2020年釣行記(52) – TC&AJ
2020/11/09
日 時:11月09日(月) 16:30~22:00
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独
エギングで右肘を酷使して以来10日経って、ようやく、昨日あたりから痛みが薄れて来てヤレヤレ。しかし、そこで安心して又使い過ぎると元の木阿弥。ここは、暫く自重して釣行は控えめにするのが賢者の道と思っていた所に、密林に注文していたSephia SS S706ML-Sが配達されて来た。
このロッドは、前回のエギングで使ったSephia S806ML-Sのショート・タイプが欲しくて、WEBを徘徊していた際に見付けて反射的にポチッとしていたもの。ポチッとしたのは、肘の痛みが出る前だったので、スピニング・ロッドであることに何も疑問を持っていなかったが、肘のことを考えると、左手で何とかキャスト出来るベイト・ロッドにしておいた方が良かったかも知れないと痛みのあった配達されたその時は、そう考えていた。と云う意味で、このタイミングで届けられたのが良かったのか悪かったのか・・・・。
そう思いはしたものゝ、新しい玩具が手に入ると、直ぐにでも遊びたくなるのは、常人であれば誰にでもあることで、小生もモヤモヤしていた。が、肘の痛みも軽くなって来ていることもあって、すっかりその気になって天気予報をチェックしていた。
すると北風が3~4mで吹くとのこと。
であればフォローになるFRYが良さそうだが、以前、タチウオの餌釣りに面白くない思いをしたこともあって、何となく気持ちが向かない。DKKでは横風になるが、岸壁の高さがないので、何とかなるだろう。
と云う訳で、DKKでタチウオをメインにして、肘休めにアジを狙うことにした。
現地到着は、16:00頃。
岸壁の入り口から眺めると、大勢のアングラーが盛んにロッドを振っていて入る余地が殆どなさそうに見える。そこでFRYに場所を変えようかと考えながら岸壁を奥に進むと、丁度中央付近に、少し広めのスペースがあったので、隣りのオッチャンに断わって、取り敢えずそこに釣り座を構えることが出来のだが・・・・・。
今回はタチウオが主役なので、取り敢えずSephia SS S706ML-Sにラインを通して、サンマの切り身とワームのハイブリッド仕様のテンヤを結んで、まだ明るい16:30頃、キャスティングを開始。
風は右から左に少々強目だが、タチウオ・テンヤにはそれ程支障にはならなさそう。
セオリー通り、一旦、底を取った後、軽くシャクッてテンション・フォールを何回か繰り返していると、何やらジワーッと重たさが伝わって来る。
ノッケから来たか・・・・・・?
少しでも生命体の動きを感じたら、合わせを入れよう。
慎重にリーリングをしたが、只、重たいだけで、なんだ、ゴミかと思ったその時、隣りのオッチャンから、祭ってるじゃないかとの怒号。
小生は、真正面にキャストしたので、祭ることはないと思っていたのだが、どうやら、右側のオッチャンのラインが大きく小生の前にまで吹けて来ていた様子。
後から入って来てキャストをした小生にも気配りが足りなかった点はあるが、隣りにアングラーが入って来たにも拘らず、自分のラインの吹け具合に頓着しなかった方にも問題があるだろう。
どちらにしろ、釣りにお祭り騒ぎは付き物で、お互い様なのに、何も怒ることはないだろう。
そう云えば、最初の挨拶に対しての返事もブスッとしたものだったが、思い返して見れば、あれは小生を拒絶する意思の表れだったのかも知れない。とすると、その意思を汲まずに隣りに入った小生が悪いと云うことになるが・・・・。
これに嫌気が差して、その場を退散して、奥のアングラーの間に座って、両側の二人の様子を見ながら、FRYに転戦するか、どうしようかと考えていた。
そこは、怒鳴られた場所の2/3程で、仲間内なら問題はないが、他人同士だとちょっと入り難く感じる程の間隔しかなかったが、奥側の若者が、
釣り、しないんですか?
する積りで来たけれど、場所がないので・・・・・。ここは少し狭いしね。
すると、大丈夫ですヨ、出来ますヨ。
先程のオッチャンに、爪の垢を煎じて飲ませたい位に気持ちの良い言葉。しかも、右手の風上側のオッチャンが、浮子が流れて邪魔になったら云ってね。直ぐに揚げるから・・・・。
と云う訳で、場所を移動して改めてキャスティングを始めた。
恐らく17:00頃のことだったと思うが、その頃には岸壁のアングラー7~8人が全員タチウオ狙いで、些かビックリ。ひょっとするとタチウオ好調のニュースが流れたのかも知れない。
結果から云うと、タチウオにウロコはないので何というのか判らないが、兎に角、Sephia SS S706ML-Sの鱗付けは見事に失敗。
19:30頃にSoare改で始めたアジングも、又もやパーフェクト・ゲームを喰らって終了。
因みに、場所を勧めてくれた若者は、キビナゴ・テンヤで遠投を繰り返し、3F、3.5Fの2本をものにして20:00頃引き揚げて行き、釣ったアジを餌にしていた右隣のオッチャンは、抜き揚げに失敗したのが1回あった様子。
その他は、中央から入り口に掛けて都合4~5本程揚がっていた様で、釣り場全体で10本内外だったのではないかと思う。