2025年釣行記(04) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:01月16日(木) 17:10~21:50
潮回り:大潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 3、カサゴ x 25、アナハゼ x 1
同行者:単独

前回の釣行が14日の火曜日だったので、順当であれば中2日空けた17日の金曜日が、今週2回目の釣行となる筈だが、生憎、その日の風向きは東北東。更に、その先の土曜日以降来週一杯は毎日が北寄りの風が吹く予報になっている。真冬のこの時期に南寄りの風を期待する方が、どだい無理と云うものだが、軽いジグを使うMHR-KGNでのメバリングにとっては、北寄りの風は鬼門。

と云う訳で、一昨日の釣りの疲れがまだ残っている老体に鞭打って、南風が2m/sの予報を頼りに、敢えて中1日でMHR-KGNに行くことにした。

現地到着は16:43頃。
早速、岸壁に出て様子を見ると、風は殆吹いておらず、海も穏やかでメバリングには持って来い。しかし、長いロッドの地元のおっちゃんの姿は一人しか見えず、何となく先行きが心配になって来る。

前回はベイト・ロッドを持ち込んで失敗した反省から、今回はスピニング・ロッドSaltyStage Prototype XMBS-762ULSSを持ち込んで、先ずは自作のビーズ・ルアーの小を結んで21番スポット付近で、17:10頃にキャスティングを開始した。
すると、その2投目か3投目で、いきなりコツと反応が返って来た。
日没時刻を過ぎたばかりのまだ明るい時間帯から反応があるとは思っておらず、びっくりしたが合わせを入れた所、明らかな生命体の感触が伝わって来た。しかし、力強さが全然ない。
何だろうと思いつゝ抜き上げてみると、その主は、不気味な程鮮やかな緑色をしたアナハゼ君。
メバリングには付き物のカサゴではなく、MHR-KGNでは滅多に見ることのないアナハゼだったことにがっかりしたが、魚の活性は高いと考えることにして、本命の可愛娘ちゃんを探すことにした。
しかし、何も反応がないまゝへの字カーブの手前にまで来てしまった。

出来るならハード・プラグで遊びたかったが、アナハゼ君以外の反応はなく気配も全く感じられなかったので、ここで飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えることにした。
ワームにすれば、直ぐにでも反応が返って来るだろうと考えていたが、ウンともスンとも返事がない。カサゴでも良いから、何か反応をしてくれと願いながらキャスティングを繰り返したものゝ完全に梨の礫

暫くへの字カーブ付近を彷徨いたが、何も反応がないため、昔に戻ってテンポの良い蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんを探すことにした。しかし、何処に消えてしまったのか本命のメバルどころか外道のカサゴの反応もない。好きな70番スポット付近でも音沙汰はなく、昔は良かった凸部の手前でも何も反応は返って来ない。

1月と云えばMHR-KGNではアフター・スポーンに入る頃なので、産卵に疲れたメス・メバルの喰い気が落ちる時期に当たる。しかし、オス・メバルは居る筈だし、繁殖活動に参加していないまだ若いメバルも居る筈。にも拘らず、何も反応がないのは解せない。だが、現実的には最初にアナハゼ君が挨拶に来てくれただけで、以降、梨の礫状態が2時間近くもの間続いており、ボーズを覚悟した程。

この様な状況だったが、半分惰性の様なキャスティングを繰り返しながら凸部に入って直ぐの91番スポット付近で、ようやく、獲物の反応が返って来た。時刻は19:04のことで、獲物の正体はロリ・カサゴだったが、この日最初に手にする魚らしい魚で、外道とは云え嬉しい獲物だった。
ようやく、魚が動き出したかも・・・・と前向きだと云えば聞こえは良いが、根拠のない楽観的な思いで後続を期待したが、案の定これは期待外れ。久し振りに更にその先にも足を伸ばしても見たが、残念ながらこれも空振りに終わってしまった。
釣り場の岸壁はまだ先に伸びてはいる。しかし、これ以上先に歩を進めてチェックする気力はもう残っておらず、先に進んでも、状況は変わらないだろう19:45頃、116番スポット付近で折り返しに入った。

ハード・プラグにも飛ばしウキを使ったワーミングにも反応はなく、この日やっていない釣り方はジグ単だけ。と云う訳で、駄目で元々と、兎に角、仕掛けを組み直して0.5のJHを使ったジグ単に切り替えて、復路に入った。
すると、折り返しに入って直ぐの115番スポット付近で、19:47にこの日2匹目となるロリ・カサゴをゲット。ジグ単が正解だと喜んだが、これも単発で後が続かない。

久し振りに返って来た反応に気力も戻って来たものゝ、XMBS-762ULSS0.5gのJHでは操作感が余り感じられず飛距離も余り出ていない印象。ロッドのスペックではルアー・ウェイト0.2~8gとあるので、0.5gで通しても良かったのかも知れないが、操作感が欲しかったので0.8gのJHにしてみた。するとこれが良かったのか、凸部の曲がり角の109番スポット付近で、3匹目カサゴ20:05にゲット。

この3匹目カサゴを皮切りにカサゴ祭りに入り、21:07までの約1時間の間に凸部区間だけでカサゴ19匹メバル3匹ゲット出来、正にこの時間帯がこの日のハイライトだった。
特に、20:50に抜き上げたこの日2匹目となるメバルは26cmの良型腹ボテちゃんで、久し振りにトルクのある強い引きを楽しむことが出来た。
凸部区間で、粘ればもう少し釣果を伸ばすことが出来たと思うが、引き揚げる時刻に近付いていたので、戻るテンポを早めて、カサゴを4匹追加し、21:50頃、StopFishingとした。

この日は、一時は完全にボーズを喰らうことを覚悟したのだが、20:00を廻った頃から様相は様変わり。極々小さく微かな反応でカサゴがロッドを曲げてくれる様になり、これはこれで楽しい釣りだった。どの様な切っ掛けで活性が高くなったのかは判らず、典型的な怪我の功名だが、諦めずに早揚がりをしなくて良かった。
とは云え、本来的にはメバルを狙って来ているので、出来ればメバルと遊びたいのだが、昔と比べると、完全にカサゴメバルが逆転していて、カサゴに混じってメバルが釣れている状況。
これも温暖化の影響なのか・・・?
何とか、昔に戻ってくれないだろうか?

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19:04  1匹目 91番 20:27 11匹目 104番 21:01 18匹目 96番
19:47  2 115 20:29 12 103 21:04 19 94
20:05  3 109 20:35 13 102 21:06 20 93
20:10  4 110 20:38 14 21:07 21
20:15  5 107 20:41 15 21:24 22 71
20:16  6 20:43 16 21:27 23
20:19  7 106 20:47  1 98 21:38 24 57
20:20  8 20:50  2 21:42 25 53
20:22  9 105 20:57  3 96
20:23 10 20:59 17

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