2018年釣行記(65) – AJ&TC
2018/10/21
日 時:10月21日(日)~22(月) 16:00~5:20
潮回り:中潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 30、タチウオ × 5、サバ × 1
同行者:AKT、YGW、INUE各氏(KWHR氏、AKT氏友人(?))
16:00頃、先着していたAKTさんやYGWさん、INUEさんに迎えられて孤島に到着。すると岸壁から小生に向かってニコニコと手を振っている懐かしい顔がある。主は、7月以来にお会いするKWHRさん。
釣り場の空は、久し振りに気持ち良く晴れ渡り、厭が上でも気分は高まって来るが、残念ながら斜め左前方からの東の風がかなり強目でやり難そう。
小生はYGWさんとKWHRさんの間に入れて頂き、航路側からINUEさん、YGWさん、小生、KWHRさん、AKTさん、AKTさんの友人(?)の順に並んで、今晩のアジングを楽しむことになった。
この日持ち込んだロッドは、ライト・キャロ用のTenryu改、ジグ単用の8320#1BとSoare改の他タチウオ用のSephia S809M/Fと、小生にしては多めの4本。
ゆっくりと支度を整え、Tenryu改を先発に選んでキャスティングを始めたのは17:00頃。風の強さを考えて、最初は重めの1.8gのシンカーを使ったが、やはり風に負けてしまうので2.3gに変更。前回は17:00過ぎには最初のアジをゲットで来ていたので、今回も早い時間帯からアタリがあるかと思ったが、音沙汰がない。
おかしいなと思いつつキャスティングを続けていたが、どうもしっくりと来ない。そこで、駄目元でシンカーを軽めの1.5gに再度替えてみた所、これが良かったのか、ジックリと時間を掛けて沈ませると、コツッと初コンタクトで、漸く最初の獲物をゲット。
時刻は丁度日没時刻の17:40頃。
取り敢えずボーズ逃れが出来て嬉しいには違いないが、サイズは前回に比べて2回りも小さい20cm程。前回は出れば25cm内外の良型ばかりだったので、期待が大きかっただけに、ガッカリ。それでもアジの反応があるだけでも良しとしなければとキャスティングを続けたが、アタリが出るのも間遠く、サイズの面でも数の面でも、前回とは様変わりの状況。前回良かった裏側に回ったりもしたが、サッパリで、群れが入れ替わってしまった様子。
風は強いし、サイズは小さくしかもアタリは遠い・・・・。
前回のツ抜けは20:00過ぎだったが、今回はまだ5匹程と、この夜の孤島は修業の場になりそうな雰囲気で、お持ち帰りのご下命がなかったのが幸いと思える位。しかし、釣りに来ている以上、魚とのやり取りは楽しみたい。
20:30頃、あらかたのアングラーが引き揚げて行き、残ったのは良く知った間柄の上記の6人だけ。和気あいあいとした雰囲気で、これはこれで楽しいが・・・・・。
時間的な記憶が曖昧でハッキリとしないのだが、その内、小さいサイズの中に24~25cmクラスが混じり出し、徐々に良型の割合が増えて来て、気が付けば良型アジのオンパレード。
コンタクトも、連チャンとまでは行かないが、退屈しない程度の間隔ではあるが比較的コンスタントにあり、時には尺超も混じりだす程の状況に変わってしまった。こうなると、夕方の出ても豆アジばかりだったことが嘘の様に思える位で、岸壁には歓喜の声が溢れる様になった。
とは云っても、アタリが間遠くなる場合もあって、その様な時にはSephia S809M/Fを持ち出して、タチウオ狙いに変更。
小生がこの日初めてのタチウオを獲ったのは、21:20頃。
それまでにも、YGWさんが掛けたのに触発されて、後に続けとやって見たが、1度抜き揚げに失敗してバラしたことがあった。
暫くアジングに戻った後、足場の細くなった所に立ち位置を替えてやって見た所、足許で掛けたのがこの日最初のタチウオ。その獲物を始末して、又、同じ場所に戻って1匹追加。そして航路側に移動して更に1匹追加。
日付が変わり2:00頃だった様に思うが、足許一面にベイトの群れが広がって右に行ったり左にったり。すると、いつの間にかギラリと光る稲妻が走り出して来て、時には海面に飛び出してベイトを捕食するタチウオまで出て来る程で、こんなに賑やかにタチウオが乱舞する光景は、3年程前以来のこと。
こんな状況が明け方まで続き、小生は勿論YGWさん、AKTさん、KWHRさんがタチウオを狙って長いロッドを振って騒いでいる中、INUEさんは一人静かにアジングに集中して、良型アジを次から次にものにしていた。
明け方近くの5:00近くになって、小生のアジ・カウンターが25になっているのを見たYGWさんから30までガンバレとのプレッシャーと云うか有難い激励。孤島では5:00を上がる時刻にしていたが、少し時間がある上、丁度、間詰めの時合でもあったので、豚もおだてりゃ木に登る。
夜中過ぎに弱くなった風が向きを変えて背中側から強かったので、Tenryu改のライト・キャロでその気になってアジングを続けることにした。そして直ぐに3匹を追加した所で、時計の針は5:00を差しタイム・アップ。
隣りのYGWさんを見ると、続けろと目が雄弁に物語っている。
アタリが遠くなってしまったので、駄目だろうと思いつゝ、キャスト。先程の様にキャストして直ぐに気配を感じることがなかったが、ジッと待っているとコツ。
結局、5:20頃、何とか30匹を達成してStopFishingとした次第。
今回は出だしこそ豆アジで始まり修業を意識させられる程の状況だったが、終わって見れば良型アジのオンパレード。今回、持ち帰りしないのが如何にも勿体無く残念に思ってしまう程、丸々と太った良型が揃い、尺上を2匹も獲ったのは初めての経験。
しかも、合間合間にはタチウオの強烈な引きも楽しめて、充実した楽しい一夜を過ごすことが出来た。