※ 月別アーカイブ:11月2013 ※

ロッドクラフト(5)ブランクの塗装

RodCraft 釣り道具

今週は風の強い日が多く、気が付いて見れば週末直前の金曜日。
今日こそは釣りに行こうと思っていたが、天気予報をチェックして見れば、今日も釣り場方面は5mの北風・・・・(涙)
仕方がないので、今日もロッドクラフトに精を出すことに。
と云うか、ロッドクラフトで癒されている様なもの。

今回は、ブランクの塗装。

ブランクは出来ればカーボンの模様を活かしたかったので、クリヤーを吹くだけにしたかったのだが、元々の塗料が残っていたりしていて、クリヤーではムラムラになってしまう。そこで、アラ隠し黒のウレタンを吹くことにした。
ブラシでウレタンを吹く場合は、主剤:硬化剤:薄め液の比率を10:1:10~15にする必要があるのだが、今回は試しにブラシ用に調合してある黒のウレタンを使用した。これであれば主剤と硬化剤5:1の比率で配合するだけで良い。ウレタンをブラシで吹いたことがなかったので自信がなく、調合済みだと安心だと思ったのだが、自分でも簡単に調合出来るので、敢えてブラシ用を買う必要はなかったと反省。

実は、ここまでは、昨日の作業で今日はクリヤーを重ねて塗ることに・・・。

1500番のサンドペーパーで軽く足付けをして、クリヤーを吹いて仕上げとした。
しかし、部屋の中では全く分からなかったが、直射日光にかざして見ると塗りムラが浮き上がって見える。特に、ブラシを左右に往復させるその折り返し点が濃い目になっている。鉄道模型を塗装する際は、塗る対象の外で折り返しているので、この様なムラを出すことはなかったが、ロッドの様な長尺ものを塗装するには工夫が必要だろう

RD-2013-006Rこの状態でブランクの重さを測ってみると、26.89gで塗料の重さは約0.3g。この程度であれば、黒を二度塗りしても重量増加にはならないので、やはり二度塗りはやるべきだったと思う。
そうすれば、塗りムラの発生も抑えられただろう
このロッドにも、再度黒を吹こうかとも思ったが、このロッドを使うのは殆どが夜・・・・・。
光量のない夜に黒いロッドでは、闇夜のカラスと同じで全く気にならない筈なので、今回は見送りにした。