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2024年釣行記(32) – MG&TK

2024年 Octopusing SaltLure 釣行記

日 時:06月04日(火) 16:30~20:30
潮回り:中潮
(↓)
場 所:HGS-OGSM
釣 果:マゴチ x 0、タコ x 0
同行者:単独

この所、ホームのKMI’sに通い詰めているが、調子はもう一つ。
と云う訳で、今回は目先を替えてタコマゴチを狙ってHGS-OGSMに出掛けて来た。

HGS-OGSMまでは拙宅から24km程度。高速を使えば僅か30分程の距離なので、もう少し足繁く通っても良い釣り場なのだが、首都圏では綺麗に整備された数少ない無料の釣り場ということもあって、いつ行っても混み合っている。しかも、先端付近は地元の常連さんが幅を利かせていて、一見さんが釣り座を構えるには、なかなか勇気が要る雰囲気。
そんなこともあって、自然に足が遠のく結果になり、昨年の8月にタコマゴチを狙って出撃して以来10ヶ月振りになる。その時は見事に空振りに終わったが、今回はどうか・・・・・。

16:00頃、現地の駐車場に到着。
早速、クーラーやバッカンをカートに積んで岸壁に出てみた所、ウィーク・デイにも拘わらず、5m位の間隔でアングラーが入っている。しかも、巻き尺で測った訳でもないのに、見事なまでに等間隔になっているので恐れ入ってしまう。5mも間隔があるので割って入ることも出来るが、そうすると等間隔を崩してしまうためか、何となく気後れしてしまう。
何処かに少しでも広く空いている場所はないかと見渡して3番ベンチから20m程先端に寄った辺りに何とか入れそうな場所を見付けてヤレヤレ。

自宅を出る際にチェックした予報では、東向きの風が3~4mとやゝ強めだったが、西向きの釣り場のため追い風になるので、問題はないだろうと思っていた。所が、一息付いた所で改めて周囲の様子を見ると、予報より遥かに強い風が左後ろから右前方に吹き抜けて行く。今回は、タコにしろマゴチにしろアジング1.0gのJHよりは遥かに重量のある20g以上の錘を使うので、それ程強く影響を受けることはない。とは云えやはりやり難そう。その強い風を受けて海は波立っているが、それよりも気になったのは海の色で、前回のKMI’sと同じ黄土色をしていて、何となく釣れそうな雰囲気がない。

今回持ち込んだロッドは、マゴチ用のZENAQASSAUT Shore S96タコ用のCRX-B722Hの2本で、日没までのまだ明るい時間帯はタコを狙い、夕間詰めから夜に掛けてはマゴチ狙いのプランで、16:30頃、CRX-B722Hを先発に選んでキャスティングを開始。

タコ狙いなので、出来れば岸壁に際も攻めたい所だが、左右の近い所にお隣さんが竿を出しているので、正面の沖目から足元までが今回のテリトリーとなる。
15号(56.25g)の錘を付けたエギをフル・キャストしてズルズルと海底をアクションを加えながら引き摺り、根のある付近では摺り引きせずにエギを動かす様にしてタコを誘ったが、一向に反応を示して来ない。

18:00頃、タコを諦めてマゴチ狙いに変更。
仕掛けは、6号(2.5g)ナス錘を使った直リグマゴチは海底を這っている魚なので、兎に角、仕掛けを浮かさず常に海底を感じる様に摺り引きしてマゴチのから反応が返って来るのを期待したが、これも空振り。
この日はタコよりもマゴチを本命視していたので、直リグジャクソン砂団子ヘビ・キャロに替えて何とかマゴチの興味を引こうと粘ったが、全く梨の礫

時折、ハゼの活餌を使った仕掛けでマゴチを狙っているアングラーが隣りにやって来てキャストすることもあったが、彼らにもコンタクトはなかった。
コンタクトがあれば敢えて小生の隣りに移動して来る必要がなかった訳で、どうやらこの日のマゴチのご機嫌は、全体として良くなかった様子。

結局、20:45頃になって北の空に稲光が光り出して来たのを機に、腰の痛みが強くなって来たこともあって、StopFishingとして道具を片付けた。

タコにしろマゴチにしろ、シーズンはまだ始まったばかり。
しかも、慣れない釣り場で慣れない獲物を相手にして、初手から結果を出そうと云うのは、ビギナーズ・ラックがあるとは云え、少々虫が良過ぎる。
タチウオでは、UMB-FPに通った結果、何とか釣ることが出来る様になったことを考えれば、マゴチも同じ。暫く、通ってみようと思う。

2024年釣行記(31) – AJ&MG

2024年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:05月30日(木) 16:15~21:30
潮回り:小潮
(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 4、カサゴ x 1、マゴチ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)

定例釣行日の月曜or火曜は雨模様のため、水曜日はカミさんの都合で釣りはお休みせざるを得ず、木曜日にようやく釣行出来ることになった。と云っても、ホームのKMI’sは相変わらずの状況で、仲間の手練れ連中であっても苦戦を強いられている。そんな中、小生の様な老骨が出張っても、到底、太刀打ち出来る筈もない。
と云う訳で、ソロソロ、シーズン・インしたと思われるマゴチに狙いを替える算段をして、前回、調査を敢行した。しかし、実際の調査時間は18:20からの小一時間と短くて、調査と云うには余りにも不充分だった。そこで、今回は時間を充分に取るため、いつもより早く自宅を出ることにした。

いつもより2時間程早い15:50頃、現地に到着。
岸壁には、中央付近黒鯛狙いのエサ師の姿が一人しか居なかったので、最奥のお気に入りの場所に釣り座を構えて、準備に入った。

今回持ち込んだロッドは、マゴチ用のSephia S809M/Fアジング用のSoare改々の2本。

マゴチ用のSephia S809M/Fには、前回と同じ5号のナス型錘で組んだキャロライナ・システムを組み、エコギア熟成スーパードジョウオフセット・フックに差したシステムで、16:15頃、キャスティングを開始。

風は、南寄りの風が右から左にやゝ強めに吹いており、少々やり難そう。海はその風のせいか、少し波立っているが、釣りには全く問題はない。寧ろ、ベタ凪よりは良さそうに思える。しかし、潮は黄土色をしており、如何にも魚の活性を下げてしまいそうな雰囲気。

とは云え、釣りはやってみなければ判らない。
悪い影響がないことを願いつゝキャスティングを繰り返した。
しかし、マゴチと云えば、昨年の7月に紛れで小振りな1匹を釣ったことがあるだけなので、どの様な反応をして来るのか全く分からず、ドキドキもの。何か違和感はないか、変化はないかと集中したが、一向に反応らしきものがない。そこで、最奥を諦めて入り口に移動。
ここでは、コツやブルブルと云った反応が何回かあったが、合わせても針掛かりさせられず、正体は不明のまゝ。

18:00頃、顔見知りの若者が登場して来たので、入り口のポイントを譲り、最奥に戻って調査を継続したが、マゴチらしい反応は皆無。

結局、日没時刻の18:50頃までマゴチ調査をしたものゝ応えがなかったので、調査は終了として、アジングに変更。

色は良くないが、潮は良い具合に左から右手にトロトロと流れていて、ひょっとすると・・・と淡い期待を抱いてキャスティングを繰り返していた。
すると、間もなくしてコツと小さな反応が返って来た。
思った通り。今日は活性が高いのかも知れない・・・・と合わせを入れて喜んでリーリングに入ったが、青物のアジとは引き方が違う。
アリャ、もしや・・・と思いつゝ、抜き上げてみるとその主は、案の定、ロリ・カサゴで、愛嬌たっぷりのその呆けた顔を見てガックリ。

この日皮切りのアジが来たのは、19:33
チクと感じる典型的なアジの反応で、サイズは17cm前後のとは云え、比較的早い時間から来てくれたこともあって、独りニンマリ。
そして、それから間もない19:41に19cmを追加した所で、今日は良さそうだと思ったのだが・・・・・。
2匹目を最後にピタリと反応が消えてしまった。

20:00を回った頃だったか、入り口でヘッドランプの灯りがチラチラと見えるのに気が付いた。顔見知りの若者も黒鯛狙いのエサ師も引き揚げて行ったので、貸し切りになったと思っていたのだが、同好の士が来たことに、この時は何故かホッとした(後に分かったことだが、このヘッドランプの主は、昨年の12月以来の再会となるIKOKさんと彼の友人)。

アジの反応がないまゝ時間が過ぎ、遊覧船が左後ろに消えて行ってしまってから程なくして、コツン。
集中力が切れ掛かっていたものゝ、何とか合わせが決まって、この日最大の20cmをゲット。最近のKMI’sでは釣れて来るアジの殆どが17cm前後のサイズばかりだったので、20cmともなると殊の他良型に思えるのは、御愛嬌と云った所か。
そして、その直後にこの日最小の15cm程のを追加。
21:0021:02と立て続けに反応があったので、イヨイヨ、回って来たかと期待をしたが、これも期待外れ。

そこで、
ものは試し
駄目で元々
Sephia S809M/Fに組んだキャロライナ・システム5号の錘Shalow Freak Expanda(17.8g)に替えて、沖目に居る筈のアジを狙うことまでしてみたが、これも敢え無く空振り。

そうこうする内、ポツリポツリと雨が降り出して来た。
予報では台風1号の影響で23:00頃から降り出すとなっており、直ぐに本降りになる気配も感じられなかったが、これ幸いとばかりに、片付けに入った。

所で、KMI’sマゴチだが、現場で居合わせた黒鯛師によれば、今シーズンはまだ見ていないとのこと。また、IKOKさんによれば、キスが釣れ出してからでないと、KMI’sではマゴチは出ないとKMIさんが云っていた由。
となるとKMI’sでは少し早過ぎるのかも知れない。
次回は、少しでも可能性のありそうなHGS-OGSMを調査してみようかと思う。

2024年釣行記(30) – AJ&MG

2024年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:05月23日(木) 18:30~22:30
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 6、カサゴ x 1、マゴチ x 0
同行者:単独、(SMTさん)

薫風5月も早くも下旬。ソロソロ、マゴチが釣れて出し手も良い頃になったので、KMI’sアジングが低空飛行を続けていることもあって、HGS-OGSMマゴチを狙って出掛ける積りで準備をしていた。
所が、アジの在庫を調べてみると小さなアジが3匹しか残っていない。拙宅は老夫婦の二人住まいとは云え、これでは中途半端。家庭争議を避けるためにも、出来るだけ早い内に在庫数を揃えておく必要がある。

と云う訳で、マゴチ調査は一旦棚上げにして、アジングに出掛けることにした。

18:00を少し回った頃に、現地到着。
早速、岸壁に出てみると、入り口には顔見知りの年配者、中央付近タコ狙いの若者の3人組、そして、最奥にはSMTさんの姿が見える。前回、SMTさんと一緒になった時は、敢えて離れた中央付近に釣り座を構えたのだが、無駄な抵抗に終わってしまった。出来れば入り口に入りたい所だが、先行者が居るのでそれは無い物ねだりと云うもの。結局、SMTさんの隣りに入らざるを得ないが、少し距離を置いて水道前に釣り座を構えて準備に入った。

今回は、夕間詰めの時間帯はマゴチを試して、暗くなってからアジングに切り替えるプランなので、持ち込んだロッドは、マゴチ用のSephia S809M/Fアジング用のSaltyStage改の2本。

18:20過ぎ、Sephia S809M/F5号のナス型錘で組んだキャロライナ・システムでキャスティングを開始。
ワームは、定番のパワーシャッドにしようかと考えたが、エコギア熟成スーパードジョウにした。このワームは、何年か前にタチウオ用に購入したものゝ、刀狩りドジョウ・テンヤにシフトしたため、殆んど出番がなくタンスの肥やしになっていたもの。このままでは廃棄せざるを得ないが、このワームでマゴチを爆釣していたYouTube動画を観た記憶があったので、廃物利用ではないが、今回敢えて持って来たもの。

小一時間、キャスティングを続けたが、マゴチからの反応は皆無。
この付近でマゴチと云えばHGS-OGSMの名称を良く目にするが、KMI’sでも何回か釣り上げている場面を見掛けている上、小生自身小振りだったが掛けたこともあるので、釣れない筈はないと思うのだが、時期的にまだ早いのも知れない。

19:00を回って、周囲が暗くなって来た所で、予定通りアジングに切り替えた。
風は右から左の南寄りがやゝ強め。潮は最近になく早い流れで、風とは逆の左から右なので、今回は1.0gのJHでスタート。

前回は、19:00を回った頃から反応が返って来たので期待をしたが、今回は何も返事がない。この分じゃ、遅い時間からの釣りになりそうだと思いながら、キャスティングを繰り返していると、隣りからジーッとドラグ音が聞こえて来た。
ありゃりゃ、今回もSMTさんが皮切りか・・・・
隣りに回って来たのだから、直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、案に相違して小生の所ではコツリとも来ない。にも拘わらず、隣りからはドラグ音が聞こえて来る。
このままでは前回の二の舞いになってしまう

そこで、更にSMTさんから離れて浮き輪ポイントに移動することにした。
これでドラグ音は聞こえ辛くなって集中し易くなったが、どうしてもSMTさんの様子が気になってしまう。見なければ良いのに、目を向ける度に抜き上げられるアジの白い魚体が見え、SMTさんの好調振りが伝わって来る。
対して、小生の所では全く反応がなく、前回のビデオを改めて見せ付けられている様なもの。

遊覧船が目の前を通り過ぎ左手後ろに消えて行った頃になっても、状況には変化がなく、その頃には完全試合を覚悟した程。
それでも、一方ではこのまま引き下がっては、昭和男子の名折れだと半ば以上にムキになってキャスティングを繰り返し、20:51、この日初めての反応で最初の獲物をゲット。
これでボーズはなくなったが、在庫補充とするには寂し過ぎる。何とか追加をと頑張ったが、単独行動のアジだったと見えて、後続がない。
この日の2匹目を手にしたのは、ほゞ諦めかけていた21:04のこと。

その後、1時間以上もの間、梨の礫でウンともスンとも反応がない。しかし、SMTさんは相変わらず好調にアジを釣り上げており、余りにも状況が違い過ぎることに、諦めを通り越して腹立たしくさえ思えて来る程。

そんな状況に堪らなくなったSMTさんが提案で、ポイントの入れ替えをしてみたが、爆釣を続けていたSMTさんのポイントに入った小生は全く釣れない。対して、アジの気配さえなかった小生のポイントに入ったSMTさんはキッチリと釣り上げており、ポイントの違いではないことが自明の理。
SMTさんアジングの腕はかなりのものだと思っていたが、これ程までに大きな差があるとは思いもしなかったので、大きな衝撃だった。そこで、SMTさんの釣り方を手を取り足を取りして教えて頂いたが、小生の釣り方とは全く違っていた。小生はどちらかと云うと潮の流れに逆らう釣り方なのだが、SMTさんは流れを利用し、流れに乗せてワームをアジの鼻先に届けている様な釣り方。
そこで、一通り教えて頂いた後、その釣り方を試してみたのだが、どうしても再現出来ない。何も考えずにひたすらSMT流を続けていれば、違った結果になったかも知れないが、セッカチな性分の小生は、どうしてもアジが反応して来るのが待ち切れない。結局、気が付けば元の釣り方に戻っていた。

すこうする内、時計は22:00を回りソロソロ引き上げようかと思い出して来た頃になって、思い付いてJHを手持ちの中では最も重たい1.3gに替えてみた。すると、これが良かったのか、小生の釣り方にも反応して来るアジが回って来たからなのか、
22:08 3匹目
22:11 4匹目
22:16 5匹目
22:19 6匹目
と良いテンポでコンタクトが続いて、遅ればせながら・・・と思ったが、潮の流れが止まってしまった。と同時にアジの反応も消えてしまって、この日のアジングは終了。
未練のキャスティングを繰り返し、22:30頃、片付けに入った。

と云う訳で、今回は、小生自身の腕の悪さを思い知らされた一晩だった。
次回はSMT流を徹底してみたい気持ちもあるが、HGS-OGSMマゴチもやりたい・・・・。
はてさて、どうするか?

2024年釣行記(10) – SL

2024年 SaltLure 釣行記

日 時:03月07日(木) 12:20~15:30
潮回り:中潮
(↑)
場 所:HRTK
釣 果:カマス x 0
同行者:YTさん、SHGさん

前回のHRTKでは、紛れ当たりでカマスを1匹掛けただけで、初めての釣りで要領を得ていなかったことを割り引いても、極めて厳しい結果に終わってしまった。
と云う訳で、再度挑戦しようと考えていたのだが、予報では3~4mの北東の風。HRTKは東向きなので強い向かい風の中の釣りになるため、YTさんに連絡を入れると、この程度なら、充分釣りは出来るよとのこと。

現地の駐車場には、前回とほゞ同じ時刻の12:00少し前に到着。
直ぐに釣り場の岸壁に向かい、先着していたYTさんSHGさんに合流したが、釣り場にはアングラーの姿がそれ程見えずガラガラ状態。釣り場が空いているのは大歓迎だが、それが風のせいであればまだしも、釣れなくなったのであれば由々しいことだが・・・・。

風は、予報通り斜め左前方から強めに吹いて来ている。出来ればいつもの様にベイト・ロッドでやりたかったが、風の影響を考えて、よりトラブル危険性が低いスピニング・ロッドTenryu改を選んで臨むことにした。

12:20頃、湘南の達人であるYTさんカマスの名人であるSHGさんに挟まれて、手練の二人と同じスプリットを組んでキャスティングを開始。

風は強めだが、潮位が高く足許近くに海面があるので、距離が出ないことを除いては殆んど影響がない。飛距離についても、カマスは比較的岸壁近くを回遊しているので気にする必要もない。と云う訳で、釣りを楽しむ条件は整った。残るはカマスが回遊して来るかどうか・・・・。




しかし、待てど暮らせどカマスが回って来ている様子がない。
今回が2回目の小生だけが云っているのであれば、単に小生が反応を感じ取れていないだけで、実際には何度もコンタクトして来ているのかも知れないし、大いに有り得ること。しかし、達人名人アタリがないと云っているので、カマスが回遊して来ていないことは確かだろう。
と云うことは、回遊して来るまで待てるかどうかだが、14:00を前にして、早くも小生の気持ちは、皮一枚で何とか繋がっている状態。

達人名人カマスの居場所を探し出すために、場所を色々と変えてキャスティングを繰り返しているが、結局、スゴスゴと戻って来ることを見ても、カマスは近くには居ないことは確かだろう。

にも拘わらず、干潮時刻の14:48を状況が変わるだろう達人名人は集中してキャスティングを繰り返しているが、小生は引き揚げるタイミングを測っている始末。
そして、二人の予想通り、15:00を回った頃から反応が出始めた様子だが、一旦切れた小生の気持ちが繋がることはなく、15:30頃、二人を置いて小生独りStopFisingとして、予定より早めに帰路に着いた。

と云う訳で、2回目のカマス狙いはパーフェクトに抑え込まれてしまったが、小生の知識ではカマス夏の夜間に狙うターゲット。そのターゲットを正反対の真冬の昼間に狙おうと云うのだから、無理があるのかも知れない。
にも拘わらず、達人名人はそれなりに釣果を上げて楽しんでいるので、流石の一言だろう。

2024年釣行記(09) – SL

2024年 SaltLure 釣行記

日 時:03月04日(月) 12:20~15:45
潮回り:小潮
(↓)
場 所:HRTK
釣 果:カマス x 1
同行者:YTさん、(Dr.TJ、ISBS両氏)

天候の巡り合わせが悪くて、結局、2月の釣行は2回のみに終わってしまい、早くもエイジ・シュート達成に不安に覚える程。
月が変われば、少しは良くなるのではないかと期待をしていたが、3月3日から始まる週も傘マークが付いていない日は月・水の2日だけ。しかも、その二日も風は北寄りで強めに吹く予報が出ているので、MHR-KGNメバリングは難しそう。

そんな所に湘南の達人のYTさんより連絡があり、HRTKでカマスと遊ばないか?とのお誘いを頂いた。実は、これまでも何度かお誘いを頂いていたのだが、駐車場の問題などがあって、ご一緒することは出来ずにいた。しかし、今回のお誘いは、昼間に狙うとのこと。昼間であれば、近くの有料駐車場が使えるので、問題解消。
と云う訳で、久し振りにHRTKに出掛けることにした。

11:00頃、自宅を出発。途中、渋滞の名所を2箇所通過する必要があるのだが、幸運なことに、この日は車の流れは比較的スムーズだったので、現地の駐車場に到着したのは、丁度1時間後の12:00頃。
早速、YTさんに連絡を入れて、合流。

この日持ち込んだロッドは、ベイト・リール用に改造したばかりのSoareXR改とスピニング・ロッドのTenryu改の2本。
予報では背後からの西風が吹くとのことだったが、現地では右手から左手に吹き抜けて行く南寄りの風がやゝ強めだったので、少し迷ったが、先発にはSoareXR改を選び、飛ばしウキオーシャンルーラーソルト・フライを組み合わせた仕掛けでキャスティングを開始。

明るい時間帯に見る広い釣り場は、ここ数年間は夜釣りしかやっていなかったこともあって、殊更に開放的で新鮮に感じられて気持ちが良い。
これで本命のカマスが遊んでくれれば云うことなしだが、小生の知識ではカマスは夜釣りのターゲット。今回の様に昼間の明るい時間帯に狙うことなど考えもしなかったが、小生が始めて程なくして、隣りのYTさんがロッドを大きく曲げているのを見て、認識を改めた次第。
YTさんによれば、2ヶ月ほど前までは40cm程の良型が良く釣れたが、最近は型も小さくなって数も少なくなった。それでも退屈しない程度に遊んでくれるとのこと。
これで小生も肖りたいと俄然、やる気になったが、小生にはコンともコツツとも反応がない。そこで、SoareXR改からTenryu改にロッドを持ち替えて、YTさんご推奨の仕掛けに替えてみた。しかし、小生にはコンタクトが感じられない。にも拘わらず、隣りのYTさんからは
あたった・・・・!!
バレた・・・・・!!
と間を置かずに声が上がって来る。
YTさんと知り合う切っ掛けになったメッキでもそうだが、兎に角、YTさんには小生の様な凡人にはない好感度の感性があると見えて、独りロッドを曲げていることがままある。この時も小生を始め、沢山の餌釣り師が釣れていない中、YTさんだけが釣っていた。

この日、小生がカマスをゲットしたのは、実釣を開始して2時間近く経過した13:50頃。この時の反応は、グンとロッドを引っ手繰る大きな向こう合わせだったので、釣れちゃった感満載で釣趣としては物足りないが、兎にも角にも、狙って獲った本命なので、歓びも一入と云った所。

これに気を良くして2匹目を狙ったが、後続の反応が返って来ない。

15:00過ぎにやって来たDr.TJさんは、粘ってプラグをキャストし続けて、1匹掛けたが、その後は苦労をしている様子。小生はYTさんに譲って貰ったワームを付けてみたが、何も変化は感じられず、にも拘わらず、隣りのYTさんはポツリポツリだが、着実に釣果を伸ばしており、Dr.TJさんと小生は、顔を見合わせてアングリ。

16:00少し前になって、ISBSさんが自転車に乗ってやって来たが、帰りの渋滞を避けるために、小生はStopFishingとして入れ替わって引き上げた。

今回は、初めてのカマスのデイ・ゲームでYTさんに色々と教えて頂いたとは云え、要領が全く解らず手探り状態だった。時期的には外れていると思うのだが、近々、再挑戦してみようと思う。

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