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2016年釣行記(40) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↓↑↓)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 23、カサゴ x 6、メバル x 1
同行者:SGMRさん、(KIさん、AKTKさん)

予報では金曜日の朝方は弱い北風なので、今シーズン最後のエギングにZMKZ-KGNに出撃する積りで準備に入った所、SGMRさんから珍しく電話。いつもならメールなのに、何かあったのだろうか?と訝しく思いながら出てみると、金曜日、どうするのかとの問い合わせ。
ナイスガイのSGMRさんは奥ゆかしくて直接的な表現を使うことはないが、これは行きましょうと云う明確なお誘い。

小生、この歳になっても、この種の誘惑には極めて弱い。直ぐにでも獲物をアオリイカからアジに切り替えて、ご一緒することにしたかったのだが、気になるのは、前回もアジのアタリを一度も感じられなかった程の最近の孤島の絶不調振り。
だが、SGMRさんの提案は孤島の別の場所に入ろうと云うもので、小生も以前からは行ってみたいと思っていた所。この提案が決め手になって、コラボすることに決定。

孤島にはいつもより早く16:00頃到着。

SGMRさんの案内で岸壁を真っ直ぐに進み、突き当りに到着。
遠くには赤潮の帯が流れているのが遠望出来るが、この岸壁付近には薄く小さく短い帯が漂っているだけで、余り気にならない程度。風は予報とは違って東寄りが吹いているが、寧ろ、暑さが少し凌げるので有難い。

早速、タックルを整えてキャスティングを開始。

AJ-2016-021この日の最初の獲物は17:00頃に来た、ロリ・カサゴ。型は小さいのに一人前にコンとハッキリとしたアタリを出すのに、思わず苦笑する程。しかし、前回と違って生き物の気配が感じられるだけ、有難い!!

お父さんかお母さんを連れて来て!

ノータッチで海に帰して、キャスティングを続けると又々同サイズのロリ・カサゴ。そして、少しサイズの大きいカサゴ、続いてカサゴカサゴ・・・・とカサゴのマンションを探り当ててしまった様。

その頃、SGMRさんは最初のアジを揚げていたので、アジが居ることは確かだが、小生の釣り座付近には、アジが回って来る気配がない。来ないのであれば、こちらから行ってやろうアジを探して場所移動を試みたが、場所を替えるとアジどころかカサゴもアタッて来ない。アタリがなければないで、寂しくなってカサゴでも良いからアタリが欲しい。

その内アジが回って来るだろうと、カサゴと遊んで時間を潰す積りで元の場所に戻りヤケ酒ならぬヤケ・キャスティング・・・・

AJ-2016-022待望のアジのアタリがあったのは、日没時刻を過ぎて周囲が暗くなって来た19:30頃。
チクッと微かなアタリにタイミングよく合わせが決まり、20cm足らずだが嬉しい嬉しい1匹。そして、その直後に同じアタリで同じサイズを追加。
良し、この日のパターンを掴んだと思ったのだが、その後はアタリが遠くなって、このまゝ修業の場に突入?????
そしてSGMRさんも迷路に首を突っ込んでしまった様で、ピタリと釣果の伸びが止まってしまい、首を傾げるばかり。

対して18:00頃に登場して来たKIさんは順調に掛け始め、これには流石のSGMRさんもアングリ・・・。

見かねてKIさんは即席のアジング教室を開いてくれ、その講義の内容をを活かしてアジを掛け始めたのはSGMRさんで、小生はそのSGMRさんの釣り方を真似して何とかなった次第。

問題の赤潮だが、風向きによるものかも知れないが、夜半頃には一旦増えだした赤潮の元の夜光虫は1:00を廻る頃には殆ど居なくなり、海水の濁りも取れて良い感じになって来た。
これが良い方向に影響したのか、この日は夜が明けて周囲が明るくなる頃まで、途中、中だるみもあるにはあったが、終始ポツリポツリとアタリが続き、久し振りに退屈しない面白いアジングだった。

と云っても、KIさんのアジング教室がなければ、以前の様な修行のアジングになった筈で、KIさんにはこの場を借りてお礼を申し上げたいと思う。有難うございました。

(追)
今週は、火曜-水曜、金曜-土曜と一週間に二回も徹夜アジングをしてしまった。このパターンは昨年もSGMRさんと何度となくやっていたので、今更驚くこともないのだが、今回はこれまで以上に疲れを酷く感じる。この歳になって、週に二回の徹夜はやり過ぎと云えばやり過ぎだが、はやり体力的な衰えを自覚させられることは、悲しいし寂しい。

と悲観的になっても体力が若い頃に戻る訳でもないし、体力の続く限り若い人たちに交じって徹夜アジングを愉しんでやろうと、改めて思う次第。