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2018年釣行記(81) – LEG

2018年 Eging 釣行記

日 時:12月05日(水) 16:00~24:00
潮回り:中潮(↓↑)

場 所:FRY
釣 果:ヒイカ x 17
同行者:単独、(INUEさん)

前回、YGWさんからご教授頂いたバーティカル・エギングでのラインの動きでアタリを取る方法を試したくて、単独の釣行。

現場に到着したのは15:40頃。
週のど真ん中なので、そんなに混んでいることはないだろうと思っていたが、駐車出来る場所が遥か遠くにしか空いていない。前にも止めたことがある場所だが、釣り場との往復が大変だったので、出来れば少しでも岸壁に近い場所に止めたい。
間もなく日没時刻なので、早上がりして来る釣り人もいるだろうと思い
少し待つ積りで車に戻った所に、INUEさんから電話が入って、干潮時刻頃に来る積りだとのこと。

程なくして、釣り場に近い場所にスペースが出来たので、車を止め直して岸壁に出た所、駐車している車の多さ通り大勢の釣り人がロッドを出している。少し間隔の空いた場所を見付け、取り敢えず道具を置いてみたものゝ、何となくロッドを出す気にならず、周囲をウロウロ。すると、前回YGWさんと入った第二街灯付近のアングラーが引き揚げ様としている所に遭遇し、一も二もなくその後に入らせて貰い、この日の釣り座の確保に成功。

今回も、ライト・キャロ用のTenryu改エギ単用の8326#1Bの2本を持ち込んだが、この夜の目的がラインでのアタリの取り方の勉強なので、Tenryu改は予備。

予報では北風が吹くとのことだったが、岸壁では東風が左から右に強く吹いている。やり難いが、以前にも同じ様に左から右への強い横風の中でも、良い釣りが出来た記憶がある。
我慢すれば、何とかなるだろう
16:00を回った頃、沈みの早いYO-ZURIヒイカSP1.6を結んでキャスティングを開始。

しかし、ヒイカからのコンタクトがない。これまでの経験では、キャスティングを始めてから比較的早い段階で、最初の獲物の顔を拝めていたが、この日は様相が違っている。
1時間経過しても、全く音沙汰がない。
ヒイカはソロソロ終盤戦に入っているとのことなので、駄目かも・・・

この日、最初に顔を見せてくれたのは、17:20頃。
小さくシャクッた後フォールさせラインがピンと張った状態になっても、いつもより長めにその状態を保っていると、ラインが震える様に見えた。
強い横風の影響もあるので、ヒイカからのコンタクトである確信はなかったが、反射的に合わせを入れると、待ちに待ったヒイカが掛かっている抵抗感。

その直後にも、同じ様なアクションで追加に成功し、18:40頃にはツ抜けを達成する程のハイ・ペース。

最初の1杯から1時間20分しか経っておらず、逆算すると10分足らずで1杯の割合で、これまでにない爆釣モードに気を良くしてキャスティングを続けた。しかし、良いことは続かず、19:00を回った頃になると、益々強く吹き始めて来た横風の影響で、エギが沈んで行かなくなってしまった。

何とか沈めようと、ガン玉リグにしたりディープ・タイプのエギに替えたり色々と試している内に、すっかりペースが乱れてしまい、自己記録を更新する14杯目を掛けたのは、ツ抜け達成後1時間も経った19:40頃。

この夜のライト・エギングは、事実上この時点で終わってしまったも同然で、その後はさっぱり。

20:00頃、隣りの第二街灯直下の釣り人が引き揚げて行ったのと入れ違いに小さな男の子を二人連れて若い夫婦が入って来た。
薄明るい街灯の光りで見える男の子は、その容姿・様子から小学低学年、幼稚園ではないかと思われるが、こんな遅い時間に幼い子どもを連れて来て大丈夫だろうか?
その内、下の男の子がパタパタと辺りを走り回ったり、兄弟喧嘩をしてワーワー泣き出すし、そんな子ども達を叱りつける母親の甲高い声が響いて来たり。父親の投げた赤い電気浮子が目の前に流れて来たりで、釣り場は、一気に落ち着きがなくなってしまった。

幸い、この家族は1時間程で引き揚げて行ったのだが、そんな状態で、釣りに集中出来る筈もなく、この間に掛けたヒイカは1杯だけ。

21:00頃、この家族と入れ違いにINUEさんが登場。
その頃には、殆どやる気も失せていたが、あれ程吹いていた強い風も、北からの弱い風に変わり、又、潮が上げに転じれば状況も変わって来るかも知れないと、粘ってみることにした。

しかし、この粘りにも空しく、StopFishingとした3時間程の間で掛けたヒイカは2杯で、疲れもピークに達した24:00頃、INUEさんを独り釣り場の残して一足早く帰路に着いた次第。

この日は、横風が強かったこともあって、殆ど終始バーティカル・エギングをする結果だった。釣行の目的のラインでのアタリの取り方については、風の影響で確信を持ってアタリだと云えたのは、ただの一度だけだった。しかし、確信はないものの、ラインの動きがおかしいと感じたものは、極力合わせを入れる様にした。その結果、17杯の結果になったので、文字通り下手な鉄砲、数打てば当たるだったが、もう少し経験を積めば、見極めが付くだろう。