2023年釣行記(82) – MB
2023/12/30
日 時:12月30日(土) 16:50~23:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 19、カサゴ x 5
同行者:単独
前回の釣行で、2023年の釣り納めを済ませた筈だったが、結果が良くなかったこともあって、何となくモヤモヤした気分が残っていた。そんな時、南西or西の風が1~2mの予報を見てしまっては、落ち着かない。しかし、その日は年も押し迫った晦日の30日なので、何かと気忙しいこの時期に釣りに行くなどとはとても云い出せるものではない。とは云え、釣りに行きたい気持ちを抑え切れず、嫌な顔をされるのを覚悟で清水の舞台から飛び降りる積りで、カミさんに云ってみた。すると思い掛けなくいいよとOKの返事。
と云う訳で、30日の土曜日にMHR-KGNのメバリングで2回目の釣り納めをすることにした。
16:30頃、現地に到着。
早速、BlueCurrentⅢ 69/Bを手に岸壁に出てみると、正月休みに入ったためか、点々とアングラーの姿が見える。MHR-KGNは今シーズン2回目なので、出来れば手前からチェックしたかったが、そのまゝアングラーの姿が途切れる54番スポット付近まで歩を進めて、16:50頃、キャスティングを開始。
風は殆んど吹いておらず、中潮の満潮時刻に近い時間帯なので、潮位が高くてテトラ帯の殆どは海中に没していて、海が広く見える。
Seal:Z MINNOW 45R 5.2gSをパイロットに選んでキャスティングを繰り返したが、ウンともスンとも反応がない。メバリングの場合、小生は出来ればプラグで遊びたいと思っているので、ToTo42SやRigge Slim60SS、Beagle-SS、Gracy SFと色々と取り替えて可愛娘ちゃんのご機嫌を伺ったが、まるで興味を示さない。
そこで、飛ばしウキを使ったワーミング・システムに切り替えた。しかし、ワームにも興味がないと見えて、全く反応が返って来ない。
今日は、駄目かも知れない・・・・。
そんなことを考えながら、蟹の横這い釣法で71番スポット付近の救命具付近に到達した時のこと。軽いライン・トラブルがあったので、ヘッド・ランプの灯りを頼りにラインの縺れを解いていると、この日始めてのコンタクトがあった。
あれ、アタッた・・・・?
この時は、ラインの縺れを解くのに集中していたので、何もアクションを加えていなかったのだが、今日はスローな釣りの方が良いのかも知れないと思い至った。そこで、次のキャストでは、極めてゆっくりとワームを動かしてみた。
すると、これが正解で、反応が返って来る様になって、18:06にこの日最初の可愛娘ちゃんをゲット。実釣開始後約1時間半も経過していて、ボーズを覚悟していただけに、15cmに満たないロリ・メバルだったが、嬉しい1匹だった。
そして、18:12に同じ釣り方で、2匹目をゲット。
その後は、カサゴが1匹来ただけで、反応がなくなってしまったので、蟹の横這い釣法でポイントを移動しながら可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、見付からない。
前回良かった凸部ならとの期待に反して、今回はコンタクトがない。
そこで、そのまゝ足を伸ばして、先行者の居ない119番スポット付近に入った。すると、直ぐに答えが出て、19:16に可愛娘ちゃんをゲットしたのを始めとしてメバルを3匹、カサゴを2匹を追加。
その後は、更に奥に進んで134番スポット付近でメバルを4匹、カサゴを1匹追加して、折返しに入った。
復路に入ってからも順調で、20:42から21:13までの約30分間で6匹追加出来た。しかし、その後はピタリと反応しなくなってしまい、16匹目を獲ったのは、それから1時間以上も経った22:22の65番スポット付近でのこと。
時刻も22:00を過ぎて引き揚げる頃になったので、駄目元で、再度、プラグを使ってみることにした。この頃になると潮位は90cm以下になっているので、根掛かりが心配だったが、根掛かったら即引揚げる積もりでキャストすると、思い掛けず、反応がある。
こうなると、是が非でもプラグで1匹と熱くなるのはアングラーの性と云うもので、プラグのキャストを繰り返して39番スポット付近で、22:48に可愛娘ちゃんをゲット。サイズは、ワームでの獲物に比べると一回り大きい17cm程で引きもそれなりに強く、このサイズを22:51、22:54にゲット。
ようやく調子が上向きになりプラグにも反応する様になったので、このまゝ釣り続けたかったが時刻は23:00。いつもなら床に入る時刻なので、泣く泣く諦めてStopFishingとして、満足して2023年の釣り納めを終えた。
この日は、偶然にもスローな釣り方を思い付いたのが、全てだった。
このスローな釣り方はDr.TJさんが得意としているのだが、小生には焦れったくて、これまでは、試しても続けられずに直ぐに止めてしまっていた。しかし、この日はゆっくり、ゆっくりと自分にい聞かせて、時には動きを止める程ジックリとワームを動かすことを徹底したのが良かった。この釣り方はプラグでも有効で、怪我の功名とは云え、引き出しを一つ増やすことが出来たのは、大きな収穫だった。
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18:06 1匹目 71番 20:46 11匹目 127番
18:12 2匹目 71番 20:48 12匹目 126番
19:16 3匹目 119番 21:05 13匹目 121番
19:22 4匹目 119番 21:10 14匹目 121番
19:29 5匹目 119番 21:13 15匹目 120番
19:55 6匹目 134番 22:22 16匹目 65番
19:58 7匹目 134番 22:48 17匹目 39番 プラグ
20:01 8匹目 134番 22:51 18匹目 37番 プラグ
20:07 9匹目 134番 22:54 19匹目 30番 プラグ
20:42 10匹目 127番
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