※ 月別アーカイブ:3月2018 ※

2018年釣行記(16) – MB

2018年 Mebaring 釣行記

日 時:3月24(土)
潮回り:小潮(↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 3
同行者:単独

前回に続いて、今回もMHR-KGNでのメバリング。
実は、円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶ際にも、ここ4~5年は、PEラインではなくエステルラインを使って来ているが、このMHR-KGNは水深が全くない上に、この時期になると海藻が海面まで成長して来ているので、根掛かりリスクが高い。
環境問題やシステムの組み直しを別とすれば、JHならば根掛かってロストしてもそれ程惜しいとは思わない。しかし、これから先の時期に出番が増えて来るプラグをロストするのは、懐にもかなり厳しく響いて来る。そこで、細番手でも引っ張り強度がエステルよりも強いPEであれば、根掛かりをしても回収出来る可能性が高くなるだろうと考えて、0.2号のPEラインを使って見ることにした。0.2号と云っても引っ張り強度は1kgなので、エステルラインで云えば0.5~0.6号に相当する筈である。

16:45頃、自宅を出発。今回は一般道で行く積りだったのに、気が付けば高速道路を南下している始末。釣り場近くの駐車スペースには18:00頃、到着。
土曜で予報では風は弱いとのことなのでアングラーが多く、駐車スペースがあるか気になったが、案に相違して、余り車がなくて拍子抜け。いつもの街灯直下に車を止めて、直ぐに支度を整えて、最近のお気に入りポイントである凸部の先に急行。

潮は干潮時刻の16:00から2時間経ったばかりで、丁度効き始めた所だが潮位はそれ程もないため、テトラ帯が大きく顔を出している。風は、南or南西からの風の予報と違って、ほゞ東から少し強めに吹いて来ている。

今回の先発は、Tenryu改のロッド、ラインは新調したばかのUNITIKAEYE Catch PEⅡ0.2号0.5gのJHを組み合わせた。実は、東からの風は、MHR-KGNでは真横からの風になる。ただでさえ風に弱いPEで0.3gや0.5gの軽いJHを扱うのは、少々やり難いが、このPEは、通常のものとは違って比重が高く1.18のサスペンドタイプであること、また、番手もいつも使っている0.35号のエステルよりは細い(筈)の0.2号なので、何とかなるだろうと考えた。

このラインナップでキャスティングを始めたのは、18:30頃。
そしてその第一投目・・・・。海面に顔を出した海藻に、見事に根掛かり。
エステルからPEにラインを替えた効果があるかと思いきや、リーダーとの結束部分でプツンとPE側が見事に破断していた。

PE側の破断は、FGノットではなく簡便な3.5ノットで結束したのが原因なのかも知れないが、風が吹く中、FGノットは編みにくいので、再度3.5ノットで組み直した。また、JHは、風に吹かれたPEに引っ張られてどうしようもなくなる惧れはあったが、これも試しとばかりに軽い0.3gにしてみた。

そしてその一投目。
小さなリフト&フォールを繰り返していると、いきなりスッとワームを吸い込むアタリがある。反射的に合わせは決まったものゝ、魚の重さを感じた途端に、フッと軽くなって、敢え無くフック・アウト。続くキャストでもアタリがあったが、これも獲れず仕舞い。
連続してバラしてしまう結果だったのは、悔しいが、恐らくラインが風に吹かれて膨らんでいるのが原因で、合わせるタイミングが遅れたのだろう。タイミングさえ合えば、大丈夫。
そして三度目の正直で、この日最初の1匹をゲット。サイズは18~19cm程度だが、ぽっちゃりとした可愛い娘ちゃん
時計を見ると18:45頃のことで、可愛娘ちゃんのご機嫌も良さそうだし、前回のMHR-KGNと同じ様に、これを皮切りに釣果を伸ばせる筈と思ったが、どうした訳かその後はピタリとコンタクトがなくなってしまった。

その後は、場所を替え、ワームを替え、JHの重さを替え、プラグを持ち出してみたりと色々とやって、何とか2匹を追加。

そして、時刻は定かではないが20:30頃のことだったと思う。
久し振りにコンと感じるアタリに合わせを入れた途端、プツンと厭な感触を残して手応えが消えてしまった。又、バラシたか・・・・と思ったが、今回は高切れ。これまでメバリングは勿論のことアジングでも、合わせた瞬間にラインを高切れさせたことは一度もなかった。しかも、今回は細番手とは云え、新品のPEライン。そのラインが、こんなにも簡単に高切れしてしまうなんて・・・・。

今回は、PEラインが風に膨らんでしまっているので、小さなアタリが感じられないのだろう。エステルラインであれば、アタリが判るかも知れないと考えていただけに、直ぐにラインを替えることを決行。
所が、ラインを交換しても、全く効果がなく、可愛娘ちゃんからの音沙汰がない。

いつもは何らかの答えを出せている凸部の先付近で、これ以上粘って見ても駄目だろうとそのポイントを諦めて、21:30頃、への字カーブの先に移動。
前回は、ここでもアタリがあったので、ひょっとするとと一縷の望みを抱いてのことだったが、一顧だにされず、半ばやけ気味にキャストしたプラグを海藻に取られたのを機に、22:30頃、StopFishingとした。

それにしても、5日前の月曜日とは、可愛娘ちゃん達の様子がビックリするほど違っていたのには、戸惑うばかりだった。
月曜日と、この日の違いは、
潮は、月曜日が下げ潮に対し、今回は上げ潮。
月は、月曜日は新月で月明りはなかったのに対し、今回はほゞ半月で光っていた。
風は、月曜日は西寄りが微風だったのに対して、今回は東寄りが強目。
と云った所で、逆の要素が強かった。
だからと云って、これらが、前回と今回の違いの理由とも思えないのだが・・・・。
それにしても、前回の1/10の結果に終わってしまうとは・・・・。
これだから、自然相手の遊びは、面白く奥深いと云えるのだが。