※ カテゴリー別アーカイブ:2016年 ※

2016年釣行記(42) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 3、カサゴ x 12
同行者:SGMRさん、OHTさん

今年は6~7月は昨年覚えたライト・エギングでメトイカを狙う積りでいたが、7月に入ったのに寄りが芳しくなく、一晩で1杯か2杯の貧果。アオリイカならいざ知らずメトイカの様に小さなイカを1杯だけでは、夜のおかずにもならない。
と云う訳で、孤島でのアジングに精を出しているのだが、こちらも見るべき釣果を出せずにいる。しかし、こちらは仲間が常に居るので、例え貧果でも楽しい時間を過ごせることから、孤島に通っているのだが・・・・。

連休明けの火曜日の予報は、南風が1~2m程と絶好の条件。

孤島’にはSGMRさんと一緒に17:00過ぎに到着。岸壁には先行して入っているOHTさんの姿が一人あるだけで、人気場所なのに少々意外。
広い釣り場に我々3人組だけなので、ゆったりと釣り座を構え、最も先端寄りのVゾーンからOHTさん、小生、そしてSGMRさんの順に釣り座を構えキャスティングを開始。

風は予報と違って東寄りだが、釣りには全く影響がない程で、場合によっては蒸し暑く感じる位。波も殆どなくのったりとしていて、アジングには良い条件で、問題はアジのご機嫌が良いか悪いか・・・・。

最初にアジをゲットしたのはSGMRさんで、日没時刻前のまだ明るい時間帯。心配していたアジのご機嫌も良さそうだし、この分で行けば楽しいアジングが出来る。

AJ-2016-024小生が最初にゲットしたのはお定まりのロリ・カサゴ
こんなに小さな体でも、コツとハッキリとしたアタリを出すのに感心したり、呆れたり。
この釣り場ではカサゴアジを釣る際の税金の様なもの。直ぐにでもアジが来る筈・・・・と余裕を持っていたが、掛かって来るのはカサゴばかり。

AJ-2016-025小生がこの日最初のアジをゲットしたのは丁度21:00。

それまではSGMRさんの失笑を誘うカサゴばかりで、少々嫌気が差して来た頃で、モゾモゾと感じる違和感に半信半疑で合わせを入れたもの。

チクッとしたアタリにタイミング良く合わせが決まった時の爽快感はないが、それでもアタリのパターンが判れば・・・・と一寸した違和感も見逃さない様に集中したが、その後は全く音沙汰なし。

この夜のアジの寄りは期待した程でもなく、流石のSGMRさんも釣り座を色々と変え、ポツリポツリと忘れた頃のアタリを拾っている状態で、
翌日の仕事に差し支えるからとごろりと横になって休んでいたかと思うと、蚊が五月蠅くて眠れないとゴソゴソと起きて来てキャスティングをすることの繰り返し。

3:00を廻った頃、OHTさんが構えた釣り座付近に3人が集まって臨時のSGMRアジング教室。底の取り方、アクションの付け方等々レクチャーして頂いた。アジの寄りが良くてアタリが続く状況であれば、講師などして貰える余裕などある筈はないが、この日はアタリが遠いのが幸いした。
その効果があって、2匹追加することが出来たが、思った様にアタリが続かない。そんな中、隣りのSGMRさんとダブル・ヒット。
これで二人揃ってアジをゲット出来れば申し分のない所だが、残念ながら小生に来たのは赤い色のカサゴ。対してSGMRさんには本命のアジ
2mも離れていない隣同士で、ほゞ同時にロッドを曲げたのに、この違いは一体どこから来ているのか?

全くもって教え甲斐のない生徒で、本当に恐縮するしかない。
次回は、SGMRさんに教授頂いた点をジックリと実践して、少しでも上達したいと思う。

2016年釣行記(41) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 11、カサゴ x 8
同行者:OHTさん、SGMRさん

予報をみると夜中までは南風、日付が変わって北寄りになるとのこと。北寄りの風は避けたいが、1m程度と弱い風なので何とかなる。
と小生はその気になっているのに、いつもなら最初に連絡を入れて来るSGMRさんからは何の連絡も入って来ない。
何かあったのだろうか?
心配しながらメールを入れるとOHTさんからの返信はあったが、SGMRさんからは梨の礫。イヨイヨこれは尋常ならざることがあったのでは・・・
すると漸くSGMRさんから、体調が悪いので出撃出来るかどうか判らないとのこと。
連絡があったことで幾らかは安心したが、いつも元気一杯で多少の体調不良はアジングをしながら直してしまう程のSGMRさんが体調が悪いので云々とは・・・とまた別の心配が。
しかし、良くよく聞いて見れば、二日酔いでもあるらしい。
OHTさんと二人でSGMRさんの分も楽しんで来るから、心配しないで安静にしている様にと連絡を入れて、取り敢えずはOHTさんとのランデブー・アジングをすることにした。

遠くから通って来るOHTさんは、訊けばルートが拙宅の近くを通っている由。であれば、拙宅で休憩がてら時間調整をしては如何と提案し、結果、拙宅に立ち寄り小生のリムジンカーに乗り換えて出撃することになった。

現場には17:00過ぎに到着。
先行者の若者に挨拶がてら様子を訊ねると、魚の活性は高く、特にイシモチが良く当たって来るとのこと。
岸壁の最奥にまで進んで荷物を降ろし、ゆっくりと支度をしながら早速キャスティングを始めたOHTさんの様子を見ていると、2投目か3投目でロッドを大きく曲げて、ドラグをジージーッと鳴らしている。
念のため、玉網を持って駆け付けて取り込むと25cm位の良型濱アジで、これには些かビックリ。

こんなのを見せつけられては・・・・。
小生もあやかりたいとキャスティングを始めたが、コンタクトはない。一方、OHTさんは2匹目、3匹目と順調な滑り出し。
そんな所を見せ付けられたせいではないだろうと思うが、キャスティングをしても何故か気持ちがフワフワとして釣りに集中出来ない。

AJ-2016-023この日のファースト・フィッシュは、18:00頃に来たこの所お定まりのロリ・カサゴ

このロリ・カサゴと前後して安静にしている筈のSGMRさんが重いクーラーとバッグを両手に登場。
はやりSGMRさんはこの釣り場を病院と間違えているらしい。

隣りに釣り座を構えたSGMRさんは、程なくしてポツリポツリと掛け始め、アッと云う間にOHTさんを置いて行く程で、これには、小生は勿論OHTさんも口をアングリ。
体調不良は三味線だったのか・・・・・(笑)

やっとの思いでボーズ逃れを手にしたのは19:00を廻った頃。
その後は、OHTさんシーバスにラインを切られたり、30cmはあろうと思う大型フグをものにしたりと色々と楽しみ、小生は良型カサゴを4匹ものにして、OHTさんSGMRさんにプレゼントしたりとそれなりに楽しみはしたが、肝心のアジの釣果は伸びず仕舞で、忘れた頃に感じる単発のコンタクトを拾ってツ抜け達成するのがやっと。
群れで回遊している筈なのに単発に終わるのは解せないが・・・・・。

帰り際に出会ったYGW氏によれば、氏の釣果は23匹と好調だった由で、今回は釣り座の設定場所の選定ミスだった様だ。

 

2016年釣行記(40) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↓↑↓)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 23、カサゴ x 6、メバル x 1
同行者:SGMRさん、(KIさん、AKTKさん)

予報では金曜日の朝方は弱い北風なので、今シーズン最後のエギングにZMKZ-KGNに出撃する積りで準備に入った所、SGMRさんから珍しく電話。いつもならメールなのに、何かあったのだろうか?と訝しく思いながら出てみると、金曜日、どうするのかとの問い合わせ。
ナイスガイのSGMRさんは奥ゆかしくて直接的な表現を使うことはないが、これは行きましょうと云う明確なお誘い。

小生、この歳になっても、この種の誘惑には極めて弱い。直ぐにでも獲物をアオリイカからアジに切り替えて、ご一緒することにしたかったのだが、気になるのは、前回もアジのアタリを一度も感じられなかった程の最近の孤島の絶不調振り。
だが、SGMRさんの提案は孤島の別の場所に入ろうと云うもので、小生も以前からは行ってみたいと思っていた所。この提案が決め手になって、コラボすることに決定。

孤島にはいつもより早く16:00頃到着。

SGMRさんの案内で岸壁を真っ直ぐに進み、突き当りに到着。
遠くには赤潮の帯が流れているのが遠望出来るが、この岸壁付近には薄く小さく短い帯が漂っているだけで、余り気にならない程度。風は予報とは違って東寄りが吹いているが、寧ろ、暑さが少し凌げるので有難い。

早速、タックルを整えてキャスティングを開始。

AJ-2016-021この日の最初の獲物は17:00頃に来た、ロリ・カサゴ。型は小さいのに一人前にコンとハッキリとしたアタリを出すのに、思わず苦笑する程。しかし、前回と違って生き物の気配が感じられるだけ、有難い!!

お父さんかお母さんを連れて来て!

ノータッチで海に帰して、キャスティングを続けると又々同サイズのロリ・カサゴ。そして、少しサイズの大きいカサゴ、続いてカサゴカサゴ・・・・とカサゴのマンションを探り当ててしまった様。

その頃、SGMRさんは最初のアジを揚げていたので、アジが居ることは確かだが、小生の釣り座付近には、アジが回って来る気配がない。来ないのであれば、こちらから行ってやろうアジを探して場所移動を試みたが、場所を替えるとアジどころかカサゴもアタッて来ない。アタリがなければないで、寂しくなってカサゴでも良いからアタリが欲しい。

その内アジが回って来るだろうと、カサゴと遊んで時間を潰す積りで元の場所に戻りヤケ酒ならぬヤケ・キャスティング・・・・

AJ-2016-022待望のアジのアタリがあったのは、日没時刻を過ぎて周囲が暗くなって来た19:30頃。
チクッと微かなアタリにタイミングよく合わせが決まり、20cm足らずだが嬉しい嬉しい1匹。そして、その直後に同じアタリで同じサイズを追加。
良し、この日のパターンを掴んだと思ったのだが、その後はアタリが遠くなって、このまゝ修業の場に突入?????
そしてSGMRさんも迷路に首を突っ込んでしまった様で、ピタリと釣果の伸びが止まってしまい、首を傾げるばかり。

対して18:00頃に登場して来たKIさんは順調に掛け始め、これには流石のSGMRさんもアングリ・・・。

見かねてKIさんは即席のアジング教室を開いてくれ、その講義の内容をを活かしてアジを掛け始めたのはSGMRさんで、小生はそのSGMRさんの釣り方を真似して何とかなった次第。

問題の赤潮だが、風向きによるものかも知れないが、夜半頃には一旦増えだした赤潮の元の夜光虫は1:00を廻る頃には殆ど居なくなり、海水の濁りも取れて良い感じになって来た。
これが良い方向に影響したのか、この日は夜が明けて周囲が明るくなる頃まで、途中、中だるみもあるにはあったが、終始ポツリポツリとアタリが続き、久し振りに退屈しない面白いアジングだった。

と云っても、KIさんのアジング教室がなければ、以前の様な修行のアジングになった筈で、KIさんにはこの場を借りてお礼を申し上げたいと思う。有難うございました。

(追)
今週は、火曜-水曜、金曜-土曜と一週間に二回も徹夜アジングをしてしまった。このパターンは昨年もSGMRさんと何度となくやっていたので、今更驚くこともないのだが、今回はこれまで以上に疲れを酷く感じる。この歳になって、週に二回の徹夜はやり過ぎと云えばやり過ぎだが、はやり体力的な衰えを自覚させられることは、悲しいし寂しい。

と悲観的になっても体力が若い頃に戻る訳でもないし、体力の続く限り若い人たちに交じって徹夜アジングを愉しんでやろうと、改めて思う次第。

2016年釣行記(39) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:カサゴ x 6
同行者:SMNさん、(YGWさん)

実は昨日の27日(月曜日)の夜から、SGMRさんOHTさんと一緒に孤島に出張る積りだったが、予報を見ると日付が変わってから雨でしかも強く降るとなっている。雨には極めて弱い小生は、この予報にスッカリ怖気づいてしまって、ドタキャンさせて貰い、28日の火曜日に久し振りに単独で行くことにした。

しかし、当日朝から降り続いていた雨は上がったが、午後になっても空はどんよりと曇っており、今にも降り出しそう。念のため、予報を見ると夕方から明朝まで傘マークは付いていない。
予報を信じるか?
予感を信じるか?
踏ん切りが付かないまゝ、駐車場にまで来ると流石にこの天候なので駐車中の車は、黒のX-Trailと八王子ナンバーのEveryWagonの2台のみ。X-Trailは確証はないものゝ惧らくSMNさんの車だろう。EveryWagon孤島で何度も一緒になったことのあるYGWさんの車であることは間違いはない。
と云うことで、やっと気持ちも決まって18:00過ぎに孤島に到着。

風は斜め前方から吹いて来ているが、釣りには問題はなさそう。雨は霧雨の様な細かい粒が時折落ちて来る程度で、雨の嫌いな小生でも何とか凌げそう。しかし、海の色が、これまでになく濁りが強くて赤茶色をしていて、何となく厭な予感。
にこやかに談笑している二人に様子を尋ねると、明るい内にアタリがあって其々1匹づつ獲ったものの、アッと云う間に居なくなってしまったとのことで、厭な予感を裏付ける内容。

それでも、微かな希望を胸にキャスティングを開始。

しかし、実釣開始後1時間も経たない19:00頃には、その微かな希望も無残に打ち砕かれて勇気ある撤退を真剣に考えた程濁りがきつくて生命感が全く感じらず、先は未だ長いにも拘らずPB(パーフェクト・ボーズ)の臭いがプンプン。

AJ-2016-02021:00を廻った頃、夜光虫の帯が風に流されて来て行きかう船の引き波が青白く光り、これはこれで幻想的な眺めだが、釣りには邪魔な存在。
そんな夜光虫の青白い光をボーッと眺めながら惰性のキャスティングを続けていると、22:00頃、この日初めて感じた生命体からのコンタクト。
主は、ワームの長さと変わらない位小さなロリ・カサゴ。24:00頃に同サイズを追加した所で、その後は全くアタリもなく、逆に頻発する根掛かりで粘る気持ちもスッカリなくなってしまい、1:30頃から建物の陰で雨を避けウツラウツラしながら時間潰しに入る始末。

東の空が白み始めた頃から、最後の悪足掻きのキャスティングを再開した所、すっかり明るくなった4:30頃になって、コンと忘れかけていたアタリがあり、合せも決まって久し振りに感じる魚の引き。
やっと来てくれたかとリーリングをして抜き揚げたが、この主は赤い色をした20cmに少し足りないカサゴ。そしてこの1匹を皮切りに同サイズを4連荘でゲットした所でカサゴからのコンタクトもなくなったのでStopFishingとして、スゴスゴと引き揚げて来た。

2016年釣行記(38) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 1、黒鯛 x 1
同行者:SGMRさん、OHTさん、(KNKさん、KIさん)

空読さんに譲って頂いた8326#1Bで作ったショート・ロッドをデビューさせて以来、孤島でのアジングでは一桁台の寂しい釣果が続いており、短さを活かした釣りが出来ずにいる。そこで、今回は心密かにツ抜けを最低限の目標として17:00過ぎに、先着していたOHTさんに迎えられて到着。

釣り場には、ウィーク・デイにも拘わらず、結構沢山のアングラーの姿がある。その殆どが黒鯛師で、競合するアジ狙いは、見るところOHTさんの他に若い二人のアジンガーと最も航路に近い先端のサビキ師の4人。

風はほゞ正面になる南東の風だが、釣りの邪魔になるほど強くはない。海は濁りが若干強い様に見えるが、かえってアジの警戒心がなくなって良いかも知れない。といつもことだが、釣りをする前は至って前向きな考え方。

最近の日没時刻は19:00頃なので、到着した頃は未だ明るいが、OHTさんは既に釣果を出しているので、直ぐに支度をしてキャスティングを開始。
カウント・ダウンをしながら、先行しているOHTさんや若者二人の様子を観察すると、ポツリポツリとアジを掛けている。こんなに明るい内から出ると云うことは、アジの活性は高い。これならばツ抜け達成は確実だろう。
事実、程なくして小生にもコンタクトがあった。これは合わせ切れなかったものゝ、釣りは始まったばかり、と余裕を持っていたが・・・。

18:00過ぎに黒鯛師の殆どが引き揚げて行ったのと入れ違いにSGMRさんKNKさん、KIさんその他4~5名が登場。その殆どがアジンガーで岸壁の表側はアジンガーがズラリと並び、まるで週末の釣り場の様相。
小生は気が付かなかったが、好釣果の情報でも流れていたのだろうか?

続いて来る筈のアジからのコンタクトを期待しながらキャスティングを続けている内に時間は過ぎて日没時刻の19:00を過ぎた頃。
さぁ、これからだと気分も新たにアタリを待っていると、ムズッとはっきりとしたものではないが違和感が伝わって来た。反射的に合わせを入れた所、ガチッとロッドが止まってしまい・・・・。
ありゃ、根掛かり?
と、思ったが、ラインを張っていると明らかにロッドをジワーッと絞り込む重たい動きが伝わって来て、根掛かりではなく、何かが掛かったことは判った。だが、左右に動き回るサバではないし、シーバスの様なスピード感のある引きでもない。しかし、やたらとトルクのある重たい引きがある。

AJ-2016-019何度かラインを引き出されしてやり取りをした結果、海面にちらりと姿を見せたその主は、良型の黒鯛で、OHTさんの玉網入れで取り込んだのがこの写真。SGMRさんのスケールで測ると45cm程の良型。
それにしても0.3号のエステル・ラインで良くも取り込めたものだ

この日初の釣果が良型の黒鯛。しかし、アジ狙いからすると立派な外道で嬉しさも半分と云った所。
気を取り直して、アジのアタリを求めてキャスティングを続けたが、その頃から周囲のアジンガーもロッドを曲げる様子がなくなってしまった。
孤島の住民と云っても良い程通い込んでいるSGRMさんや明るい内は好調だったOHTさんも首を傾げるばかり。

その内、風もなくなり海はノタリノタリと春の海の様相に変わり絶好のアジング条件となったが、海からは生命感が消えてしまい、代わりに夜光虫の帯が目の前に広がり始めて、キャストしたラインにベッタリと付着しているのが判る程。
波の刺激で青白く光る夜光虫は幻想的と云えば幻想的だが、この夜光虫が赤潮の原因になると考えると、アングラーとしては願い下げにしたい所。或いは、生命感がなくなりアジからのコンタクトがなくなったのは、この影響が既に出ているのかも知れない。

浜アジを求めて大挙してやって来たアジンガー達はなすすべもなく、釣り座を離れて釣り談義をしたり、夜食を喰ったり、あるいはごろりと横になって休んだりと岸壁には弛緩した空気が蔓延する始末で、日付が変わり、明け方に近付いても状況は一向に改善しないまゝ。

4:00頃、日の出時刻間近になり周囲が明るくなって来た頃、先端のサビキ師がパタパタとアジを揚げ始めたのを機に、隣りのSGMRさんが掛け、小生にもこの日最初で最後の獲物が掛かった所で、地合いは去って行った。
それでも未練たらしく、5:00過ぎまで粘ったが、その甲斐もなくStopFishingとして、肩をガックリと落としてスゴスゴと引き揚げて来た次第。

« 古い記事 新しい記事 »