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2024年釣行記(85) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:12月26日(月) 16:50~21:50
潮回り:若潮
(↓)
場 所:KMI’s
海水温 : 14.8℃
釣 果:アジ x 9
同行者:IKOKさん、(NKYMさん)

この所、メバル調査が続いていたので、久し振りにKMI’sアジングをする積りでいたが、予報では北西の風が1~3m/s。12月も下旬に入ったこの時期に冷たい北寄りの風を受けるのは、例え弱い風であっても辛いものがある。しかも、暖かいお日様のない夜間のこと故尚更で、どうしようかと迷っていた。
所が、昼間に買い物で外出してみると、暖かく穏やかでこれなら大丈夫かも知れないと、その気になって帰宅した。すると、IKOKさんからも、潮回りは良くないが、風は問題ないでしょうとの連絡が入っており、背中を押された格好で行くことに決定。

現地到着は、16:20頃。
岸壁には、入り口に見知らぬアングラー、最奥NKYMさん、そして最奥の奥モジャモジャ君と先行者は3人しか居ないが、生憎、目ぼしいポイントは埋まっている。そこで、NKYMさんの隣りに入れて貰って、準備に取り掛かった。
そして、準備をしながら周囲の様子を伺うと、風は、予報と違って微風と云って良い程で全く気にならず、海は波もなく穏やか。これでアジのご機嫌が良ければ、云うことなし・・・・。

SaltyStage改のロッドに1.0gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたのは、この岸壁の主の黒猫にオヤツをあげたりして、時間が掛かったため、少し遅くなって、16:50頃。

湾奥のアジングはソロソロ終盤戦。仲間から寄せられる釣果情報も、一桁ばかり。手練れの腕をもってしても、2桁が難しい時期に入っているので、直ぐに、反応が返って来るとは思いもしなかったが、それでも、心の何処かでは反応が返って来るのを期待してしまうのは、アングラーの性。

17:30頃、NKYMさんアタリがないと云って、片付けに入ったので、その後の最奥に移動し仕切り直しのキャスティングをしてみると、何か違和感がある。
ひょっとすると、寄って来ている・・・?
背後ではNKYMさんが片付けの真っ最中なので、彼の目の前で釣り上げるのは、見せ付ける様になって仕舞い、具合が悪いし申し訳ないと思ったが、反射的に腕が動いて、この日、最初の獲物をゲット。時刻は17:35のことで、サイズは18cm程。
これは、背後で物欲しそうな目でジッと獲物を見ている黒猫にプレゼントして、後続を狙うことにした。

そして、17:4117:43に続けて18cmクラスを2匹追加。
今日は、調子が良い日に当たったのかも知れない・・・・とその後の展開を期待したが、その後は、ピタリと反応が消えてしまった。
このまゝ終わったとしても、この時期なら仕方がないか・・・と半ば諦めの境地になったが、釣りは始めたばかりで気力も体力もまだまだ残っている。その内、反応が返って来るだろうと思いつゝキャスティングを繰り返したが、約30分後の18:15にやっと来てくれただけ。しかし、これは単発の交通事故で、又々、何の変化もない状況に戻ってしまった。

次に反応が返って来たのは、19:00
やっと来たと喜んだが、掛かっていたのは久し振りに見る豆アジで、ガックリ。それでもキャスティングを繰り返し、19:126匹目をゲット。その後もポツリポツリと忘れた頃に反応があって、19:409匹目を抜き上げた。
こうなると、何とかつ抜けをと考えるのは、アングラーとしては自然なことで、キャストする腕に力が入ろうと云うもの。しかし、19:45頃にIKOKさんと彼の友人の二人連れがやって来た頃には、又々、気配が消えてしまった。
それでも、同好の士が来たことで気分も改まり、いつ来るかも知れない反応を待ちながらキャスティングを繰り返した。しかし、奇跡は起きず仕舞い。

そうこうする内、21:00頃を廻った頃から、北風が吹き出して来た。
それまでは冬には珍しく穏やかな天候で快適だったため、冬の夜釣の最中であることもすっかり忘れていた。しかし、この北風に一気に現実の世界に引き戻された格好で、身体はアッと云う間に冷えて来てしまった。
それでも、アジの反応があれば、北風に負けずに何とか粘れたが、19:409匹目を獲って以来1時間以上もの間、音沙汰がない状況が続いていたため、粘る気力も湧いて来ず、21:30頃、IKOKさん達を置いて引き揚げて来た。

所で、この日のリールはAldebaran BFS XGを使ったのだが、これまでになくライン・トラブルが多発して往生した。
ベイト・リールでのライン・トラブルと云えばバック・ラッシュが通り相場だが、この日のトラブルはそれとは違って、ラインがスプールとボディの隙間に入り込んだ上スプール・シャフトに巻き付いてしまうトラブルだった。
これまでも同じトラブルを経験したことはあったが、これ程頻発することはなかった。結局、最後にはシャフトに巻き込んでいることに気が付かずに、ハンドルを回し続けたため、どうにも出来ず、予備のスプールに取り替えてアジングを続けた。
この時に使用していたラインは、おろしたての0.3号の月下美人 TYPE-E 白だったが、これまで使っていたエステル・ラインよりも少し硬い印象があった。そのために、ラインには巻き癖が付いていない上、ラインを回収する際も、1g前後の極軽いルアーを使っているためテンションが掛からず、どうしても緩んでしまう。そして、その緩んだラインがスプールとボディの隙間に入り込んでしまうのが原因ではないかと思う。
と云う訳で、新しいラインを使用する際は、ラインにテンションを掛けながら回収することにも気を配る必要があると反省した次第。

更に、もう一つ・・・・。
この日は珍しく、3羽の海鳥が付近をウロウロとし海中に潜っていた。大きさはカイツブリ程度どそれ程大きくはなかったが、追っ払っても少し沖に移動するだけ。
海面をウロウロとしているだけであれば、キャスティングの邪魔になるだけだが、潜るとなると魚を追い掛け回している筈。となると、アジは散ってしまうだろう。
居残りをしたIKOKさんの情報では、海鳥が居なくなってから、アジの反応が増えたとのことなので、やはり、影響していたと考えるべきだろう。
何処から飛んで来たのか知らないが、出来ればこの様な湾奥の釣り場に来ないで貰いたいものだ。

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17:35 1匹目
17:41 2匹目
17:43 3匹目
18:15 4匹目
19:00 5匹目
19:12 6匹目
19:18 7匹目
19:32 8匹目
19:40 9匹目