※ カテゴリー別アーカイブ:Mebaring ※
2013/02/21
2013年 Mebaring 釣行記
中潮 月齢:10.8 場所:KSKST,GSHUR 釣果:メバル X 2 同行者:YTさん
雨や風、はたまた雪の影響でなかなか釣行出来ず、とうとう木曜日になってしまった。この時期は夜の潮位が低くて厳しい釣りになる惧れはあったが、夜中過ぎから明け方にかけて風が強くなる予報だったので、敢えて夕方からの釣りにした。
例によってYTさんを、14:30頃ピックアップして、釣り場のKSKSTに・・・。
KSKSTには16:30頃到着したが、着いてみると風が強い。しかも、この磯では有難くない海から吹き付けて来る西風で、横風を受ける格好になる。
予報では、この時間帯は南寄りが弱いと云うことだったので予報通りだとすれば、陽が落ちてから風も弱まる筈。であれば、暫くの間我慢をしていれば良いと踏んでいたのだが、これはどうしたことか?
風が強いこともあって直ぐにはロッドを出さず、北側にある小さな磯場の様子を見ておいた。
シモリや離れ岩があちらこちらに配置され、しかも直ぐ沖側には海藻帯があって、如何にもメバルが生息していそうな感じがする。これには大いにそそられたのだが、水深が余りない。これから干潮の20:20に向かって更に水位が下がるので、今回は見送ることにしたが、潮位の高い時間帯に是非狙って見たいポイントである。
と云う訳で、結局いつもの磯に乗って、兎に角ロッドを振ることにした。
西の空に夕日が真っ赤になって沈みかけてはいるが、まだまだ光量はあるので、カサゴ狙いで7gのジグヘッドにクローのワームを付けてキャスティングを開始。しかし、ラインが西風に吹かれて思ったコースをトレース出来ない。リフト&フォールを繰り返し根掛かりを外している内に周囲が暗くなって、イヨイヨMebaringタイム。
所が、その頃から海風の影響が出て来たのだろうと思うが、波が高くなり小さなワンドの中央付近で黒く盛り上がってはドーンと崩れて白い泡を伴ってザーッと寄せて来る。それでも我慢をしていたが、潮位が低くなるにつれて海藻が針に掛って来てやり難くて仕方がない。
19:30頃になって、西風を避けられそうなGSHURに移動することに・・・・。
GSHURの駐車スペースから窓越しに見る海は波がもなくKSKSTより状況は良さそう。
ならば、風は???
幸いにも、風は多少感じる程度で、場所替えは吉・・・・・?
早速、道具を担いで浜に出ると、多少どころか結構強く吹いている。しかも西風ではなく北風。東西に伸びたこの磯では南北方面にしかキャスティングが出来ないので、この強い北風では一方向しか狙えない。しかし、折角来たのだからと、そのまま浜辺を進んでGSHURに到着。
丁度最も潮位が低くなった干潮時刻の20:30にあたり、キャスト出来る方向のワンドは大きさが2/3程度に小さくなっていて、眼の前の大きな離れ岩が直ぐそこにある様に見える。
YTさんは直ぐにワンドに向かって伸びている岩に乗り、小生は、磯の先端付近の出来るだけ風を背負える場所を探して、発売されたばかりのジャクソンのPygmy Boxを結んでキャスティングの開始。
それから間もなくのこと。YTさんが近付いて来て、25cmクラスが出たヨ!とニコニコ顔で報告に来てくれた。風で声が流されてしまって少し風下に位置する小生には聞えなかったが、随分と大きな声で叫んでいたらしい。
取り敢えず仲間内の一人が出して呉れたので場所替えは成功と云えるが、風でロッドが煽られてしまってアタリが判らないのかも知れないが、兎に角小生にはノー感じ。
21:00を廻り北風が益々強く吹き付けて来て、体感気温がドンドンと下がると共に指先がジンジンと痛くなって来た所で、岩陰に座り込んで風を避けながら遅い夕食取りながらの一休み。この頃には、寒い上にアタリもないので、小生のモチベーションはボトムにまで下がり切っていたので、実の所は、引き揚げたかったのだが、若いYTさんはやる気満々で・・・・・。
そんなYTさんに触発されて、気を取り直して、飛ばしウキを使ったワーム・システムに替えて浅場を狙っての第一投・・・・。場を休ませていたのが良かったのか、ワンドの中程でコンと軽く来た前アタリに続いて来た本アタリで23cm。
時折身体を揺らす程の強風の中で、半ば以上に諦めていた所に来た1匹は本当に嬉しいものだった。
そして、それから間もなく、更に浅い浜辺方向に風で流されてしまった仕掛けをゆっくりとリトリーブしているとググンとハッキリとしたアタリで25cmをゲット。
その後は全くアタリもない上に北風も弱まる気配もなく、久し振りにホカロンをポケットに忍ばせて、指先を暖めながら頑張ったが、23:30頃にStopFishingとした。
2013/02/14
2013年 Mebaring 釣行記
中潮 月齢:3.8 場所:GSHUR 釣果:メバル X 8 同行者:YTさん
前日13日に発表された予報では、釣り場付近の14日は南寄り1mの風だったので、南風に強いNGTBNに入ろうと思っていた。所が、釣行日当日朝になると正反対の北寄り1mと変わっており、一瞬迷ったが、1m程度の弱い風だし21:00頃には静穏、つまり無風になるとのことだったので、予定通りNGTBNに乗ることにした。
その積りで用意をしていたのだが、折角行くなら後々のためにNGTBNの隣りのTKNBに行って見ようと気が変わって、少し早目の15:00頃、YTさんをピックアップ。
未だ陽の高い時間帯の移動だったが、ウィークデイのためか、それ程激しい渋滞もなくて予定通り17:00少し前に現地に到着。
お気に入りのNGTBNの磯を右手に見ながら浜辺を進みTKNBの磯に到着。
釣り場案内の雑誌には、先端に出るには3箇所の溝を飛び越さなければならないとあったので、高齢者のこの身体で飛び越えられるかどうか大いに心配だった。そこで、若いYTさんに先行して様子を見て貰った所、1箇所広い所があるので無理をしない方が良いだろうとのこと(涙)
NGTBNに戻るか?
と思ったが、その先のGSHURにまで足を延ばして見ようと云うことになった。
途中には3m近い落差を降りなければならないが、太いロープが張ってあるので慎重に降りればそれ程の危険性はない。磯の根元は2m程、今度はよじ登る必要があるが、岩の出っ張りを手掛かり足掛かりにすれば何とかなる。
磯に上ってしまえば広くて平らで、海面からの高さもそれ程ではない。
この磯を取り囲む様にして、離れ磯が7~8mから20m程の位置に配置されていて、斜め左と正面に10m程の間隔がある。又、離れ磯と乗っている磯との間には何も眼に入る物はなく、水深もかなりありそうに見える。
先ず、磯の左側の最も近くにある離れ磯際を狙ってルアーを通したが、未だ陽の高い時間帯でなのでメバルからの音沙汰はなく、海藻が掛かって来るだけで、海面が光っているため良く判らないが海藻が繁茂している様子。
周囲が暗くなった18:00過ぎ、正面に入ったYTさんが何やら大きな声を出している。
近付いて見ると、ロッドを大きく曲げて何かと格闘している様子。何事かと訪ねると、いきなり大きなアタリがあって、4000番のリールのドラグを引っ張り出されて根に潜られてしまったとのこと。
YTさんは暫く根に潜った魚と引っ張りっこをしていたが、結局、根から引きずり出すことが出来ず魚の正体は判らず仕舞い。
小生は、その後、広い磯場をウロウロして目ぼしい所を狙って見たが、全く反応が感じられない。
メバルが居るのか? いないのか?
少し深い所を狙うためプラグを諦めて飛ばしウキを使ったワームシステムに替え、磯の右側の浅い方を狙うと、これがビンゴ!
18:20頃、コンと軽い前アタリがあり一呼吸置いて待望のアタリで、25cmの良型。
最近の傾向は、後が続かず最初の1匹だけで終わってしまうことが多い。今回もそのパターンかと心配したが、その後は飽きない程度の間隔をおいて、アタリが続きStopFishingとした22:00頃までに25cm前後の良型5匹を含む8匹の釣果で、久し振りに満足出来る結果だった。
一方、我慢強くプラグで通していたYTさんは、何度もバラシ続けた上で、ワームに替えて良型を2匹お土産にしていた。
これまで、1匹出せるかどうかの貧果続きだったが、漸く、産卵後の低活性時期を過ぎたのではないかと思う。
2013/02/11
2013年 Mebaring 釣行記
大潮 月齢:0.8 場所:TK-IS,NGTBN,KSKST 釣果:ナシ 同行者:YTさん
雨が降ったり強い風が吹いたりで、一日また一日と延び延びになって結局一週間振りの釣行。
大潮の潮が低い時間帯を避けるために、午前2:00頃に現地に入り夜明けまでの予定で、23:30頃自宅を出発。YTさんを24:30頃ピックアップしてTK-ISに向かった。
所が、途中で前後輪をハの字に広げて限界まで車高を低くした車の後ろに着いてしまい・・・。
車高を下げた車と云えば暴走族の車で、制限速度など気にせずにけたたましい爆音を立てて猛スピードで走り回るのが通り相場の筈だが、この車は時速40kmの制限速度をピタリと守り、しかもご丁寧にも道路のちょっとした段差に差し掛かる度にブレーキを掛けて、お嬢様ドライバーの様に徐行する始末。真夜中の交通量も減ったこんな時間帯にも拘らず、順法精神を発揮する暴走族の若者がいることに驚いたが、それ以上に呆れ、迷惑に思ったのも事実。
そんなこんなで、磯に到着したのは午前2:00過ぎ。早速支度をして暗い磯道を進むと身体を揺らす程強い風が吹いている。予報では西風が3~4mと強めに吹くとのことだったので、覚悟はしていたがここまで強いとは(涙)
その強い西風に背中を押される様にして磯を奥に進み、小さな山の麓に到着すると風が全く吹いていない。ここは、西風の予報だったので最初から入ろうと思っていた場所で、目論見通り背中側の小山が風を遮って呉れている・・・。所が、風のないのは麓に近い所だけで、少し離れると小山を廻り込んだ風が吹き込んでいて、キャスティングも儘なりそうもない。
直ちにこの磯を諦めて、NGTBNに移動。
驚いたことに、TK-ISとは全くの反対で、こちらでは風もなければ波もなく、潮もかなり上げて来ていて、前回よりはずっと条件は良さそう。
これなら釣れそうだ! と二人して喜んで磯に乗ってキャスティングを開始。
しかし、間もなくして風が吹き出し、その風向きが徐々に北寄りに変わり・・・・・。
この時期の北風は辛い。しかも正面から吹いて来るとなると、体温がドンドンと持って行かれ指先がジンジンと痛くなって来る。この北風さえなければもう少し粘る所だが、体の芯にまで吹きこんで来る冷たい風に堪らず北風に強いKSKSTに移動。
KSKSTに到着したのは4:00少し前。
風は多少吹いているが、釣りには影響がある程ではなさそうでこの点では安堵したが、波音が高く聞こえて来る。
NGTBNでは波はなかったので、全く気にもしていなかったが、虚を突かれた格好。
本当ならこの時点で諦めて引き揚げるべきだが、一週間振りの釣行なので二人とも諦めが悪く、波高い海に向かって1時間程未練のキャスティングを繰り返し、5:00頃StopFishingとした。
結局、TK-IS、NGTBN、KSKSTと3個所を回ったが、まともに釣りをしていたのはNGTBNの1時間程だけで、寒い冬の夜道のドライブをしただけ・・・・・?
2013/02/04
2013年 Mebaring 釣行記
小潮 月齢:23.3 場所:KSKST 釣果:ナシ 同行者:YTさん
立春が過ぎたこの頃の潮位は、昼間は高く夜間の方がより低くて、夜間に活動することの多いMebaringでは、甚だ具合が悪い。
と云うことで、今回は21:00頃からの実釣を目指して19:30頃にYTさんをピックアップ。
流石にウィークデイのこの時間帯になると渋滞も殆んど見られず、現地には予定通りの到着。
道端に寄せて注射するために、先に車から降りたYTさん・・・・・。
波の音が聞こえる。
風の向きや強さには気を付けていたものゝ、波の高さには全く思いを致さなかったので意外だったが、確かに波音がいつもより大きく聞こえる。
二人で相談の結果、取り敢えず道具を持たずに様子を見に行こう・・・・。
磯に向かう急坂の途中で、LEDのライトで海面方向を照らしてみたが寄せて来た波が白く砕けているのが見えるだけで、その大きさなどは皆目判らない。結局、磯の取付き口まで下りて来てしまった。
多少波立っているものゝ風がないので、何とか釣りになりそう・・・、と云うことになり、急坂をエッチラオッチラ車の所にまで戻った。
今、考えてみれば、最初から道具を持って様子を見に行けば一度で済んだものを、何を勘違いしたのか都合二度も急坂の上り下りをしてしまった(笑)
誰もいない磯の先端にYTさん、小生はいつもの出っ張りに入ってキャスティングを開始。
潮は上げに入っているものゝ小潮の上げ5分なので、潮位はまだまだ低くて少しばかり釣り難いが、それも時間の問題だろう?
しかし、潮位が低いからなのか切れ藻が溜まっているのか、兎に角キャストの度に海藻が引っ掛かって来る。
それだけメバルには不可欠な海藻が多いと云う証で、歓迎すべきことだが、過ぎたるは及ばざるが如し。アタリもない中で掛って来るのは海藻ばかりと云うのは、何とも頂けない話だ。
但し、何時頃だか記憶がないが、飛ばし浮子でワームをキャストしリーリングを開始すると何やら重たさが手に伝わって来る。
また、海藻か・・・・。
舌打ちしながら更にリーリングを続けると、ただ重たいだけではなくググッとラインを引っ張る生命体の反応があり、やっと来たかと思った次の瞬間、フッと軽くなって顔を見せることなく帰って行ってしまった(涙)
アタリらしいアタリはこれだけで、その後はまたダンマリ。
堪らず22:00頃に場所替えを提案したが、もう少し粘ろうと云うYTさんに付き合って25:00頃までやってStopFishingとした。
もうそろそろメバルの活性が高くなって来ても良い筈だが・・・・。
2013/01/31
2013年 Mebaring 釣行記
中潮 月齢:19.3 場所:HRSM-IS 釣果:メバル x 1 同行者:YTさん
今回は以前からアオリも出ると云うので興味はあったが、駐車場が有料なので・・・。
年金生活者では出来るなら駐車場料金はない方が・・・・。
始めての磯の場合は、周囲の様子を見ておく必要があるので、未だ陽の明るい時間帯に着いておきたいと、14:00頃YTさんをピックアップして現地に・・・。
現地駐車場には予定通りの15:30頃到着し、管理人のおじさんに様子を訊ねてみたが、何とも要領を得ない返事・・・。
どうもこの近くで農業を営んでいるらしいこのおじさんは、釣りには余り興味がなくしかもこの時期に訪れる釣り人も少ないので、様子は分からないらしい。
料金を支払って支度をしていると、このおじさんが大根を二本両手にぶら下げてやって来て、ホレッ、持って来な!!
これで、今日はボーズでもお土産は確保出来た(笑)
磯は広くて平坦で釣り易そう。しかし、高さが余りないので少し時化ると波を被ってしまいそう。
磯は南に向かって伸びており、西側は大きな切れ込みのワンド、外海に面している東側は正面から左手側には根が顔を出していて、どちらでも良さそう。磯の岸寄りは、水深こそ余りある様には思えないが、其処彼処に沈み根かあるいは海藻帯がある様で、黒々とした部分が見え、如何にもメバルが居そうな雰囲気がプンプンとして来る。
と目視の限りでは期待充分の磯に見える。
漸く日が傾き光量が落ちて来た所で、YTさんはワンド側、小生は外海側に釣り座を決めてキャスティングを開始。
外海側は、目視した通りで、海藻が至る所に生えており、ルアーに引っ掛かって来ることが多く潮通しも良さそう。
キャスティングを始めて間もなく、右手の岸寄りの離れ根の際でコツンと最初の挨拶。
やはり、いる!!
釣りをしていて、最も胸がドキドキとする瞬間。
しかし、その後は全くのダンマリ。
そこで、17:30頃足許の岸と平行に左手のドン詰まり方向にキャストすると、ググンと本日2度目のアタリ。
これは取れなかったが、18:00少し前になってルアーをフローティングミノーに替えて少し沈めて引っ張ると、先程よりは力強いアタリで、来たのは25cmの良型。
始めての釣り場で、目論見通り揚げた最初の1匹程嬉しいものはない(笑)
これに気を良くしてキャスティングを続けたが・・・・・。
ただ、時刻の記憶が定かではないのだが、19:00頃だったと思う。この所気に入って使っていたSHIRASU 48 LLSを半ば自棄気味に思いっ切り遠投してフォールさせていると、ググンッと大きなアタリがあり・・・・。
反射的にロッドを立てて合せると、これまでにない強い引きが伝わって来て、ドラグがジリジリと出て行く。
ドラグを締めて何回かやり取りをしていると、フッと軽くなり・・・・。
引き具合からすると、尺前後はあったと思うが、無念のバラシ(涙)
夢よもう一度と、海面から顔を出している根の近くを狙ってキャストすると、今度は見事に根掛かりで、敢え無く海の藻屑に・・・・。
大物をバラシたのは勿論悔しいが、お気に入りのルアーをロストしたことの方がショックが大きくて、モチベーションは急降下してしまった。
その後暫くして、今度は後ろのYTさんが大声を出して騒いでいる。
聞いて見れば、モゾとしたアタリで掛けたが、バラシたとのこと。アタリの出具合や引きの様子からこれも尺前後の良型だと思うが、二人揃ってのバラシで、この磯のポテンシャルが高い様に思えた出来事だった。
その後は、広い磯をウロウロしてキャストを続けたものの出すことが出来ずに、今回も又竜頭蛇尾の結果に終わってしまった。
昨年の記録を見ても、この時期は余り良い結果が出ていない。
産卵後の低活性時期に当るのだろうか・・・・・?
だとすると、あと10日もすれば回復するだろうから、それまでの辛抱か?
« 古い記事
新しい記事 »