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2012/04/25
2012年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:山女 X 1 同行者:Mr.Maxima
約1年振りのMaxima氏とのコラボ釣行に、やはりどこか興奮していたのだろう。 目が覚めたのは3:00頃。
約束は6:00に西湘バイパスのSAなので、4:30に自宅を出てもこの時間帯であれば、寧ろ早過ぎる。
と云って、布団に潜り込んで二度寝をするのは、寝坊をしてしまうリスクが高い。
ゆっくりと支度をする等して時間を潰して、それでも早過ぎる4:00頃に自宅を出発し、交通量の少ない国道を順法精神を発揮して制限速度厳守走行。
しかし、こんな時に限って信号に引っ掛かることも余りなく、SAに到着したのは5:30頃。
1年振りの再会の挨拶もそこそこに、入漁券を購入するために途中のコンビニに寄って、Maxima氏を先導するかたちで無料駐車場に到着。
早速、支度を整えて、Maxima氏のビッグスクーターの後部座席に跨って、氏のお気に入りポイントに直行。
前回、単独で入渓した時はアタリも殆どなく惨敗だっただけに、この渓の主とも云うべきMaxima氏の実績ポイントに期待したのだが・・・・・。
小さな虫が飛び回っているのに、ライズは全く見えない状況で、Maxima氏は隅から隅まで叩きまくっていたが、完全に期待外れ。
1時間程粘って後、堰堤下のプールに移動。
ここはMaxima氏のお気に入りポイントで、これまで何度も良い思いをしているとのこと。
その言葉通り、Maxima氏のファースト・キャストからフライを目掛けて水面を割って派手に飛び出して来る。
所が、どうしたことか針掛かりしない。 流石のMaxima氏も首を傾げては苦笑いの連続。
2回、3回・・・・・7回目位のライズに漸く針掛かりしたのは15cm位のちびヤマメで、選りによって最も小振りのヤマメを掛けてしまった様だ(笑)
小生にも派手なライズがあったが、当然のことながら、空振り。
そうこうする内に、ライズもなくなってしまったので、又またビッグスクーターの後部座席に跨って上流方面に移動。
荷物運び用のモノレールに沿って急な崖を下って再入渓し、幾つかの堰堤を巻いて釣り上がったが、この日はどうしたことか、全く気配がない。
流石のMaxima氏も、釣れる気がしない・・・・・。
13:00頃、脱渓点の堰堤に到達したので、そこでStopFishingとした。
自然相手の遊び故仕方がないとは云え、厳しいFlyFishingのシーズンになりそうだ。
2012/04/10
2012年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:山女 X 3 同行者:単独
2012年のFlyFishing幕開け。
この時期は日の出時刻は5:00過ぎだが、朝晩はやはり冷え込むことが多くて、特に山の上の渓流ではこの傾向が顕著で、昆虫が飛び始める時刻は9:00以降だろう。
と云うことで、6:30に自宅を出発。現地着は8:00過ぎ。
早速支度をして・・・と云いたい所だが、1年振りのFF支度なので、要領が悪いことこの上なく、結局入渓したのは30分後の8:30頃。
1年振りの渓は、思いの外水量が少なく、しかも、底石が濃い茶色に染まっていて、真夏の渇水時期の様な色をしている。
水温は11℃。
小生は余り水温を測ることをしたことがないが、ヤマメの適正水温なので取り敢えず一安心・・・・・・。
幕開けから〇ボーだけは避けたいと願いつゝ、17番のパラシュートを結んで、2012年のFFの開始!!
しかし、水量が少ないため、これまでなら打っているポイントでも打てないことが多くて、いつもは3時間近く掛かる休憩ポイントまで、たったの1時間余り。
その間、アタリは何と一度だけ!!
休憩ポイントで遅い朝食のパンをかじって小休止を取った後の9:40頃、漸くパシャッと出て呉れたのが17cm。
今年の記念すべき1匹だが、何となく痩せている様に見えるのは、気のせいだろうか?
その後ははやりアタリが遠くて、30分後、この渓で最も大きなプールの手前で、これまでは出したことがないポイントだったので、普通ならパスする所だがポイントを選んでいる余裕はないので、念のためフライを流して見ると、流れが落ち込む寸前の所でパシャッ。
これは手応えがあったが、残念ながらネットインする直前にオート・リリース(涙)
それから更に30分後、脱渓ポイントの直前で・・・・。
フライを流し切った所でピックアップしようとロッドを煽ったのと、底から急浮上してフライを咥えたのと同時だった。
アタリが見えた訳でもなく、ロッドを煽ったら釣れてしまったと云う状況で、アングラーとしてはお恥ずかしい限り。
そして、11:30に早くも脱渓点到達。
久し振りの渓流遡行で若干疲れていたが、このまゝStopFishingするのも口惜しい・・・・。
と云うことで、脱渓点から一旦岸に上がって土手を歩いて最初の堰下のプールで延長戦をすることに・・・。
最初からアタリがあったものゝ合せ切れず、4度目のアタリで一旦針掛かりしたのがバレてしまってからは完全に見切られ、その後は全く相手にもして呉れない。
最後の手段とばかりに不本意ながら、ティペットに仁丹を噛ませヤーンで作ったフローターを結び付けて流して見ると、ビンゴ!!
フローターがスパッと消し込むハッキリとしたアタリで20cm位のヤマメ。
このパターンかと思ったが、その後はパッタリ・・・・。
12:30頃、何となくフラストレーションを溜めたまゝ2012年の開幕戦を終えた。
2011/09/29
2011年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ニジマス x 1 同行者:単独
台風12号が9月初めに通り過ぎて行ったと思ったら、それから2週間後に15号。
そのために、9月は台風の来襲と釣行が1週間おきになり、今日が2回目の釣行。
9月も下旬になると日の出時刻は5:30頃とかなり遅くなっている。 そこで、現地到着を周囲が明るくなった6:00頃に予定して、4:40頃自宅を出発。
ゆっくり目に走って予定通りに到着し、渓に立ったのは6:20頃。
台風15号が過ぎ去った後、急に気温が下がって朝晩は肌寒く感じる位になり、300mもない標高のSKM-Rでは吐息が白く煙りの様にたなびいて、一段と気温が低いことが判る。
水量は思っていた以上に多く、1週間前の台風15号の影響がまだ残っており、しかも、雪代(ユキシロ)が消え掛かった北海道の渓流の様に何となく白く濁りが入っている。
最初のキャストは6:30頃。
神奈川県の渓流は、他の地域より2週間程遅く10月14日から禁漁となるので、もう少し遊ぶことが出来るのだが、今シーズンのSKM-Rは芳しくない。
もし、今日も駄目なら、今回でFFを終わりにしようと決めて、めぼしいポイントを叩いて釣り上がったが、果せるかな渓魚の気配は全く感じられず、いつもの休憩ポイントまで、パーフェクト・ゲーム。
休憩ポイントで遅い昼食代わりの菓子パンを食して、再開。
前回、20cm位が出た開きの下流側で、目ぼしいポイントを一通り叩いた後、一歩進んで水中にある岩に脚を掛けた途端・・・。
黒い影がその岩陰から走り出るのが眼に入った。
しまったと思っても後の祭り。
それでも、未練がましくキャストしたフライが流れに乗って身体の真横にまで来た時、
パシャッとライズ。 思わず腕を伸ばして合せるとロッドに渓魚の重さが伝わり、水中でヒラを打つ魚体が見え、中々の引き・・・・。
引きを楽しんでネットインした渓魚を見ると、この渓流にしては珍しく22~23cm位のニジマス。
惧らく増水の影響で上流にある管理釣り場から流されて来たものだろう。
取り敢えず、これでボーズはなくなりホッとしたが、ヤマメではなかっただけに何となく中途半端な気分。
その後は、又、音無しが続いて全く雰囲気がない。
諦め掛けて脱渓点付近まで来た時見掛けた普段なら狙うことのない流れが、今日は増水のために絶好のポイントに見えたので、念のためキャスト。 すると、フライが流れに乗り掛かった時、底からヌーッと浮かんで来てフライを吸い込んでゆっくりと反転する渓魚の影。 しかし、渓魚ののんびりとした動きに合せる様にのんびりとした合せだったので、針掛かりしたものゝ、掛かりが浅く敢え無くオート・リリース。
結局、アタリが2回だけの寂しく厳しい状況のまゝ10:30頃StopFishing。
今回にて本年のフライ・フィッシングは終わることにして、10月から暫くは
メッキを狙う積りで帰路の途中で寄り道をした漁港で、様子見のためにスプーンをキャストして見た。
生憎、
メッキの姿は見えなかったが、
コトヒキが遊んで呉れた。
2011/09/13
2011年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ヤマメ X 3 同行者:単独
紀伊半島に大災害をもたらした台風12号の影響による大雨のため、先週一週間は釣行することが出来なかった。
否、実は、豪雨が上がってから3日後の金曜日の9日にSKM-Rに出掛けることは出掛けた。 2日も間を空ければ遡行出来る程度には水位も下がっているだろうと思ってのことだった。
しかし、驚いたことにいつもの駐車スペースには川崎ナンバーのエスティマが止まっている。 昨年からこの渓に通う様になったが他の人に先を越されることがなかっただけに、これには正直吃驚した。 加えて、この地方の雨量が住んでいる横浜方面に比べて遥かに多かった様で、渓の水嵩はまだまだ高く、直ぐに引き揚げて来てしまった。
と云う訳で、一週間振りの釣行となった次第。
4:00過ぎに自宅を出発し、現地到着は6:00少し前。 心配していた先行者はなく、ホッと安心。
ゆっくり支度をして入渓したのは6:30頃。
先週の豪雨から一週間経過しているのに、水量は未だ多くて流れが速くて直ぐにドラグが掛かって釣り難い。
水量が少なくて渓魚が底にへばり着いて水面に浮かんで流れているフライに興味を示さない状況よりは良いだろうと期待をしながらめぼしいポイントを叩いて釣り上がったが、やはり今回も期待倒れでアタリがない。
丹沢方面の幾つかが入渓禁止になっていることも影響しているのだろうか、昨年は見ることがなかった餌師の姿を見掛ける様になったし、どうも渓魚の絶対量が減ってしまったのではないかと思えて仕方がない。
7:40頃、いつもの休憩ポイントの手前で漸く来てくれたのが12cm位のこのヤマメ。
型は小さいが、取り敢えずこれでボーズはなくなった。
休憩ポイントで20分程休憩してから再開したが、やはりアタリが遠い。
10:15頃来たのは20cm位。
20cm程度では良型とは云えないだろうが、最近は型を見るのがやっとの状態だったので、久し振りの引きを楽しむことが出来た。
これは、カメラを用意している内にパシャッと跳ねて、ネットから飛び出してしまったので、写真はなし。
その代わりにそのポイントを・・・。
写真の右半分は本流の流れで、最初はその左側の少し流れの弱くなったを流したが、そこは空振り。
駄目元で、更にその左側、つまり、水面から少し頭を出している岩とその左の苔むした岩との狭い間を流すと、ヌーッと出て来てくれた。
それから程なくして10:30頃、川底からフライを目掛けて突進して来た12cm。
その後は音沙汰もなく、疲れもあったのでMr.Maximaに案内して頂いた開きを軽く流して12:00頃、StopFishingとした。
2011/08/30
2011年 FlyFishing 釣行記
FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:ヤマメ X 2 同行者:単独
台風12号接近の影響で、今週後半は荒れ模様になりそうなので、火曜日の今日、釣行することにした。
場所は、前回Mr.Maximaに教えて頂いた2か所の内、下流側を重点的に狙って見ようと考えた。 本当なら、此処は夕間詰のイブニング・ライズを狙うと面白そうなのだが・・・・。
4:00頃自宅を出発。 現地到着は予定より若干速い5:30頃。
ゆっくり支度をして、遊歩道を上流に向かったが、釣り上がる時は何でもない上り道が、こうして単に歩いて上るだけなのはかえって応える。
6:00頃、虫の飛翔が増えて来る時刻前はまだ間があるので、時間稼ぎをするために、いつもの脱渓点の手前から入渓してキャスティングの開始。
何箇所か叩いた後、一寸した落ち込みの脇、水面が平らになった所・・・・、毎度挨拶代わりにキャストだけはして見るだけの所で、パシャッと最初のアタリがあり、これは当然の如く合わせ損ない(涙)
今日は渓魚の活性が高い様で、その後も何度かアタリがあり、6:40頃、本日最初のヤマメは10cm位の可愛いサイズ。 これは写真も撮らずにノータッチ・リリース。
時刻も7:00を廻った所で、高さのない斜めに石垣が組んである堰堤をよじ登って、本日の本命ポイントに入った。
前回、Mr.Maximaに案内して頂いた時は、虫は全く飛んでいなかったのだが、今日は若干小さな虫が飛んでいるのが見えるし、渓魚の活性も高そうなので期待したのだが、残念ながらアタリは1度あっただけ。
そのまゝ釣り上がって、Mr.Maximaがポンポンと3匹も出した堰堤下のプール。
水飛沫で直ぐに眼鏡が曇ってしまい釣り難い中、何とか頑張って1匹をと思ったが、残念ながら1度だけアタリらしきものがあったのみで、改めて腕の違いを思い知らされてしまった。
時間も未だあるのでその堰堤を高巻いて、その上流に入った。
所が、ここでもアタリがない。 活性が高かったのは、どうも下流域だけだった様だ・・・・。
で、兎に角、上流のロープ堰堤で納竿しようと釣り上がった所、何と堰堤のプールで竿を出している餌釣師の姿が見える。
何処から入ったのか? 完全に頭を刎ねられた格好・・・・。
仕方がないので、そのまゝUターンして引き返す途中、フトと気になるポイントが眼に入って来た。
その流れは支流なのだが、水量もソコソコあって如何にもと云った雰囲気。 所が、何本もの蜘蛛の巣が流れを横断する様に張り巡らされていて、釣りにはこの上なく邪魔な存在。
しかし、蜘蛛の巣があると云うことは、誰も攻めていない証拠・・・。 駄目元でやって見よう!!!
この様なポイントで、最初にすることは、出来るだけフライを水面に落とさない様にして何度もキャストをして正面の蜘蛛の巣を引っ掛けて取り除くこと・・・・・。
蜘蛛の巣の掃除を終えキャストしている内、右側から張り出している岩影の部分にユラユラと定位している渓魚の影がチラリと眼に入って来た。
右利きの小生が右側から張り出している岩陰にフライを流すのは中々思う様には行かないが、何度かキャストを繰返しいる内、3回に1回位の割合で陰を流せる様になって来た。
所が、折角フライを岩陰に流せる様になったのに、渓魚は一向に見向きもせず、諦め掛けた頃、陰から日向に出て来たフライが一瞬見えなくなった時、水中でキラリと渓魚が反転するのが見えた。
思わず、ロッドを持つ右手を伸ばすと・・・・・。
やっとの思いで手にした18cm位のヤマメは、一際綺麗なヒレピンの渓流の女王だった。
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