2016年釣行記(75) – MK
2016/12/16
潮回り:中潮(↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 1
同行者:単独
金曜日の夜は例によって孤島アジングをする積りにしていたが、北寄りの風が吹き荒れるとの予報。日付が変わってからは、かなり弱くなるらしいが、それまで気持ちも身体も持たせられる筈もなく、今回はパス。
その替わり、YNGSMでのメッキ狙いをすることに。
仲間の情報では、最近のYNGSMは朝方よりも夕方の方が良くなる傾向にあるとのことなので、今回は午後から釣りをする積りで、自宅を10:45頃出発。流石に師走の昼間で交通量も多く、いつもより時間が掛かり、現地到着は12:00を廻った頃。
支度を整えて海岸に向かった所、前回、あれ程ズラリと並んでいたアングラーの姿が何処にも見えない。無暗に混み合っているのも厭だが、誰もいないのも何か不安な気持ちになる。
12:30頃、井桁突堤の右端に立って、Soare Xtune S610LS30のロッドにD-Contactの組み合わせでキャスティングを開始。
風は、右後ろから左前に抜けていく北東の風。所が、北寄りの風にも拘わらず、思いの外、波が高くサーフでは波脚が長く伸びている。遠目には水の色は青くて綺麗だが、足許を見ると前回と同じ様な濁りが入っていて、motoさんからの(前回は)濁りのない所が良かったとの情報が気になる所。
釣れるなら、2~3投の内・・・と期待をしたが、これは期待倒れ。
右に左に、一通り扇状に探ったが、気配はない。前回もそうだったが、生き物の気配が感じらず、早くも気持ちが萎えかかって来る始末。
そこで、サーフなら何とかなるかも知れないと、直ぐに井桁突堤を見切ってサーフに移動。
サーフでは風を背負う格好になるのでキャスティングは楽だが、肝心な魚からのアタックがない。本来ならメッキ以外は外道になるのだが、この時はセイゴでも良いから来てくれと切に願った次第。
所が、全くコンタクトもなく、長いサーフを細かくチェックした筈なのに、アッと云う間に導流堤に到着してしまった。
導流堤の先端は、昨年はメッキが溜まっていたので、大いに期待したのだが、何処に行ってしまったのか、コツンとも来ない。
昨年の様にボトムに貼り付いているのかも知れないと7gのメタル・ジグを結び、流れもソコソコあったので確実に底を取るために、30カウントした所、敢え無く根掛かり。そこで、ラインを手に巻き付けてグイと引っ張ると、思いの外簡単にプツンと高切れしてしまった。
仕方がないので、強目の風の中少々やり難いがFGノットをして締め込むとPEラインがプツン。念のため、PEラインを両手に巻き付けて引っ張って見た所、いとも簡単に切れてしまう。何メートルかラインを引っ張り出して試して見たが、結果は同じで、これまで経験したことがないことだっただけに、これには唖然。
予備のスプールやリールを持って来ておらず、メッキが居る気配もないので、諦めて引き揚げようかと思ったが、何もせずにサーフをトボトボと歩いて戻るのは脳がなさ過ぎる。そこで、万が一のことを考えて、合わせ切れを防ぐために、ドラグをユルユルに緩めた上で、キャスティングをしながら戻ることにした。
幸か不幸かアタリがないまゝ、井桁突堤の近くにまで戻って来た所、直ぐ目の前のブレイクの所でブルブルとこの日初めての魚からのコンタクト。
ガツンとルアーを引っ手繰る様なメッキらしいアタリでもなく、ユルユルのドラグを引っ張り出すこともない程の弱い引きで一瞬フグかとも思ったが、上がって来たのは紛れもないメッキ。
時計を見ると、丁度15:00。実釣2時間半で初めてのアタリで、大きさも15cm程度しかなく、この時期にしては小さ過ぎるサイズ。しかも釣った感よりも釣れちゃった感が遥かに強い1匹だが、メッキはメッキと気持ちを奮い立たせて、2匹目を狙ってキャスティングを続けたが、正に交通事故の1匹。
陽も西の空に傾き、漸く動き出したかと、それから1時間程粘ったが、気持ちも切れて、16:00頃StopFishingとした。