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2021年釣行記(69) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:11月23日(火) 17:15~21:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2
同行者:単独

早くも先生が走り回る月が目前に迫って来て、ソロソロ円な瞳の可愛娘ちゃんも動き出し始めている頃だろうMHR-KGNでのメバリングを予定していたが、生憎、予報では西南西の風が5~6mとのこと。となると、横風になるのでやり難くなる。しかし、UMB-FP刀狩りであれば、フォローの風になるので、寧ろ、有利に働く筈。
と云うことで、メバリング刀狩りかどちらにするか迷った。
しかし、この日は勤労感謝の日に当たるので、刀狩りUMB-FPは激混みになっているだろうし、冷蔵庫にはまだタチウオの在庫があるとのことだったので、MHR-KGNの状況を調査することに落ち着いた。

現地到着は17:00頃。
程なくして満潮を迎える時刻なので、潮位はほゞ最高潮に達しているため、テトラ帯は海中に沈んでいて、障害物の見えないMHR-KGNの海が大きく広がっている。波は殆どなく穏やかだが、時折、ウネリが入って来る程度。
風は、強く吹くとの予報にも拘らず、岸壁ではそれ程もなく、釣りをするのに余り気にする必要はなさそうで、一安心。

岸壁の様子を見ながら宵姫 爽 S58FL-Solidを手にお気に入りの60番スポット付近に向かったが、途中で、気が変わりへの字カーブの手前の40番スポット付近から調査を開始することにした。
40番スポット付近からへの字カーブまでの間は、過去にロッドを振ったことはほゞ皆無と云って良いポイントだが、可愛娘ちゃん達の居場所が変わっている可能性もあるため、念の為、蟹の横這い釣法でテンポ良くチェックしようと云うもの。

潮の高さを考慮して0.8gのJHをチョイスして、キャスティングを開始したのは17:15頃。
その日の調子を占う最初の数投は、期待と不安がないまぜになってドキドキもので、これはどんな時でも同じだが、今回は半年近くも間が空いているので一際その感が強い。

次は来るか、次は来るかと期待してキャストを繰り返したが、期待に反して、何も気配が感じられない。そこで、予定通りキャストして3歩移動し、又キャストして3歩移動・・・・を繰り返して何とか可愛娘ちゃんの居場所を探したが、梨の礫
こうなるとお気に入りの60番スポット付近をジックリとチェックしたくなる所だが、生憎、その付近には先行者の姿があるので、仕方がない。60番スポット付近を飛ばして62番スポット付近から、調査を再開。
しかし、状況は変わらないまゝ。
否、可愛娘ちゃんばかりでなく、メバリングには付き物のカサゴソイからのコンタクトもなく、早くもボーズの文字が頭に浮かんで来る始末。

そんな状況で67番スポット付近に来た時、この日初めてのコンタクトがあって、待ちに待った可愛娘ちゃんを手にすることが出来た。
実釣を開始して1時間も経った18:40頃のことで、サイズはMHR-KGNのアベレージに足りない15cm位だが、今シーズンの幕開けを飾る嬉しい1匹。
しかし、気に入らないのはアタリの出方で、この時のアタリはジワーッと重たくなっただけの違和感しかなく、釣った感のないアタリだった。
この日のここまでの状況を考えれば、アタリの出方を云々するのは、贅沢の極みだとも云えるが、小生にとっては、MHR-KGNは、サイズはなくても数を釣って楽しめる癒やしの釣り場の位置付けなので、やはりコンと感じるアタリを掛けに行ってものにしたい。
とは云え、ようやく可愛娘ちゃんたちが動き出した気配に、キャストする腕にも自然に力が入ろうと云うもの。

そして、その後の2投目か3投目で、またもや同じ様なジワーッと感じるアタリがあって、MHR-KGNでは珍しい23cm程の良型。
これに気を良くして、キャスティングを繰り返したが、その後は元の状態に戻ってしまって、完全にダンマリ状態。

余りにも気配がないので、プラグを投げたり、JHを重くしたり軽くしたり、はたまたワームを替えたりと色々と可愛娘ちゃん達の気を引こうとやって見たが、どれも無視。
この日は凸部の手前までを調査する積りだったが、こんな状況に堪らず、凸部の先にまで足を伸ばしたが、これも悪足掻きに終わり、19:50頃、118番スポット付近から折返しに入った。

この頃になると、潮位が下がって、テトラ帯の頂上が所々海面から頭を出し始めて来ていた。この様な一寸した変化でも状況が変わる切っ掛けになることは、良くあることなので、これまでが極端に悪かっただけに、藁を掴む心境でコンタクトを待ったが、これも期待外れ。

そうこうする内、20:30頃から、西風が強く吹き付けて来て、身も心も寒くなり、21:00頃、StopFishingとして、肩を落として帰路に着いた。