2025年釣行記(02) – AJ
2025/01/09
日 時:01月09日(木) 16:10~20:40
潮回り:長潮(↓↑)
場 所:KMI’s
海水温 : 12.5℃
釣 果:アジ x 2
同行者:単独、(FJKWさん、IKOKさん)
予報によると、西の風が5m/sとかなり強めに吹くとのこと。真冬のこの時期に冷たい風に吹かれるのは辛い。それでも釣果が上がるなら我慢も出来るが、仲間からの情報でも厳しい状況しか伝わって来ない。にも拘わらず、行きたい気持ちは強く行くべきか、行かざるべきかまるでハムレットの心境。
しかし、KMI’sは東に向いているため、西風であれば背後から受けることのなるので、何とかなるだろうと都合の良い言い訳を見付けて、兎に角、現地に行ってみることにした。
15:45頃、現地に到着。
車から出てみると、かなり強めの風が吹き抜けている。この分じゃ、無理かな・・・・と思ったが、それでも、岸壁に出てみなければ判らないと諦めの悪いこと。
正月休みが開けたばかりのウィーク・デイのこんな状況の中、釣りをするもの好きは居ないだろうと思っていたが、最奥でロッドを振っているアングラーの姿がある。近付いてみるとそのアングラーはFJKWさんで、新年の挨拶を交わした後、小生は隣りの事務机前に釣り座を構えた。
この岸壁の主の黒猫にオヤツをあげたりしながら、準備に取り掛かっている所にIKOKさんが友人を伴って登場。暫く4人で情報交換をしたり黒猫の相手をしたりした後、IKOKさん達は入り口に戻って行って、2025年初のKMI’sアジングを始めることにした。
この日のタックルは、SlatyStage改のロッドに1.0gのJHの組み合わせで、16:10頃、キャスティングを開始した。
背後から吹いてくる筈の風は、右手から吹いて来たり強くなったり弱くなったりで全く落ち着かない。キャストした後のラインを見ても、右に吹けたかと思うと直ぐに左に吹けたりして、やり難くて仕方がない。
ラインの動きを少しでも落ち着かせようと、JHを1.2gに重たくして何投目かのこと。
キャストした後にテンションを掛けてフォールをさせていると、いきなりブルブルと反応が返って来た。突然なことで些か泡を喰ったが、何とか抜き上げたのは、20cmに少し足りない位の本命のアジ。時刻は16:26のことで、真冬のこの時期のまだ明るい時間帯に来るとは思いもしなかった。向こう合わせ的で釣れちゃった感満載の獲物だったが、2025年初のアジングでボーズを回避出来たことが殊の他嬉しく、年甲斐もなく思わず来たよ~!!と大きな声を上げてしまった。
この1匹を見て、小生のみならず他の3人も俄然やる気を出してアジの反応待ったが、何も返って来ない。
落ち着きのない風は相変わらず強く吹いている。上半身や下半身は何枚も重ね着をして寒さ対策を講じているが、指先だけは剥き出しになっているため、ジンジンと冷たくなって来る。
それでも、返って来るかも知れない反応を待ってキャスティングを繰り返したが、梨の礫。
19:00少し前になって隣りのFJKWさんが引き揚げ、その直後にIKOKさん達も引き揚げて行って、岸壁には後期高齢者の小生のみが居残った格好。
好調に釣れているならまだしも、こんな状況下で一人釣りをするのは辛く寂しい。小生も引き揚げようかと考えたが、時刻はまだ19:00。せめて20:00までは頑張ってみようと考え直して、キャスティングを繰り返した。
しかし、老いの身体に鞭打って続けても何も反応がなく、暖簾に腕押し状態が続くばかりで、頭の中には20:00までは・・・の言葉が浮かんでは消え、消えては浮かんで来る始末。
19:30近くになって、幾分風が弱くなって来て釣り易くはなったが、相変わらずアジの寄りはなく、前回、煩く付き纏っていた水鳥の姿も見えない。
この日、2回目の反応があったのは19:37のこと。
惰性でキャスティングを繰り返している様な状況だったが、コツとはっきりと伝わって来た反応に反射的に腕が動いて、何とか2匹目をゲット。20cm近いまぁまぁサイズで、これで老夫婦の食卓用の土産に出来ると一安心。
こんな時刻に来たのだから、群れが回って来たかのではないかと期待をして後続を期待したが、どうやらこのアジも単独行動をしている一匹狼だったと見えて、これっきり気配もない。
その内、遊覧船が遠くに姿を現し、眼の前を通過して背後に消えていっても、何も変化は起きず、結局、20:40頃、遂に精魂尽きてStopFishingとして、2025年初のKMI’sアジングを終えた。