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2014年釣行記(44)-AJ

2014年 Ajing 釣行記

潮回り:若潮→中潮 場所:孤島 釣果:アジ x 13、カサゴ x 4 同行者:単独(かずともさん、悪徳さん他)

今週の火曜から水曜にかけて、カミさん中学時代の友人宅を訪ねて千葉に行っていたので、週の前半の釣行はお休み。
そして、19日の金曜日。土曜日が後ろに控えているので、釣り場が混雑することが予想されたが、アジングの手解きをして頂いた空読さん中村(海猿)さんに逢えるかも知れないとの期待もあり、敢えて孤島に行くことにした。

孤島には17:00過ぎに到着。
金曜日とは云え平日なのでこれでも充分に早い到着だと思っていたが、残念ながらベスト・ポジションには既にアジンガーが二人が入っており、まだまだ明るい時間帯にも拘わらず良型アジをポンポンと掛けている。
実は、夕間詰めにはタチウオを狙う積りで準備して来たのだが、アジの活性が高い様なので最初からアジを狙うことに方針を変更して、彼ら二人から7~8m程岸寄りに釣り座を構えてキャスティングを始めた。

風は南風で右から左の横風になるが、普段から風の強いこの釣り場では寧ろ弱い方に属する条件。しかも明るい内からアタッて来る程アジの活性も高い。

今日こそは爆釣か・・・・・・?

しかし、期待に反して小生にはアタリがない。
小生の左で時を同じくしてアジングを始めた若者に訊ねると、アタリはあるが乗らないとのことだったが、暫くしてパターンを掴んだ様でパタパタと上げ始めた。そうこうする内に、今度は小生の右側に入っていたアジンガーもロッドを曲げだし、間に挟まれた小生だけが一人蚊帳の外に置かれた状況。

直ぐ両隣にアタリがあって小生にはナイのはどうしたことか?
否、これはアタリがないのではなくアタリが出せていないのだ!

と云う所までは解ったが、それでは、
どの様にしてアタリを出すのか?
どの様にしたらアタリが出せるのか?

自分なりに色々と考えてルアーを替えたりJHの重さを替えたりしたが、どうしても芳しい結果にならず、その内何が何だか分からなくなり・・・・・

20:00を回った頃、先端付近のアングラーが引き揚げて行ったので、気分転換のために先行アジンガーの左側に釣り座を移動し、その後は何とかポツリポツリと掛けられる様になった。
普段の小生であれば、これでも満足している筈。
しかし、先行者は小生の倍以上のペースでコンスタントに釣果を伸ばしているのを目にすると、年甲斐もなく焦りを感じてしまう
訊けばその先行者は中村(海猿)さんとも懇意にされているかずともさんと仰る御仁で、道理で上手い筈。

20:30を回った頃、6~7人のアングラーが登場して来て、釣り場は一気に賑やかになり、その内の一人が昨年もここでお世話になった悪徳さん

悪徳さんは、小生の左に釣り座を構えて間もなく最初の1匹を掛けてからペースを掴んだ様で、コンスタントに釣果を揚げ始め、小生はまたまた上級者に挟まれた格好になってしまった。

そして、小生のアジングを見るともなく見ていた悪徳さんは、余りの下手さ加減に堪らなくなったのだろう、アクションの付け方やフォール時間の取り方、潮の流れとの関係等々、色々とレクチャーして下さった。その内容の一つ一つが、小生の様な感覚的なものではなく、極めて理に適っていることを痛感した次第

日付が変わって暫くして、それまで穏やかな南寄りの風が一変して強い北寄りになり、パイプ椅子が煽られて岸壁から海の中にドボン・・・・。
そんな強い風にロッドが叩かれて、条件の良い時でさえアタリを出せていない小生は益々苦戦を強いられているのに、かずともさん悪徳さん他皆さんはコンスタントにアジを掛けておられ、腕の差を見せつけられてしまった。

AJ-2014-010R結局、この日の釣果は13匹で終わってしまい、かずともさんや彼の仲間、悪徳さん他のアジンガーの皆さんには遠く及ばない結果だったが、皆さん、気持ちの良い若者で和気あいあいと本当に楽しい一夜だった