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2020年釣行記(28) – AJ&TK

2020年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:06月21日(日)~22日(月) 16:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 0、タコ x 0、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、(KRT、YRO、NSYM)各氏

前回の孤島アジングではアタリ一つ感じることもなくコテンパンに叩きのめされて帰って来た。その頃は、近隣の釣り施設でのアジの釣果が1桁台の日が1週間から10日程続いていたので、アジの群れが寄っていないことは明らかで、ある意味で仕方がないことだったかも知れない。
前々回の孤島アジングも情けない結果だったので、これで2連敗。次回こそは何とか結果を出したいと思い、釣り施設の釣果をチェックすると、16日までは一桁だったのが、17日には突然300匹近くに増え、18日には約1,000匹、19日、20日には若干落ちたが、それでも400匹強で推移しており、ようやく群れが回って来ている様子。
よし、チャンス到来!!。今度は何とか孤島アジングを楽しめそう。
そこで天気予報をチェックすると、天候は下り坂で月曜の朝から傘マークが付いているが、日曜日は何とか雨が降るまでにはならない様子。となれば日曜日に出撃するしかないが、日曜日の夜の風向きは最悪の北東で、一長一短の状況。と云う訳で、AKTさんに連絡を入れると、愚問ですねぇ~との返事で、当然、出撃するとのこと。

孤島にはAKTさんに迎えられて16:00過ぎに到着。
孤島の突堤には、日曜日であることに加えて県境を越えての移動自粛要請も解除されたこともあってか、結構な数のアングラーの姿があり、中には女性の姿も見える。

風は南東から若干強目に吹いており、曇天のため強い日差しもなく、全体として何となく薄暗い雰囲気がある。

街灯下のベスト・ポジションには最も岸寄りにAKTさん、その隣りにYROさんNSYMさんと仰るアジンガー、そしてINUEさんの順に釣り座を構えている。そこで、小生は、最も航路側の空いている場所に入れさせて貰って、この夜のアジング用の釣り座を確保して、魔女狩り用の支度に入った。

岸蛸 CRX-B722H/Tacoを手にキャスティングを開始したのは16:30頃。
AKTさんによれば、航路側に向かってキャストしていたアングラーが、型は大きくはないが数を出していたとのことで、自然と胸が膨らんだが、時合を逃した様で、答えが出ない。

日没時刻を過ぎてアジング・タイムになったので、魔女狩りは諦めてアジングに変更。
Soare改1gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたが、嫌な予感がして何となく釣れる気がして来ない。それでも釣り施設の釣果が上がっているので、必ず回って来る筈と自身を鼓舞しながらキャスティングを続けたが、一向にコンタクトがない。

その内、前回、良型のタチウオを2本も出したKRTさんが、柳の下の2匹目のドジョウを狙い始めたので、見習ってタコエギをバッグに潜ませて来たタチウオ用のワームに替えて見たが、空振り。

20:00過ぎになり、2匹目のドジョウの捕獲に失敗したKRTさんが肩を落として引き揚げ、小生は裏側に釣り座を移してアジングに専念することに。
この時点で、突堤にはKRTさんと入れ違いに登場して来た2人のアジンガーを含めて7人が残り、夜を徹してのアジングをすることになった。

しかし、アジは表側にも裏側にも廻って来る気配はなく、たまにアタッて来るのはカサゴばかリ。しかもお土産にも出来ないロリ・サイズばかりで、釣趣ももう一つ。

時間が経ち日付が変わる頃になっても状況は全く変わらず、小生は早くも休憩タイムに突入。
02:00近くになって、アジングに復帰したが、アジからのコンタクトは皆無。30分もしない内に2度目の休憩に入り、空が白み始めた04:00頃になって、最後の足掻きで魔女狩りを試みたが、タコエギを地球に持って行かれただけの結果に終わって、結局、3連敗の結果に打ちのめされてStopFishingとせざるを得なかった。

この日のアジンガーは、途中で引き揚げて行ったKRTさんを含めて8人だったが、小生がアジを目にしたのはたったの2匹。小生が気が付かなかったアジもあるかも知れないが、少なくともAKTさんINUEさんアジ・ボーズだったので、小生の3連敗は当然の結果と云えるかも知れない。

念のため、帰宅後釣り施設のアジの釣果をチェックすると、21日の釣果は何と2匹だけで、例年になく好不調の波が大きい様な印象。
こうなると、次回の釣行をどうするか迷う所だが、アジの回遊を予測することなど出来る筈もないので、釣行日とアジの回遊がぶつかる偶然に賭けるしかない。
そうなると宝くじの様に偶然を待つか、或いは、釣行を重ねて確率を上げるしかないが・・・・・。

2020年釣行記(25) – TK

2020年 Octopusing 釣行記

日 時:06月10日(水) 06:30~11:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:Y’s P
釣 果:タコ x 2
同行者:YGW、AKT、TKHS各氏

今回はYGWさんの音頭取りでY’s P魔女狩りをすることに。

06:00過ぎ、我々4人揃ってY’s Pに到着。今回は黒鯛師の若者1人も居たので、都合5人でY’s Pを楽しむことに。

到着するや否や黒鯛師7~8番スポット方面に急行し、YGWさん2番スポット付近の北向き、TKHSさんはベース・キャンプ付近の南向き、AKTさんは高見に登って北を向いて、夫々キャスティングを開始する中、小生は、余裕をかましてゆっくりと支度。
すると小生の支度が終わらない内にYGWさんはロッドを大きく曲げて、早速魔女狩りに成功。型はそれ程でもなかったが、ニコニコ顔で戻って来るのを見ながら、ようやく支度が終わり、1番スポット付近で真打登場とばかりに参戦したが、ノッケから大トラブル

実は、前回の孤島での魔女狩りの際にも同じことをしでかして、全く学習効果がなく汗顔の至りだが、今回もリールのマグネット・ブレーキ調整を忘れて完全にフリーの状態で、50gのタコエギをキャストしたために、酷いバック・ラッシュを起こしてしまった。
余裕をかましてと思ったのは表面的なもので、内心は皆に置いて行かれて焦っていたと云う所かも知れないが、幸い、ラインは太い4号のPEだったので、時間を掛けてグチャグチャになったラインを何とか解くことが出来き、改めて参戦。

タコが居れば直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、いつものことながら、これは期待外れ。そこでベース・キャンプ付近で粘っている3人を置いて、少しづつ突堤の中央付近に向かって蟹の横這い釣法で探ったが、異常なし。
タコは何処に居るんだろう?と思いながら周囲を見渡すと、突堤の西端に居た黒鯛師が戻って来るのが目に入って来た。突堤の西端では、昨年、釣り上げたタコ2匹に脱走されてしまった苦い思い出があるが、小生に取っては実績場所なので、直ぐにワープ。

するとこれが奏功して、移動後2~3投目で魔女狩りに成功。
型は500g程度でもう一つだが、実釣開始1時間も経っていない07:10頃のことで、出足は悪くない。
遠くまで歩いて来た甲斐があったと一人ほくそ笑んで2匹目、3匹目を狙ったが後が続かない。

08:00過ぎになって、空腹を覚えたので一旦ベース・キャンプに戻ることに。

ベース・キャンプに戻ってゆっくりとしてしまうと、ピーカンの暑い中、又々、西端まで歩いて行く気もすっかり失せてしまって、その後はベース・キャンプ付近でタコを探したが、音沙汰はない。

10:30を回った頃、意を決して8番スポット付近に移動。
しかし、この日はタコの活性が低いためか、SKさんが1週間前に8匹も抜いて行ったためか(笑)、兎に角YGWさんでさえここまで2匹の貧果と厳しい状態で、全く気配がない。
そこで、諦めてベース・キャンプに戻ることにしたのだが、唯何もせずに戻るのは面白くない。沖目にキャストし着底を確認してから、リーリングはせずにシェイク&シェイクしつゝ戻ることにした。所謂魔女狩りテクトロと云った所だろう。
偶然の産物とは云え、この釣法が良かったのか、400g程のタコを追加出来た所で、11:30頃StopFishingとした。

2020年釣行記(22) – TK & AJ

2020年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:05月31日(日)~06月01日(月) 14:30~06:00
潮回り:小潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:タコ x 1、アジ x 11、カサゴ x 4
同行者:AKT、IKD、INUE、YGW各氏

コロナ自粛期間中は全く釣りに出掛けることもなく、道楽部屋で悶々とする毎日を過ごし、前回のDKKアジングで、2ヶ月振りに開放感を楽しむことが出来た。しかし、肝心の釣果はと云うと、アジに限らず外道からのコンタクトも一度も感じられず、完膚なきまで打ちのめされスゴスゴと引き揚げる羽目になったのだが、早い海流に苦戦し、蚊の猛攻に辟易している最中にYGWさんから電話があり、31日、いつもの仲間で孤島に行くとのこと。

と云う訳で、未だ陽の高い時間帯は魔女狩りに精を出し、陽が暮れてからアジングをする計画で、今シーズンの孤島での幕開けをすることにした。

孤島には、14:00過ぎに、先着していた4人に迎えられて到着。
釣り場の突堤には他のアングラーの姿はなく、今回は我々5人の貸し切り状態なので、釣り座は選り取り見取り。慌てる必要はサラサラないので、殊更にゆっくりと支度を整えた。

魔女狩り用の岸蛸 CRX-B722H/Tacoを手にキャスティングを始めたのは14:30を回った頃。
風は予報通り南寄りで少々強目。40gのウェイトを付けたタコエギをキャストする魔女狩りには影響は殆どないが、アジングは少々苦労する程。空には灰色の雲が一面に広がっており、天候は下り坂なのは明白。予報によれば、風は時間が進むにつれて弱くなり、雨は翌日の6月1日の午後から降り出すとのことなので、取り敢えず心配することはなさそうだが、予報通りの展開になることを祈るしかない。

先に魔女狩りに出掛けたYGWさんを追い掛ける様にして、移動しながら探ったがそれらしいアタリは感じられない。
昨年の東京湾はタコが湧いたとのことで、小生でも何匹かはものすることが出来たが・・・・。
今年はどうか? 昨年ほどにはないかも知れない。
そんなことを考えながら折り返しに入った所で、根掛かり。
と思ったがラインを張って様子をみると何かがモソモソ動いている様な感触がある。魔女狩りでは、根掛かりと獲物を見分けるのは難しいが、兎に角、少なくとも固い障害物に掛かった感じはしない。そこで、思い切って合わせを入れると、重たいが確実に浮いて来ている感触があり、タコであることを確信。
そのまゝ抜き揚げたのは、500g程の魔女で、取り敢えずお土産の確保に成功。
時刻は15:30頃なので、まだまだアジングを始めるには早い。そこで2匹目3匹目を狙って突堤を徘徊したが、タコはこの1匹で終了。

 

日没には未だ早いが18:30頃アジングを開始。
ロッドはYGWさんの新作のショート・ロッドで、アユ竿を研磨したものとのこと。YGWさんによれば、リールの取り付け部分から後部に掛けては円錐状に広げてあり、リールから後ろのエンド・グリップもない。そのため所謂リールシートは使わずリールはビニール・テープで直付け。これらは全て、感度を追求するために無駄をトコトン省いた結果で、眼には見えないが、アーバーの取り付け位置も最も感度が高くなる場所にしている由。
この新作ロッドを、有難いことに、小生に使わせたくてわざわざ持って来てくれたとのこと。
そんなYGWさんの気持ちに応えるには、YGWロッドで爆釣するしかない。
そのため、今晩は小生のロッドは使わずにYGWロッドだけでとキャスティングを続けたが、肝心のアジからコンタクトがない。

日没時刻を過ぎ、陽が傾いて光量が徐々に減って来てゴールデン・タイムに入ったが、状況は変わらず仕舞いで、IKDさんが1~2匹を出しただけ(?)

20:00頃、駄目元で街灯の光りが届かない場所に移動。
するとこの日始めてのアタリ。今晩のアジの着き場はこっちかと思ったが、残念ながら揚がって来たのは、とぼけた顔をしたカサゴ。2ヶ月振りで味わう魚の引きでヤレヤレと云った所だが、外道なので嬉しさ半分と云った所。
そして2匹目もカサゴアジの着き場かと思ったが、どうやらカサゴの着き場の様で、しかもロリ・サイズばかり。

その内、裏に移動したINUEさんが、ポツリポツリとアジをものにし始めたので、小生もあやかりたいと隣りに入れさせて貰い、INUEさんに様子を訊ねた。すると、アジは、目の前をウロウロと泳いでいるシーバスの下に居ると云いながら、確実にヒットさせている。しかし、小生にはアタリが感じられない。
その内、AKTさんも移動して来たので、小生はINUEさんAKTさんの間にプチ移動。
いつもならアジングに長けた二人に煽られてしまってペースが乱されることが確実なので、君子危うきに近寄らず。勧められてもそんな所に入ることなどはしないのだが、この時は何故か二人の間が良さそうに思えたため、敢えてそうして見た。
するとその甲斐があって、21:00頃、ようやくこの日最初の本命をゲット。

サイズはもう一つだが、兎にも角にも本命のアジで、嬉しさは一入と云った所。
アタリは極々小さなものだったので、YGWロッドでなければ取れなかったかも知れない。

そして3匹を獲った所で、自作のSoare改にロッドを換えさせてさせて貰った。
と云うのは、走ることに徹したフォーミュラー・カーが些細なミスで事故を起こすのと同じで、無駄を徹底的に削ぎ落とした繊細なYGWロッドを扱うには一寸したミスも許されず、破損させてしまっては申し訳ないと思う気持ちが徐々に強くなって来たため。
要するに、分不相応と云うことだろう。

自作のSoare改に持ち替えて、少し気も楽になり、両隣の二人には到底覚束ないながらもポツリポツリとアジの引きを楽しんだ。

この時、試したのがMHR-KGNでのメバリングのやり方。
ワームを使ったメバリングでは、唯引きが一般的な釣り方だと思うが、小生は唯引きをすることは皆目ないと云って良い程で、キャストして着水後直ぐにチョンチョンとロッドを小さく煽ってアクションを付けた後1~2秒程フォールさせて、アタリがなければ又チョンチョン、フォールを繰り返す釣り方しかしたことがない。
孤島では、所謂ボトム付近の釣りなので、これまでは、これ程浅い棚でこんな釣り方をしようとは考えもしなかったが、両隣の二人と同じ釣り方をしていても・・・・と敢えて、MHR-KGNでの釣り方をしてみようと云う気になった。
すると意外にも、これで反応を出すことが出来、一つ賢くなった様な気がした。

結局、今回は日付が変わってからは風も収まり、途中で予報とは違って霧雨が降って来たものゝ天候の面で状況は悪くはなかった。しかし、肝心のアジの寄りはもう一つ。サイズの面でも物足りないもので、本格的なアジング・シーズンには至っていないと云うことだろうか?
とは云え、気の合った仲間だけで過ごした一夜は、釣果が余り良くなかった点を割り引いても、やはり楽しいもので、釣りから戻った当日は、疲れと寝不足のために死んだ様になって、この歳での徹夜の釣りはソロソロ無理になったか・・・・
所が、間を一日置いて疲れが取れ掛かって来ると、身体の芯にはまだズーンとした重さが残っていても、またぞろ行きたくなってしまう(笑)

2019年釣行記(68) – TK&EG

2019年 Eging Octopusing 釣行記

日 時:10月30日(水) 12:00~17:00
潮回り:中潮(↑)
場 所:Y’s P”
釣 果:タコ x 3、アオリイカ x 1
同行者:YGWさん

PCに向かって前日のDKK釣行記を、次の釣行をどうしようかどと考えながら、打ち込んでいると、YGWさんから久し振りに電話着信があって、明日、時間はありますか? 時間があれば、イカ&タコを狙いに行きませんか?

明日と云うことは、中一日の休みでの釣行となってしまうため、大いに興味をそそられたが、体力的には些か心配・・・。
どうしようか迷ったが、昼から夕方までの短時間勝負とのこと。であれば、体力面の心配もないだろう。

YGWさんと連れ立ってY’s P”に到着したのは12:00過ぎ。
岸壁に立ってみると、南風が心地良く吹き抜けて行き、秋の日差しが寧ろ暑い位で、釣りを楽しむには絶好の状況。二人とも初めての場所なので、どの様な結果になるか判らないが、釣れて呉れれば申し分のない所。

小生が、持ち込んだ魔女狩り用の岸蛸 CRX-B722H/Taco緑のアイシャドウの可愛娘ちゃん用のSephia S806ML-Sの2本にラインを通しエギを結び等している内に、YGWさんはサッサと岸壁の東端に向かって行ってしまった。
遅ればせながら準備の終わった小生は、先発の岸蛸 CRX-B722H/Tacoを持ってYGWさんとは反対の西端に向かって調査をすることにしてベースを出た。
途中、ボトムの状況を調査しながら西端に向かったが、何処も水深も余りなくボトムは泥か砂地の様で、まるで根のありそうなポイントが見付からない。普段の釣りでは忌み嫌う根掛かりだが、明るい時間帯での魔女狩りで根掛かりポイントがないのは辛い。
何処かに根はないかと探っている内に、西端に到達。
西端でも根がなければ、厳しいなぁ等と考えながらキャストしボトムをずるずると引いて来ると、ゴリゴリ・ガツガツとこの日初めて感じる硬い感触があって、ロッドが止まってしまった。
やっと、根を見付けた。

次も同じポイントを狙ってキャストし、ロッドが止まった所でシェイク&シェイク。すると根掛かりとは違う感触がある。
ひょっとすると、これはタコかも・・・・?
更にシェイク&シェイクを繰り返し、頃合いを図って思い切ってロッドを煽ると、ズシンとロッドが止まり、次の瞬間には僅かに浮いた様な・・・・。
ボトム付近の根や岸壁の壁に貼り付かれない様に注意しながら抜き揚げたのは、キロアップの良型マダコ。時刻は12:40頃のことで、調査を開始しして直ぐにもう答えが出てしまった格好。
釣りでは、開始直後に釣れても、その後はサッパリと云ったジリ貧に終わることが多いが。この日はどうか。
2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けた結果、グイグイとエギを引っ張り込む強い引きに負けて、二進も三進も行かず泣く泣くラインを切る羽目になったり、ジワジワとエギを引き込むアタリを取って掛けたりの3打数2安打で、マズマズと云った所。

その後、YGWさんと入れ替わって東端に移動してキロクラスを追加して、この日の魔女狩りは終了。

16:00頃から脚が2本多い緑のアイシャドーの可愛娘ちゃんにターゲットを替えてエギングを開始。
すると、その2投目か3投目。20カウントまでエギを沈めてラインを張っていると、何やらラインが波の動きとは違った可笑しな動きをする。そこで、ロッドを煽って合わせてみると、ガツン。久し振りに感じる懐かしい引きがあって、時期が時期だけに小振りのアオリイカがポッカリと海面に浮かんで来て、この日の調査は終了。

この日は、二人にとって右も左もわからない初めての場所での軟体動物調査だったが、タコは兎も角、こんな所にもアオリイカがいることが分かって認識を改めた次第。
また、タコについては、タイミング良く合わせは決まったものゝ、付近の根に貼り付かれて獲れなかったことが、2度、3度とあった。タコの吸盤の吸引力は非常に強力なので、サイズはそれ程でもないかも知れないが、2kgクラスの可能性もあり、何とも悔しい思いをした。

尚、この日の3匹を自宅で計測した結果、770g、1,135g、1,425gと自己記録更新のオマケ付きだったので、調査は大成功だったと云って良いだろう。

2019年釣行記(58) – TK&AJ

2019年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:08月18日(日)~19日(月) 16:00~06:00
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 2
同行者:YGWさん、AKTさん

前回のDKKでのパーフェクト・ゲームを喰らったショックがまだ残っている2日後、YGWさんから18日に孤島に行くとの連絡を頂いた。
しかし、連絡を頂いた時点では、18日までは1週間もある。通常であれば、その1週間内に少なくとも1度は、単独で何処かに出撃している所だが、DKKで連続して打ちのめされたことに加えて、連日の猛烈な蒸し暑さのために、釣りに対するモティベーションが下がっていた。そんな所に、速度の遅い大型台風10号の襲来が駄目押しとなって、先週の一週間は丸々釣行せずに道楽部屋でウダウダと過ごしていた。

そして、18日当日になったのだが、もう一つ気持ちが乗って来ない。18日はパスさせて貰って、19日の夜にDKKに行こうかなどと考えながら、天気予報をチェックすると、19日夜には傘マークが付いている。
これでようやく踏ん切りが付いて、予定通りYGWさんAKTさん孤島でオクトパッシング&アジングをすることにした。

16:00過ぎ、先着していたYGWさんAKTさんに迎えられて孤島に到着。
日曜日であり子ども達の夏休み期間中でもあるので、混んでいるのではないかと心配していたが、思った程でもなく、この点は杞憂だった。

今回は、魔女狩りがメインなのでCRX-B722H/Tacoを先発に選んで16:30頃キャスティングを開始。
すると早くも2投目か3投目で、根掛かりの様な違和感が伝わって来た。そこで小さくシェイクを繰り返し、頃合いを見て大きくロッドを煽って合わせを入れると、ズーンとした重さが伝わって来た。
魔女狩りの場合は常に根掛かりの危険性と隣り合わせで、合わせた瞬間にズルリと動く気配があれば本命のタコ。ガッチリと動かない様であれば、根掛かり。本命のタコであっても根に貼り付かれた場合には、ガッチリと動かず根掛かりと勘違いをすることもあるが、何れにしても、合わせた瞬間が勝負。ロッドを伝わって来る感触から根掛かりなのかタコなのかを考えながら、合わせるタイミングを計っている時のドキドキ感が堪らない。この辺りがオクトパッシングに惹かれる理由なのだろう。
この時は、ズルリと動く気配があったので、本命のタコであることは確実。ワクワクしながらリーリングをしていると、途中でフッと重さがなくなって、無念のバラシ。ノッケからバラシとは頂けないが、タコの活性は高そうなことが判って、これはこれで良しとしようと前向きに考えて、キャスティングを継続。
そして少し場所を替えた所で、同じ様にリーリングの途中で又もやバラシ。
針先をチェックしたりもしたが、特に問題もなく、原因が判らない。

その後は全く気配もなく、時間ばかりが過ぎて行き、この日の最初の獲物を手にしたのは、丁度、18:00頃。200gにも満たないイイダコサイズにガッカリしながらノータッチ・リリースとしたが、針が1本だけ辛うじて足に刺さっているだけの状態で、これで連続バラシの理由が解った。
つまり、この時はパラシュートを使っていたのだが、これまでのボラの掛け針20号を使って改造した3本針のエギとは違って、パラシュートは文字通りパラシュートの様に360°全方向に10本の針が配置されている。そのために、針と針の間隔が狭く、小さなタコの細い脚でも針と針の間をすり抜けることなく辛うじて刺さったのだろう。

18:00を回って、ゴールデン・タイムに入ったが、タコからのコンタクトはサッパリなくなってしまった。
そこでサブのターゲットであるアジに狙いを替えて、8320#1B1gのJHを組み合わせて、アジングを開始した。しかし、アジも何処かに行ってしまったと見えて、コツリとも来ない。
試しに、タチウオ用のシャッドテイルを泳がしてみたりもしたが、これも空しい努力で、釣り場全体に生命感がない。12:00頃から来ていると云う若者に様子を訊ねても、アタリ一つないとのこと。どうやら、状況は最悪の様相。

20:00を過ぎ、粗方のアングラーが引き揚げて行き、残ったのは我々3名の他2名の物好きばかリで、夜を徹して頑張ろうとキャスティングを続けたが、誰もロッドを曲げることなく、21:00、22:00と時間ばかりがドンドン過ぎて行く。

23:00を回った頃、キャスティングをするだけの釣りに嫌気が差して、椅子に座ってメールチェックをしていると、突然、何か来た!!YGWさんの声が耳に入って来た。何が来たのだろうと驚いて顔を上げて様子を見ていると、20cm程の小振りだが立派なアジを抜き揚げた。
やっと群れが回って来たのか・・・・
チャンスを逃してはならないと、直ぐに小生もキャスティングを再開したが、きっと迷子のアジだよYGWさんにしては弱気な発言。

小生が、この日初めてのまともな獲物を手にしたのは23:30頃。

潮は右から左へガンガン流れており、対して風は左から右へ強く吹いていてJHの位置が掴み辛くやり難い。それでも、折角のチャンスだからと我慢していると、何やらジワーッと重くなった様な違和感があったので、念の為合わせを入れた所アジが掛かっていたという次第。
と云う訳で、サイズも小振りであることに加えて、釣った感の乏しい物だったが、
実釣開始後6~7時間も経って何とかボーズ逃れが出来ただけでも良しとすべき結果だった。

そして、それから間もなく同じ様なサイズのアジを、同じ様なアタリで追加出来ただけ。その後は休み休みアジタコタチウオと色々とやってみたが、何れも空しい努力に終わり、藁にも縋る気持ちで朝間詰めに掛けたが、これも空振り。

この所、アジにしろタコにしろ苦しい釣りばかりだったので、孤島であれば何とか楽しめるだろうと期待充分で釣る気満々だったが、正に獲らぬ狸の皮算用で、4月8日以来4ヶ月振りの2回目の孤島は、これまでにない程苦しい苦しい修業の場だった。
唯一の救いは、一晩中風が吹いていたことで、そのお蔭で蚊の飛来もなく凌ぎ易く、盛夏の夜にしては快適に過ごせたこと。風もなくブンブブンブと蚊に纏わり付かれることなかっただけでも、良しとすべき所か・・・・。

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