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2024年釣行記(64) – EG&TC

2024年 Eging Touching 釣行記

日 時:10月07日(月) 16:20~21:30
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アオリイカ x 0、タチウオ x 6
同行者:単独、(AIYM、FJKW、NT、YRO夫妻、IKOK&友人各氏)

予報によると、月曜日の夜は南南西の風が6mとやゝ強目、翌火曜日は終日雨模様とのこと。となると、週の前半の釣行日は必然的に月曜日になり、南寄りの強い風を考慮すると、MHR-KGN刀狩りをするのが順当な所。しかし、我が家の冷蔵庫の冷凍室には、まだタチウオが残っているので、持ち帰ってもカミさんに喜ばれることはないだろう。
と云う訳で、MHR-KGNは却下。次に考えられる候補地はKMI’sになるのだが、アジも前回の釣果が残っているため、お持ち帰りはし辛い。
こうなると何処に行くにしてもノー・クーラー・デイとして持ち帰らないか、又は、アジタチウオ以外の別の魚種をターゲットにする必要がある。
そこで、前回果たせなかった緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんをターゲットにしようと考えた。アオリイカであれば、カミさんにもきっと喜んで貰える筈。と云う訳で、アオリイカをメイン・ターゲットにしてタチウオはサブにする計画でKMI’sに行くことにした。

16:10頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、思いの外混んでいて、入り口AIYMさん最奥FJKWさん水道前付近にスバル505NTさんが入っており、岸壁の中央付近にしか入れそうな場所がない。出来れば最奥入り口に入りたかったが、今回はアジは狙わないので、場所に拘る必要はないだろうと考えて、空いている中央付近のやゝ入り口に寄った所にバッカンやクーラーを置いて、支度に掛かった。

今回持ち込んだロッドは、エギング用のSephia S806ML-S刀狩り用のSephia S809M/Fの2本で、日が沈むまでの明るい時間帯はアオリイカ、暗くなってからは、状況によってタチウオに切り替える算段で、Sephia S806ML-Sを先発に選び3号のエギを組み合わせて、16:20頃、キャスティングを開始。

緑のアイシャドウをしたアオリイカは、20年程前から約10年間、夢中になって追い掛け回していた獲物で、その頃は専ら地磯を釣り場にしており、KMI’sの様な湾奥の岸壁でアオリイカを狙うことなどあり得なかった。が、温暖化の影響なのか東京湾の環境が良くなっったのか、理由は判らないが、新仔とは云えアオリイカが釣りの対象になったことに、10年一昔と云われているが隔世の感がする。

岸壁では、風は予報通りかなり強目だが、背後から吹いて来るので、釣りには全く影響はなく、寧ろ、蚊が寄って来ることもなく、涼しくて気持ちが良い。これで緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんが遊びに来てくれれば云うことはないのだが・・・・・。

そんなことを考えながらキャスティングを繰り返したが、何も反応は返って来ない。

記憶が定かではないのだが、17:00を廻った頃、YROさん奥さんを伴って登場し、NTさんと小生の間に釣り座を構えて夫婦水入らずアジングを開始。

日没時刻を回り、周囲の光量が減って来た所でタチウオを狙い始めた最奥FJKWさん入り口AIYMさんの赤い電気ウキの灯りを左右に見ながら、アオリイカの反応が返って来るのを待ったが、音沙汰はない。右や左の電気ウキの灯りが海中に沈んで行く様子もなく、隣りのYROさんアジを掛けた様子も見えず、岸壁全体に活気がない。

余りにも岸壁全体が静かなので、最奥FJKWさんに様子を確かめに行ってみた。すると、指4本クラスを1匹釣り上げたと水汲みバケツに入っている銀色に輝く魚体を見せてくれた。タチウオが寄って来たかどうかの目安になるので、電気ウキの動きには注意を払っていた筈だが、全く気が付かなかった。しかし、寄って来ていることは確実。
そこでエギングを諦めて刀狩りに切り替えることにしたが、FJKWさんの電気ウキが浮かんでいる場所は、到底テンヤが届きそうにもない遥か沖。しかし、岸壁近くまでタチウオが寄って来るのは時間の問題だろうし、寄って来れば必ず反応が返って来る筈。

18:00頃、ロッドをSephia S809M/Fに持ち替え、11gのテンヤを組み合わせて刀狩りを開始した。
しかし、タチウオは中々寄って来る気配を見せない。入り口AIYMさんの電気ウキは、相変わらず波間を漂っているだけで、海中に引き込まれる様子はなく、遥か遠くに小さく見えるFJKWさんの電気ウキは、波の谷間に落ち込んで時々消えるだけ。

その内来るだろうと思いながらも、一方では今日はひょっとして駄目かも・・・と右に左に揺れる気持ちを抱えながらキャストし、軽いリフト&フォールを繰り返していると、それまでとは違った違和感が伝わって来た。
あれっ!ひょっとすると寄って来たのかも知れないと思ったが、所謂、お触りだけだったため、そのまゝ次のキャストに移った。すると今度はコツンとはっきりとした反応が返って来て、この日最初の獲物をゲット。
時刻は19:16のことで、抜き上げた獲物のサイズは指4本の良型。お恥ずかしい限りだが、待ちに待ってようやく手にした獲物に年甲斐もなく興奮して、AIYMさん、来たよー!!と大きな声を掛けていた。

この日は、タチウオのお持ち帰り予定はなかったので、この獲物はAIYMさんに引き取って頂けて助かった。しかし、アングラーとしてはこの1匹だけで終わるのは面白くない。と云っても、釣れても処分に困る。釣りたいのか、釣りたくないのか、何とも中途半端な気持ちのまゝキャスティングを続けたが、幸か不幸か、後続の反応は暫くの間返って来ることはなかった。
そして、この日は1匹だけで終わりそうだと弱気の虫が動き出した頃、1匹目から約20分経った19:39に、テンヤを押さえ込む様な反応があって、2匹目をゲット。そして、それから約10分後の19:503匹目を掛け、2匹目も3匹目もAIYMさんに引取って貰った。

この頃から調子が出て来て5分後の19:554匹目をゲット。
頼めば引き受けて貰えるだろうが、余り無理を云うのも良くないと考えて、これ以降は持ち帰ることにした。

20:00頃、IKOKさんと友人の二人が登場して来て、状況の説明をしている最中にコン。これは針掛かりさせた途端にバレてしまったが、それから10分後の20:105匹目をゲット。

IKOKさんと友人の二人はAIYMさんが引き揚げて行った後の入り口に釣り座を構えて、エギングアジングを始めたので、アオリイカタチウオを交換する提案をして、刀狩りを続けた。

所が、その頃からはピタリと反応がなくなってしまった。そこで、気分転換のためにFJKWさんの隣りのNTさんの帰った後に移動。この時点でFJKWさんの釣果は6匹程だったが、やはり、気配はなくなったとのこと。

暫く、FJKWさんと話をしながらキャスティングを繰り返し、20:546匹目を掛け、IKOKさんが掛けた新仔アオリイカと交換して、何とかカミさんの喜ぶお土産を確保することが出来た。

その後も刀狩りを続けていたのだが、21:00を回った頃から霧雨が降り出して来た。予報よりも少し降り出しが早まった様だが、雨には滅法弱い小生であっても、何とか我慢が出来る程度の降り具合だった。
しかし、タチウオからもアオリイカからも反応がないため、嫌気が差して来ており、しかも、8フィートを超える長いロッドを5~6時間もの間降り続けていて、かなり疲れが溜まっていたので、21:30頃、StopFishingとし、22:00過ぎに帰路に着いた。

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19:16 1匹目
19:39 2匹目
19:50 3匹目
19:55 4匹目
20:10 5匹目
20:54 6匹目

2024年釣行記(63) – AJ&EG

2024年 Ajing Eging 釣行記

日 時:10月04日(金) 17:00~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 18、サバ x 8
同行者:単独、(ICNH、HRD、KMI各氏)

光陰矢の如しとは良く云ったもので、今年も残す所、3ヶ月・・・・。
この3ヶ月で、更に15回の釣行を重ねれば、今年も又目出度くエイジ・シュート達成となる訳で、何となくゴールが視界に入って来た。しかし、ここで気を緩めて病気を患うのはもっての外。酷暑・猛暑を乗り切った勢いのまゝ、風邪などに気を付けて見事達成しようと思っている。

今回は、KMI’sで欲張ってアオリイカアジの2本立て。
アオリイカは、小生が20年前に淡水系の釣りから海釣りに転向する切っ掛けとなった獲物で、当時はアオリイカの独特な引きを求めて伊豆半島の先端や西伊豆まで、毎週の様に通っていた。しかし、歳を取るに連れて遠征するのが億劫になり、最近はすっかりご無沙汰していた。所が、2~3年前から、このKMI’sIKOKさんが新仔ながらアオリイカを掛ける様になってから、やはり思い入れのあるアオリイカのことなので、自然に気になっていた。とは云え、小生にとってのアオリイカは500~800gの所謂食べ頃サイズが対象で、新仔サイズは対象外。
しかしながら、年々、遠征をしたり近場であっても地磯に入ることがなくなり、自ずとアオリイカから遠ざかる結果になって仕舞い、このまゝだと、あのアオリイカの独特な引きを味わうことが、この先、ないかも知れないと思う様になり、そして新仔サイズでも・・・と趣旨替えをすることにした。

KMI’s到着は、16:30頃。
早速釣り場の岸壁に出てみると、残念なことに最奥水道前に年配の餌釣り師が入っている。今日は、最奥は諦めなければならないか・・・と思いつゝが、様子を訊ねると、顔見知りのその二人組みは朝からやっているが全然駄目。サバしか来ない。18:00頃には引き揚げるとのこと。
と云う訳で、アジングは彼らが引き揚げた後にすることにして、それまでの間はエギングアオリイカを狙うことにして、準備に取り掛かった。

今回、エギング用に持ち込んだロッドはSaltyStyle SSQC-742LT-BF-KRで、このロッドに3号のエギを組み合わせて、17:00頃、キャスティングを開始。
久し振りのエギングでしかも左手で扱うベイト・ロッドでの操作なので、シャクリ方が覚束ない。兎に角、慣れるしかないとキャスティングを繰り返している所にICNHさんが、ニコニコと笑いながら登場。

ICNHさんエギングでこの日の釣りを始める様子で、長めのロッドを持って空いている入り口に立ってキャスティングを始めた。すると、直ぐに何やら騒ぎ出したので、目をやると、何ということかロッドが大きく曲がっている。
嘘だろと思いつゝICNHさんの傍に寄って様子を見ていると、やがて海面に姿を表したのは、紛れもないアオリイカ。しかも、見た所300~400g程のこの時期としては良型と云ってサイズに、ICNHさんはしてやったりと得意満面。一方の小生は、後から入って来て、先に釣り上げるとは何事ぞ!!切歯扼腕
しかし、釣りの世界では良くあることで見返すには、小生も緑のアイシャドウをしたアオリイカを釣る以外にないが・・・・。
結局、アオリイカを釣る代わりに3号のエギを、ラインの高切れですっ飛ばしただけに終わってしまった。

17:30頃になって、二人組みが片付けに入ったので、小生はアジングの準備に取り掛かった。
丁度、その頃HRDさんが登場して来て、最奥から小生、HRDさんそしてICNHさんと並んでアジングをすることになった。

今回のロッドは、G-TECXSC-59ST-Pro
このロッドは2023年04月に最初のロットが発売されたが、僅か4分で完売となった程の人気ロッドで、当然、小生は入手叶わず、以降、数度に渡って発売、完売を繰り返していたもの。この様な状況では入手することは出来ないと諦めて、同じトモ清水氏がAbuGrcia時代に手掛けたSaltyStage Prototypeベイト・ロッドに改造して使っていた。
そんな所に、XSC-59ST-Proの何回目かのロットの発売の情報があり、注文受付開始時刻よりも1時間程遅れていたが、駄目元でアクセスシてみた。すると、今回は完売になっておらず、ようやく手に入れることが出来たもの。

と云う訳で、憧れのロッドを携えてのアジング・・・・・。
キャスティング開始は、17:45頃。初めて手にするロッドだが、1.2gのJHをキャストしてみるとSaltyStage改に良く似たフィーリングで、何の違和感もなく直ぐに馴染むことが出来た。こうなると、敢えて新しく導入する必要はなかったかも知れないと少し後悔の気持ちが出来たが、試しに一段軽い1.0gのJHにしてみた。すると、SaltyStage改よりもスムーズなキャスティングが出来る。そこで、潮の流れが早くてやり難さはあったが、使い続けることにした。

そして、待望の反応を感じたのは17:55のこと。微かにモゾとした違和感に合わせが決まって抜き上げた獲物は、20cmに僅かに届かなかったものゝ、湾奥のこのKMI’sでは良型と云って良いサイズ。
と云う訳で、XSC-59ST-Pro鱗付は呆気なく終了してしまった。

その後、2匹目3匹目4匹目までは、まぁまぁのペースで反応が返って来たが、4匹目18:15に掛けてからは、ピタリと反応がなくなってしまった。

ならば、アオリイカはどうか?とアオリ調査に切り替えたが、音沙汰はない。
アオリイカタチウオと同じ様に何の前触れもなく突然反応して来るので、油断が出来ない。滅多にない千載一遇のチャンスを逃さないためにも、休む訳には行かないとキャスティングを繰り返したが、結局、梨の礫

小一時間程の間エギングを続けたがアオリイカを諦めて又アジングに戻ることにした。そして、10分程経った19:30にようやくこの日の5匹目をゲット。これからの約40分間が、この日のハイライトで、入れ掛かりとは云えないものゝ、退屈しない程度の間隔で反応が返って来て、20:03つ抜けを達成し、更に20:0711匹目をゲット。逆算すると、6分間に1匹の割合だったので、ペースとしては悪くはない。

しかし、20:1612匹目をものにした頃から、徐々に反応が間遠くなって、21:1118匹目をゲットしてからは、ピタリと気配が消えてしまった。
そこで、アジが駄目ならアオリがあるさとばかりに、22:00までの約40分間はエギングに集中することにして、ひたすらエギを投げ続けた。しかし、この日はアオリイカのご機嫌が良くなかったのか、近くに寄って来ていなかったのか、それらしい反応は全くなく、結局、予定の22:00を廻った所で、小生のみ一足早くStopFishingとした。

所で、この日初めて使用したXSC-59ST-Proだが、今回は潮の流れや強めの風が吹いていたため、0.8gのJHを試さなかった。しかし、1.0gのJHではSaltyStage改よりも良い感触だったので、次回は、状況次第だが、0.8gのJHを試してみようと思う。SaltyStage改でも0.8gのJHを扱うことは出来ていたが、やはり、キャストするには少々気を使わければならない。XSC-59ST-Proでは、この点が少しでも緩和されるのではないかと期待をしている。

また、この日のアジは、19cm以下は全くおらず、掛かれば20cm超の良型ばかりで、数はそれ程伸ばせなかったが、強い引きを充分楽しむことが出来、謂わば量より質と云った所。
いつもであれば、釣れても豆アジばかりになる夏枯れの時期がある筈だが、今シーズンはその様なこともなく、このまゝこの好調さが続けば・・・・と思うのは小生ばかりではないだろう。

次にアオリイカについてだが、この日初めて左手で扱うベイト・ロッドエギングをやってみた。しかし、心配していた通り左手でのシャクリには、もう一つの感がある。とは云え、慣れれば少しは様(サマ)になって来るだろう。
様になれば釣れると云う保証もなく、ある意味で運次第だが、ここは我慢をして左手シャクリを続けるべきだろうか?
それとも、右手で操作するスピニング・ロッドのお出ましを願うべきだろうか?
出来れば、ベイト・ロッドアオリイカをものにしたいと願っているのだが・・・・。

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17:55 1匹目 20:07 11匹目
17:59 2匹目 20:16 12匹目
18:03 3匹目 20:20 13匹目
18:15 4匹目 20:30 14匹目
19:30 5匹目 20:40 15匹目
19:35 6匹目 21:06 16匹目
19:46 7匹目 21:08 17匹目
19:50 8匹目 21:11 18匹目
19:53 9匹目
20:03 10匹目

2023年釣行記(71) – AJ&LEG

2023年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月16日(木) 16:10~21:10
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 28、イカ x 0、サバ x 1
同行者:単独、(IKOKさん)

前回の釣行は火曜日だったので、順当に行けば次回の釣行は金曜日になる所だが、生憎、当日は、強い雨が15:00頃まで続き、風も南西の5~6mと荒れ模様の天候になるとのこと。ホームのKMI’sでは、南西の風であれば多少強くても何とか凌げるので問題はない。しかし、気になるのは雨で、予報通り15:00頃に上がってくれれば良いが、回復が遅れると夕間詰めに釣りが出来ないことになる。最近のKMI’sは、夕間詰めの短い時間帯が勝負所で、時間が経つにつれてジリ貧になる傾向が強いので、夕間詰めに釣りが出来ないのは痛い。
対して木曜日は、北東の風で正面から吹かれることになるが、強さは2mとそれ程でもないので、防寒着をキチンと着込めばなんとかなるだろう。

と云うことで、より確実に夕間詰めを狙える木曜日KMI’sに行くことにした。

15:50頃、現地に到着。
前回、前々回とアングラーの数が多かったので、心配だったが、岸壁に出てみると先行者の姿は一人も見えず、ラッキーにも小生だけの貸し切り。

今回は、BlueCurrentⅢ 69/Bヒイカ狙いのライト・エギング用に、そして、いつもの様にアジング用のSaltyStage改の2本を持ち込んで準備に入ったのだが、いつの間にやって来たのか、岸壁の主の黒猫が眠たそうに細い目をして背後で蹲っている。

釣ったらあげるから、待ってろよと声をかけつゝ、16:10頃、ベイト・アジングを開始。
この日の日没時刻は16:35なので、周囲はマダマダ明るくて、少々早過ぎるきらいはあるが、ヒイカを狙うにも中途半端なので、そのままアジングを続けた。

風は、右手から左手に弱く吹いており、潮は逆に左手から右手にトロトロと流れていて、如何にも釣れそうな雰囲気が流れているが、中々反応が返って来ない。
実釣を開始して15分程経った16:27のこと。
駄目なのかな~と若干弱気になりかけた時、コンでもなくチクッでもない、曰く云い難い違和感があり、反射的に合わせを入れた所、重たい引きが伝わって来た。
ラインを伝わって来る獲物の動きはアジのそれだが、トルクがいつもよりかなり強い。
アリャ~、アジじゃないかも・・と思いつゝ抜き上げると、一回り二回り大きな良型のアジで、計測してみると24cmもある。湾奥のKMI’sでは、大きくても20cmを超える位なので、これは立派なランカー・サイズ(笑)

ごめん、これは、お前には勿体ないからやれないよ黒猫を振り返ると、目を真ん丸に見開いて、今にも飛び掛かって来そうな体勢を取っているので、手早く始末をして後続を狙った。すると、直ぐに反応があって、16:31に早くも2匹目をゲット。これも1匹目に近い大物で、又々、黒猫に謝ってお持ち帰り用にキープ。

そして、16:42にようやく黒猫用サイズをゲットし、後ろで待っていた黒猫にプレゼント。その直後の16:44にまたもや良型をゲットした所で、この状態が続けば・・・取らぬ狸の皮を数えた途端、サイズが落ちて、リリース・サイズのオンパレードになってしまった。リリース・サイズと云っても20cmに若干足りないだけなので、場合によっては立派なお土産サイズ。直前に22~24cmの良型アジを目にしていただけに、殊更に小さく感じたのかも知れないが、贅沢な選択と云えるだろう。

この日は、このリリース・サイズの活性が高くて、実釣開始後45分程しか経っていない17:16には、早くもツ抜けを達成する程のハイ・ペースで釣れ続いた。所が、17:17に11匹目を掛けた所で、反応が消えてしまった。

エ~ッ、もう時合は終わったの・・・・・?
最近の傾向からすると、この後は殆ど釣れなくなるので、粘っても空振りになる公算が高いが、時刻は17:00を回ったばかりで、引き揚げるには早過ぎるし、気力も体力もマダマダ有り余っている。
駄目で元々とキャスティングを続けていると、アジの群れが戻って来たと見えて、17:31に12匹目を皮切りに反応が続き、18:11には20匹目をゲット。所が、18:19に23匹目を掛けたのを最後に無反応状態に戻ってしまった。

そこで、ヒイカ調査をすることにして、ロッドをBlueCurrentⅢ 69/Bに持ち替えて、ナオリーをキャストし始めたが、その頃から強く吹き始めた風のため、エギの操作感もない。それでも我慢をしてキャストを繰り返したが、ヒイカの反応もないため、一旦釣りを中止して、夕食のパンを齧りながら小休止。

18:40頃、ベイト・アジングを再開した所、アジの群れが戻って来ていて、18:46に24匹目を掛けてから、18:55に28匹目を掛けるまで10分足らずの間に5匹もゲットする入れ掛かり状態の爆釣ペース。
だが、良かったのはここまでで、19:00を回った頃から、ピタリと反応が消えてしまった。しかし、この日は、コンタクトがなくなっても時間が経てば戻って来ていたので、この時も待っていれば、良くなるだろうと考えてキャスティングを続けた。が、期待に反して一向に戻って来る気配がない。

1時間程粘ったが音沙汰がなく、既に30匹近い釣果もあり、お土産も確保出来て充分に釣りを楽しんだので、いつもよりも早いが、引き揚げる準備をしつゝ未練のキャスティングをしている所に、20:00頃、背の高いIKOKさんが登場。
彼は、昔の小生の様に、完全にイカに狂っていると見えて、直ぐにエギングを開始し、小生は、気を取り直して、切りの良い30匹の釣果を目標に2匹の追加を目指してキャスティングを再開した。
しかし、イカからもアジからも反応が返って来ず、20:30頃、小生は改めて帰り支度に入り、IKOKさんアジングに切り替えた。

すると程なくして、IKOKさんアジをゲット。しかも、連荘で2匹、3匹と好調にロッドを曲げている。
直前までキャスティングをしていた小生には、反応がなかったにも拘わらず、この様な場面を目にしては、堪らない。普段引き揚げる時刻を基準にすれば、まだ1時間程残っているので、リールをロッドに装着し直してベイト・アジングを再開。

所が、小生がキャスティングを始めるのに呼応して、アジの群れが去った行った様で、反応が消えてしまい、結局、2匹の追加はならず、21:10頃、IKOKさんを置いて、StopFishingとした。

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16:27 1匹目 良   17:17 11匹目 R   18:14 21匹目 K
16:31 2匹目 良   17:31 12匹目 R   18:17 22匹目 R
16:42 3匹目 猫   17:35 13匹目 K   18:19 23匹目 R
16:44 4匹目 良   17:36 14匹目 R   18:46 24匹目 R
16:47 5匹目 R    17:45 15匹目 R   18:49 25匹目 R
16:54 6匹目 猫   17:48 16匹目 R   18:52 26匹目 R
16:56 7匹目 R    17:51 17匹目 R   18:54 27匹目 R
17:08 8匹目 K    17:59 18匹目 R   18:55 28匹目 R
17:13 9匹目 R    18:03 19匹目 R
17:16 10匹目 R    18:11 20匹目 R

2023年釣行記(70) – AJ&LEG

2023年 Eging 釣行記

日 時:11月14日(火) 16:30~20:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 10、イカ x 0
同行者:単独、(YROさん)

11月に入っても晩秋or初冬とも思えない程暑い(?)or暖かい(?)日が続いていたが、突然、季節が進んでいきなりの冬になって、それまでの暑さや暖かさに慣れきった身体には、殊更に寒さが強く感じられる。
そんな状況下、4~6mの北風が吹く岸壁に立つのは、如何にも辛い。
と云う訳で、月曜の釣行を1日延期して、南東の風2mと予想されている火曜日に出掛けた。

現地に到着したのは、16:10頃。
岸壁には、入り口に一人、中央FJWRさん(?)と云う若者ルアーマン、その隣りにはYROさん、更に府中からの五月蝿い2人組、そして最奥には2人組のルアーマンと、都合、7人ものアングラーが入っていて、満員御礼状態。幸い、最奥の2人組が引き揚げる所だったので、何とか釣り座を構えることは出来たが、危ない所だった。

と云う訳で、最奥に荷物を置いて準備に掛かったが、少々窮屈だが二人が入れそうだったので、YROさんを呼び並んでアジングをすることにした。

今回持ち込んだロッドは、Tenryu改SaltyStage改の2本。
Tenryu改ヒイカ調査のために持ち込んだもので、時期的にも11月中旬になり、ソロソロ寄りを見せても良い頃だと考えたもの。これからアジが厳しくなるので、あわよくばその代わりになればと考えたのだが、元々、そんなにヒイカが釣れる場所でもないので、アジの代わり等は絵に描いた餅になるだろうが・・・。

16:30頃、2gのナツメ錘を使ったキャロライナ・システムナオリー極小エギを結んで、キャスティングを開始。
風は右から左に稍々強めだが、釣りには支障がない程度で、海にはゴミもなく穏やかで、雰囲気は悪くはない。これでアジのご機嫌さえ良ければ文句はないが、季節的にも仕方がないとは云え、耳に入って来る情報は余り芳しくないものばかり。

万が一かも知れないが、反応があるかも知れないと根拠のない期待を胸に集中して、エギをキャストしていると、隣りのYROさんは早くも本命のアジをゲット。
最近のアジの時合は、夕間詰めの短い時間帯に限られている印象なので、アジが寄っているなら、このチャンスを逃してならじと即座にSaltyStage改に持ち替えてベイト・アジングを始めた。

しかし、YROさんは続いてアジを掛けているのに、小生には中々反応が感じられない。
アレーッ、どうした・・・・?
YROさんは、ダウン・ショット(?)で沖目を狙って掛けている様子だが、SaltyStage改では、距離は出せない。Tenryu改の仕掛けをアジ用に作り変えようかとも考えたが、それも面倒と、小生は近場を狙うことにして、キャスティングを繰り返していると、何かが触れた様な微かな反応があって、この日、最初の獲物をゲット。
時刻は、16:58のことで、僅かに20cmに届かない微妙なサイズで、即リリース。
開始早々にボーズ逃れが出来ことに気を良くして、キャスティングを続け、17:05に2匹目をゲット。残念ながら、これは豆アジ

しかし、1匹目、2匹目はポンポンと順調に来た所で、
チャンス・タイム到来。さあ、これからだ!!
と後続を狙ってキャスティングを繰り返した。
所が、2匹目の豆アジを獲ってからピタリと反応が消えてしまった。

余りにも短いゴールデン・タイムだったが、隣りのYROさんは、ポツリポツリとは云えアジを掛けている。どう云う理由かは判らないが、3m程しか離れていないのに天と地程の違いがある。
それでも、隣りで出ているのだから、こっちに回って来ても良い筈と挫けそうになる気持ちを奮い立たせてキャスティングを繰り返したが、全く反応が返って来ない。

そこで、思い付いて左手の街灯の光が届いておらず暗くなっている所を狙ってキャストしてジックリとJHを沈めてみた。すると、コツと感じる小さな反応があって、ようやく3匹目をゲット。これは22cmの良型で、時刻は17:53のこと。そして、同じ様に左手の暗がりにキャストして、17:5818:00と立て続けに良型をゲット。
アジの居所を見付けた!!と喜び勇んで追加を狙ったが、好事魔多し。小さなアタリを合わせてリーリングをしていると、突然、トルクのある重たい引きに変わり、海中には大きなシーバスがギラリと反転した姿が見えた。そして、次の瞬間には、プチッと音がして、敢え無くラインブレイク。
仕方がなく、ライン・システムを組み直して戻ったが、折角、見付けたアジの群れは何処かに移動して行ったと見えて、全く反応がなくなってしまった。

その後は、忘れた頃に返って来る反応を獲るのが精一杯で、釣果は遅々として伸びず、ツ抜けを達成出来たのは20:20

最近の傾向から云っても、時間的にも、これ以上粘っても釣果を伸ばせる見込みは薄いが、引き揚げるには早過ぎる。
場合によっては、回遊があるかも知れないし、そうなると千載一遇のチャンスを逃すことになる。

この辺りは、アングラー特有の根拠が全くない、希望的観測の最たるものだが、竿を出していなければ、釣れるものも釣れないと云うのも道理。兎に角、もう少し粘てみることにしたが、敢え無く空振りに終わってしまい、21:15頃、StopFishingとして、YROさんに別れを告げて帰路についた。

前回は、たった1度のアタリしかなく、ボーズの結果だったことを考えると、この日のツ抜けは立派な結果と云えるが、隣りのYROさんが、間遠くはあったものゝ、順調に釣果を伸ばしていたことを考えると、やはり、悔しさの残る結果だった。

所で、ヒイカ調査の結果だが、やはり何も反応がなかった。時期的には開幕しても良い頃だと思うが、異常に暑い夏が続いていたので、やはりその影響はあるだろう。元々、ヒイカのポイントとは云えない釣り場なので、狙う対象にするには無理があるのかも知れない。
今年は、タチウオが良くなかったので、せめてヒイカ・・・と云いたい所だが。

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16:58 1匹目 R
17:05 2匹目 豆
17:53 3匹目 K 22cm
17:58 4匹目 K
18:00 5匹目 K
18:28 6匹目 K
18:30 7匹目 R
18:54 8匹目 R
18:56 9匹目 K
20:20 10匹目 R

2023年釣行記(69) – AJ&EG

2023年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月09日(木) 16:30~20:00
潮回り:若潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 0、イカ x 0
同行者:KMIさん、(SMT、AKT弟、AIYM各氏)

最近は、夕間詰めの極短時間しか釣れず、釣り場の調子は徐々に悪くなって来ている印象だが、風は南南東の1~2mと、KMI’sアジングにとっては良い条件なので、相も変わらず出掛けて来た。

16:15頃、現地に到着。
早速岸壁に出てみると、入り口に長いロッドを2~3本出している年配のアングラー、ボラード付近にSMTさんには府中からの五月蝿い連中の姿が見えて、釣り座を構えられそうなのは、中央付近にしかない。
このKMI’sには通い詰めているが、中央付近で良い釣りをしている現場を見掛けた記憶はなく、小生自身も釣り座を構えたこともない。しかし、この日は、お持ち帰りの予定はないため、退屈しない程度に釣れれば良いので、ポイントに拘る必要はない。

と云う訳で、SMTさんの隣りの中央に寄った所に釣り座を構えることにして、BlueCurrentⅢ 82/B3.5号のエギを組み合わせて、16:30頃、エギングで、この日の釣りを始めた。

風は、予報通り弱く右から左に吹いており、海も穏やか。しかし、クラゲの絨毯に邪魔をされて釣りにならなかった以前(10月23日)程ではないとは云え、気になる程のクラゲが至る所に漂っている。このクラゲが回収する途中のエギに引っ掛かると、イカが乗った感触とそっくりで、紛らわしくて仕方がない。

小生がエギングを始めて程なくして、隣りのSMTさん良型アジをゲット。最近は、夕間詰めの時合が短く、それを逃すと殆ど釣果は上がらない傾向が続いているので、このチャンスは逃せない。
直ぐに、SaltyStage改を手にベイト・アジングに切り替えたが、小生にはご挨拶がない。

17:00頃(?)、KMIさんが登場して来て、AIYMさんが引き揚げた後の最奥に釣り座を構えた。
そして、18:00頃だったと思うが、AKT弟さんが登場。その頃になると空いている場所は、小生と府中からの五月蝿い連中の間しか残っていないので、小生の中央寄りに入って貰った。

その間、SMTさんは忘れた頃の長い間隔をおいてポツリポツリとだが、アジを掛けていた。と云っても、15cm程度の可愛いサイズばかり。しかし、隣りの小生には全く音沙汰がないので、釣れるだけでもマシと云うもの。

コンタクトが1度もないまゝ時間が経ち、19:30頃にはボーズを覚悟すると同時に、集中力も切れてしまって、徒にキャスティングを繰り返しているだけ。
そこで、最奥のKMIさんの様子を訊きがてら、SaltyStage改1本を手に移動。
KMIさんの隣りでまったりと竿を出している時に、この日最初にして最後の反応があり、一旦は針掛かりさせたが、抜き上げに失敗。
これで、完全に気持ちが切れて、20:00を回った頃、KMIさんと連れ立って納竿して、この日の修業を終えた。

昨年の今頃は、タチウオが出ていたので、アジが駄目でも刀狩りで釣りを楽しむことが出来た。しかし、今年は頼みのタチウオが絶不調なので、アジの代わりのない当たるか当たらないかの一発勝負。当たれば良いが、外れた時は、今回の様な悲惨な結果になってしまうのは、辛い。と云っても、自然相手の遊びなので、どうしようもないが・・・。

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