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2020年釣行記(06) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:01月20日(月) 17:00~22:30
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 70
同行者:単独

毎日毎日ステーキが続くと、たまにはお茶漬けが喰いたくなるのは贅沢で無い物強請りと云うものだが、今回もMHR-KGNメバリングを楽しんで来た。

現地到着は、16:40頃。
岸壁に出て様子を見ると、風は予報通りの微風で、波もなくメバリングには絶好の条件。

少々早めに着いたこともあって、いつもはスルーするへの字カーブの手前から、Tenryu改のロッドに最近お気に入りのTOTO42で、17:00頃、StartFishing

活性が高ければ、1投目から何かしら信号が伝わって来る筈だが、可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。そこでテンポ良くテトラ帯の切れ目を縫う様にチェックしたがアタリを一度も感じることなく、いつものへの字カーブの先に到達。
への字カーブの先は以前の実績ポイントなので、少々念入りにチェックしたが全く音沙汰がない。
ひょっとすると、今日は駄目かも知れない・・・・

そこで、前回良かった69番スポット付近にワープしようと向かったが、生憎、前回も見掛けた赤いDバッグのアングラーが竿を振っているので、その先の79番スポット付近にまで移動した。
79番スポット付近でもコンタクトがないので、そこから蟹の横這い釣法で、少しづつ移動しながらルアーを通していると、いきなりコツッ。
この日初めての可愛娘ちゃんは15cm程の、今シーズンのアベレージ。
時刻は17:20頃なので、出足としてはそれ程悪くもないのだが、MHR-KGNは数釣りの場所と思っているだけに、この20分は随分と永く感じた。
1匹目が出たから、続いて2匹目も来る筈と思ったが、アタリが続かない。
それでも、前回出たポイントを重点的に攻めて凸部の奥の角に到達した所で、何とか5匹。
この日もプラグ縛りで楽しむ積りで来たが、こんなにアタリがないのは辛い。と云う訳で0.5gのJHでワーミングを試して見ると、いきなりコツとアタリがあり、その後もポツポツとアタリがあって、18:50頃にツ抜け達成。
しかし、前回と同じ様に空振りやバラシが多くて、アタリがないのもストレスだが、これはこれで別のストレスになる。
JHを更に軽い0.3gに替えれば、吸い込みが良くなって針掛かりが深くなってバラシが減るのではないか・・・。
過去にはこの方法が功を奏したこともあったが、この日は効果がなく、余りバラシが減ることはなかった。こうなると打つ手がない。
どうしようかとJHを収納している箱を見ながら考えていると、一月ほど前に魔界で見掛けて一袋だけ買っておいた0.4gのTICTメバスタが目に入って来た。
アジングではTICTアジスタを好んで使っているが、メバリングではJAZZ漁師パックを愛用しており、これまで全く不便さを感じることはなかったので、このメバスタはタックル・ボックスの肥やしになりかかっていたもの。
折角だから、試しに使って見るかと軽い気持ちで使うことにしたのだが、これが正解だった。
空振りは相変わらずだったが、バラスことは激減して、カウンターの数が20になったのは19:15頃。更に30匹達成は19:40頃で、夫々20分足らず、30分足らずで10匹ずつ追加したことになる程の激変振り。

その後、少しペースは落ちたが、順調に釣果を伸ばして21:00前に40匹に到達。切りの良い数字になった所で、引き揚げる積りになったが、凸部の奥の角付近にまで戻って来て名残のキャストをしてみると、アタリがあって2匹、3匹と追加出来、今シーズンの記録の46匹が目前。
こうなると、少し欲が出て、凸部の奥の肩付近で記録更新を狙ってキャストすると・・・・・。
キャストする度にアタリがあって、入れ掛かり状態。MHR-KGNでは同じポイントで複数の可愛娘ちゃんと遊べることは余りないのだが、この時は、それが嘘と思える程の爆釣状態で、このポイントで少なくとも20匹以上はゲット出来たのではないか。

その後も、戻りながら追加し記録の大幅更新となる70匹となった所で、22:30頃、StopFishingとした。

この日は、入釣した当初の心配はどこ吹く風で、ワーミングに切り替えてからは滅多にない程の爆釣状態を満喫出来た訳だが、アタリの出方が、まるでアジの様で所謂メバルのアタリとは思えない程、チク、ムズ等々極々小さなものばかり。
この小さなアタリにタイミング良く合わせをいれて、掛けるのも面白いが、メバリングにしては何か物足りなさを感じるのも事実・・・と云うのは、無い物強請りか。

2020年釣行記(05) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:01月16日(木) 17:15~22:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 22
同行者:単独

今回も飽きもせずにMHR-KGNでのメバリング

16:00少し前に自宅を出発し、現地到着は17:00頃。
予報では夜半まで北寄りの風が1mと、向かい風ながら弱い予想なので、ベイト・ロッドでも何とか釣りになるだろうと考えNSL-S702UL/BFを手に岸壁に出て見た。すると、予報に違わず風が弱い。岸壁に出た所で、もし風が強く吹いている様ならスピニング・ロッドのTenryu改に持ち替えようと思っていたのだが、これなら大丈夫。
そのまゝへの字カーブの先に進み、そこでラインをガイドに通し釣りの準備を始めたが、ラインがスムーズに出て来ない。変だなぁと原因を探ると、ラインがスプールに巻かれているラインの下から出て来ていて、極々軽いバック・ラッシュ状態になっている。釣りを始める前で、ラインがそれ程出ていなかったので、一旦ラインを回収して正常に戻した。

ノッケからのライン・トラブルで出鼻を挫かれた格好だが、17:15頃、TOTO42を先発ルアーに選んでキャスティングを開始。
これまでも2~4g程度の軽いルアーをベイト・リールで投げて来たので、かなり慣れて来ている筈だが、やはりバック・ラッシュが怖い。ルアーの着水点が見える状況であれば、サミングのタイミングも掴めるが、夜釣りでは感覚に頼る以外になく、特に感覚を取り戻すまでの数投は、気を付ける必要がある。
そこでマグネット・ブレーキを強めに設定し、1~2投しては、2ノッチ弱くしてを繰り返して、最適ポイントを探したが、何故か上手く設定出来ない。
この段階ではまだ風は弱いが、予報が外れて風が強くなる様なら、更にバック・ラッシュのリスクは高くなるし、バック・ラッシュを起こさなくても、前々回の様に泣く泣くStopFishingとしなければならないことにもなりかねない。キャスティングに気を遣わずストレスを感じることなく釣りを楽しむには、スピニングに替える方が良いだろう。

と云う訳で、往復30分近くを掛けて、一旦車に引き返しロッドをTenryu改に持ち替えて戻って来たが、生憎、への字カーブの先にはアングラーが竿を出している。そこで、その先の69番スポット付近に入りキャスティングを再開したのは、すっかり暗くなった18:00頃。

69番スポット付近でロッドを振ることは殆どなく、この日はどう云う訳か様子を見る気になったものだが、これが良かった。
2~3投で、直ぐに答が出て、サイズは今一だが、兎に角円らな瞳の可愛娘ちゃんが来てくれた。

これに気を良くして、2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けると、ココンと思いの外アタリが数多くて、活性は高そう。しかし、アタリには重さも力強さもなくて極めて軽く、合わせを入れても空振りになったり、針掛かりしたと思っても、リーリングを始めるとバレてしまうことが多い。
こうなると、何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーなら誰しも経験のあることだろう。
ルアーを色々と替えて見たが、何を投げても余り状況は変わらない。試しにワームにして見たが、ワームには見向きもしない。最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sを投げてみると、直ぐに反応があり、針掛かりさせられる確率は上がったが、それでも、何時もよりは空振りやバラす頻度が高い。
しかも、抜き揚げた可愛娘ちゃんを見ると、リア・フックが唇の皮一枚に辛うじて刺さっている状態が殆ど。どうやら、ルアーを追尾しながら軽く突いているだけで、偶然、リア・フックが唇に触れたものだけを針掛かりさせている様に思える。

そこで、空振りは仕方がないとしても、リーリングの途中でバラさない様にドラグを緩めてみた。
小生はMHR-KGNでのメバリングはリリースすることを前提にしているので、プラグの針はバーブレスのシングル・フックに換装しているものが多い。FinluckMinnow30SにしてもTOTO42にしてもシングル・フック化しているので、唇に掛かった場合は、強引なやり取りをすると、針が刺さっている部分の穴が広がって簡単にバレてしまうのではと考えた。
であれば、可愛娘ちゃんが反転してラインに力が掛かる際に、ズルリとラインが出れば、少しは引っ張る力が削がれるのではないか。そうすれば、穴の広がりを押さえられる筈

すると、この対策が良かったと見えて、ツ抜け達成が実釣開始約2時間後の20:00頃だったのに対して、対策をとった20:00過ぎは30分程の間に8匹を追加出来た。

20:30頃、凸部の奥の角から先に場所を替えて見たが、この日は余り反応が良くなかった。
それ所か、20:40を回った頃から、突然北東の風が強く吹き出して来てしまった。それまでは風のことなど、全く意識もしない程平穏だったので、これにはビックリ。この風で身体は一気に冷え込んで来ると同時に、波立って来て状況は一変。ココンと感じるアタリも遠くなってしまい・・・・ひょっとすると、風でラインが吹けてしまいアタリを感じられなくなったのかも知れないが・・・・。

結局、戻る途中で3~4匹追加して、22:00頃、StopFishingとした。

2020年釣行記(04) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:01月13日(月) 17:15~22:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 40
同行者:単独

最近のMHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんのサイズは、20cmを超えると良型と云える程アベレージサイズには物足りないが、冬のこの時期に遊んでくれる相手としては、貴重な存在。
と云う訳で、ここ暫くはMHR-KGNでのメバリングが続くのでは・・・。

現地到着は16:40頃。
MHR-KGNの岸壁に出て見ると、予報通り風は殆どなく、海は波もなく穏やか。丁度、満潮の時刻に当たっているため、潮位が高くてテトラ帯が海中に没しているので、海がいつもより広く開放的に感じる。

今回も持ち込んだロッドはTenryu改の1本。実はフィネス・ベイトでのメバリングをする積りで、NSL-S702UL/BFも車に積んでは来ていたが、現地に着いて、何かと応用の効くスピニング・ロッドの方が良かろうと考え直した。

先発にTOTO42を選んで、17:00過ぎにへの字カーブの先からStartFishing
このMHR-KGNでは、目の前に見えるテトラ帯を目安にしてキャストする方向を定めているのだが、生憎、海中に沈んでしまっているので見えない。また、波っ気でもあればテトラ帯付近では波の立ち方が違うので、見当が付けられるが、べた凪様態ではこれも出来ない。となると、長年通い詰めた記憶を頼りにするしかないが、この点については、凡そ頼り甲斐がないことだけは保証済み。
と云う訳で、テトラに掛からないことを祈りつゝ、キャスティングを繰り返したがコンタクトはない。そこで、蟹の横這い釣法可愛娘ちゃん達の居場所を探したが、全く梨の礫
最近お気に入りの凸部の手前角付近にワープしたが、ここも不発。
ならば、凸部の奥の角はどうかと移動して見ると、残念ながら先行者が長いロッドを振っているので、見送らざるを得ない。
MHR-KGNでは凸部からその先になると、潮位が高い満潮時でもテトラ帯の一部が海面からかを出しているので、その位置は見極め易い。そこで、二つ先のテトラ地とテトラ帯の切れ目に移動。

しかし、日没直後のゴールデン・タイムにも拘わらず、音沙汰がない。
そこで、17:40頃、根掛かり覚悟で10カウント程ルアーを沈めて、ようやくこの日初めてのアタリ。サイズは今シーズンのアベレージとも云える15cm程のロリだが、ボーズ逃れの可愛娘ちゃんなので、文句を云っては罰が当たる。
時間的には実釣開始後30程しか経っていないので、それ程悪い状況ではないが、何故か非常に永く感じる30分だった。

この日の可愛娘ちゃん達は沈んでいると考え、同じ様にルアーを沈めたが、中々アタリが続かず、ポツリポツリで何とか2匹を追加。
このまゝプラッギングを続けようと思ったが、テンポが悪い。又、コツコツと感じる違和感が気になったので、念の為に0.5gのJHでワームに替えてみた。

すると、直ぐに答が出て、アタリが続く様になり、18:40頃にツ抜けを達成。
活性が上がったのかと思い、試しにプラグに戻すとダンマリ。そこで、この日の可愛娘ちゃん達のお気に召すプラグはないかと色々と試し、最後にはFinluckMinnow30Sまで引っ張り出してみたが見向きもしない。所が、ワームにするとアタッて来ると云う状況。
こんなことを繰り返していたので、無駄にした時間もあった筈だが、1時間後の19:40頃には、カウンターは20を示していた。
その後は、この日はワーミングが正解と割り切ってJHの単体に専念すると、30分後の20:10頃には30に到達。

所が、東の空に大きな丸い月が高度を上げ、明るく周囲を照らし始めると、徐々にアタリが遠くなって、ポツリポツリとしか来なくなってしまった。
ひょっとしたら、興味はプラグに移ったかもとルアーを替えて見たが無駄な作業。

JH単体に戻して、たまのアタリを拾っていると、22:40頃になって、それまでそよとしか吹いていなかった風が、突然、北東の方向から吹きだして来て、体感気温は急降下。
北寄りの風は向かい風になるので、プラグであれば問題はなくても、0.5gのJHではどうにもなりそうにもない。腰も痛くなって来ている上、カウンターの数字も切りの良い40を示しているので、これを機にStopFishingとした。

今回でMHR-KGNでのメバリングは4回目だが、どうもアベレージサイズが一回り小さくなっている様な気がしてならない。この日の釣果40匹の内、20cm前後のサイズは、贔屓目に見て3匹しか入っておらず、殆どが15cm内外のロリばかリ。
色々と理由はあるのだろうが、大き目のサイズは抜かれてしまったのだろうか・・・・?

2020年釣行記(03) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:01月09日(木) 16:50~20:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 6
同行者:単独

前回は、強く吹く時間帯でも北風3mの予報だったが、体感的にはそれ程強くも吹いておらず、スピニングなら問題なくメバリングを楽しめた筈。所が、MHR-KGNでのメバリングはベイトですることに少々拘っていたのが裏目に出て、記憶にない程短い実釣時間で切り上げざるを得なかった。
そして、今日の予報では、夕方から北風が4m、3mと少々強目だが、夜が更けるに連れて風が弱くなるとのこと。と云っても、終始、北風が吹き続けるのは確実と云えそうなので、拘りを捨ててスピニングにすれば、多少風が強く吹いても問題はない。

と云う訳で、今回はTenryu改だけを車に積んで、15:30頃、自宅を出発。
現地到着は16:30頃だったが、今回は車の数が拍子抜けする程少ない。
皆さん、北風を嫌がったのだろうか?

直ぐに岸壁に出て見ると、正面から吹き付けて来る北風は、予報よりも強く感じる。海の状況は、この海域にしては大きめな波が途切れることなく寄せて来てテトラ帯に当たり、付近を白く泡立てており、泡のない所は吹き寄せられた夥しいゴミが一面を覆っていて、釣りには少々厳しそうな様相を呈している。

とは云え、高速道路を使ってやって来たのに、このまゝ引き揚げる訳にも行かない。兎に角、状況だけでも見ておこうと、少し歩てみることにした。

ゴミは殆ど切れ目なく漂っており、所々に塊りになっており、その塊りには何羽もの海鳥が屯していた。恐らくその付近には、吹き寄せられたベイトも固まっているのだろう。
結局、への字カーブの先に到達して、ようやく、ゴミが途切れ始めたので、17:00少し前に、キャスティングを始めることにした。
先発は向かい風を考えて、持って来た中では最も重い0.8gのJHを選んだ。しかし、風に煽られて操作感も何もあったものではない。しかも、ゴミの塊りと塊の間にも、小さなゴミが漂っている。強い風だけなら工夫すれば何とかなるが、ゴミだけはどうしようもない。小さなゴミでもルアーに掛かると泳ぎが変わってしまうし、回収時に大きなゴミやレジ袋などが掛かると、ルアーを奉納することになり兼ねない。

1~2投しただけで、凸部の手前角に移動。この辺りまで来るとゴミの塊りは殆どなくなっているが、大きな木材や木の枝がプカプカと浮かんでいる。こんな障害物を避ける様にキャスティングをするのだが、風に煽られて何処に着水するのか、殆ど彼方任せの状態。

そこで、凸部の奥の角に移動したが、ここはまるでゴミの吹き溜まりの様相でキャストすら出来そうにもない。
仕方がないので、隣りのテトラ帯の切れ目に移り、ルアーもJHをやめてTOTO42に変更。MHR-KGNでは正面以外にも斜めにキャストして、テトラ帯と岸壁の間を狙うことが多いのだが、この日は、斜めにキャストするとラインが横から風を受けることになってトラブルの元になる。
と云う訳で、出来るだけ風を正面から受ける方向に何投かした時のこと、いきなりググンと、この日初めての可愛娘ちゃんからのコンタクトがあった。
凪を釣れと云われているメバル狙いとしては、風はビュービューと吹き、波はバシャバシャと極めて騒がしい状況で、中々集中出来ずにいたので、これにはビックリ。残念ながら、合せは決まったものゝ、リーリングに入った所でバレてしまったが、アタリがあったことで一安心。

これに気を良くして、キャスティングを繰り返したが、向かい風でルアーが戻されてしまって、上手く泳がせることが出来ない。そこで、この日持参したルアーの中では最も重たいTOTO48に変更。
これで、何とかルアーの存在を感じられる様になった所で、何回かキャスティングを繰り返していると、クンとハッキリとしたアタリがあり、顔を見せてくれたのは15cm程度のロリ・メバル。時刻は17:50頃で、実釣開始後1時間も経過していた。

所が、その頃から益々風が強くなりTOTO48でも全く飛ばなくなり、潮も当て気味になってルアーの操作感が全くなくなって仕舞った。
どうしようか・・・・・。
ふとミジンコ2.5gを使って見ようと思い立った。これはTOTO48よりも1g程軽いが、シルエットが小さく沈みも早いので、風の影響を受けることが相対的に少ないのではと考えた。

早速、試してみた所、これが極めて具合が良い。
シルエットが小さいためTOTO48よりも距離が出る上、沈みが早いので風に吹かれたラインに引っ張られる前に沈んでくれ、ルアーの存在がハッキリと伝わって来る。
これで集中力を持ってメバリングをすることが出来たが、アタリがない。リップがないので、ミノーの様に泳ぐことはないのだろう。JACKSONの説明でもフォールの釣りとのことだった。そこで、メタル・ジグと同じ様に小さくリフト&フォールを繰り返す様にした。
すると、偶にだがコンとアタリがある。しかし、空振りやバラしてしまうことが多い。強い風でラインが吹けてしまって、どうしても合わせのタイミングが遅くなるのが原因かも知れない。可愛娘ちゃんの活性が高くて、ルアーを丸呑みする様な状況であれば、その様なことはないのだろうが・・・。

19:00頃、向かい風が強く止みそうもないし、アタリもないので帰りますと、突然、見ず知らずの若者に声を掛けられてビックリした時までに、3匹。サイズはロリばかりだが、この強い風の条件を考えるとまぁまぁだろう。
しかも、頻繁とは云えないし、乗りも悪いが、兎にも角にもコンタクトはある。しかも、予報では、風は間もなく弱くなって来る筈。
と云う訳で、その若者を見送ってキャスティングを繰り返した。

20:00頃、ようやく風が収まり出して来て、よし、これからだ!!と気を入れ直したが、弱くなったのは一時。10分か15分後には前にもまして強く吹き出して来て、小生の気持ちも雲散霧消。

凸部の手間角84番スポット付近をチェックしようと、戻ったが、その頃にはかなり潮位が下がっていて、何時もは水没しているテトラも頭を出している。ゴミも来る時に見た程ではないにしても、かなりの量がプカプカと浮いている状態で、ルアーを通すコースが限定的な上、強い風でそのコースを通すことさえ覚束ない。

予報通り風はこの先弱まって来るかも知れないが、潮位は22:30の干潮時刻に向けて更に下がるので、この日は粘って残っても成果は期待出来そうもない。と云う訳で、20:30頃、諦めてStopFishingとした。

2020年釣行記(02) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:01月06日(月) 16:30~19:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 3
同行者:単独

火曜日の夜から雨模様になる予報なので、釣りに出掛けられるのは月曜日の夜しかない。しかし、月曜日の夜は北風が3mと、MHR-KGNでのメバリングには少々辛い条件。北風に強いFRYヒイカを狙うことも考えたが、今シーズンのヒイカは低調なので、空振りに終わる可能性が高い。
MHR-KGNにするかFRYにするか迷ったが、メバリングで試したいことがあったので、敢えてMHR-KGNに行くことにした。

15:20頃、自宅を出発。現地到着は16:30頃。
直ぐに岸壁に出た所、風は微風で海も穏やかで条件は悪くない。しかし、駐車スペースには前回と同じ様に沢山の車が止まっていたにも拘らず、眼に入って来るアングラーの数は2~3人程度で、寧ろ寂しく感じる位。

今回持ち込んだロッドは、NSL-S702UL/BFの1本だけで、可能な限りプラグ縛り。ルアーは発売されたばかりのJacksonミジンコ2.5gを先発に選んで、16:30頃、への字カーブの先からキャスティングを開始。

実は試したかったのは、このアジング用のミジンコ2.5gで、主にフォールで使う様に考えられているとのこと。
MHR-KGNではFinluckMinnow30Sが滅法強くて、愛用しているのだが、残念ながら生産中止となって、今では入手が出来ない。そこで、その代わりになる極小プラグを探していたのだが、小生が目にした最も小さい物でも35mm程で30mm以下のシンキング・ミノーにはお目に掛れずにいた。
そんな時に目に入って来たのがミジンコ2.5gで、サイズはFinluckよりも小さな22mm。使い方はリトリーブではなくフォールとのことだが、Finluckもフォールで使っているので、問題はない。しかし、Finluckの重さは1.4gしかないので、ベイト・リールでは扱い難い。この点、ミジンコには1.8gと2.5gがラインナップされていて、フォール・スピードは同じとのこと。となると、ミジンコ2.5gは、サイズ、重さ、使い方とも小生の求めている要件を満たしている。

と云う訳で、amazonのサイトでポチッとしていた。
そのミジンコ2.5gが届いたので、早速使ってみたかったと云うのが、MHR-KGNに決めた最大の理由。

で、1投、2投、3投。
サイズの割に重量があるので、思った以上に飛ぶので、この点は合格。しかし、思っていた以上に沈みが早い。ルアーの早い動きに反応があるのなら、問題にしなくても良いかも知れないが、概してMHR-KGNではゆっくりとした動きにしか反応しないことが多い。となると水深の浅いMHR-KGNでは使い難い。事実、この日も一寸油断をするとゴツゴツとテトラや敷石に当たる感触があった。

と云う訳で、ミジンコ2.5gのテストはもっと潮位の高い時に改めて行うことにして、ルアーをTOTO42にチェンジし、凸部の手前84番スポット付近に移動。

日没時刻も過ぎ、周囲が徐々に暗くなって来ているのに、アタリがない。ワームでなければ反応しないのか・・・・?
そんなことを考えながら、小さくリフト&フォールを繰り返していると、17:10頃、いきなりクンクンと反応があり、17cm位のロリに毛が生えた程度の可愛娘ちゃんが来てくれ、この日もプラグに反応があったことで一安心。

しかし、反応はこれっ切りで、後続がないので凸部の奥の角に移動。
所が、このポイントでもなかなか反応してくれない。ソロソロ諦めて次のテトラ帯とテトラ帯の切れ目に移動しようと考え始めた時、チク。まるでアジングの時の様なアタリだったが、反射的に腕が動いて、取り込んだのは20cm程のまぁまぁサイズ。この可愛娘ちゃんは、リア・フックが辛うじて皮一枚に掛かっていただけで、バレていてもおかしくない状況。

この日は、前回よりもプラグに対する反応が悪くて、アタリそのものが少ない上に、同じポイントで複数アタッて来ることもないので、蟹の横這い釣法でテトラ帯の切れ目を巡るしかない。

そして何か所目かの切れ目で、岸壁とテトラ帯の中間付近で反応があるポイントを発見。所が、ククンや時にはグンとしたアタリがあるのに、全く針掛かりさせられず、ルアーを替えても同じ。
こうなると何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーの常で、思い切ってFinluckMinnow30Sを引っ張り出してキャスト。
すると、見事に・・・・・バック・ラッシュ
Finluckは1.4gと軽いので、キャスティングは慎重にしなければと思ってはいたもののゝ、飛距離を稼ぎたくて何処かに力が入っていたのだろう。ラインを手で恐る恐る引っ張り出して解こうとしたが、極細のPEラインの縺れを、ヘッドランプの灯りを頼りに、老眼の目では上手く行く筈もない。
このラインを諦めて、替えスプールに交換しようと、脈釣り宜しくラインを手でシャクリながら回収していると、ククンとアタリがあって上がって来たのは15cm程のロリ・メバル

そして、スプールの交換をしていると、いきなり冷たい北風がピューッと吹き出して来た。19:00頃のことで、当たらなくても良い予報が、新年早々的中した格好で、こうなると軽いFinluckでは手も足も出ない。
そこで手持ちの中では3.2gと比較的重たく、リップがないため空気抵抗の少ないEBIKKOに替えたが、キャスティングは何とかなったものゝ、肝心要のメバルが興味を持つ筈もない。

そうこうする内、風が強さを増し、バック・ラッシュも2回、3回と起こしたので、19:30頃、この日の釣りを諦めてStopFishingとした。

この日の予報では、19:00頃から北風3mとあったので、小生自身の判断ミスなのだが、スピニング・ロッドを持ち込んでいなかったのが、最大の間違え。
3mならばベイト・ロッドでも何とかなると安易に考えていたのだが、2~3gの軽量ジグを向かい風の中キャストするのが、如何に難しいか痛感させられた次第。特にMHR-KGNの様にサイド・ハンド・キャストやアンダー・ハンド・キャストが出来ずオーバー・ハンド・キャストしか出来ない場合は、尚更で、スピニング・ロッドであれば何とか釣りが継続出来る程度の向かい風だった。
にも拘らず、ベイト・ロッドしか持ち込んでいなかったばかりに、時間的には未だ未だ余裕があったのに、釣りを諦めて泣く泣く引き揚げて来ざるを得なかった。

右手首痛や右肘通対策で始めたベイト・ロッドでのレフト・ハンド・キャスト(LHC)だが、ベイト・ロッドを諦めてスピニング・ロッドでのLHCを練習することも考えた方が良いだろう。その方が応用範囲は広そうだ。

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