2023年釣行記(55) – AJ
2023/09/19
日 時:09月19日(火) 16:30~21:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 7(ジグ・サビキ分を含む)
同行者:単独、(IKOKさん)
この所、UMB-FPに通って刀狩りに精を出していたのだが、今シーズンは絶不調で全く釣果が出ない日が続いていた。そんな所に、仲間からKMI’sで豆アジが中心ながらも、20cmクラスの良型が混じる様になって来たとの情報が入って来た。と云う訳で、忘れかけていた魚を掛ける感触を楽しみたくて、久し振りにKMI’sに行くことにした。所が、18日の月曜日は、国を挙げての敬老の日。小生は、土曜・日曜や祝祭日の釣行は控えることにしているので、翌日の19日の火曜日に順延することにした。
16:10過ぎに現地に到着。
小さな釣り場なので、いつも混み具合が気になるのだが、幸運なことにこの日の先行者は最奥に若者が一人だけ。マゴチを狙っていると云うその若者は、夜釣りの支度をしていないので、ジグ単でのアジングは彼が引き揚げた後から始めることにして、それまではジグ・サビキで広範囲を探ろうと考え、背後の机に道具を置いて、釣りの準備に取り掛かった。
この日持ち込んだロッドは、ジギ・サビキ用のSoare30 S803ULT30とジグ単用のSoareGame改の2本。
前回のジグ・サビキではSephia S809M/Fに18.75gの5号のナス型錘りの組み合わせだったのだが、獲物のサイズに対して少し強過ぎる印象だった。そこで、今回は、少しライトな組み合わせにするために、ロッドをSoare30 S803ULT30に替えて10gのメタル・ジグを組み合わせて、16:30頃、キャスティングを開始。
そして、その2投目。
キャストして着底を待ってから、ラインを張って軽くシャクリを入れてカーブ・フォールをさせていると思い掛けずプルプルと反応が返って来た。直ぐに軽く合わせを入れて回収に掛かったが、もう一つ手応えがない。それもその筈で、針掛かりしていたのは、10cmにも満たない極小豆アジ。初っ端から本命をゲット出来たのは、幸先が良いと云えるのかも知れないが、これでは小さ過ぎる。お父さんかお母さんを呼んで来て!とそのまゝリリースしようとしたが、背後で目をランランと光らせて釣り人が釣り上げた獲物を狙っている黒猫の目力に負けてプレゼント。
豆の中に良型が混じるとの情報なので、我慢をして豆アジと遊ぶしかないと割り切ることにして、キャスティングを繰り返したが、後続がない。
群れている筈なのに、どうして・・・・・。
二人しか居ない岸壁を蟹の横這い釣法で、アジの居場所を探したが、たまに感じるアタリは全て単発で、しかも、針掛かりさせても回収する途中でフッと軽くなってバレてしまう。この様なことの繰り返しばかりで、一向に豆アジと遊ぶことも出来ず、寧ろ、遊ばれていると云った方が正解だろう。
そうこうする内、時間が経ち日没時刻を回った所でジグ・サビキを止めてジグ単をすることにして、支度に掛かった。因みにジグ・サビキでの結果は豆アジが2匹だけと、何とも寂しい限り。
18:00頃、マゴチ狙いの若者が良型カマスを獲って意気揚々と引き揚げて行き、岸壁は小生の独り占め。
沖目を狙うジグ・サビキは駄目だったが、足許を狙うジグ単はかえって良いかも知れない。
敢えて楽観的に考えてキャスティングを始めたが、1ヶ月振りの釣り場で最近の様子が分っていないことや、潮が澄み過ぎていることもあって、反応が返って来る様には、もう一つ感じられない。何をしても、やっていることに自信が持てず疑心暗鬼。
その様な状態が続いていたので、ジグ単に切り替えて30分程経った頃には、今日は駄目かも知れないと早くも弱気の虫がノソノソと動き出す始末。
この日、初めての反応があったのは18:35頃。
岸壁の間際で海中に伸びているラインの動きに、確信はないものゝ何となく違和感を感じた。そこで、念のため、軽くロッドを煽ってみると、生命反応が返って来たと云う訳で、8月4日以来1ヶ月半振りにジグ単でアジを掛けた。
しかし、サイズはジグ・サビキで掛けたアジと同じ豆アジで、正直な所、嬉しさよりもがっかりする気持ちの方が大きかった。
とは云え、釣れちゃった感の強いジグ・サビキと違って、こちらから積極的に合わせに行って掛けたものなので、釣った感があって、やはりジグ単のアジングは面白いと改めて感じた。
そして、
18:39 2匹目
18:57 3匹目
19:01 4匹目
とまずまずのペースで釣れ、この調子で豆アジと遊んでいる内に、お土産サイズも来るだろうと思ったが、その後はパッタリと反応が消えてしまった。
19:40頃、IKOKさんが登場。
調子が良い時ならいざ知らず、今回の様に釣れていない時に、唯一人黙々とロッドを振っているのは、如何にも寂しい。そんな所に仲間がやって来たので、勇気凛々。気分も新たにアジングに打ち込めると云うもの。
IKOKさんは、小生の隣りに釣り座を構えてエギングを開始。昨年もこの頃から新仔ながらアオリイカを獲っていたので、ソロソロ時期じゃないかと試してみるとのこと。
そして、暫くしてから見事にシリヤケイカを掛けた後、入り口に場所移動して行った。
小生は、元の場所でアジングを続けたが、ロッドを引っ手繰る様な大きなアタリなども忘れた頃にあったが、豆アジと見えて針掛かりさせられず、空振りしたり、あるいは抜き上げに失敗してポロリと落としたり。
今回は、一応豆アジ対策として、針の小さなジグヘッドも持参してはいるが、混じって来るかも知れないお土産サイズを確実に取り込みたいと考え、針のサイズは落としていないのだが、サイズを落とすべきかetc悩みながらキャスティングを繰り返し、5匹目の豆アジを抜き上げたのは、4匹目を獲ってからかれこれ1時間後の19:54。
その後は、忘れた頃の反応もなくなってしまい、21:00過ぎ、疲れ果ててIKOKさんより一足早くStopFishingとした。
と云う訳で、今回もストレスが溜まる釣りになってしまったが、忘れかけていた魚とのやり取りが、何とか出来ただけでも救いだったと云うべきだろう。
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