※ カテゴリー別アーカイブ:2005年 ※

2005年 アオリイカ釣行記(15)

2005年

潮回り:小潮  場所:長井  釣果:豆 X 1  同行者:ナシ


この所、毎週の様に台風が来ている様な気がしますネ?。昨日の日曜日も台風17号が関東地方をかすめて過ぎて行ったばかりなのに、月曜日にはもう19号が発生したとのニュース。このままだと、又々、来週末は台風接近・・・。
昨日の今日じゃ、当然17号の影響は残っているだろうし、行くだけ無駄になる公算大と日曜日の夕方までどうするか決め兼ねていたものの、結局、様子だけでも見て来ようと朝4時に起き出して、長井へと車を走らせた。
長井には夜明け前の5時15分頃に到着。シーバス狙いの先行者が一人居たが、ものの10投もしないで引き上げて行ったので、貸切状態。心配していた台風の影響は思っていた程ではない。ウネリも殆どなく、時折強めの風が海面に小波を立てる程度で、却ってアオリ日和と云った方が良いかも・・・・。
実釣開始後1時間程経った時に、モヤモヤとした魚信で小さなアオリが3.5号のエギに抱き付いて来た。先週のコロッケよりも二周りほど小振り。エギを持って身体に触れぬ様にして写真撮影をして、「お父さんやお母さんは居ないだろうから、お兄ちゃんかお姉ちゃんを連れて来て」と即リリース(余りにも可愛いサイズだったので、釣果報告の対象外とした)。
その後、徐々に風が強くなって来て、防波堤の上に立っていると、後ろからグッと押される感じがするまでになって来た。太陽は厚い雲に隠れて出て来ないし、風がない時は暑くも寒くもなく心地良いが、風が吹くと夏の服装だと寒く感じる位。暑さ寒さも彼岸までと云うが、彼岸の中日の先週の金曜から3日しか経っていないのに、一寸極端過ぎない?

回収しようとしているエギを追い駆けて来るアオリは何回か目撃したけれど、結局ものに出来ず、風も弱まる気配がないので、9時に撤収した。

2005年 アオリイカ釣行記(14)

2005年

潮回り:大潮  場所:三崎、秋谷、長井  釣果:コロッケ X 1  同行者:ナシ

9月も中旬になり、沢山のHPにコロッケ・サイズの釣果報告が見られる様になって来ました。
実は9月一杯はオフ・シーズンと考えていましたが、そんなHPで釣行記を読むとムズムズ・・・、どうにも我慢が出来なくなって、とうとう様子を見に行って来ました。
昨夜は「中秋の名月」の大潮。今日はその翌日で条件的には昨夜と変わらない筈。
と云う事で、暗い内は三崎で、明るくなってからは秋谷でと予定を立て、午前1時半、三崎に向けて出発。2時半現着。白堤、花暮、通り矢と廻るが全く音沙汰なし。
5時過ぎに、予定通り三崎から撤収し、秋谷へ。
到着すると防波堤は青物狙いばかり。その中の顔見知りの地元師にアオリの様子を尋ねると、「早い、早い!! 11月からだヨ?」とのこと。
しかし、折角来たのだからとキャスティングを開始。すると何と、3投目でモゾモゾとした魚信でコロッケ・サイズが来た。コロッケと云えども立派なアオリ。シーズン最初の釣果でもあるから持って帰ろうかと思ったら、彼の地元師が遠くからそれを見ていて「リリース!! リリース!!」と叫んでいる。
クソーッ!! シーズンの初めだから釣れてもコロッケ・サイズ、であれば全部リリースしなくっちゃならないのかヨ?・・・。泣く泣くリリースして後、アッ!シマッタ!!写真を撮り忘れたことに気が付いたが後の祭り。

と云う事で三崎で撮った「中秋の名月」をお見せします。でも望遠でないので、白い点でしかありませんネ。

秋は数釣りと云うけれど魚信が続かないし、釣れてもリリースさせられるんじゃナ?と、三崎から秋谷に来る途中で、寄ろうと思った長井に想定外転戦と相成った。
この長井では回収しようとしているエギを猛スピードで追い駆けてくるコロッケ・サイズを目撃。残念ながらこいつをものにすることは出来なかったが、猪突猛進ぶりにはビックリした。
9時近くになり暑くなって来たので、シーズンの様子見を終了とした。

2005年 釣行記(1)

2005年

潮回り:大潮  場所:馬堀海岸  釣果:カサゴ=1匹  同行者:H氏


アオリがシーズン・オフに入ってしまいシーズン・インするまでの2?3ヶ月間、釣りは休みにしようと思っていたが、再燃した釣り好きの火を消すことが出来ず、次なるターゲットを何にするか、色々と考えた。
結局、アオリに辿り着く前の状況に戻ってしまい、出直しとなったことになる。 が、アオリで三崎港や城ヶ島に通ったこともあって、漁港でのライト・タックルでのルアー・フィッシングが以前よりもずっと考え易くなっていた。
私の釣りは元来キャッチ&リリースで釣果を持ち帰ることは殆どなかったのだが、アオリを持ち帰った所、「やっと食べられる釣りになった」と意外にも家族に好評であったので、喰っても美味い魚であることを条件にした。 結果、メバルやカサゴのロック・フィッシュやアジを狙うことにした。
と云う事で、小生をシーバスの世界に引っ張り込んでその後の面倒を見て呉れなかった(笑)H氏を強引に誘ってのメバリング初挑戦。 時は20日の土曜日。 土曜日とは云え私は仕事があるから帰宅後の出撃となるので、22時に金沢八景で待ち合わせをして、南にラン&ガンすることにした。 風が少々強いものの、潮回りは満月の大潮。 大いに期待が持てる。
しかし、小生にしてもH氏にしても、メバリングは初体験。 どうにも要領を得ない上に、1gのジグ・ヘッドの何とも頼りないこと。 キャストしてもリーリングしてもまるで手応えがない。 兎に角、風裏を探して、田浦、長浦、三春岸壁・・・・・、どんどんと南下した。
馬堀海岸に到着。 国道16号線から海岸までを帯状に整地して公園風にしているのだが、駐車スペースが全くない。 土地は充分にあるのだから駐車スペースを設けること位は、今の世の中常識じゃないかと、行政に文句の一つでも云いたい所だ。 
が、待てよ、ここは横須賀か? であれば、選挙前でもあるので小泉に直接云う方が、早いか・・・・・。なんて考えつつ、交通量も少ないことを幸いに、路肩に駐車して様子を伺うと・・・・・・。 餌釣氏が大きなカサゴを2匹バケツに入れている。 H氏と顔を見合わせて直ぐにタックルを取り出し、キャスティング。 しかし、バック・ラッシュのオンパレード。 キャスティングする回数よりヘッド・ランプを点けてじっと蹲ってバック・ラッシュを解いている時間の方が長い。 そこで、 ジグ・ヘッドを止めて少々重めのスプリット・ショットに変更することとした。 バス・フィッシングの時代からスプリット・ショットは得意にしており、調子が出ない時でも何とか結果を出せていたので、今回もその実績にあやかった。 フックもバス用のものを使い、早速第一投。 直後にブルブルと魚信が手許に伝わって来た。 あがって来たのは、約18cmの写真のカサゴ。
その後、H氏にも待望の魚信。 と思ったら、痛恨のバラシ。
馬堀海岸から久里浜港に移動したが、餌釣り師達が次々に入釣して来て、我々のキャスティング出来る範囲がどんどんと狭くなって来るのに嫌気がさして来て、今回の打ち止めとした。
(追)一昨日H氏より連絡があり、小生があげたのは「メバルじゃなくて立派なカサゴ」とのことでしたので、修正させて頂きました(Hさん、謝々)。
海釣りの経験が殆どなくメバルとカサゴの区別も付きませんでした。お恥ずかしい・・・(汗)

2005年 アオリイカ釣行記(13)

2005年

潮回り:中潮  場所:秋谷  釣果:ナシ  同行者:ナシ

早いもので見よう見まねでエギングを始めてから4ヶ月。シーズンも終わりと云われている7月最後のアオリ釣行となった(????)。
場所は当然ホーム・グラウンドの秋谷にしたが、秋谷では夜釣りをしたことがなかったので、今回始めて有終の美を飾るべく夜明け前に入ることにした。そこで朝2時に起床し、現着は3時過ぎ。
こんな時刻であれば、当然誰もいないと思っていたのに・・・・・。
ガ、ガーン。ナッ、ナント。
防波堤にランタンの明かりが2個輝いているのが見える。今日は日産の休業日?

車から出ると、波がテトラにぶつかってズ、ズーンと腹に響く様な音がし、続いて防波堤をザーッと濡らす波飛沫の音が聞こえる。アレ、何でこんなに荒れているの??? 迂闊なことに台風7号の影響がもう出ているとは思いもしなかった。よくよく考えて見ればこの漁港は小さな湾の奥ではなく、直接外海(と云っても相模湾だけど)に面しているので、当然と云えば当然。

防波堤に着いて見ると、若者3人が何本もの竿を並べている。まぁ、彼ら以外に釣り人がいない貸し切り状態だったので、文句を云う積もりもないが、別の釣り人が来たからには竿を片付けて釣り場を譲る位の心遣いがあっても良いのでは・・・。「釣り座を巡って殺人」なんて新聞の見出しになるのも真っ平御免だし、若干余裕のあった先端に釣り座を構えた。

防波堤から左手遠くに見える平磯では、黒く盛り上った帯が岸に近付くに連れて高さを増し、飛沫を上げて白く崩れ落ちて消波ブロックに突進して行く波の様子が良く見える。夜明け前で周囲が暗い内なので、不気味さが余計に感じられる。恐らく、小生一人だけであったら、そそくさと釣りなど諦めていたことだろう。
その波の影響は、釣り座を構えている防波堤には殆どなく、いつもよりはウネリがあると云った程度で、釣りは充分可能な状況。

先週は余りの魚信のなさに、少々嫌気がさしてワカシ等の青物にチョッカイを出して見たが、今日はアオリ一筋と心に決めて、キャスティング、キャスティングそしてキャスティング・・・。
と書くと、もうお解りのことと思う。
そう。今回も〇ボーに終わってしまった。
魚信らしきものもなかったし、青物にも手を出さなかったので、ノーヒット・ノーランならぬ完全試合。

さて、アオリのシーズンは終了した(らしい)が、小生はこれからもエギをシャクリ続け様と考えている。まぁ、この時期になると産卵のためのノッコミは幾ら何でも終わっているだろうし、釣果を見ることは先ず考えられない。が、イカの中にもノンビリとしたのがいて、これから産卵しようとしている輩がいるかも知れないし、ノンビリと沿岸を徘徊しているものもいるかも知れない。千に一つ・万に一つ、あるいはそれ以下かも知れない。又、秋谷はこれから真夏にかけては青物師の世界になるとのことだし、とてもノンビリとしたアオリをやる雰囲気にはならないだろう。従って、近場では三崎・城ヶ島にしようと思う。しかも、これまでの様に月曜の早朝からにすると、やはりこのご老体故火曜日からの仕事がキツイ。従って、土曜日の夜から日曜日の早朝にかけての時間帯にしようと思う。土・日の週休2日の人が多いので、最も混雑する時期ではあるけれど・・・・。

釣り人が多過ぎて入釣出来なければ、最初から成り立たない話しであるし、やって見なければ解からないが、現在、この時点ではそう考えている。

2005年 アオリイカ釣行記(12)

2005年

潮回り:大潮  場所:城ヶ島、三崎、秋谷  釣果:ナシ  同行者:ナシ

2度続けて入魂に失敗したので、今度こそはと城ヶ島に釣行することにした。
見事に〇ボーを食らった先週の丁度同じ11日に、城ヶ島でアオリ2杯の釣果があったとの記事をインターネットで見たので、ある意味で藁にも縋る気持ち・・・・・・・・・もあって、城ヶ島にした次第。
城ヶ島のその場所へは初釣行であるので、定石通り明るい内にと思っていたが、何となく家族に云い出しそびれて結局夜9時半の出発となった。朝間詰めを狙うのであればそんなに早く出る必要はなかったが、釣果はキャスティングの数に比例するので、実釣時間を稼ぐ目的でそうしたのだが、結果として老体にはきつい釣行となった。
城ヶ島には10時半頃到着。インターネットに書かれていた場所も難なく解った。その場所は常夜灯が明るく点いておりなにやら良さげな雰囲気。車を降りて様子を見に行くと、流石に連休最後の日の深夜、先行者はサビキ釣の2人組だけ。所が、岸壁には墨跡が殆ど見当たらず、一瞬不安がカスメ飛んで行った。
サテ、どうするか?インターネットの記事を信じてやって見るか?それとも・・・・。
夜釣でこの手元の明るさは捨て難く、イカが居ればなんとかなる(?)
少々強めに吹いている西風を避けるため城ヶ島大橋寄りに釣座を決めた。
そして第1投、第2投・・・・。何度キャスティングをしても魚信がない。岸壁を移動して試して見るが変化なし。
考えて見るとエギに海藻が掛かって来ることが殆どない。アオリイカは土地によっては藻イカと呼ばれている位、海藻とは切っても切れない仲。それが、これじゃ、駄目じゃん。
と云う訳で、黒島に場所替え。ここは何度も雑誌で紹介されているので、一度はと思っていた所。今日は良いチャンスかも知れない。
黒島に到着すると波の咆哮が結構大きく、時には波飛沫が防波堤を洗う始末。さっきの場所では全く気がつかなかったが、海は荒れ模様の様子。真っ暗闇の防波堤先端方向ではケミホタルの青白い光が見えるので先行者が居る様だが、この波。アオリイカと引き換えに海に引っ張り込まれても仕方がない。
君子危うきに近寄らず。
早々に通り矢に変更した。
目を凝らして見ると、通り矢の防波堤の曲がり角付近に一人のエギンガーがロッドを煽っている。挨拶をして様子を尋ねると、「潮の流れは余りないが、魚信もない」との寂しい返事。ここも駄目とあらば、最初の場所に戻る事も考えたが、ここはここである意味で思い出の場所。「運が良ければ・・・」と釣支度を始めた。
水色も先程の所よりは良いし、海藻もちゃんと掛かって来る。これでいつかの様にガツン、グイーン・グイーンが来れば、今度は必ずものにして呉れると思いながら繰り返すキャスティング。
入釣した頃は左から右に流れていた潮が何時の間にか流れを逆に変えてしかも今度はかなり強く、釣り難くなって来た頃夜が明けて来た。そうこうする内に先行者は岸寄りに5m程場所移動したので、曲り角付近に座を替え、先行者と話をしながら気のないキャスティング。何時もであれば、大体この辺りで秋谷に移動するのであるが、秋谷以外でも実績を作らねば・・・、と兎に角粘ることだけを考えていた。
と、ビニールでも引っ掛けた様に重くなった。
アレッ。根掛り、それとも、魚信。重くはなったが引っ張ると寄って来る。
蛸かいな?
と、クイーン・クイーンと微かに生体反応がある。
小さくても良い、アオリなら、入魂が出来る!!!
リールを巻く手にも力が篭ると云いたい所だが、残念ながら、簡単にあがって来たのはアカイカ。
イカはイカなんだが、これで入魂出来たのか? 出来なかったのか? 微妙な結果。
その直後に先行者にもアカイカが来てた、その後帰っていった。
時刻は午前8時。潮の流れも一向に収まる気配がなく、ついにギブ・アップ。秋谷に立ち寄って見ることにした。立ち寄ると云っても、道具を片付けずにそのまま車に積み込んだのだから、状況さえ許せば竿を出す気は充分あったんだろうと思う。
秋谷には9時頃到着。相変わらずの人気。防波堤は大勢の釣り人達で一杯だが、殆どの人は「青物」を狙っており、アオリをやっているのはYMT、KNIの両氏の他2人程。やはりシーズンも終わってしまった様だが、釣果を尋ねるとKNI氏が2杯出したとのこと。
この頃になって、流れ藻が大量に流れて来てエギが沈まなくなり、YMT、KNIの両氏はキャスティングを中断。その間、小生は青物用の仕掛けに替えてワカシを3匹ゲット。
でもって、12時にストップ・フィッシングとした。
久し振りの完全徹夜。これで結果が出ていれば余り疲れなど吹っ飛んでしまうのだが・・・・。老体には少々ハードな釣行でした。

« 古い記事 新しい記事 »