2011年釣行記(3)-MB
2011/01/14
若潮 月齢:9.7 場所: OHTZK 釣果:1(ヤリイカ) 同行者:単独
お目めクリクリの可愛いメバルに会いに、また出撃。
潮回りからすると、夕方から出掛ければ丁度上げに掛かって来る所なので都合が良いのだが、プラグの釣り初心者としては、ルアーの泳ぎ方の確認や勉強しなければならないことがあるので、明るい内にポイントに着いておきたかった。
と云う訳で、前回、前々回と同様、昼過ぎに出発した。
現地駐車スペースには、釣り人の車はなく、ラジコン・ヘリコプターを飛ばしに来ている2人組が居るだけ。
ゆっくりと支度をして、磯に出て見るとYahoo天気予報に反して風も波もなく凪状態のMebaring日和で、自然と足が速くなってしまう。
しかし、若くて足腰がしっかりしている内であれば、気にすることもないのだが、足腰の粘りもバランス感覚にも衰えて来た身では、岩の凸凹や滑り易いノリに注意して、つまらない怪我を避けなければと慎重に歩を進めて、先ずは磯の最も奥を観察。
時間的にも干潮の7~8分と云った所で、ヒジキ等の海藻が生えた根が足許から張り出しているが、潮が高くなってから入れば面白そうな印象。
その地点を皮切りに地形の観察をしつゝ、泳ぎを見るためにルアーを色々と換えながら時間潰し。
所が、漸く暗くなりかけた夕マヅメ。 正にこれからと云う時になって、ライン・トラブルの連続。
スピニング・リールの性格上、ラインのヨレは避けられないし、軽いジグをキャストしているのでバック・ラッシュを起こし易いことも解っているのだが・・・・。 一旦、バック・ラッシュを起こすとそのヨレが原因で見事な結束が出来あがってしまい、全く厭になってしまう。
硬いフロロであれば時間を掛けて何とか解くことも出来るが、PEラインではどうしようもない。 ラインを結束しようとすると、なかなか上手く行かないことが多いのに、意図していないと云うよりも起きて欲しくない時に発生するこのトラブルを避ける方法はないものだろうか?
アタリが薄暗くなり始めた頃、一人二人と釣り師が入って来た。 前回は、この磯全体で小生独りになり些か心細い思いをしたのだが、こうして他にも釣り人が入っていることが分かると、何故か安心してキャスティングが出来る。
しかし、前回とは状況が全く異なり、アタリのアも感じられず、暗い中、懐中電灯の灯りを頼りにアチラ・コチラと場所替えを敢行したが状況には変化なし。
20:30頃になって漸く来てくれたのはメバルならぬこのヤリイカ。
Mebaringのタックルに胴長20cm程のヤリだったので、引きはソコソコ強く感じられたが、ターゲットはメバル。 実は、このヤリを上げる前に、一度メバルらしいアタリがあったのだが・・・・。
結局、ライン・トラブルに悩まされ、ルアーを3個奉納して22:00頃StopFishing。
考えて見れば、今回は実釣期間を通して、潮の動きが余りなかった様に思う。 加えて月も半月ながら明るかったのが空振りに終わった原因だろう。 しかし、ここでツツイカが出るのなら次回はツツイカをターゲットにしても面白いかも知れない。
所で、Egingでエギをロストしてもそれ程悔しくはないのに、ルアーをロストするのは何故か勿体ない事をした様な気持ちになってしまう。
特に、今回はMebaringを初めて最初のメバルを連れて来てくれた記念すべきルアーをロストしたので、その感が強いのかも知れないが・・・・。