら午前中のメッキにすれば良かったと思っても後の祭りで、赤潮の影響がないことを祈るしかない。
ゆっくりと支度をしたので、最初のキャストは16:30を回った頃。
小生の来訪を歓迎してくれたのは、17:00を回った頃に、コツンと来て呉れたこのトボケタ顔のアナハゼ君。続いて、30分後に来てくれた15cm位のカサゴ。
そして、日没時刻の30分後の18:00少し過ぎ、モゾッとした違和感で掛かって来たのが待望のアジ。
このUMB-FPでは、アジが釣れ出す時間は20:00前後からが殆どなので、こんなに早い時間に釣れるのは交通事故だろうと思ったが、この日はアジの寄りが良かったのか、19:00頃までに5匹の釣果で、爆釣とまでは云えないが、程良いペース。
今日は良い釣りが出来そうだとほくそ笑んだ途端、好事魔多しで、タチウオ狙いで右隣りに入って来た釣り師の浮子が流されて来て、あろうことか小生を越えて左にまで流されて来る始末。すみませんの一言でもあればまだ許せるが、この釣り師は何も云わずに仕掛けを回収して、何事もなかった様にキャストし直すだけ。
折角、アジが寄って来ているのに、場所は替えたくない。と、暫く我慢をしていたが、キャストする方向が左へ左へ寄せられた上、アタリも遠くなって来た。
アタリがなくなった以上、我慢してまでここで頑張る必要もない。
20:00を回った頃、第一街灯付近に場所移動。
ここでは第一投目からアタリがあって、ここにもアジが集まっている様子で、21:00過ぎにStopFishingとするまでに8匹を追加し都合13匹の釣果となり、場所移動が正解だったと云える。
その意味では、場所移動を促してくれたタチウオ狙いのアングラーにお礼を云うべきか・・。
兎に角、この日は、予報と違って雨が降ったり止んだりを繰り返す生憎の天気で、途中では音を立てて降って来る雨に嫌気が差して帰ろうかとも思ったが、もう少しもう少しと粘った甲斐があったと云うもの。
前回のアジングは孤島での徹夜でやっと14匹の釣果。に対して、今回は17:00~21:00までの4時間程で13匹の釣果。
型は孤島に比べて一回り二回り程小振りだが、アジとの駆け引きは充分楽しめるし、いつもこれ位楽しませてくれるのであれば、何も孤島ではなくても、高齢者である小生には充分だと思った次第。
それにしても、この日のアジのアタリはすこぶる小さく、ロッドに伝わって来る違和感程度のアタリで掛かって来ることが多かった。思うに、こんな違和感でも掛けることが出来たのは、風が弱かったからだろう。少しでも風が強ければ、ロッドが風に叩かれたのか、アジがルアーを咥えた瞬間の違和感なのか区別がつかなかっただろう。
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