2021年釣行記(71) – HG
2021/11/29
日 時:11月29日(月) 05:30~13:30
潮回り:長潮(↓↑)
場 所:CHTNRZKME、JGSM-GNPK、(SHYSHME)
釣 果:カワハギ x 0、ハゼ x 2
同行者:YGWさん
ハギングについては、今回でまだ4回目。YGWさんも2回目とハギングについては、双方とも初心者だが、何故かカワハギに燃えている二人でコラボ・ハギングをすることになった。
05:00頃、現地で落ち合う予定だったため、03:40頃車に乗り込んだ所、夜露にフロントとリアの窓が真っ白に曇っている。ついこの前までは暑い、暑いを連発していたのに、冬になったんだなぁと柄にもなく感慨にふけながら、ウィンドウの曇りを拭うべくワイパーを動かしたのだが、フロント側はガリガリと音がするだけ。車載温度計を見ると5℃なのだが、もう夜露が凍っているのに、びっくり。
久し振りに、デフロスターを入れて凍り付いた夜露を融かしながら、車を走らせ、05:00を少し回った頃先着していたYGWさんと合流。
この頃の日の出時刻は06:30頃なので、辺りはまだまだ暗いが、沖向きの人気ポイントには既にアングラーの黒い影が見える。
YGWさんと小生は東向きに釣り座を構えて、先ずはアオリイカを狙うためにエギを結び、キャスティングを開始。
風は左から右への北風だが、それ程強くはないので、状況としてはマズマズだが、兎に角、寒い。日中は小春日和になるとの予報だったので、少し油断をしていたが、もう真冬支度が欠かせない時期になったことを痛感した次第。
キャスティングを初めて程なくして、YGWさんがスミイカを掛けた。いつもなら、そんな場面を見ると、小生も何とかして・・・・とファイトが湧くのだが、この時は、どう云う訳か、もう一つ燃えて来る物がなかった。
時間が進み、正面に見える東の空に太陽が上り始めて所で、本日のメイン・ターゲットに狙いを替えて、改めてStartFishing。
この日の小生のハギング用のタックルは、Tenryu改のロッドに3本針の胴付き仕掛け、錘は2号を選択。
ネットで推奨されている堤防ハギング用の仕掛けは、4~5号の錘にラインはPEの1.0号程度を使っていることが多く、結構、ごつい仕様になっている。所が、ロッドはアジングやメバリング用のロッドでも良いとあって、小生としては、ロッドと仕掛けのバランスがもう一つ良くない様に思えて仕方がなかった。
加えて、前回の結果から、アジング・ロッドに軽い仕掛けでやれば、ワッペン・サイズの可愛いカワハギでもスリリングなやり取りが楽しめるのではないかと考えた。そこで、今回、アジング用としては重たいが、ハギング用としては軽いタックルで、一日を通すことにした。
YGWさんは足許、小生はちょい投げで少し沖目を狙って開始。
ハギングと胸を張って云うためにも、ルアーで釣りたいので、最初はパワーイソメを付けた。すると、何投目かでブルブルと感じるアタリがあって、この日初めての獲物の感触。しかし、引き具合が軽くて、本命のカワハギではないことは直ぐに判った。何が来たんだ?と思いつゝ抜き上げると、そこには惚けた顔のハゼがぶら下がっていて、がっかり。それでも、外道とは云え魚が居ることが判って、まだまだ余裕を持っていた・・・・。
隣りのYGWさんには、アタリはあっても針掛かりさせられず、苦労している様だが、ようやくワッペン・サイズとは云え、本命のカワハギをゲット。
そのカワハギに触発されて、気持ちを入れ直して沖目を狙っていたが、アタリは感じられず、その頃にはパワーイソメを諦めてアサリを使っていたのだが、そのアサリも残ったまゝで戻って来る始末。
その内、日が昇り暖かくなって来て快適な状況にはなったが、海からは何のコンタクトもない。それどころか、海面に反射した太陽が眩しく目眩まし状態に、俯向いて黙々と軽いリフト&フォールを繰り返して、カワハギに気を引こうと頑張ったが、一向に振り向いてくれる気配がない。
これに堪らず、プチ移動をして気分転換を図ったが、結果は出ず仕舞。
余りにもコンタクトがないので、大きく場所を移動することにして、JGSM-GNPKにやって来たが、こちらでは更に状況が悪くて完全に無視され、逆に手作りの集魚板共々仕掛けを根掛りロスト。
そして、藁をも掴む気持ちで、小生の実績場所であるSHYSHMEに移動したが、入れる場所がなく、顔見知りの八王子の御仁と情報を交換した後、朝に入っていたCHTNRZKMEに戻って来たが、やはりこれも悪足掻きで、YGWさんが大きなフグを掛けたのを現認して、13:30頃、StopFishingとした。
と云う訳で、この日はカワハギからのアタリは一つも感じられず、軽いアジングタックルでハギングを愉しもうとする目論見は見事に外れて、完全試合を喰ってしまう結果になってしまった。
急に寒くなった影響で、口を使わなくなったのかも知れないが、いずれにせよ、陸っぱりハギングは終盤戦に掛かっていることは確実だろう。とするとチャンスは余り残されていないことになるが、近々、リベンジを果たしたいと思っている。