2023年釣行記(33) – AJ
2023/06/20
日 時:06月20日(火) 18:30~22:10
潮回り:中潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 16
同行者:単独
潮汐表を見ると、日没時刻の19:00頃に満潮となる中潮の潮回りで潮位は高い。しかも、南東の風が2~3mの予報。風向きが南西であれば申し分のない所だが、MHR-KGNであれば、それ程気にすることもないだろう。
と云う訳で、久し振りにMHR-KGNに行こうと考えていた。
しかし、何となく熱っぽく感じたりすることがあって、もう一つ体調がピリッとしない。こんな状態で1時間近くも高速を走るのは、避けておいた方が良いだろう。
そこで、行き先を替えて近場のKMI’sに行くことにした。
18:00頃、現地に到着。
岸壁には、入口付近にカップルのアングラー、最奥には府中からの賑やかな二人組のアングラーがいて、何本もの長い竿を出して岸壁の半分程を占拠している。この二人組は何度か会っているので顔見知りだが、出来れば関わりを持ちたくない連中なので、小生は中央付近の入り口に寄った所に釣り座を構えて準備に入った。
今回の先発は、BlueCurrentⅢ 53/Bのロッドと月下美人 AirTW 8.5Rのリールの組み合わせ。これは今回始めての組み合わせだが、最近のアジングではEmeraldas改のロッドに、リールはAldebaran BFSの組み合わせばかりだった。この組み合わせを使い込んだことで、ある程度の結果が出せる様になった所で、別の組み合わせを試してみたかったのがその理由。
と云う訳で、BlueCurrentⅢに月下美人 AirTWをセットして、1.0gのJHを結びマグネット・ブレーキの調整に入った。この調整は、岸壁の際に立ってする必要はなかったのだが、これは今だから云えることで、この時は、極々自然に海に向かってしていた。そして、ブレーキのダイヤルを何度か回して、ブレーキの調整をしていると、ポチャンと何かが音を立てて海に落ち、海面には小さな波紋が広がっている。
何が落ちたのだろう・・・・?と思いつゝ手元を見ると、リールのサイドプレートが無くなってしまっている。
ああ、しまった!!と思っても後の祭り。
ショックで暫くは茫然自失の状態だったが、気を取り直してAldebaran BFSを組み合わせることにして、改めて準備に入った。
そんな所に、
失礼します。隣りに入らせてもらっても良いですか・・・?
と声を掛けられた。
声の方向を見ると、初めて顔を見る若者がニコニコして立っている。釣り場で、こんなに気持ちの良い声掛けをされることは滅多にないので、大失態をやらかしたことも吹っ飛んでしまって、どうぞ、どうぞ!!。
この日のキャスティングの開始は、18:30頃。
前回は、明るい内から反応があったのだが、この日は無反応。それ所か、最奥に陣取っている府中の連中のラインが、潮に流されて、小生の正面を通り越してその先にまで伸びている。
いくら何でもこれでは釣りが出来ない。府中の連中にクレームをして、ラインを回収しては貰ったが、何とも気分が悪い。
そんな時に、ふと入り口付近を見るとカップルの姿が消えている。と云う訳で、直ぐに場所移動を決行。
風は、右手から左手方向へ強めに吹いており、潮は逆に左から右手へかなり早くて、やり難くい。それでもアジが回って来れば、やり難さも半減するのだが、音沙汰は全くない。
この日、最初の反応があったのは、19:40頃。モゾとしたアタリに上手く反応出来、20cm強のサイズをゲット。
ようやく回って来た!!と後続を期待してキャスティングを繰り返したが、はぐれアジだったと見えて、2匹目をゲットした20:42までの1時間は、全く無反応。
その間は、余りにも反応が返って来ないので、ボーズ逃れが出来ただけでも良しとしなければと自身に云い聞かせている始末。
しかし、2匹目をゲットした20:42を皮切りに、状況が変わって、
20:47 3匹目
20:51 4匹目
20:55 5匹目
20:58 6匹目
21:01 7匹目
21:03 8匹目
21:05 9匹目
と入れ掛かりまでは行かないが、テンポ良く反応が続き、21:14にツ抜けを達成。
その後は、若干間遠くなったものゝ退屈しない程度の間隔で、コンタクトがあって、
21:26 11匹目
21:34 12匹目
21:49 13匹目
21:54 14匹目
21:58 15匹目
22:03 16匹目
を数えた所で、予定時刻を回ったので、StopFishingとした。
この日は、お持ち帰りをしないノー・クーラー・デイだったので、釣ったアジの内4~5匹は、隣りの若者にプレゼントし、その他は全てリリースしたのだが、こう云う時に限ってサイズが良くなっている。前回は、釣り上げる度にもう一回りサイズが大きければ・・・と思ったのだが、今回はそのようなこともなくプレゼントした若者も喜んでいたし、リリースすることが勿体なく感じた。
これも巡り合わせなので、仕方がなく、ある意味でないもの強請りの類いだが、次回は是非良いサイズのアジをお土産にしたいものだと思った次第。
所で、今回もラインの動きでアタリが取れたのが、数回あった。
チョンチョンとロッドのティップを揺らした後に、フッとラインが緩む変化に合わせを入れると、ググンと生命体の動きが伝わって来て・・・・。
チクッとした小さなアタリを取るのがアジングの醍醐味だが、こんなラインでアタリを取るのも面白いと改めて感じた次第。