2019年釣行記(63) – MK
2019/10/03
日 時:10月03日(木) 06:30~12:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 1、ダツ x 1
同行者:単独(IKDさん、YTさん)
今季2度目のメッキ狙い。
前回は07:00頃の出発だったため途中で渋滞に捉まってしまったので、今回は早目の05:40頃に自宅を出た。その甲斐があって渋滞には捕まらず順調だったので、従来の様にそのまゝ下道を走っても問題はない筈だったが、緑色の高速道路の案内看板を目にした途端、何故かハンドルを切って高速道路に向かっていた。
と云う訳で、釣り場の駐車場には1時間足らずで到着。
前回は当然の様にウェーダーを着用したのだが、残暑が厳しく暑くて仕方がなかった。そこで、今回は暑さ対策のために釣り用のズボンにサンダルの軽装にしたので、準備にも時間を要することなく、釣り場全体を俯瞰出来る場所に到着したのは、自宅を出て1時間足らずの06:30頃。
そして、入る場所を決めるために、第一候補の石積み突堤の第一ブロックを見ると、IKDさんが既にロッドを振っているのが目に入って来た。そこで合流しようとしたが、満潮時刻間際で潮位が高いためワンドが広がっており、前回とは違ってショート・カット出来ず大きく迂回しなければならない。
遊歩道にもなっている防潮堤を歩きながら、海の様子を見ると、台風18号の影響なのか、時折大きな波シブキが上がっており、IKDさんも突堤の海際には立っておらず、背の高い岩に乗っている。
こんなにウネリがあるなら、ウェーダーを穿けば良かったと思ったが、今更着替えに戻るのも億劫なので、そのまゝワンドを迂回することにした。
石積み突堤に乗った所で、真っ直ぐに第一ブロックに向かおうと思ったが、様子を見てからでも遅くはないと、07:00頃、BL-702ML/MKのロッドにSaltDegree SD-50Sのルアーでキャスティングを始めた。
このポイントでは、何年か前に楽しい思いをさせて貰ったことがあるので、ひょっとすると・・・・と淡い期待を持っていたが、メッキはお留守の様でコンタクトがない。それよりも、時折大きな波が押し寄せて来て高く波シブキを上げ、足許の岩を洗って行くので、油断がならない。
10分か、20分程キャスティングを続けたが、どうにも落ち着いて釣りが出来ない。そこで、第一ブロックに移動しようかと思い目を向けたが、IKDさんの姿が消えてしまっている。この突堤から別の場所に移動するには、小生の背後を通らなければならないのだが、全く気が付かなかった。
しかし、IKDさんが早々に見切りを付けて移動して行ったと云うことは、第一ブロックは釣れていないことの証。タイミングさえ良ければ、小生の移動と同時に回遊して来ることもあり得るが、まぁ、敢えて行くことはないだろう。と云う訳で、第二候補の井桁突堤に戻ることにした。
井桁突堤には、餌釣りの若者が波を避けるために突堤の根元に一人入っているだけで、先端は空いている。そこでいつもの様に先端に入ることにしたが、先端付近は3段目まで波に洗われている。
波が来る様子を見ながら、3段目の端に立ってキャスティングを再開。
しかし、コンタクトはない。
そこで、前回、YTさんがトップでも出るよと云っていたことを思い出し、試しにルアーをRedPepper Microに替えてみた。
フライ・フィッシングでは、溪魚が水面を割って出る瞬間が面白くてドライ・フライ以外を使うことはない。メッキでもそれに似た面白さがあるだろうとは思っていたが、何年も前に一度トップで獲ったことがあるだけで、シンキング・ミノーばかりを使っていた。
にも拘わらず、この時はどうせ釣れないなら、トップで遊んでみようと云う気になったもの。
そしてクネクネとドッグ・ウォークさせていると、ある時、一段目のテトラの角で、いきなり反応があった。そして同じポイントで、再度反応があった。何れも針掛かりさせられずに終わったが、ルアーをアタックして来る魚の様子が見えるので面白い。
結局、3度目のアタックはものに出来たが、残念ながらこれは税金のダツ。
その後は、ルアーにスレたのか反応がなくなったので、向きを変えて突堤の正面にキャスト。
するとアクションを始めるかどうかのタイミングで、海面が割れて魚が掛かった感触が伝わって来た。そして、次の瞬間には底に向かって突っ込んで行こうとする動きと共に白く丸い魚体が見えて、本命のメッキであることを確信。
時刻は08:10頃のことで、サイズはアベレージの20cm前後。
その後、ペンシルやポッパーのトップ・プラグを中心に時折シンキング・ミノーを交えてメッキからのコンタクトを待ったが、それっきり梨の礫。
そこで、サーフのチェックに向かったが、サンダルと足の間に砂が入り込んで歩き難いため、早々に諦めて、元の井桁突堤に戻った。
09:30頃、YTさんが顔を見せてくれたので、これ幸いとばかりにトップ・プラグの動かし方を色々と教えて頂いた。その最中にも2度、3度と反応があったが、掛けるまでには至らず、結局、11:00頃になってStopFishingとした。
そして防潮堤にまで戻った所で、自転車に乗って姿を現したIKDさんと3人で暫しの間釣り談義。
IKDさんは、これから井桁突堤に入るとのこと。それを聞いて、小生は、又々トップを投げたくなったので、Uターンして釣りを再開することにした。
IKDさんの釣りを見ながら、小生が改めて釣りの支度をしていると、2投目か、3投目でIKDさんはロッドを曲げている。小生があれだけキャストしても出せなかったのに、こんなに簡単に出されると・・・・・ウ~ン。
IKDさんに触発されてペンシルばかりではなくシンキング・ミノーもキャストしたが、小生のルアーには見向きもしてくれず、1時間はアッと云う間。
結局、IKDさんが2匹目を掛けたのを見届けて、12:00頃、この日2度目のStopFishingとして、IKDさんに別れを告げて帰路に着いた次第。
この日は、興味はあっても殆どすることのなかったメッキのトップ・プラッキングだが、掛けられた・掛けられなかったの結果に拘わらず、反応が見えた時のドッキリ感が堪らなく面白い。
ドライしか投げないフライ・フィッシング程ではないかも知れないが、トップ・プラグの出番を増やして、ドッキリ感を楽しみたいと思う。