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2011年釣行記(52)-MK

2011年 Ajing 釣行記

長潮 月齢:23.7 場所:YNGSM 釣果:メッキ X 10 同行者:単独

6回目のメッキ探索。
今回で駄目ならメッキは諦めて、少し早目のエギングに切り替える積りで背水の陣を敷いての釣行。
場所は、駐車場からかなり歩かなければならないことは覚悟の上で、メッキのメッカYNGSM
ここで駄目なら諦めもつこうと云うもの。

30分の歩行時間を加味して、5:00頃自宅発。 現地到着は5:40頃。
早速、車を駐車場に止めてタックルを手に歩行を開始したものゝ、砂浜をフェルト・ピンのブーツを履いて30分近くも歩くのは、幾ら覚悟の上とは云え少なからず辛いものがある。 しかし、Mapionで調べた地図には防砂林の帯に沿って道らしきものが書かれてあったので、少し国道方面に砂浜を上って見た所、舗装された立派なサイクリング・ロードが整備されているではないか(^O^)/
これには大いに助けられた。 そのサイクリング・ロードではジョギングやウォーキングをしている沢山の人達が行き来しており、浜では投げ釣りをしている人がちらほらと見える。
そんな景色を楽しむ余裕は最初だけのことで、直ぐに、一向に近付いて来ない遥か遠くに見えるポイントを見やりながら、これで釣れなかったら・・・、なんてマイナス思考が浮かんで来る。

ポイントとなる石積み堤の橋に辿り着いたのは、駐車場を出て15分後。
資料によると、この石積み堤の長さは800m程あるとのことなので、掛かろうとしている先端まで、あと10分程。
金曜日と云うのに、途中の石積み堤には結構沢山のアングラーが沖に向かってキャスティングを繰り返している。 惧らく青物狙いかシー・バスだろう。

漸くの思いで先端に到達。 ここまで徒歩25分程。
付近にはメッキ狙いと思しきアングラーが2人、内1人は直ぐに引き揚げて行き、残る1人は時々波が洗うテトラに乗って盛んにキャスティングを繰り返している。

話し掛けて見ると、何と秦野市から自転車で50分も掛けて来たと云う。
皆、釣果を見るために色々と苦労をしているんだなぁ!!

所が、ここで小生は大きな間違いを・・・・・。
新調したばかりのメバル用のベイト・ロッドを使って見ようとしたのだが、小生が持っている一番重い6gのルアーでも、全然飛ばない。 スピニングを車に置いて来たことを後悔しても後の祭り。
リールのブレーキを色々と調整して何とか飛ぶようになったが、それでもスピニングの半分程の飛距離しか出ない。 その内、プチッと云う音と共に6gのピンテールが海に消えて行ってしまい敢え無く殉職。
スピニングを取りに行くにしても往復1時間程も掛かってしまう。
小生の気持は、海に消えて行ってしまったルアーと共に切れて急降下。

暫く先行者の釣りをボーッと眺めていると、別の若者アングラーが登場。
彼は、髪を染め耳にはピアスをしているので、高齢者としては一寸引き加減だったが、話し掛けて見ると外見とは大違いで、至って感じの良い若者だった。
彼は到着するなりポン・ポンとメッキを連発。 ロッドは大きく満月の様にしなり、後ろから見ていてもその引きの強さが判る程。

こんな所を見せ付けられては堪らない。 が、1時間も歩くことを考えると・・・。

折角だから、スピンニングを持って来てやれば、必ず結果は出ますから。
車も????に止めることが出来るから、車も移動して来たら・・・。

との勧めに背中を押された格好で重い腰を上げて車の所に戻って、タックルの交換を決行。

再開して程なく、トゥイッチしているとロッドにグンと重さが乗り生命体の反応が伝わって来て、緩めのドラグがジーッと鳴り・・・・・。
これは、ドラグを締めようとした瞬間にフッと軽くなって敢え無くフック・アウト。

MK-001R.JPG
その後、9:40頃待望のメッキの第一号。
足許にまで来てもグイグイとロッドを絞り込むファイト振りは、想像以上のもので、流石にGTの子ども。 親譲りの引きの強さに一発で魅せられてしまった。

その後は飽きることなく釣れ続いて、結局、ギンガメばかりだったが10匹の釣果。 その他にバラシが何度かあり、外道のダツ3匹で、久し振りに満足の出来る一日だった。

只、常にトゥイッチをしていなければならず、ロッドを持つ右手はパンパンに張るし、最後にはロッドのグリップに沿って曲がった指が元に戻らず、左手で伸ばさざるを得ない程で、手首も痛くなって来た1:30頃、StopFishing。

結局、今日は若者アングラーに促されなければ、スピニングに交換することもなく、またもや、スゴスゴと引き揚げる格好になっていただろう。 その意味で、若者アングラーに感謝しなければならない。