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2017年釣行記(40) – FF

2017年 FlyFishing 北海道のFF 釣行記

日 時:6月22日(木)
場 所:RRKMBT-R
釣 果:虹鱒 x 5

同行者:Char-Kさん

4月始めの夜のこと、滅多に電話が掛かって来ることのないスマホに着信音があり、見るとディスプレイに北海道のChar-Kさんの名前が・・・・。
JAZZを聴いていて小生のことを思い出した由。
暫く四方山話をしていたが、FlyFishing好き同士のことなので、自然と話題はFlyFishingに移り、気が付けば6月22日から24日まで、3年振りにCharーKさんを訊ねて北海道遠征をする約束をしていた。

日程が決まった以上、航空券の予約は早ければ早い方が良い。早速、AirDoに予約を入れた所、料金は往復15,580円で通常料金の50%程度。LCCはこれまで使ったことがなかったが、遊びで行くので多少の不便さより料金の安さを狙ったので、これなら納得。

6月22日、羽田を8:15発のADO-015に乗り、予定通り9:45頃千歳に到着。横浜に強い雨を降らせた低気圧が、小生の遠征に合わせる様にして北海道地方に1日遅れて移動して来るので雨模様との予報だったが、雨は上がって曇っているので、ホッと一安心。

千歳のニッポンレンタカーで借りた車は、真っ黄色にペイントされたアクア。この歳になってこんなに派手な車には乗りたくないと思ったが、2000kmも走っていない新車とのこと。
であればと車体の色には目を瞑って、Char-Kさん宅に向かうことにした。

所が、車を走らせて間もなくして、時折ワイパーを使う程の雨が降り出し、途中で車窓から見える道路沿いの千歳川も濁って増水している様子に、今回の遠征は空振りかもと不安な気持ちが湧いて来る。

12:00過ぎ、待ち合わせ場所のコンビニで落ち合い、そこから先は先導して貰って、昨年7月に転居されたChar-Kさん宅に到着。
Char-Kさんには直ぐに溪に行くかと問われたが、朝5:30に起床し、1時間程飛行機に乗り、車を1時間半転がして来て、続けて渓流に入る元気は、流石にこの歳では残っていないので、小休止を所望。小休止と云いながら、3年振りの再会で話は尽きず、気が付けば14:00過ぎ。
幸い、雨も上がっているので、小生が単身赴任していた頃、足繁く通っていたRRKMBT-Rに挨拶に出掛けることにして、懐かしい林道を走らせていると可愛い子どものキタキツネが道路を横切ったり、の声が聞こえたり。好きな北海道の自然が身近に感じられる瞬間で、それだけでも癒されると云うもの。

そんな林道を走って入渓点となる橋の手前に差し掛かった所で、前方に太いい白樺の木が道を塞いでいて通行止め・・・・。

車を降りて確かめに近くまで行ってみると、林道が大きく抉られている。Char-Kさんの弁では、昨年夏の大雨で崩れて、そのまゝになっているとのこと。
所が、これを見て
Char-Kさんは、この分じゃ、誰も入っていない筈だから魚は居るヨとニコニコして、小生の期待を煽る始末。
入渓点は直ぐ近いから歩いて行きましょう。

3年振りに入るRRKMBT-Rは、川岸の草の具合から見ると、やはり増水している様で、しかも少し濁りも入っている様に見える。訊けば、昨夜の雨はかなり強かったとのことで、その影響だろう。
これが吉と出るか? 凶と出るか?

入渓して間もなくピシャッと小生のドライフライを目掛けて、小さいながらも溪魚が反応を見せてくれた。これは針掛かりさせることは出来なかったが、3年前と変わらず遠来の客を迎えてくれた・・・・・。

そして、15:00頃、小生のロッドを曲げてくれたのは20cm強の鰭ピンで綺麗な虹鱒
サイズは、それ程大きくはないが、ホームのSKM-Rで20cmに足りないヤマメを相手にしている身には、これでも充分愉しめるサイズ。

小生は、30cmを越える虹鱒を1匹獲るよりも20cmを10匹獲る方が楽しいと思っているし、このRRKMBT-Rはそれには適した溪だと思っているので、好きで通ったのだが・・・・。

所が、この日は増水の影響なのか、昨夜の雨で水温が下がったのか、兎に角、アタリの出方が遅いし、出て来ないことも多かった。
出るにしても、同じところを何度も何度も繰り返し流した挙句、渋々と云った具合。
山女岩魚虹鱒等々溪魚には色々な種類があるが、虹鱒が最も素直に反応してくれる魚だと思っているが、この日に限ってはどうもそうではなかった様だ。

それでも、忘れた頃にフライを咥えた虹鱒が、目の前で大きくジャンプすることもあったり、脱溪した16:00過ぎまでの2時間程で5匹の結果だったので、マズマズ。
と云っても、そこは北海道の渓流のこと故、期待値は自然と高くなるし、3年前に訪れた時やそれ以前に通っていた頃のことを考えると、やはり不満が残る結果だった。