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2017年釣行記(42) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:6月30日(金)~7月1日(土)
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 12、カサゴ x 8

同行者:SGMRさん、KIさん、YSKWさん、IWさん

この歳になると、寄る年波には勝てないもので、先週の北海道遠征の疲れが残っており、何となくズーンとした怠さが続いていたので、週の前半の釣行はパスして、撮影した動画の編集をしていた。後半の釣行も、その怠さが残っていたので、パスして動画編集の仕上げをしようと思っていた所に、SGMRさんから明日はどうしますか?のメールが着信。疲れが残っていたにも拘らず、前半戦を休んだことのあって、これには殆どリアクション・バイト状態で、行く積りです。
しかし、天気予報を改めてチェックすると、金曜日の午前中は雨、午後から夜に掛けては南西の風が5~6mと強く吹く予想になっている。その上、混み合う金曜日のこと・・・・・・。
行くべきか? 行かざるべきか?

17:00少し前に自宅を出発。待ち合わせ場所の駐車場には、17:20頃到着し孤島’の岸壁に着いたのは、18:00少し前。
空は梅雨時らしくどんよりと曇っていて、いつ降り出しても可笑しくはない様子だが、風は、予報に反して弱く、釣りには影響はなさそう。

仲間と来ている時には、当然のことながら、いつも隣り合って釣り座を決めている。しかし、今回、隣りになるのは腕の良いSGMRさんKIさんの二人で、悪くするとそんな二人に挟まれてしまう。そうなると、感じなくても良いストレスが知らず知らずの内に溜まってしまうことになる。この上に、遅れて参戦するYSKWさんまで加わってしまっては、どうしようもなくなってしまう。

と云う訳で、この夜は彼ら二人から離れて釣り座を決めることにしていた。
現場では、先行して入っているKIさん第三出っ張りでロッドを振っており、SGMRさんはお決まりの第二Vゾーンに入ったのを見て、小生は第一出っ張りに釣り座を決めた。こうするとSGMRさんとの間に第二出っ張りが位置することになるので、下手は下手なりに自分の釣りに集中出来る筈と考えた次第。

今回、現場にはSoare改Emeraldas改8320#1Bの3セットを持ち込んだが、その内、8320#1B1gのJHの組み合わせで、18:00過ぎにキャスティングを開始。
8320#1Bは、前回アジ様での鱗付けに失敗したもので、今回は少なくとも鱗付けが成るまで使い通す積りだったが、その2投目で早くもコンタクト。
潮が左から右に早かったので、潮上の左方向に向かってキャストしボトムを取ってアクションを加えながらリーリングしていると、何やらモゾモゾとした違和感が伝わって来る。
こんなに明るい時間帯からアジ様が来る筈はないが・・・・・。
何だろう?

聞き合わせを入れ、魚が暴れているのを感じながら寄せて来ると、水面下にきらりと光る白い魚体が見え、慎重に抜き揚げた所22~23cm位のアジ様
この所、孤島’周辺では、調子は上向きだが20cm内外が中心とのこと。それからすると、まあまあのサイズで、遠くからこの様子を見ていたSGMRさんKIさんにはカモの先走りと冷やかされる始末。
と云う訳で、8320#1B鱗付けはアッと云う間に成功。
続いて20cmに少し足りないサイズも来て、好調な出足にで今日は行けそう!!

こんな風に考えると、事態は悪い方に行くのはマーフィーの法則通りで、その後はアタリはなくなり、正にカモの先走り状態。しかし、その内、回って来る筈とまだ余裕があったが、日没時刻の19:00を過ぎても状況は変わらない。
こうなると、わざわざ釣り座を離したにも拘らずSGMRさんKIさんの様子が気になって来る。そこで気分転換を兼ねて夕食のパンを齧りながら様子を見に行くと、バケツに良型のアジが何匹も入っており、休んでる暇はないよ~!!

その言葉に促されて釣り座に戻って期待のキャスティングを再開したが、アジ様からのコンタクトはなく、たまのアタリを喜ぶとその主は税金のロリ・カサゴだったり、出足の良さとは裏腹に。小生に取っては完全に修行の場と化してしまった。

20:30頃、遅れてYSKWさんIWさんが登場し、SGMRさんと小生の間の第一Vゾーン第二出っ張りに釣り座を構えたが、その頃になると状況は更に悪くなり、SGMRさんにもアタリがなくなったとのこと。

21:30頃(?)、流石のSGMRさんは、遂に突堤方面に移動して行ってしまう程の悪い状況で、小生にはなす術もなく、忘れた頃に単発的に感じる違和感を拾うだけで、ツ抜けを達成したのは日付も変わった25:00頃。

その後も、パラパラと降り出す雨にも負けず、プーンと耳元で羽音を鳴らす蚊の猛攻にも負けず、居残って釣りを続けたが、余りのアタリのなさに気持ちも切れしまい、東の空が白んで来た4:00過ぎにStopFishingとした。

この日の孤島’は、日暮れ前からアタリがあって大いに期待を持たされたが、暗くなってからは殆どアタリはなくなり、たまにアタリがあっても2回3回と続けて来ることはなく、全て単発的な交通事故ばかり。そんな中で、当初の目的である8320#1Bアジ様での鱗付けは達成出来たのは良かったが、漸く調子が上がって来たとの情報に期待も大きかっただけに、現実との大きな落差を痛感させられる一晩だった。