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2017年釣行記(53) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:8月21日(月)~22日(火)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 6、カサゴ x 2、ワリガニ x 1

同行者:単独

雨模様の日々が続いていたので、今月初めの4日に来て以来17日振りの孤島’
この時は散々な目に遭わされ、少々頭に血が上っていたが、好むと好まざるとに関わらず結果としてこの17日間が良い冷却期間になった様で、改めて孤島方面に行く気がムズムズと湧いて来た。
そこで天気予報をチェックすると、風は南風とのこと。であれば孤島ではなく南寄りの風に強い孤島’の方が良い。しかも、前回の屈辱を晴らすチャンスにもなる。

現地の岸壁には18:00少し前に到着。
先行者は、手前のテトラメジナ師、最も奥の第一出っ張り黒鯛師、そして第二Vゾーン付近には餌釣りの3人だけ。アジンガーは小生一人で、空いている第三Vゾーン付近に釣り座を決めて、準備を開始。
今回持ち込んだロッドは、最近出番が少なくなったSoare改8320#1Bの日本建てで、先発は8320#1B1gのJHの組み合わせ。

18:20頃、キャスティングを始めようと岸壁の縁に立って改めて海を見ると、前回の4日と同じ様に茶色の濁りが強く入っている。それを目にした途端、気持ちがシュンとしてしまって出鼻を挫かれた格好。
しかし、キャストもせずにスゴスゴと負け犬の様に引き揚げることが出来る訳もなく、そんな状況でも4日には釣果を揚げていたアングラーもいたので、兎に角、やって見るしかないと覚悟を決めてキャスティングを始めた。

風は予報通りフォローの風で問題ないが、潮の流れが右から左に強くて、潮上にキャストして30カウントもすると、左横まで流されてしまう始末。そこで、JHを重めの1.5gに替えてみたが効果がなくどうしようもない。
先はまだまだ長い。その内、潮が緩むこともあるだろう。
JHを1gに戻して、潮が緩くなるチャンスを窺いながらキャスティングを繰り返していると、18:40頃になって、それまでが嘘の様にスーッと流れが弱くなり、チャンスタイム到来・・・・・・・。
アジ様からのコンタクトを待ってキャスティングを繰り返したが、実釣を開始して1時間半も経つ20:00になっても、何ら音沙汰がない。この時点で、4日二の舞になることを確信せざるを得ない程で、税金のカサゴからもコンタクトがないのは一種異様な感じ。
小生より1時間早く釣りを始めたと云う隣りのエサ師に様子を訊ねてみても、帰って来る答えは明るい内はアタリがあったが、暗くなってからはサッパリとのこと。テトラのメジナ師アタリが全然ないと嘆いていたので、どうも釣り場全体が不調の様子。

22:00頃になると、濁りは多少薄くなり水色も良くなって来た様に思えたが、大潮にも拘わらず潮はトロリとも動かないまゝ、気が付かない内に潮位だけが下がっている様な状況。

そこでロッドをスローなので潮の流れが良く判るSoare改に替え、JHも軽めの0.8gに変更。

この日、初めてアタリがあったのは23:20頃。
それまでは、只の一度もアタリがなく、正に4日のVTRを見ている様な状況で、半ば以上に諦めの境地だった。
そんな状況で惰性でキャスティングを続け、アクションを加えていると、足許付近まで寄って来た所でチクッ。
反射的に腕が動いて合わせが決まって、生命体の小気味良い反応がロッドを伝わって来る。
この故に釣りが続けられるのだろうが、アタリがあった場所が岸壁に近かったこともあったので、カサゴだろうと思いつゝリーリングを開始した所、中々観念することなく抵抗を続けている。
ひょっとして本命か?・・・・・・。
期待しながら海を覗くとキラリとヒラを返す白い魚体が見えて、紛れもないアジ様
やっと寄って来た!!!
チャンス到来とばかりに気持ちを込めて、アタリがあったポイントを付近を狙ってみたが、後続はない。それでも、アジ様が近くに寄って来ていることを信じてSGMRさんが良くやっている様に、足許を集中的に攻めてみたが、これも空振りに終わって交通事故の様。

日付が変わってからは、忘れた頃に来る単発のアタリを逃さない様にするのが精一杯の所で、結局5匹の釣果で朝を迎えてしまった。
そして5:00過ぎ。
8320#1B1gのJHで未練のキャスティングをして40カウント。ボトムをシッカリと取りチョンチョンとアクションを加えていると、コツッと今回始めて感じるハッキリとしたアタリで、25cmの良型アジ様
エサ師明るくなってから3匹パタパタと来たと云っていたので、今回は夕方、明け方とも明るい時間帯の方が良かった様だ。

今回は、釣果があっただけ4日よりはましだったが、と云ってもツ抜けにも達しない貧果で終わってしまい、屈辱を晴らせたとは云えない結果だった。
しかし、どう云う訳か、満足出来たとは云えないまでも4日の様な屈辱感もなく、再度挑戦する気になって引き揚げて来た

所で、帰宅後、対岸の釣り施設の釣果情報をチェックすると、一時は4,000以上もの釣果が21日には400内外まで減っているので、大きな群れが去って行ってしまったのかも知れない。