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2022年釣行記(05) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:02月07日(月) 17:30~20:10
潮回り:小潮(↑)
場 所:FKUR-WN→MHR-KGN
釣 果:メバル x 2
同行者:単独

予報では、月曜・火曜とも夜は3m程の北風が吹くとのこと。
と云う訳でMHR-KGNは諦めて、北風に強い釣り場として目を付けていたFKUR-WNに行ってみることにした。

初めての場所なので、明るい時間帯に着いて全体の様子をチェックしたいと考え、少し早めの16:00頃に自宅を出発。所が、途中で渋滞に巻き込まれてしまい、30km足らずの距離にも拘わらず、現地に到着したのは日没時刻を過ぎた17:20頃。
直ぐに岸壁に出たが、暗くなり始めていて、周囲の様子が良く分からない。それでも、少しでも様子を掴んでおこうとチェックしてみると・・・。

先ず、問題の風だが、残念ながら(?)そよ風程度しかない。予報が外れた可能性がなくはないが、予報通りとするならば、立地条件によって北風が遮られている筈で、この点は目論見通りと云えそう。
風がないためか、海面にはさざ波が立っているだけで、如何にも深い湾の釣り場と云った雰囲気。

岸壁から足許を覗き込むと、水深が殆どない。事前に情報としては得ていたが、これ程とは思わなかった。そして、岸壁の壁は垂直になっているのではなく、海側に少し斜めに傾いて入っており、しかも、海面付近には20~30cm幅の犬走りが張り出している。そのため、ルアーをピック・アップする際には、気を付ける必要がありそう。

背後に走っている道路には、街灯が設置されている訳ではないが、倉庫と思われる建物の防犯灯の灯りで、ヘッドランプが不要と云う程ではないものゝ、MHR-KGNよりも明るく感じた。

岸壁の縁には手摺が設置されていて、安全性は確保されているが、これが少々高過ぎる。小生の脇の下までの高さがあって、長いロッドを使う分には問題はないだろうが、短いロッドを扱うメバリングアジングには少々やり難い。しかも、海面からも少し高過ぎるきらいがある。

とまぁ、さぁと見渡した感想で、第一印象としてはもう一つの感が強い。
とは云え、期待通り釣れれば、正反対の印象に変わってしまうので、好い加減なものだが・・・・。

Tenryu改のロッドに0.8gのJHで、17:30頃、キャスティングを開始。
初めての場所のため、円な瞳の可愛娘ちゃんの溜まり場が何処にあるのか見当も付かないので、最初から蟹の横這い釣法で移動しながらの釣りになったが、全くコンタクトがない。

この日、最初にロッドを曲げてくれたのはこの。実釣開始後、丁度1時間経った18:40頃のこと。
初めての場所で来た最初の1匹なので、嬉しいことは嬉しかったが、13cm程の幼い顔付きをしたロリ・メバルに嬉しさも半分と云った所。

お父さんかお母さんを連れて来て!と写真の撮影後直ぐにリリースして、キャスティングを繰り返したが、音沙汰がないまゝ。

2匹目が来たのは19:10頃のことで、1匹目を掛けてから30分程の間は、何もコンタクトがなかった。
しかも、サイズは大き目のネンブツダイと云った所。

風は、相変わらず微風状態が続いており、予報が外れたのではないかとの思が強くなって来た。こうなるとホームのMHR-KGNが気になって仕方がない。

このFKUR-WNで粘っても、水深がない場所だけに、サイズ・アップは望み薄だろう。それでも、もう少し頻繁にアタリがあれば良いが、それもたまのアタリを拾うだけ・・・・・。

結局、19:30を回った頃、思い切ってMHR-KGNに転戦することにした。

MHR-KGNに到着したのは19:50頃。
駐車スペースには、前回と同じ様に殆ど車が止まっていない。はやり北風を敬遠したと見える。それでも、一縷の望みを抱いて、車を降りてみると、吹いてはいるがそれ程強くもない。

これなら、釣りは出来そう。
気を良くして岸壁に出た所、斜め右前方から冷たい風がビューと噴き付けて来ており、人影は全く見えない。風に吹かれた海はバシャバシャと波立っており、テトラ帯と岸壁の中間付近には泡が帯になっていて、メバリングには厳しそう。
しかし、折角、来たのだからと、未練一杯の気持ちでキャストしてみると、ググンとコンタクトがある。これまでのMHR-KGNでの結果やこの日の状況からアタリがあるとは思いもしなかったが、これにはビックリ。
そして、2投目にも明らかな反応が帰って来た。

ヨシ!!
アタリがあるなら、寒さなんて何のその・・・・。

冷たく吹き付けて来る北風を我慢して、キャスティングを繰り返したが、折角、その気になったのに、コンタクトがなくなってしまった。その代わりに、キャストの度に吹き寄せられたゴミが針掛かりして、煩くて仕方がない。
すると、北風を我慢してまでキャストを続ける気持ちも、呆気なく吹き飛んでしまって、20:10頃、StopFishingとした。

所で、引き出しの一つにしようと目論んでいたFKUR-WNだが・・・。
1度だけの釣行で結論を出すには早計かも知れないが、引き出しにするにはもう一つポイントが足りない様に思う。とは云え、引き出しにしないとするにも、決め手に欠ける印象なので、次回は潮位の高い時期に行き、その結果にしようと思う。