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2019年釣行記(64) – MK

2019年 Mekking 釣行記

日 時:10月07日(月) 06:30~12:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 1、ダツ x 1
同行者:単独(YTさん)

AKTさんYGWさんINUEさんは、昨日から孤島に出撃している筈。
小生も、久し振りに孤島で皆さんと一緒に竿を出したい・・・と考えたが、生憎、日曜から月曜に掛けては、北風が4~5mと強く吹く予報が出ていたので、残念ながら小生は大事を取ってパスさせて頂くことにして、その代わりに今季3度目のメッキ狙いでいつものYNGSMに行くことにした。

今回は、高速を使わずに一般道だけで行く積りなので、かなり早めの04:45頃、自宅を出発。流石にこれだけ早い時刻になると、途中での渋滞もなく順調に走ることが出来たので、駐車場には06:00少し前に到着。
IKDさんがいつも使っていると云うこの駐車場は、小生は、今回が初めての利用のため要領が分からない。事前にHPでチェックした限りでは、利用時間帯は06:00~22:15で、それ以外の時間帯は入出庫不可との案内がある。とすると、利用開始時刻には間があるため、暫く待たなければならないかと思ったが、車を近付けるとバーが開いて問題なく入庫完了。
気になるのは駐車場から釣り場までの距離だが、実際に歩いてみると、これまでと若干遠くなっているきらいはあるが、殆ど変わらないので、今後はこの駐車場を使うことにしようと思う。

釣り場全体を俯瞰出来る場所から、状況を確認すると井桁突堤にも石積み突堤にもアングラーの姿が見えず、好きなポイントを選べる状況。と云う訳で、躊躇することなく、先ずは石積み突堤の先端に入ることにした。
時間的には干潮から上げに転じて間もない頃なので、潮位も低くワンドもそれ程大きくは広がっていない。しかも、気温が下がって、ようやく平年並みになるとの予想だったのでウェーダーを穿いて来たので、水深が膝下程度の場所を歩いてショート・カット出来た。

風は北から強目に吹いて来ているが、南向きにキャストする分には、全く問題がない。所が、陸風にも拘わらずウネリが大きく、時折シブキが高く舞い上がるのが気になる所。
足場の良さそうな岩に立って、BL-702ML/MKのロッドにSaltDegree SD-50Sのルアーでキャスティングを始めたのは06:30頃。

海にはイナッコの群れが海面をザワザワと賑わしており、ルアーに驚いて飛び跳ねる魚体も見える。しかし、本命のメッキからのコンタクトはない。
釣り場には小生しかいないので、自由に動き回ってメッキの付き場を探すことが出来る。そこで、風が右から左の横風になってやり難いが、念のため先端の西向きに場所を替えてみた。

風上に向かって斜め右方向にキャストし、ラインが海面に頭を出しているテトラに触れない様に注意しながら誘いを入れていると、海中に黒く沈んでいるテトラの陰付近でガツン。
抜き揚げたのは22cm位のギンガメで、取り敢えずボーズ回避に成功。

これで、この日の付き場を見付けたと思ったが、コンタクトはそれっきり。

そこで前々回若者が調子よく掛けていたポイントで、回遊を待つことにした。
その若者が乗っていた岩に移るには、一抱え以上もある大きな岩の頂上を飛び石を渡る様にピョンピョンと渡って行く必要がある。バランス感覚がとみに衰えて来た高齢者アングラーとしては、足を踏み外すと唯では済まないだけに、かなり勇気が要る所。
何とかその岩に立って、海中を見ると、所々に沈んだテトラや大岩が黒い影になっており、回遊して来たメッキが、如何にも足止めしそうな様子に期待一杯。

いつかは回って来る筈、その一念でキャスティングを続けたが、一向に回って来る気配は見えない。ひょっとすると居着いているかも知れないメッキを誘い出そうと、ポッパーペンシルを持ち出して見たが、音沙汰なし。その内、狭くて不安定な足場に立っていることに疲れて、足場の平らな岩を探して場所を移動して回遊を待ったが、ダツが掛かって来ただけ。メッキは沈んでいるのかも知れないシンキング・ミノーを沈めたりもしたが、根掛かりで高切れする始末で、やること為すこと全てが空振り。

駄目で元々と突堤の先端ワンド側に場所を替えて、半ば諦め状態でキャストしている所にYTさんが登場。時刻は09:30か10:00頃だったと思う。

10:00過ぎ、YTさんと連れ立って井桁突堤に移動。
YTさんは今回もタックルを持って来ていなかったので、小生のタックルを使って貰うと、リールのハンドルの位置が反対だから使い難いと云いながら、20cm程のメッキをゲット。慣れていない借り物のタックルにも拘わらず、直ぐに結果を出す所は、流石に湘南の達人

11:00頃にYTさんが引き揚げて行くまでの間は、ポッパーペンシルの使い方を教えて貰ったり、実践して貰ったり。その間、ペンシルには針掛かりさせるまでには至らなかったが、何度かチェイスがあって、楽しい時間だった。

そして、YTさんが引き揚げて行った後、独り居残ってペンシルを投げ続けていると、ルアー付近にシブキが上がりロッドに重さが伝わって来たと思った次の瞬間にはフッと軽くなってしまったことが1度だけあった。シンキング・ミノーでも同じ様なことで悔しい思いをすることがあるが、トップの場合はメッキがルアーにアタックする瞬間が目に見えるだけに、悔しさは倍以上にも感じる。

前回のブログにも書いたことだが、トップでの釣りは面白い。針掛かりさせられるに越したことはないが、仮に空振りでも、その場面が目に見えるだけでも、スリルがある。これからはトップでの釣りを増やそうと思う。