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2020年釣行記(35) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:07月16日(木) 19:00~24:00
潮回り:若潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 2
同行者:tommyさん

今回は、tommyさんが新調したロッドの鱗付けの目的に加えて、心優しいMHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんに慰めて貰う目的でMHR-KGNに出張ることにした。
つまり、前回の孤島アジングでは雨風に祟られただけでなく、肝心要の白衣の天使には全く相手にされることもなく、身も心もボロボロになって引き揚げて来る結果だった。と云う訳で、ズタズタに引き裂かれた心身を癒して貰おうと、文字通り江戸の敵を長崎でを地で行く様なことを考えていた。

そして当日の午前中に天気予報をチェックした所、日付が変わる頃に、向かい風となる北に変わるものゝ、それまでは東南東の風が2mとのこと。MHR-KGNでは、東寄りの風は横風になってやり難いが、翌日の金曜日は一日中雨模様となっているので、風が2mと余り強くはないことを拠り所に、予定通り木曜日に決行することにした。

17:00頃、拙宅に到着したtommyさんの車に、小生の道具を積みこんで出発。現地到着は18:40頃。

直ぐに支度を整え、沢山の可愛娘ちゃんに会えることを夢見ながら、岸壁に出て見ると、風の向きは予報通り東寄りだが、微風で時折止むこともある程で、釣りには殆ど影響はなさそうで、ヤレヤレ、助かった。

気の合った仲間と取り留めのない話をしながら歩くと15分がアッと云う間で、19:10頃、への字カーブの先の60番スポット付近に到着し、Falcon改1.0gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。

可愛娘ちゃんのご機嫌が良い時は、直ぐにでも反応がある筈だが、ない!!
メバリングは始まったばかりで、時間はタップリある。
しかし・・・・・・・、コンタクトがない。
アレッ、どうした?

蟹の横這い釣法で少しづつ立ち位置を移動しながら、可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処にも居ない。
これは、どうした。
MHR-KGNの素直な可愛娘ちゃんでも、ご機嫌の悪い時はあるが、そんな時であっても、キャスティングを繰り返していると何かしら雰囲気は伝わって来るものだが、この日はサッパリ。

そうこうする内、悪いことに、20:00を回った頃から、徐々に風が強く吹き出して来てしまった。こうなるとラインが大きく風に吹けてしまって極端にやり難い。前回、前々回のMHR-KGNではこれ以上に強い風だったが、南が入っていたので、未だ良かった。しかし、今回は真横からの東風で最悪。
しかも、岸壁から3m程離れた所に、ゴミが1~2m幅の帯状になって切れ目なく漂っており、キャストの度に千切れたアマモがJHに掛かって来て、五月蠅くて仕方がない。
こんな状況でも、可愛娘ちゃんのご機嫌次第では、何匹かは獲れるものだが・・・・・。

21:00頃、念の為、予報をチェックしてみると、夜中まで変わらず東南東の風が2mとのこと。しかし、現場に立ってみると6~7m位はありそう。

21:30頃、最近は余り良くない凸部を越えて先に移動。こちらはテトラ帯までの距離がないので、或いはと期待したが、全く音沙汰がない。
こうなるとなす術がなく、風が少しでも弱くなってくれることを祈るだけ。

すると、年寄り二人の願いが通じたのか、間もなく風が心なしか弱くなって来た様な・・・。

そして、この日最初の可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれた。時刻は22:00頃のことで、実釣開始後5時間にして初めてのアタリ。

勝負はこれからかと思ったが、後続はなく、まるで交通事故。

その内、収まっていた風が、今度は正面からの北風に変わって、時間の経過と共に強くなって来て、最悪。

結局、74番スポット付近でロリ・カサゴを2匹獲っただけで、可愛娘ちゃんの追加はなく、24:00頃、諦めてStopFishingとした。

と云う訳で、tommyさんロリ・カサゴだけで鱗付けは成った様な、成らなかった様な、何とも中途半端に終わり、そして、小生は、江戸の敵を討つこと叶わず、返り討ちにあって白衣の天使に見放されただけではなく、円らな瞳の可愛娘ちゃんにも相手にされず、老いた心に深いダメージを受けて帰って来た。