※ 月別アーカイブ:7月2020 ※

2020年釣行記(32) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:07月07日(火) 20:00~22:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 12
同行者:単独

この所、強い南寄りの風の日が続いていて、なかなか良い条件に恵まれることがない。
前回のtommyさんとのコラボ釣行の時も、強風に悩まされたし、今週も日曜から月曜にかけては南寄りの強風と雨のために、孤島行きを断念させられた。そして、今日は南寄りの風が8~10m。明日以降も水曜、木曜とも5~8mの予報が出ていて、下手をすると今週は釣り自粛週間になってしまう。
自然現象なので、釣行出来なくても仕方はないが、それでも何とかならないかと最後の足掻きで、昼の天気予報をチェックすると、15:00~18:00頃までの間に付いていた傘マークはなくなっている。風については、南寄りが21:00頃には6m、更に22:00頃には5mと徐々に弱まる傾向になっているので、何とかなるかも知れない。兎に角、行って見よう。

早く現地に着いたとしても風が強いだけなので、少し遅めの18:00頃、自宅を出発。現地到着は19:35頃。流石に、こんな悪条件の中、釣りをしようと云う輩は居ないと見えて、駐車スペースはガラガラ。
直ぐに支度をしようと車から出ると、風向きが予報と違って、どうやら西に寄っている様子で、ビューッと強い風が吹き抜けて行く。となると岸壁では横風になって、出来ないかも知れないと思いつつも、ここで引き返せないのは釣り人の性釣り座は背後の歩道より2m近く低いので、ひょっとすると何とかなるのではと一縷の望みをもって岸壁に出て見た所、前回、tommyさんと来た時とは比べ物にならない位の強い風が吹いている。

釣りをせずに引き返すチャンスはここにもあったが、それには敢えて目を瞑って、への字カーブの先の60番スポットに急ぎ、久し振りにFalcon改を手にキャスティングを始めたのは丁度20:00。今回のラインはエステルの0.4号、JHは前回の使い回しの0.8g。
期待していた背後の歩道は全く役に立たず、強い風は左から右。但し、真横ではなく、少し斜め左からなので、斜め右に向かってキャストすれば何とかなりそう。

1投、2投してみたが、風にラインが煽られてしまってJHの位置が、もう一つ掴めない。そこで、MHR-KGNでは殆どと云って良い程出番のない1gにJHを交換してみた。思い切ってもっと重たい1.5gや2.0gを使えば、風対策には有効かもしれないが、水深のないこの釣り場では根掛かりリスクが高くなる。もっと致命的なことは、そもそも、そんなに重たいJHはMHR-KGNには持ち込んでいないので仕方がない。

そして、斜め右にキャスト・・・・。
ロッドが風に叩かれて良くは判らなかったが、何やらモゾモゾした様な・・・。
軽く合わせを入れると、明らかな生命体の反応が伝わって来て、暗い海から姿を見せてくれたのは、本命の可愛娘ちゃん。サイズはMHR-KGNのアベレージよりも大きい22cm程。
時刻は20:15のことで、条件が悪いので、何とか顔が見れれば恩の字と思っていただけに、思いの外早く結果が出て、些かビックリ。
こうなると、もう1匹、もう1匹と欲が出るのも釣り人の性
後続を狙ってキャストを続けていると、時々ながら、コツッとハッキリとしたアタリがある。ラインが吹けて合わせが遅れているのか、空振ることも多いが、21:00を回った頃には8匹をゲット。

所が、その頃から、予報では弱くなる筈の風が、益々強くなって来て、時折、足を踏ん張って堪えなければならない程に強くなって来た。幸いこの釣り場には柵があるので、落水することはないが、流石にキャストは出来ない。しかも、息継ぎの間隔が徐々になくなって吹きっぱなしの状況。それまではフッと弱くなった時を狙ってキャスティングをしていたが、こうなると待ち時間ばかりが長くなって中々ペースが上がって来ない。

この日のツ抜け達成時刻は、21:40頃。

その後は全く追加ならず、22:00頃、71番スポット付近に到達した所で折り返しに入り、途中で2匹追加した所で、StopFishingとした。

それにしても、強い風だった。あれ程の強風の中、釣りなどする物好きは居ないだろうと思っていたが、一人だけルアーマンを見掛け、何となくホッとしたのはどうしてだろう。

2020年釣行記(31) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:07月02日(木) 18:30~24:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10
同行者:tommyさん

tommyさんとのMHR-KGNメバリングでは、梅雨時の真っ最中のこと故、仕方がないとは云え、前回も前々回も雨が絡んだ天気状況だった。所が、今回は、久し振りに雨の心配の必要がない予報で、この点はラッキーだったが、南寄りの風が15:00頃には最大9mも吹くとのこと。これでは、いくら南風には強いMHR-KGNと云えども、釣りは厳しい。しかし、19:00頃には7mの強さが、時間の経過と共に6m、5m、4mとドンドン弱くなる由。
翌日の金曜日の夜は雨とのこと故順延するのも難しいので、風が弱くなると云う予報を信じて、決行することにした。

17:00頃に拙宅に着いたtommyさんの道具を積みかえて出発。現地には18:00過ぎに到着したが、今回も駐車スペースはほゞ満車。

実はtommyさんは、アジング・ロッドを新調するために、目下選定中だが、ショート・ロッドを使ったことがないとのこと。そこで、参考のため8326#1Bを使って貰うことにしているので、取り敢えずtommyさんのみ支度を整えて岸壁に出た。

岸壁に出て見ると、強い南寄りの風が、背後から吹き付けて来ていて、海面に出来た小さなさざ波が扇状に広がりながらサーッと走って行く程。ロッドが長ければ、この強い風に叩かれて釣り難いだろうが、8326#1Bは5フィートしかないのでこの点は問題はない。寧ろ有利と云うべきだろう。
キャストの仕方や注意すべき点などを説明し、数投して貰い問題がないことを確認した上で、tommyさんにはそのまゝへの字カーブの先の60番スポット付近に先行して貰い、小生は車に戻って、改めて釣り支度をして後を追った。

チューブラー・ティップのSSQC-742LT-BF-KRでキャスティングを始めたのは18:30頃。
すると2~3投目で、グングンとアタリがある。
今日も、幸先が良いぞ!!とほくそ笑みながら抜き揚げると、掛かっていたのは円らな瞳の可愛娘ちゃんではなく、MHR-KGNでは初めて目にするサイケな色をしたアナハゼ君で、ノッケから外道にガッカリ。
丁度その頃、61番スポット付近に入っていたtommyさんカサゴを掛けており、二人揃って外道での幕開けとなった。

前回の様な濁りも入っておらず、日没時刻を過ぎて徐々に暗さが増して来て、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来。集中力を高めて可愛娘ちゃんからのコンタクトを待ったが、まるで音沙汰がない。MHR-KGNでは出足が遅くて20:00を回った頃からアタリが出始めることも、往々にしてあるので、時間的な問題かと思ったが、その時刻を回っても、コツリとも来ない。

おかしいなぁ。どうしたんだろう・・・・?
どんな時でも、何かしら信号を送って来て呉れていたのに、何処かに雲隠れしてしまった様子で、何の違和感も感じられないまゝ時間だけが過ぎて行く。
小生がこの日初めて可愛娘ちゃんとご対面できたのは、20:45頃のことで、実釣開始2時間後のことだった。
やっと、可愛娘ちゃんが動き出したか?
後続を期待したが、その後は全く気配が伝わって来ない。こうなると可愛娘ちゃんの居場所を探して釣り歩く方が良い。一ヶ所で粘りたがるtommyさんを急かせる様にして蟹の横這い釣法で探したが、それこそ忘れた頃にコツンと来るだけで、すべて単発。

ひょっとすると、この日は凸部の先に居るのかも知れない。
最近では余り芳しくない凸部を越えてその先まで足を延ばしても見たが、状況は全く変わらず、この日のツ抜け達成は、記憶は定かではないが23:00か23:30頃だったと思う。23:00と云えば、ソロソロ引き揚げ様かと云う時刻で、これ程ツ抜け達成に苦労したことは、最近では余りないことだった。

時間の経過に連れて弱くなる筈の風は、一向に弱まることもなく吹き続けていたが、23:30頃になって、やっと弱くなって来た。しかし、その頃には頻発するバック・ラッシュとアタリのなさに精神的にも体力的にも限界に差し掛かっていて、もう一つ気合が入らない。
結局、23:30頃にはこの日の釣りを諦め一足早くStopFishingとし、その後はtommyさんツ抜けを達成するのを現認して、24:00頃、二人揃って車に戻った。

それにしても、癒しのMHR-KGNで、これ程苦戦を強いられる結果になるとは思いもしなかったが、兎にも角にも、tommyさんの卸し立てのリールに無事鱗付けが出来たこと、又、ツ抜け達成も成ったことで、強風をおして強行した甲斐があったと云えるだろう。

所で、可愛娘ちゃんの活性が低くかった原因は何だろう?
季節的な要因、前日に激しく降った雨の影響で、海水の塩分濃度が下がったのか、或いは海水温が急に低下したのか、また、他にも原因があるのか・・・・・小生には判らないが、これも自然相手の遊びの面白さだろう。

更に、この日は可愛娘ちゃんからのコントクトが極めて少ない状況に加えて、バック・ラッシュが頻発するのにも閉口させられた。
と云うのは、今回は強風対策のため、いつものPEに替えて4lbのフロロを新しく巻いて臨んだのだが・・・・。
実は、フロロを使った経験はなかったので、不安な面もあったが、使って見るとトラブルもなく順調で一安心。所が、トラブルがなかったのは最初の3時間程の間だけで、時間の経過と共に徐々にバック・ラッシュが起きる頻度が高くなって来た。そこで、右手でのキャスト、左手でのキャスト、マグネット・ブレーキを強くしたり弱くしたり、色々と試して見たが、終わる頃にはキャストの度にバック・ラッシュする様になってしまった。
トラブルそのものは、釣りが出来なくなる程の重症でもなかったが、意識はどうしてもキャスティングに行ってしまう。すると、テンポは極めて悪くなってしまい、強い風にロッドが煽られることも重なって、小さなアタリが取れず貧果に結び付いたのかも知れない。

ベイト・リールにバック・ラッシュは憑き物とは云え、前回は殆どトラブルがなかったので、原因は判然としないが、大きく違う点は、PEかフロロかと云う点だけ。
固いフロロに軽いルアーの組み合わせだと、どうしてもこの様なトラブルが多くなるのだろう。
ブログを書いている今、思い付いたことだが、数投に1回位の割で指でテンションを掛けて巻き取るなどすれば、少しはトラブルを避けることが出来るのでは・・・・・。

新しい記事 »