※ 月別アーカイブ:11月2013 ※

ロッドクラフト(5)部品到着

RodCraft 釣り道具

OZATOYAに注文していた部品類が到着した。
ブランク塗装は取り敢えず完了し、これで全て揃った筈なので、イヨイヨ工程はロッドの組み立てへ・・・・。

購入した部品の内、主なものは次の通り。
リールシート:SKSS-16 1,073円
コネクター:SKPA16-10R 945円
グリップ素材:SRG27-38EBK08 698円

ガイドはトップから
T-LFST 3.5-0.9  992円
T-KTSG 3.5   519円 X 3個 = 1,557円
T-KTSG 4.5   519円
T-LSG 5.5    519円
T-LSG 8     661円
T-ATSG 12   1,036円

RD-2013-005Rその他細々したものがあったので、この時点で購入総額は10,000円を超えていたが、送料無料になる10,500円には僅かに足りない額。
この辺りの設定は、やはり商売の妙と云う奴だろう。通販で物を購入する際に、いつも引っ掛かってしまうのだが、今回も解っていながらその術中に見事に嵌ってしまい、気が付けば余り必要とは思えない物まで買い物カゴに・・・。

そして見事に、送料は無料にすることが出来たが・・・・(苦笑)

ロッドクラフト(5)ブランクの塗装

RodCraft 釣り道具

今週は風の強い日が多く、気が付いて見れば週末直前の金曜日。
今日こそは釣りに行こうと思っていたが、天気予報をチェックして見れば、今日も釣り場方面は5mの北風・・・・(涙)
仕方がないので、今日もロッドクラフトに精を出すことに。
と云うか、ロッドクラフトで癒されている様なもの。

今回は、ブランクの塗装。

ブランクは出来ればカーボンの模様を活かしたかったので、クリヤーを吹くだけにしたかったのだが、元々の塗料が残っていたりしていて、クリヤーではムラムラになってしまう。そこで、アラ隠し黒のウレタンを吹くことにした。
ブラシでウレタンを吹く場合は、主剤:硬化剤:薄め液の比率を10:1:10~15にする必要があるのだが、今回は試しにブラシ用に調合してある黒のウレタンを使用した。これであれば主剤と硬化剤5:1の比率で配合するだけで良い。ウレタンをブラシで吹いたことがなかったので自信がなく、調合済みだと安心だと思ったのだが、自分でも簡単に調合出来るので、敢えてブラシ用を買う必要はなかったと反省。

実は、ここまでは、昨日の作業で今日はクリヤーを重ねて塗ることに・・・。

1500番のサンドペーパーで軽く足付けをして、クリヤーを吹いて仕上げとした。
しかし、部屋の中では全く分からなかったが、直射日光にかざして見ると塗りムラが浮き上がって見える。特に、ブラシを左右に往復させるその折り返し点が濃い目になっている。鉄道模型を塗装する際は、塗る対象の外で折り返しているので、この様なムラを出すことはなかったが、ロッドの様な長尺ものを塗装するには工夫が必要だろう

RD-2013-006Rこの状態でブランクの重さを測ってみると、26.89gで塗料の重さは約0.3g。この程度であれば、黒を二度塗りしても重量増加にはならないので、やはり二度塗りはやるべきだったと思う。
そうすれば、塗りムラの発生も抑えられただろう
このロッドにも、再度黒を吹こうかとも思ったが、このロッドを使うのは殆どが夜・・・・・。
光量のない夜に黒いロッドでは、闇夜のカラスと同じで全く気にならない筈なので、今回は見送りにした。

ロッドクラフト(4)塗料

RodCraft 釣り道具

実は、今回のロッドクラフトには、そんなに手を掛ける積りはなかった。
手元にあったバスロッドのグリップとガイドを交換して、ショートロッドの使い勝手を確認しようと思って始めたのだが・・・・・・。

で、グリップやガイドを外した跡を少しでも綺麗にしようとサンドペーパーを掛けている内に、疵や汚れが気になり、結局元の塗装を剥がしてしまう結果になってしまった

RD-2013-004Rそして、塗装を剥がしてしまった以上は塗装し直す必要がある。そこで、塗料はエポキシが良いのかウレタンか? ウレタンなら一液タイプか二液タイプか? 色々と調べたり、鉄道模型用のエアブラシが使えるかどうかチェックしたりしている内に知らず知らず夢中になっていて・・・・。

夢中になっていても、フト我に帰る時があって、そんな時はこのまゝロッドクラフトを続けるかどうか迷ったりしたが、一旦点いてしまった火は消せずウレタン塗料や薄め液、洗浄液等々送料込みで5,870円分の買い物をしてしまった。

この他に、グリップやガイドを購入しなければならず、最終的には総額にして15,000円位の出費となってしまう筈で、これだけコストを掛けるなら、新しいブランクを買ってチタントップにする方が良いのか気持ちがグラグラと揺れ出して来た

<明細>
ゼスト薄め液冬用 1L      1,260円
洗浄液 1L           1,030円
2液性ウレタンクリアー 100ml  1,470円
ブラシ用ブラック 100ml    1,470円

ロッドクラフト(3)ガイド取り外し

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RD-2013-003R続いてガイドの取り外しを行うことにした。
しかし、その前に作り直す際の参考のために、現在のガイド位置を記録しておくことにした。

トップ方手元に向けて、
#1 : 4.5cm
#2 : 10.5cm
#3 : 18.0cm
#4 : 28.0cm
#5 : 42.5cm
#6 : 65.5cm
#7 : 100.0cm
となっている。
30年以上も昔のバス・ロッドで当時としては珍しいFinessFishingを提唱してアクションもExtraFastに設定しているためか、極端にティップ側に寄ったガイド位置設定になっている。この設定をそのまま採用するかどうかは、その時になって決めようと思う。

ガイドの取り外しはライターの炎でガイド付近を温めた上で、ナイフでスレッドを切って等々とオーソドックスな方法で行った。ただ、トップ・ガイドを取り外す際、上手く取り外せず誤って0.8mmのティップを6~7mm程折ってしまった
これが、アクションや感度等にどの様に影響するか判らないが、殆ど影響はないものとして工作を進めることにした。

ガイドを取り外した後、240番、400番、600番とサンドペーパーの番手を替えながら塗料を剥がしロッドの表面を平滑にして、所謂ブランク状態にした。

ここで、重量を測ると26.61g・・・・。
これならば、何とか65g程度で仕上げられるだろう。

ロッドクラフト(2)グリップの分解

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA手始めにグリップの分解から・・・。

グリップはフロント、リア共にグレーのEVA製なのでナイフで縦に切れ込みを入れて引き剥がせばと至極簡単な作業

所が、所が、これが思った以上に難物で、ガッチリと固着されていて簡単には剥がれて呉れない・・・。

切れ込みにドライバーを差し込んで切り口を拡げた上で、ペンチでベリベリと親の敵を討つ様に精一杯の力で漸く剥がし取ることが出来た。

次いでリール・シートの取り外し・・・。

リール・シートのナット部分は緩めてロッドのエンド側にずらせば、簡単に引き抜けるので苦労はないのだが、雄ネジ部のティップ側にあるリールの足を突っ込む部分が問題。
ここは力が掛かるためだと思うのだが、固いステンレスの薄い板で補強されているので、金属工作で使っていた金鋸を持ち出して、ブランクに疵付けない様に気を付けながら切断して取り外した。
そして、プラスティックだけになった雄ネジ部にカッターナイフで切れ込みを入れた上で、グリップの際と同じ要領で除去すると、現れて来たのがコルクのアーバー
ガッチリと固着しているアーバーは、カッターナイフで削り取ったのだが、ここでチョンボと云うか不注意による事故

切れ味の悪い刃物を使っていると、どうしても力を入れて切れ味の悪さをカバーしようとしてしまうのだが、この時が正にそんな状況。
グイと力を入れてアーバーを切り取った所までは良いのだが、はずみでその刃がロッドを握っている左手親指の指先に当たり、アッと思った瞬間には切れない筈の刃がグサリと食い込んでいた

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