2007年釣行記(34)

2007年

潮回り:若潮  場所:KMGMON  釣果:ナシ 同行者:釣do楽さん

毎年の出張月間が漸く終わり、頃も11月に入ったので、今シーズンの幕開けをした。

小生の職場の休みのパターンが世間様とは少々異なっているので、通常は単独の幕開けになる筈だが、今回は先日コメントを寄せて下さった釣do楽さんとご一緒させて頂くことになった。
しかも、場所は小生が興味を持っていたが入れなかった磯である。更に、釣do楽さんにとっては遠回りになるにも拘らず拙宅まで迎えにまで来て頂くことになり、いやはや有難いことです。

釣do楽さんの仕事が終わり拙宅に来て頂くまでの待ち時間を利用してガイドを仮止めして見た。結果に気を良くして写真撮影をしていると携帯の呼び出し音。
仕事が早く終わった(終わらせた?)ので、既に近くにまで来ているとのこと。

早速、道具を担いで道路に出て、程なくして釣do楽さんが到着。
体格の良い釣do楽さんの笑顔と今シーズンの開幕に流石の小生も些か興奮していたのかも知れない。時刻が記憶に残っていないが、恐らく9時40分位だったと思う。

さて、待望のKMGMONの磯に到着し、海岸にまで来て海を眺めて見ると、意外なことにかなり大きなウネリがある。
潮周りは今ひとつだが風もなくコンディションとしては良い方だと思っていたのに、このウネリには機先を制せられた思いがしなくもない。
釣do楽さんの先導で磯の先端に来て見ると、先行者が1名。釣do楽さんが今晩はと声を掛けても返事は聞こえなかったし、私たち二人が支度をしている間に、姿を消してしまった。まぁ、人それぞれだが・・・。

この磯は平らな部分が多く、しかも海面からの高さも丁度小生好みで期待が持てたが、コマセの臭いがキツイ。
いつも感じることだが、何故始末をして帰れないのだろうか?自分達の釣り場を汚して平気な人が多いのにはガッカリさせられるばかり。

暗い中、ヘッド・ランプの光りを頼りに支度を整えるのだが、たった2ヶ月程遠去かっていただけなのに段取りが悪いことこの上ない。

そして、暗い海に向かっての第一投。いよいよ開幕。野球であれば始球式と云った所。
エギの着水点が解からぬまゝ、着底した頃を見計らってシャクリの開始。
するとクン・クンとした明確なアタリ。思わず合わせると・・・・、スカ。
第二投目。同じ。
結局、アオリからのラブ・コールと思ったのは全てウネリの引き・・・・・・・。

暫く粘っていたものゝノーカンジのまゝ時間が経過し、場所替えを決行することになったが、ここでハプニングが・・・。
両手に荷物やロッドを持ってヘッド・ランプの光りを頼りに岩場を進んでいる時・・・・・。
何処がどうして、何故そうなったのか、全く解からないのだが、アッと思った次の瞬間・・・・。
いや、正直云って、アッと思ったかどうかさえ解からない。
思い出せるのは浅い潮溜まりに横倒しになっている自分の姿
これまでは何とも思いもしなかったし、意識をすることもなかった様な所でのハプニング。これが老化と云うことかも知れない。

滑落する時の小生の叫び声に振り向いた釣do楽さんによれば、かなり派手な転び方をした様だが、その時に側頭部、右肩、両膝を打撲。右半身は潮に濡れ、潮溜まりの中に立ち上がったものだから両足を濡らしてしまった。

その後、ENUR、FKUR、OSKと見て廻ったが、何れも竿を出すに至らずATMで小一時間程シャクッて見たものゝ全くその気配さえ見えず、打撲した右肩がキャストする度に、シャクル度にズキン・ズキンと痛み出す始末。
ATMを諦めITHにまで脚を伸ばしたが南に下るにつれて風が強く吹いており、到底エギングは無理。
仕方がないので、今来たこの道を引き返して、とうとうHYKWに。ここでは釣do楽さんが竿を出し、小生は見学と洒落込んだが、音沙汰もなく、StopFishingとした。

それにしても台風20号の凄まじい爪痕が至る所にあった。
丁度その時、小生は出張で首都圏を留守にしていたのでそれ程まではと思っていたのだが、八貫山下のGSの向かいにある駐車スペースがなくなっていたり、OSKの突堤の先端に大きなコンクリート・ブロックが流されて来ていたり、改めて自然の力の大きさを実感させられた幕開けだった。

to 釣do楽さん
今回は色々とご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
これに懲りずに又お付き合い下さいネ。宜しく。

“2007年釣行記(34)” への6件のフィードバック

  1. mizoken より:

    tokeiさん、こんにちは。
    ご心配頂き有難うございます。
    ランタンの柄が壊れてしまったのが痛いのですが、
    その他はちょっとした打撲で済みましたので、ラッキーだったと思っています。
    今までは口にしている程には意識することもなかったのですが、
    これからは、『体力的にも、反射神経的にもかなり衰えが来ている筈』との前提で、『何事にも慎重にならねば』と思っています。

  2. tokei より:

    こんばんは
    怪我は大丈夫ですか?
    ヘッドライトだと水深までわかりにくいので、
    気をつけましょう。
    おれも岩の間に足を落としたり、
    潮溜まりを歩いちゃったりしてますから(笑)
    初めてのところだと夜は特に要注意ですね。

  3. mizoken より:

    釣do楽さん、今日は。カメレスで失礼します。
    隣にこんなドジな奴が居たらシャクリに集中出来ませんよネ。本当にご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
    でも・・・・・・、頭の中は次回のシャクリングのことで一杯です。
    又、お付き合い下さいネ。今度は小生が車を出します。

  4. 釣do楽 より:

    mizokenさん、先日はありがとうございました。
    お身体の方は大事に至らなかったようで・・・
    少し安心いたしました。
    海の状況も思わしくなく、残念な結果でしたが、
    釣果はともかく、ご一緒できてとても嬉しかったです。
    初めてお会いするmizokenさんは
    私の勝手な妄想より遥かにお若く、ダンディ。(失礼)
    そして想像通り、素晴らしい方でした。
    是非またリベンジ釣行ご一緒しましょう!!
    磨くほどの腕は無いため、釣り道具でも磨いて待ってます。(汗)
    今後とも宜しくお願いします。

  5. mizoken より:

    たけさん、今晩は。
    イヤ〜、お恥ずかしい限りです。
    去年の骨折と云い今回の事と云い、自分でもその理由が良く判りません。
    で、結局これが「老化」だろうと結論付けた次第です。
    詰まり、階段の上り下りの際、若い内は何も意識せずに脚の上げ下げをしています。
    しかし、老化が進むにつれて、自分では上げている積りが上がっていなくて、その結果階段に躓く・・・これが「老化」だって何かで読んだ記憶があります。
    悲しいけれど、正に、これじゃないかと思っているのですが・・・。
    まぁ、誰でも一度は通る道ですから、たけさんんも気を付けて! な〜んて云ってもまだまだ先のことですネ(笑)

  6. たけ より:

    mizokenこんばんは
    いよいよ開幕したんですね、ケガの方は大丈夫ですか?
    怪我、大した事が無ければ良いのですが…
    初めての磯でしたら出来れば明るいうちに入りたいですね。
    自分も本格的にインしたいのですが時期的に仕事が忙しく休みが取れない状態なので、暫くは、夜の2時間勝負でと、考えて
    おります、また機会が有りましたら、宜しくお願い致します。
    お身体を大切に、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

« »