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2017年釣行記(34) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:5月29日(月)~30日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 10

同行者:SGMRさん

土曜日に予定されていた目に入れても痛くない位可愛い孫の小学校の運動会は、雨ため翌日の日曜日に順延となり、その日曜日は、朝は5:00に起きて朝食もせずに自宅を飛び出し、昼はドピーカンの青空の下でこんがりと日焼けをし、夕方は事故渋滞に巻き込まれて2時間40分もハンドルを握っていたので、かなり疲れた。
であれば、翌日の月曜日は身体を休め、釣行するのはいつも通りの火曜日にすると云うのが、まぁ、普通の高齢者の行動パターンだろう。
しかし、生憎、火曜日は事情があって孤島には行けない。とすると、アジングをするなら、疲れた体を押して月曜日に孤島に行くしかないが、予報では月曜日は4mと強目の南南西の風が一晩中吹くとなっている。孤島’なら南寄りなので問題はないが、最近の孤島’は渋くなって来ているらしい。であれば、孤島’は止めて、久し振りにMHR-KGNで円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊ぶ方が賢い選択だろうと思っていた。

そんな所に、SGMRさんからどうするの?とご都合のお伺いメールが着信。
どうするか少し迷ったが、孤島’なら1回目のスレッド・コーティングを終えた8320#1Bを試してみることが出来るし、SGMRさんの感想も聞くことが出来るので丁度良い。
と云う訳で、SGMRさんが孤島’に行くなら、小生も行くよと返信。

そして孤島’に行く準備を始めようとして、パソコンの前から立ち上がった瞬間、
腰にピシッと痛みが走り・・・・。
ぎっくり腰!!
一瞬どきりとしたが、動けない程の激痛ではなく、何とか立ったり歩いたりは出来る。と云っても、立ち上がる時は腰に手を当ててヨイショと恐る恐るだし、歩く時は踵が地面に着く度にピリッピリッと痛みが走る始末。
これじゃ、釣りに行けなくなる・・・・
慌ててサロンパスを腰に貼り、二つ折りにした座布団を腰に当てた状態で仰向けに横になって腰を伸ばしたり等して、少し良くなった所で、16:30過ぎに自宅を出発。
駐車場には、予定より早く17:00頃到着したが、駐車場は満杯。遠く離れた場所ならば駐車可能だが、腰が痛いのに重い道具を背負って歩きたくはない。とラッキーなことに、SGMRさんがいつも使っているスペースが空いている。ルール違反かも知れないが、ここは腰痛に免じてご容赦を・・・・

18:00頃、二人揃って孤島’に到着。風の強さは予報通りと云えるが、向きが少々違っていて、右から左への横風気味。海はその風の影響でザワザワと落ち着きがないが、アジングは成立しそう・・・。

腰を庇いつつ重い荷物を背に担いで岸壁を進み、SGMRさんはお気に入りの第2Vゾーン付近、小生はその先の第1Vゾーン付近に釣り座を決定。

今回は、8320#1Bの他にSoare改8326#1Bの3本を持ち込んだが、当然、先発は8320#1B。組み合わせるJHは、強目の横風を考慮すれば1.3gが妥当な所かも知れないが、8320#1Bのキャスト・フィールを確認したいので1.0gにして、18:15頃、キャスティングを開始。

右から左の風なので、風上の右向きにキャストしてみた所、思いの外スルスルとラインが出て行き、距離もソコソコ出るので一安心。
ロッドを自作する場合、負荷が掛かった際のベンディング・カーブの具合は、水を入れたペットボトルをぶら下げてチェック出来るが、問題はキャスト・フィールと飛距離。この方などは、ご近所の池でキャストして確認されている様だが、小生の場合は近くにそんな都合の良い場所がないため、道路で適当にやっているので、いつもブッツケ本番に近い状態なってしまう。そのため、最初のキャスティングが最も緊張する瞬間だが、今回も取り敢えず結果オーライ。SGMRさんにも試して貰って、合格点を頂いたので、一つ目のハードルは無事クリアしたと云った所。
残るは感度魚が掛かった時のフィーリングはどうかだが、こればっかりは色々なサイズのアジを実際に掛けてみなければ、何とも云えない。と云っても、孤島’でのアジングなので、直ぐにでも答えは出る筈・・・・・。

と云う訳で、アジ様からのコンタクトをいつも以上に首を長くして待ったが、アジ様どころかアジングでは税金とも云えるカサゴからの音信もない。

18:49の日没時刻を過ぎ、周囲の光量が少しずつ落ちて夕間詰めのゴールデン・タイムを迎えてもサッパリ音沙汰がない。
SGMRさんと顔を合わせてはオカシイ・・・・

アジ様の目先を変えようとワームを替えたり、探るレンジを変えたりしても一向に答えが出ない。それ所か、ワームを替えるためタックルを置いている場所に行こうとして立ち上がろうとする度に、腰にピリッとした痛みが走る。
イテテッ・・・・・・
腰を騙し騙し立ち上がっても、チンパンジーの様に腰を曲げた状態でしか歩けず、第三者が見れば何と情けない格好をしていることだろう。

この日、小生が感じた最初のアタリは19:20過ぎのこと。

コツッと微かなアタリに反応出来、やっとニューロッドに鱗付けが出来たと思ったが、顔を出したのは赤っぽい色をしたロリ・カサゴ

その頃になって漸く、SGMRさんにはアタリが出始めた様で、訊けば微かなアタリがたまにあるとのこと。
SGMRさんとは5mも離れていないので、もう直ぐ回って来ても良いだろうとキャスティングを続けたが、答えが出ない。
ひょっとすると、8320#1Bは微かなアタリを感じられない程ダルなロッドに仕上がってしまったのか・・・・・?
そこで、前回の孤島’で、微かな違和感を捉えることが出来たSoare改にロッドを替えてみたが、やはり何も感じられない。念のために、SGMRさん8320#1Bを試して貰った所、小生の目の前で微かなアタリを取って見せてくれた。
ロッドの持ち主が本命のアジ様で鱗付けならず、他人に鱗付けをして貰うとは何とも情けないことだが、ロッドは微かなアタリを伝えてくれていることがハッキリとしたので、残るはその信号を受け取る側の問題になりそう。つまり肩から先に問題があることが解ったと云う次第(汗)

その後も、いつ来るか分からないアジ様からの信号を待ってキャスティングを続けていたが、気が付くと、あれ程強く吹いていた風が収まり、それと共に波もなくなって、アジングには持って来いの状況。しかし、群れが寄って来ていないのか、はた又、アジ様の活性が上がって来ていないのか、たまに感じるアタリはロリ・カサゴばかりで、本命からのコンタクトは全く感じられないまゝ。
それ処か、風が弱くなるに連れて、蚊の活性が高くなってプーン・プーンと耳元で乱舞を始める始末。
こうなって来ると、何とか持ち堪えていた気持ちも切れてしまって・・・。

結局、アジ様を1匹も物に出来ないまゝ、東の空に太陽が顔を出すか出さない内にStopFishingとして、痛い腰を庇いつゝ引き揚げて来た。

そして、31日のこの日、先日の状況を思い出しながらこのブログを書いているのだが、腰にはあの時の様なピリッとした痛みはない。しかし、ズーンとした鈍痛が休みなく続いている。
元々、腰痛持ちなので痛みや怠さを感じることはあったが、こんなにも永くその状態が続くことはなかった。これも年齢の故なのだろうか?

2017年釣行記(33) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:5月23日(火)~24日(水)
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 12、カサゴ x 6

同行者:SGMRさん、FKGW女史

今週の土曜日は、目に入れても痛くない位可愛い孫の小学校の運動会があるので、今週の週末の釣りはお休みになり、今週の釣行は週の前半の1回だけ。
そこで当てにならない天気予報をチェックすると、予報を出している会社によってバラツキはあるが、生憎、火曜日の夜は5~7mと南寄りの風が強く吹くとのこと。これだけの風が吹くとなると、とてもアジングが出来る状況ではない。だからと云って、火曜日の釣行を諦めるとなると、今週の釣行はゼロとなってしまう。そこで、孤島付近のことは隅々まで熟知しているSGMRさんに訊ねると、孤島’ならば、北向きなので南風ならば多少強くても大丈夫とのこと。
と云うことで、最近ではすっかり孤島の住人と化してしまったFKGW女史と共に3人で孤島’に行くことに。

16:30頃、釣り場の駐車場でSGMRさんFKGW女史の2人と落ち合い、孤島’には、17:00少し前に3人揃って到着。駐車場では、かなり強めの風が吹いていたので心配したが、その心配が的中した格好で、釣り場となる岸壁では南寄りの風がかなり強く吹いており、海もザワザワと波立っていて騒がしい状態。しかも、悪いことに南寄りと云いながら実際には東に近い風で、右手から左手への横風になり、やり難そうな印象。

この時期の日没時刻は18:45頃で、まだまだ明るい時間帯なので、ゆっくりと支度をしていると、早くもSGMRさんは岸壁に腰を掛けてアジングを始めている。この意気込みの違いが、来る度に漁師モードに入って爆釣するアングラーと、小生の様な並みのアングラーとの分水嶺なのだろう。

この日の先発メンバーは、Soare30 XTUNEのS610LS30に1.8gのJHの組み合わせで、陽が落ちるのを待つことにした。泡良くば、前回に続いての2匹目のドジョウならぬカサゴメバルが出てくれるかも知れないとの助平心を抱いてのことだったが、思惑は見事に空振の結果に終わり、18:00少し前にアジングに切り替え。

アジングはSoare改のロッドに1.3gのJHでスタート。ラインは、かなり以前に買っていたものゝ出番がなく、机の引き出しに眠っていたPinkyの0.2号豆アジが中心のこの時期にしか出番がないだろうと、敢えて引っ張り出して来たものだが、ラインが細くなったためか、風上に向かってキャストしても、意外と気持ち良くスーッと距離が延びる。そこで、1.0gのJHに変更。

そして、着水点を確認しつゝ何回かキャスティングを繰り返していると、その投か目かで、コツッと小さなアタリが伝わって来た。

18:15分頃のことで周囲は未だ未だ明るく、アタリがあるとは予想もしていなかったので、半信半疑で合わせてみた所、生命体の反応が伝わって来る。結構強い引きをかわして、抜き揚げると、銀色の魚体をくねらせて来たのは、紛れもないアジ様
しかも、サイズは25cm程の良型と来ては、厭が上でも期待が大きく膨らんで来る。
よし!!
と2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けたが、アジ様からのコンタクトはなく、代わりにロリ・カサゴの3連チャン。

10m程離れてキャスティングをしているSGMRさんも時折ロッドを曲げているが、抜き揚げている魚の色が違っている。横風が強くてもアジ様からのコンタクトがあれば我慢も出来るが、ロリ・カサゴばかりの状況に嫌気が差したのか、早くも何処かと連絡を取り情報の収集を始めている。
そして、突堤の様子を見て来ると、一人別の場所に行ってしまった。
残ったFKGW女史と小生は並んで、いつ来るか判らないアジ様からのコンタクトを待ってキャスティングを続けたものゝ、アジ様どころかロリ・カサゴのアタリさえもなくなってしまう状況。

小一時間程経って戻って来たSGMRさんによると、突堤では風は強くて寒いが、アジ様はいるし型も良いとのこと。
この時期は、文字通り初夏らしく昼間は暑い位なのにも拘わらず、夜になると気温が下がるので油断出来ない。この夜は、それに加えて、絶え間なく風に吹かれて寒さが一層強く感じられ、小生は、念のためバッグに入れていたウィンドブレーカーと薄手のジャンパーを着込んでいた程。
アジ様がいてアタリもあるのには、大いに惹かれたが、これ以上寒くなると一晩身体が持たなくなるので、SGMRさんFKGW女史は連れ立って突堤探査に向い、小生は居残ってキャスティングを続けたが、アタリは忘れた頃にあるだけで、しかも来るのは豆アジばかり。

二人が移動して1時間程(?)経った頃、SGMRさん潮が止まってアタリがなくなったと戻って来、そして、SGMRさんに遅れて戻って来たFKGW女史と3人並んで、再びキャスティングを続けたが、状況は一向に変わる気配もない。

それでも突堤の方が相対的に可能性が高かったのだろう、暫くしてSGMRさんは、道具一式を持って突堤に引っ越し。FKGW女史と小生は、気分転換を図り、横風を少しでも背後から受けられる様にと考えてSGMRさんの居た場所に移動して、アジ様を求めて改めてキャスティングを継続。

それでも事態が変わることもなく、小生が、忘れた頃の交通事故の様なアタリを拾ってツ抜けを達成出来たのは、丁度23:00のこと。
その直前、突堤は潮が上がって来るSGMRさんが戻って来て、一つのVゾーンを3人で挟む様なポジション取りになったが、このポジション取りは、小生に取っては苦い思いしかない。そこで、このポジション取りになることを避けるために、入釣当初は離れた場所に釣り座を決めたのにも拘わらず、結果的にこうなってしまったのは、計算外で仕方がない。しかし、小生の気持ちはすっかり切れてしまって、惰性のキャスティングを繰り返すだけ。

午前3:00過ぎのこと。仮眠を取った後、小生独り最初の場所に釣り座を替え気分を新たにキャスティングを再開。又、ワームをママワームのクリオネに替えた所、忘れ掛けていたコツッとアタリがあって4時間振りにアジ様ゲット。その直後にもまた1匹と2匹連続。
このワームは昨年のアタリ・ワームで、物は試しと選んだもので、やっと正解を掴んだ・・・・・・
しかし、アジ様からのアタリはこれで終わり、この日最後にアタッて来たのは25cm程の良型カサゴ

この日は、横風になる東寄りの風が、終始強く吹き、その影響で前回の様な小さな違和感が取れなかったのかも知れないが、それにしてもアタリの数が極端に少なかった。しかもアタッて来るのは豆アジばかりで、釣趣ももう一つ。
早く、本格的になって欲しいものだ。

 

 

2017年釣行記(31) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:5月16日(火)~17日(水)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 24、メバル x 1、カサゴ x 1

同行者:SGMRさん

週の前半の釣行を何処にするか・・・・?
当たらないと云えども判断する際は、雨や風の状況を天気予報から得るしか方法がないが、その予報では、火曜日の夜の孤島方面では若干強目の3mの南寄りの風が吹くとのこと。3mと云えば微妙な所だが、まだ本格的な寄りを見せていないのに、敢えて辛い修業をしに行く必要もなかろう
と云う訳で、南風には強いMHR-KGN円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊ぶか、風が弱い火曜日の朝方にOHM緑のアイシャドウをしたケバイ娘ちゃん会うか、どちらかにしようと考えていた。

そんな月曜日の朝、SGMRさんから明日、どうします?悪魔の囁き(笑)
この種の誘惑には極めて弱い小生だが、それでも風が気になるので、返事を保留。すると、夕方になってダイレクト・コールで、南風に強い孤島’に行くとのこと。結局、これが決め手になり2週間振りにSGMRさんと火曜日の夕方から水曜の早朝に掛けてコラボすることに。

所が、火曜日の朝、予報をチェックすると悪いことに水曜日の早朝から雨が降り出すとなっている。小生は、雨に濡れると直ぐに溶けてしまう体質なので、予報に傘マークが付いているとそれだけで怖気づいてしまう。
いつも前向きなSGMRさんは、大丈夫!!と云うが、傘マークが付いているサイトを目にして、ウジウジと踏ん切りが付かないまゝ、14:30頃、自宅を出発。すると、車を走らせて直ぐにフロントグラスにポツリポツリと水滴が・・・。
15:00頃、駐車場で落ち合ったSGMRさんは、雨のことなど全く気にすることもなく、さっさと道具を車から降ろして、準備を始める始末。そんな彼に促されて、やっと小生も腹を括った次第。

16:00頃、釣り場の孤島’に到着。予報に違わず南東の風が少々強目に吹いている。東寄りの風は右から左の横風になってやり難いが、来てしまった以上弱まるのを願うしかない。
陽はまだ高いので、先ずは、アジの寄りが悪い場合の保険で持って来たSoare30 XTUNE S803ULT3013VIV30の組み合わせで、今シーズン初の孤島’の状況調査を始めることにした。

しかし、全体的に生命感がなく、ほゞ貸し切り状態の岸壁をウロウロしながらキャスティングを繰り返し、五目ジグ等に替えても、全く無反応。そこで、13VIV30に戻して岸壁沿いにキャスト。軽くリフト&フォールを繰り返していると、この日初めてのコンとハッキリとしたアタリ。

突然のことだったので、少々遅れ気味だったが合せも決まって、上がって来たのは23cm程の円らな瞳の可愛い娘ちゃん。アジングに来ているので外道と云えるが、まぁ嬉しい1匹で、17:00を回った頃のこと。
しかし、その後の反応は皆無。

その頃のSGMRさんは、エギングで狙っていたシリヤケイカを諦めて、早くも岸壁に腰を下ろしてアジングを開始。
前回、来た時はこの頃からポツポツと上がり始めた由で、しかも、アタリがあるとのこと。
しかし、この時期の日没時刻は18:40とかなり遅くなっていて、周囲はまだまだ明るい時間帯。アジングはに切り替えるのは、SGMRさんが釣り上げてからでも遅くはないと小生はS803ULTの長尺ロッドを振り回していたが、一方のSGMRさんは、アタリはあるのに針掛かりさせられないと盛んに首を傾げている。

18:00頃になって、Soare改のロッドに横風を考慮して1.3gのJHの組み合わせでアジングを開始。
その頃、SGMRさんは漸く合わせのタイミングが決まり、魚を掛け始めたが上がって来るのはロリ・カサゴばかり。正に、一時期の小生の様なキャサリン・キラー状態で、
今日は、やってしまったか?
SGMRさんには珍しく、弱音が口をついて出て来る始末。

この日、最初のアジを掛けたのは、小生で、19:00少し前のこと。

アジが居ることが判って安心したSGMRさんは口では云っていたが、暗くて良く見えなかったものゝ、恐らく小生に先を越された悔しさに溢れた顔をしていたのでは・・・。

そのSGMRさんが最初のアジを手にした時には、小生は3匹をゲットしていたので、察するに可成りの出遅れ感があっただろうと思う。

この日のツ抜けは22:00頃のことで、それまではポツリポツリと退屈しない程度の間隔でアタリがあったが、22:00を回った頃からピタリとコンタクトがなくなってしまった。
その頃、小生はSGMRさんに背を向ける様にして座っていたので、彼の様子は全く見えなかったが、アタリはある?と問い掛けすると、帰って来た答えは、入れ掛かりになっているとのこと。

その後、小生は忘れた頃のアタリを拾う様にして、日付が変わる頃に15匹、午前2:00頃に漸く20匹、夜明け前の4:00頃に24匹とペースはかなり遅いながらも、今シーズン初の20匹超えでStopFishingとした。

一方のSGMRさんは、いつの間にか漁師モードに入っていた様で、小生の倍以上の53匹の釣果。

この日、一晩を通じてアジのアタリはムズとかモゾ、コンと云ったものではなく、少し集中力が掛けると見逃してしまう程の、曰く云い難い違和感ばかりで、しまった!!と唇を噛むことも多かった。
もう少し、集中力が持続出来たなら、こんな大差は付かなかったのでは、と思うが、この歳では、これが精一杯だろう。しかし、シーズンが開幕して間もなくで、20匹超は立派な釣果だと自分を褒めてやろう。

2017年釣行記(26) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:4月28日(金)~29日(土)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ X 5、カサゴ X 4

同行者:SGMRさん、FKGW女史、(KIさん、SMNさん、UHRさん)

ついこの前2017年を迎えたばかりなのに、光陰矢の如しで、早くもその2017年も1/3を過ぎてしまって世間様はGWに突入。となると釣り場は何処も激混みになることは必至なので、1年中GWの小生は、現役の皆さんに楽しんで貰うために、来週1週間は釣行を控えようと思っている。
となると、GW直前の金曜日に釣りに行かなければ、2週間もロッドを振れないことになる。当てにならない予報をチェックすると、幸いなことに風は1~2mと弱い。
と云う訳で混むことは予想されたが、孤島に行くことにした。

SGMRさんFKGW女史と駐車場で落ち合って、孤島には3人揃って16:00頃に到着。
前回の23日は、数える程の先行者しかいなくてある意味で寂しい思いもあったが、今回はベスト・ポジションにはズラリとエサ師が並んでおり、何人もの黒鯛師の姿があちらこちらに見える。過ぎたるは及ばざるが如しで、直ぐには釣り座を確保することが出来ない状態。しかも、今回も弱い風の予報に反して、現場では強い南西の風。南西から北東に伸びている孤島では、真横の風になる上に足場の高いポジションではやり難いことこの上ない。
こんな状態を目の当たりにして、小生のやる気は、風船が萎んで行く様にシューン・・・・。

直ぐにロッドを振れない以上、慌てて支度を整えてもキャスティング出来ないのではその必要もない。殊更にゆっくり支度をしていると、我々に少し遅れて中田英寿似のUHRさんと昨年ここで会った若者アジンガーが登場。

そうこうする内、最も航路側に入っていたエサ師が帰り支度を始め、すかさずSGMRさんは狙っていたポジションの確保に成功。その右隣りが少し広めに空いていたので、小生も何とか釣り座を構えることが出来た。
そして、FKGW女史は?と姿を探したが、近くには見えない。
あれ、どうした?
周囲を見回してみると、岸壁の低い所に後ろ姿が見える。私はプライベート・ビーチでやると良く口にしている様に、混雑を避けてアジンガーが殆ど居ない離れた場所に釣り座を構えて、既にキャスティングを始めている様子。
そしてUHRさんは足場の広くなった所と狭くなった所の境付近、もう一人の若者はUHRさんの陸側隣りに夫々釣り座を構えて、取り敢えずは誰もあぶれることなく落ち着いた格好。

そこで、持ち込んだSoare改Emeraldas改8326#1Bの3本の内、横風の強さを考慮して8326#1Bのロッドに重めの1.5gのJHを先発に選んでキャスティングを開始。
所が、右から左の強い横風に加えて潮の流れも右から左。こんな時は斜め右前方にキャストして、少しでも影響を軽くする様にするのがセオリーだが、小生の右隣のアングラーは長い竿のサビキ釣りなので、斜め右にキャストすることが出来ない。正面にキャストして30カウントもすると、仕掛けは左り真横のほゞ90度まで流されてしまって、釣りにならない。
仕方がないので、バケツや座布団はそのままに釣り座を確保した状態で航路側に向いてキャスティングを始めて時間潰し。

17:00頃になってKIさんSMNさんが登場。KIさんUHRさんの左側のエサ師が居た場所、SMNさんSGMRさんの左の航路側に釣り座を決めて、夫々にアジングを開始。

しかし、この日もアジ様の活性が低いのか、群れが小さいのか、SGMRさんが明るい内に小振りのアジを2~3匹掛けただけで、皆さん苦戦を強いられている様子。
そんな中、御多分に漏れず小生にもアジ様からのコンタクトはなく、それどころかこの釣り場では税金とも云えるロリ・カサゴのアタリすらない。何処かにアジ様が屯している場所はないかと、徘徊して探し回ったが見付からない。
結局、独り離れてキャスティングを続けているFKGW女史の隣りに入れて貰ったが、アジ様からもカサゴからもコンタクトはなく、早くも完全試合の文字が頭の中をチラチラと浮かんで来る始末。

20:30を廻った頃、漸く風が収まって来たので、元々の場所に戻った所、長いロッドのサビキ師の居た場所にKIさん、そしてKIさんの後にSMNさんが釣り座を移動していた。と云っても、実際にキャスティングをしている場所は、最も航路側にSMNさん、その右側にSGMRさん、そして小生が釣り座を構えていた場所にKIさんの順で、小生が入る場所がない。仕方がないので、留守にしているKIさんの釣り座でキャスティングをすることに。

状況を訊ねると、SGMRさんは両隣のSMNさんKIさんを尻目に只一人爆釣モードに入っているとのことで、小生が戻ってからも良いペースでロッドを曲げている。
その頃には、あれ程強く吹いていた風はなくなり、海ものったりとした典型的な春の海になり正にアジング日和になったにも拘わらず、小生には相変わらず一寸した違和感も感じられない。他の皆さんもSGMRさんを除いて、忘れた頃に来るアタリをジーッと辛抱強く待っている様子。

そこで、根掛かりする惧れは強いが、JHを手持ちの中では最も重い1.8gにして遠投。しっかりとボトムを取って小さくアクションを加えていると、コンとハッキリとしたアタリ。
こんなに明確なアタリは、この日初めてで、漸くこの日の幕開けのアジ様をゲット。
時刻は、21:00を廻った頃のことで、キャスティングを開始してほゞ4時間も経っていた。
そして、同じ様な釣り方で2匹目を獲れたので、この方法で拾い釣りを通そうと思ってキャスティングを続けていると好事魔多し。22:00頃から北寄りの風が強く吹き出して来る始末。こうなると1.8gでも底を取るのが覚束なくなる上、ラインが大きく吹かれてしまってお祭りも多くなって来る。
幾ら親しい仲間内のこととは云え、出来れば避けたい事態
と云う訳で、小生は又々比較的風の影響が少ないFKGW女史の隣りに邪魔をさせて貰って夜明けを迎えたが、結局、最初に決めた釣り座ではキャスティングをする機会が殆どないまゝStopFishingとすることになってしまった。

今回で、今年の孤島では3回のアジングとなったが、何れもツ抜けには遠く及ばず一桁前半の釣果。
昨年と比較すると、今年は少し遅れている様だが、アジング・シーズンは端緒に着いたばかり。最初から好釣果を期待する方が無理と云うもので、群れが本格的に寄りを見せるまでの間、釣れなくても止むを得ない所。
と云っても、アタリを感じられない徹夜の釣りは修行そのもので、いつも以上に身体の中心部にズシーンと重い疲れを溜め、軽いクーラーを持ってのご帰還だった。

2017年釣行記(25) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:4月23日(日)~24日(月)
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ X 4、カサゴ 多数

同行者:FKGW女史

全く当てにならない天気予報では、定例釣行日の月曜日や火曜日は、風が強く吹くとなっている。これに対して日曜日は東寄りながら2m前後と弱いらしい。
どんな釣りであっても強風は大敵と云えるが、特にメバリングやアジングの様なライト・ウェイトの釣りでは強風をおしての釣行は考えられない。となると、日曜日のアジング釣行を考えるのは自然な成り行き。

と云う訳で、小生にとっては例外的な日曜日の17:00頃に孤島に到着し、1時間程前に先着していたFKGW女史に合流。
孤島の岸壁には、FKGW女史の他に以前にも孤島でお会いしたアジンガーやエサ師、黒鯛師がそれぞれ1人と小生を含んで総勢5人しかおらず、休日の人気釣り場にしては淋しい限り。

早速、最も航路側の空いたスペースを確保して、この日の釣り座としたが、予報では弱い筈の風が強く正面から吹き付けて来ており、この瞬間に小生のやる気は急降下。
そんな中でも、先行者のアジンガーはキャスティングを繰り返しているが、やはり持て余している様子に、小生は、タックルの準備に掛かる気も起らず釣り場をウロウロするばかり・・・・。

18:00頃、エサ師と黒鯛師が引き揚げて行き、釣り場にはアジンガーが3人残った格好(小生は離れていたので時刻は不明だが、最終的には、もう一人アジンガーが加わり4人での徹夜アジングをすることになった)。

折角ここまで来た以上は釣りを始めようと自分を鼓舞し、持ち込んだSoare改Emeraldas改8326#1Bの内、8326#1Bにのみラインを通し、風の強さを考慮して重ための1.5gのJHでキャスティングを開始。しかし、案の定、JHは戻されるはラインは風に吹き揚げられてしまうはで、どうしようもない。
その内、風が益々強くなり、至る所にウサギが飛び跳ねだす始末。
風が強い場合の孤島での常套手段で、一段低い岸壁に下りてみたが、フォローになる筈の風が回り込んでいるのか、こちらでは横風。こうなると逃げ場のない孤島だけに勇気ある撤退を考えなければ・・・・。

勇気ある撤退を敢行するにしても、まだ時間はある
と云うことで、少しでも風当たりの弱い所はないかと、岸壁を少しづつ横移動しながらポイントを探してみたが、吹きっ晒しの岸壁にそんな都合の良い場所がある訳はなく、岸壁の南端に到達。しかし、どう云う訳か、ここだけは他の場所より少し風当たりが弱い様な・・・・。
これ以上、移動することも出来ないので、仕方なく試みにキャストして見ると、アレッ、アタリ?
思い掛けず、コンタクトらしき違和感が伝わって来る。

こうなると現金なもので、集中力も自然に高まり、次のコンタクトを逃さずゲット。
体色が薄く20cmにも満たない豆アジだが、取り敢えずボーズ回避成功!!!
時刻を確認すると、丁度18:00。

折角、本命を手にしたのに、ロッド1本を持って風裏を探していたので、手元には獲物を〆るハサミもなければキープするバケツもない。だからと云って道具を置いてある場所まで戻るのもカッタルイし、そのまゝリリースするのも勿体無い。と云う訳で、隣りでキャスティングをしているFKGW女史に引き取って貰って、一件落着。
続いて2匹目を狙ったが、その後はまるで嘘の様に音沙汰がない。

陽が暮れて辺りが暗くなれば、来るだろう!!
例によって、根拠のない期待を頼りにキャスティングを続けたが、見事に空振り。
そうこうする内、いつもは移動することなく同じ場所でジックリと腰を落ち着けて釣りをするFKGW女史は元の場所に移って行き、反対に、釣り場を徘徊することの多い小生が独り居残りキャスティング。

そして、時刻はハッキリとした記憶がないが、19:30頃だったと思う。
ムズでもコツでもない本当に微かな違和感に、反射的に合わせを入れてみた所、明らかに生命体の反応があって、水面直下に銀色の魚体がキラリ。セイゴかも知れないと若干の心配はあったが、抜き揚げてみると20cm程の本命。
そして、その直後に、又々、同じ違和感で3匹目。
やっと回って来たか・・・・。
続けて来る様ならFKGW女史にも来て貰おうと気合を入れて、次の違和感を待ってみたものゝ、それっ切り何もなし。

その後は、隣りに戻って来たFKGW女史と並んでの修行状態。それでもFKGW女史は時折ドラグを鳴らしてカサゴと遊んでいたが、小生のワームには全くの無反応。

明け方近くになり、余りのアタリのなさに嫌気が差し、風も幾分弱くなって来た様なので、階段付近にまで戻り、風を背中から受ける様に斜に構えて時間潰しのキャスティングを開始。すると、コツッとハッキリしたアタリで、小さな身体に似合わない程の大きな口を開けて呑気顔のカサゴが掛かって来る。そこで、アジを諦めてカサゴ狙いに切り替えてみた所、一時は入れ喰い状態になり、少しばかり溜飲を下げた次第。

それにしても、この夜は一時的に弱まる気配はあったものゝ、一晩中強い風が吹き続けており、お手上げ状態。にも拘わらず、現場でチェックした予報では、予想値も実績値もたったの1m・・・・。
現場では10mとは云わないが7~8mはあったと思う程の強風だったのにこれはどう云うことかと改めて当てにならない予報に少しばかり腹を立てながら5:00頃にStopFishingとした。

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