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2018/05/27
2018年 Ajing 釣行記
日 時:5月27日(日)~28日(月) 17:00~5:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 3、カサゴ × 11
同行者:AKT、YGW、INUEさん(TD、MSD、SKUCさん)
今回はAKTさん、YGWさん、INUEさんとのコラボ。濱アジングの手練れの3人に囲まれての釣りになるので、些か気が引けるが、逆に彼らの技を学ぶには良い機会であるえる上、何よりも気の合った仲間との釣りは、釣れても釣れなくても愉しいので、正に一石二鳥。
この日も17:00頃に孤島の岸壁に着く様に、16:00頃に自宅を出る予定にしていた。所が、道楽部屋に引いている通信回線のNTT光からSoftBank光への切り替えが上手く行かず、その対応でバタバタしている内に出遅れてしまい、一時は到着が送れることを覚悟した。
しかし、何とか滑り込みで間に合わせることが出来て、先行していた3人に出迎えられて予定通りの17:00頃、岸壁に到着。
岸壁によじ登って周囲を見渡すと、流石に日曜日のこともあって、大勢のアングラーの姿が見え、アジングではポイントとされる表側には餌釣り師が長いロッドを振っている。その他に見掛けたことのないアジンガーの姿もあって、釣り場は満員御礼状態で、直ぐに釣り座を構えることは、到底出来そうにもない。加えて、東寄りの風が予報よりかなり強めに吹いて来ており、竿を出してもいないのに、何となく気持ちが削がれてしまった様な・・・。
とは云え、これでも、老いたりと云えどもアングラーの端くれ。釣りに来た以上、何もせずに引き揚げることなど出来る訳もなく、釣り支度を始めた。
今回のラインナップは、Soare改、8320#1Bの2本にライトキャロ用の8326#1Bを加えた3本で、夫々1gのJH、1.3gのJHのジグ単体とし、8326#1Bには2.2gの自作シンカー+0.2gのJHを組み合わせたキャロシステムで準備完了。
支度は整ったが、表側にはキャストする場所がない。そこでライトキャロで裏側でやって見ることにしたが、風は追い風になるものゝ、潮が左から右に向かって飛ぶ様に早く流れていて、とても釣りに集中出来ない。表側の餌釣り師達が引き揚げて行った後に入らせて貰うしかない。これまで夜通しで釣りをする餌釣り師を見掛けた記憶は殆どないので、何とかなるだろう。それまでの我慢だと自分に云い聞かせながらキャスティングを続けて時間を潰していた。
17:30頃になりアジが回って来たと見えて、航路側の継ぎ目付近の餌釣り師が竿を曲げだした。見るとソコソコサイズのアジで、その後は二人の餌釣り師は交互に竿を曲げて順調に釣果を伸ばしていた。
18:00頃、登場して来たスマイリーTDさんも、余りのアングラーの多さに唖然としながら、小生達に見倣って時間潰しのキャスティングを開始。
18:30頃になると、アジの群れが去ったと見えて、餌釣り師もロッドを曲げなくなり、彼らも休憩に入ったしまう程の短い時合で、何となく先行きに不安を感じる位。
20:30頃になると、粗方の餌釣り師が引き揚げて行き、入れ違いにMSDさん、SKUCさんが登場して、岸壁には10人以上のアジンガーがズラリと並ぶ程の盛況振り。
所が、アジンガーの多さに逆比例して、アジからのコンタクトは殆どなく、誰かがアジを掛けると、オォーと何処からともなく歓声が上がる程で、22:00を回る頃には、岸壁はがら空き状態になってしまう程状況は良くなく、この時点で小生は孤島でのボーズを覚悟した。
この日、小生が初めてアジを掛けたのは、日付も変わった24:10頃のこと。
足場の細くなった所で、隣りのYGWさんからレクチャーを受けながらのことで、クッと感じるアタリに反射的に手が動いて得た獲物。
それまでは、アタリと云うあたりは悉くカサゴ、しかも10cm程のロリ・カサゴばかりだったので、海面に白い姿を見るまではアジだとは思えず、孤島では最も時間が掛かったファースト・フィッシュだった。
これを機に、パタパタと余り時間を置くことなく2匹追加出来、しかも強く吹いていた風も収まり釣り易くなって来たので、これまでの遅れを取り戻そうと期待を込めてキャスティングを続けたが、その後は音無しの状態に逆戻りしてしまい、この日の孤島アジングは、アジ3匹のこの上ない貧果で事実上の終了。
この日は、YGWさんに色々とレクチャーをして頂いた。釣りに忙しければそう云う訳には行かなかっただろうが、幸か不幸かこの日は流石のYGWさんも苦戦を強いられる程、釣れない時間帯が長かった状況だったこともあって、小生の下手さ加減に見ておれず、時間を割いて呉れたのだと思う。
ラインの張り方、潮の流れの対処法等々、全てが論理的で理に適った方法だと思うが、その理論通りに実践出来るかどうかが問題。頭では解っていても身体が動かなければ理論倒れに終わる道理で、正に肩から先の問題に帰結するのだろう。
しかし、レクチャーの最後に指摘された点、つまりロッドを立て過ぎることと、リールを巻き過ぎることは、論理ではなく癖の問題で、肩から先には全く関係がない。と云う訳で、少なくともこの癖は矯正しようと強く思った次第。
何れにしろ、YGWさんには貴重な時間を割いて色々とレクチャーして頂いたこと、改めてお礼を申し上げたいと思う。有難うございました。
2018/05/21
2018年 Ajing 釣行記
日 時:5月21日(月)~22日(火) 17:00~5:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 19、カサゴ × 6、メバル × 1、フッコ × 1
同行者:単独(HGEさん、NMTさん)
今回は久し振りに単独での孤島釣行。
単独だが、現地に行けば誰かしら知った御仁はいるだろうと思っていた通り、17:00頃、孤島の岸壁に到着すると、小生に向かって手を振るアングラーが目に入って来た。生憎、小生は眼が悪くて遠くが良く見えないので、そのアングラーの顔は判らないが、赤いフローティングベストを着用していることは判る。孤島で赤いフローティングベストと云えばHGEさんだろうと思いながら歩を進めると、果たしてその通り。そして、体格の良いHGEさんの後ろからNMTさんが明るい笑顔で出迎えてくれた。
独りで徹夜をするよりは、顔見知りの仲間がいる方が、何かと安心出来る。
良かった!!
荷物を降ろして、様子を窺うと、風は斜め右前方から強目に吹いており、海は穏やかだが赤潮の帯があちらこちらに漂っている。足許の海水も薄く黄土色に濁っていて、1週間前とはすっかり様子が変わっており、雰囲気はもう一つ良くない。
とは云え、ここまで来た以上、何もせずに引き揚げる訳には行かないと釣り支度に取り掛かった。
今回、持ち込んだロッドは、3g以上のシンカーを使ったキャロ用のSoare-S610LS30、2g以下の軽いシンカーを使ったキャロ用の8320#1B、そして通常のアジング用のSoare改の3本。
その中で、今回の主役は8320#1B。と云うのも、前回の釣行で、軽めのシンカーを使ったキャロシステムが色々な場面で使えるのではないかと、強く思ったのがその理由。しかも、今回は獲物をお持ち帰りする様にとのご下命がないので、釣果は余り気にしなくても良く、実験には丁度良い。
と云う訳で、0.35号のエステル・ラインと0.8号のフロロのリーダーの通常のアジング・システムに、0.5号の中通しおもりで自作したシンカーを通しリーダーには0.3号のJHを結んで、キャロシステムを組んで準備完了。
出来れば、航路側の継ぎ目付近に入りたかったが、生憎餌釣り師が長いロッドを振っていたので、その右の陸側、NMTさんの左側に釣り座を確保。
直ぐにキャスティングを始めようと思ったが、左側のアングラーはシステムが全く異なる餌釣りなので、お祭りし易いだろうし、まだ明るい時間帯なので、本格的にアジングをするには間がある。
確保した釣り座でじっくりとアジングするのは、エサ師が引き揚げて行ってからにしようと、風を背にする裏側に移って17:30頃キャスティングを開始。
ライト・キャロでの記念すべき最初の獲物は、残念ながら赤い色をしたカサゴ。しかも10cmを少し超える程のロリ・カサゴでガッカリ。少しずつ場所を替えながらキャスティングを続けたが、アタリを出して来るのはカサゴばかり。魚からのコンタクトがないのは寂しいものがあるので、外道とは云えロッドを曲げてくれる相手があるのは、良しとしたい所だが、そうも行かない。
結局、エサ師の左隣りまで移動して来た所で、初めての本命からのコンタクト。
まだ、明るい17:45頃のことで、揚がって来たのは22cm位のアジ。一時期よりは一回り程小さいとは云え、ライト・キャロで獲った初めての獲物で嬉しい1匹。
赤潮の影響が心配だったが、杞憂に終わりそうな気配で一安心し、後続のコンタクトを期待したが、しかし、いつものことながら、これは期待外れ。
少しずつ場所を替え拾う様に釣っていたが、中々テンポが上がらない。それでも、19:00過ぎまでに、ポツリポツリながら何とか6匹を追加出来たので、前回よりは良いペースだと思ったが、19:30頃からどう云う訳かサッパリ音沙汰がなくなってしまった。
周囲の様子を見ても、ロッドを曲げている場面を目にすることは殆どなくなり、代わりにアジの居所を求めてウロウロするアジンガーの姿が目立つ程。そうこうする内、20:00を回る頃には、諦めて休憩に入るアジンガーが多くて、岸壁は閑散となる始末。
20:30頃、数人のアジンガーが引き揚げ、入れ替わりに2人程のアジンガーがやって来て、この夜の徹夜組はウィーク・デイにも拘らず10人を超える大盛況で、まるでトップシーズンを思わせる程だが、アジが寄って来る気配は見えず、状況は変わらないまゝ。
とは云え、キャストし続けていなければ、一隅のチャンスをものにすることも出来ない。ライト・キャロを諦めて1gのJHを結んだジグ単用のSoare改に持ち替えて、キャスティングを続けて、久し振りのコンタクトを感じたのは23:00を回った頃。
その後は、比較的良いテンポでアタリがあり、ツ抜けは24:00少し前に達成。
漸く調子が出て来た。さぁ、これからだ・・・・
しかし、良い状況は直ぐに終わって仕舞い、又々、間遠い状況になってしまった。
そんな状況でも、隣りのNMTさんはポツリポツリとテンポが良いとは云えないが、1キャスト:1フィッシュ状態で着実に釣果を伸ばしている。
そこで、ジックリと拝見させて頂くと、キャストしてワームをボトムに届けてから、ジッとアタリを待っていて、暗くて良く判らないが、殆どアクションも加えていない様に見える。
そこで、見習って試したが、小生は根掛かりの連発で結果が伴わない。
結局、何とか切りの良い20匹目前まで漕ぎ着けたものゝ、2:00近くになって疲れも出て来たので、休むことにして、東の空が白み始めた3:00過ぎに再開。
所が、朝間詰めのゴールデンタイムと云うのに、全く、気配がない。こうなると気持ちが切れるのも早く、4:00過ぎには事実上のStopFishingとして、片付けに入ってしまった。
今回、試したライト・キャロだが、場面によっては出番がありそうな印象がある。特に底建ての苦手な小生の様なアジンガーにとっては、ジグ単体よりも重たいシンカーを使える点はメリットだろうと思う。ただ、重たくしただけ根掛かりのリスクも高くなるが・・・・・。
2018/05/14
2018年 Ajing 釣行記
日 時:5月14日(月)~15日(火) 17:00~5:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 21、カサゴ × 6
同行者:AKTさん、INUEさん
前回の金曜日、MHR-KGNからスゴスゴと引き揚げて来て、次回の釣りのことを考えながらリールやロッドをシャワーで洗っている最中に、次は孤島のアジかな?と考えるともなく考えていた。
そこで日曜、月曜の予報をチェックすると、日曜の夜は強い雨、月曜の夜は北東の風が3m前後とのこと。となると、行くなら月曜日しかない。
この時点で、すっかり、月曜の夜、孤島に行く積りなっていた。所が、当日の月曜の朝、予報を改めてチェックすると、日付が変わる頃には1m程度まで収まるらしいが、夜は北東の風が5mも吹く予想に変わっている。
5mの風では無理だろうと半ば諦め気味で準備をしている所にAKTさんからLineの着信があって小生が行くなら、AKTさんも行くとのこと。渡りに船とは正にこのことで、コラボすることに即決。更に、15:00を回った頃に、INUEさんから孤島に行く旨のメールが入って、3人で孤島アジングを楽しむことになった。
17:00頃、孤島の岸壁に到着。
岸壁では、東寄りの風が、予報よりもかなり強く体をグラリと揺らす程吹き付けていて、ラインをガイドに通すのにも難儀する程。時刻は未だ未だ明るい時間帯でもあり大勢のカゴ師や黒鯛師が引き揚げて行った後からの釣りになるので、慌てる必要はない。のんびりと準備を整えていた。
所が、AKTさんやINUEさんは、先行者の居ない裏側で早くもキャスティングを始めている。
まだまだ明るい時間帯なので、アジにはまだ早いだろうと様子を見ていると、何とAKTさんがその数投目でアジをゲット。続いてAKTさんの航路側に入ったINUEさんがゲット。
こんな場面を目にしてはゆっくりとしていられない。急いで準備をした。
今回持ち込んだロッドは、キャロ用のSoare-S709ULT、Soare改、8320#1Bの3本。
キャロでのアジングは、釣った感がなかったので興味をなくしていたのだが、前回、キャロで好調にロッドを曲げていたINUEさんにコツを教えて頂いたので、Soare-S709ULTは、その方法を試して見る積りで敢えて持ち込んだもの。
17:30を廻った頃、6gのシンカーに0.3gのJHでキャロシステムを組み上げて、小生もキャロでのアジングを始めた。
所が、小生には全くコンタクトがない。と云うよりもキャロでのアタリを出せていないと云った方が正解だろう。ロッドの長さ、リーダーの長さ、シンカーの重さ等々色々と要素は考えられるが、何をどの様にすれば判らないまゝキャスティングを続けたが、その最中にも、AKTさんやINUEさんは順調にロッドを曲げている。
何とか肖りたいと立ち位置を替え、カウント数を替えなどして何とかアジからのコンタクトを得ようとしたが、この日最初にロッドを曲げて呉れたのは、ロリ・カサゴ。全く魚の感触がないよりは、ある方が楽しい。その内アジのアタリがあるだろうとキャロを続けたが、揚がって来るのはカサゴばかり。
18:00少し前、カゴ師が帰り支度を始めたので、彼らに入れ替わって小生が最も航路側の継ぎ目、小生の右隣りにINUEさん、更にその右隣りの中央付近にAKTさんが釣り座を構え、この夜の孤島アジングをすることになった。
この日のファースト・フィッシュは19:10。
出足は悪かったが、漸く群れが回って来た!
と思ったが、後続がある筈とするの期待は見事に外れアタリが続かない。
20:30頃、アジンガーの入れ替えが終わって、7人が徹夜をすることになったが、状況は変わらず岸壁全体にまったりムードが漂う始末。
小生などは、日付が変わる時刻になってもカウンターの数は4のまゝ増えることもなく、今晩のツ抜け達成は出来ないかも・・・・・と覚悟を決めた程。
日付が変わった頃、あれ程強く吹いていた風が、珍しく予報通りに徐々に収まり、釣り易くなって来た。
そんな時、AKTさんから裏に居ますヨと有難い情報があり、直ぐに場所を移動した所、ポツリポツリとアタリがあって、24:30頃、漸くツ抜け達成。
2:00頃、折角持って来たのだから、もう少しやって見ようと、シンカーを手持ちの中では最も軽い4gにし、リーダーも長めに替えて再度キャロに挑戦することにした。
そして、キャスティングを繰り返していると、ラインを滑って落ちて行ったシンカーがスイベルに当たった感触の後暫くして、コツとした別の感触が伝わって来た。この時はロッド操作をしていなかったので、これは魚からのコンタクトであることは確実。と云っても、その瞬間は、それとも判らず、右腕が勝手に反応していたと云うのが正直な所で、次の瞬間、ロッドを絞り込む引きにアジであることを確信した次第。
INUEさんが、キャロでもジグ単と同じ様なアタリで獲れるヨと云っていたことに納得出来た瞬間で、その後は、同じ様なアタリで獲れて、何とか20匹超えが出来た一晩だった。
所で、キャロシステムだが、小生は4gのシンカーにして何とか答えが出た格好だが、INUEさんやAKTさんは1.8gのシンカーを使っていた由。しかも、ロッドの長さも6ft前後で、小生の7ft強のSoareよりはかなり短い。
ここまでシンカーが軽く、ロッドも短いとなると、敢えてキャロシステム用にPEのラインを使わなくても、これまでのアジングシステムのまゝでも充分出来そうな気がする。
とすると、これまでは風が強い時の対策として重たいJHを使うのが普通だが、その代わりに軽めのシンカーを使ったキャロシステムが有効ではないかと思った次第。
2018/04/16
2018年 Ajing 釣行記
日 時:4月16日(月)~17日(火) 16:00~5:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 13
同行者:AKTさん、(AKTさんの弟さん、友人)
前回の徹夜アジング明けの土曜日の昼過ぎに、YGWさんから翌週の月曜日のお誘いを頂いた。折角、頂いたお誘いなので、ご一緒したかったのだが、久し振りの徹夜でヘトヘトに疲れており、身体を休められるのが日曜日の1日だけでは到底回復は望めないだろう。YGWさんにはその旨お伝えして、月曜日は見送らせて頂くことにした。
そして、土曜日の夜は早めに床に入り・・・・・。
日曜日の朝、目が覚めてみると、身体が軽く感じられ、思いの外体力が回復している様に思えた。そうなると現金なもので、月曜日に孤島アジングで徹夜しても良い様な気持ちがフツフツと湧いて来て、YGWさんに連絡。と同時に月曜日にも来ると口にしていたAKTさんにも連絡を入れ、月曜日は3人で孤島アジングを楽しむことになった。
孤島の岸壁には16:00頃、どうしても外せない急用のため来れなくなったYGWさんを除き、AKTさんと二人で到着。
アジングでの先行者は、意外にも少なくAKTさんの弟さんと友人の2人だけで、その他は黒鯛やブッコミの釣り師が5~6人。先行の2人は中央付近でキャスティングをしており、AKTさんは弟さんの航路側隣りに入ることになったので、小生はAKTさんの更に航路側隣りのカーブとの継ぎ目付近に釣り座を構えることにして、釣り支度を始めた。
今回も、ロッドはキャロ用のSoare-S709ULT、Soare改、8320#1Bの3本で、夫々のロッドにリールをセットしラインを通しながら、いつもの様に様子を見ると、大潮の満潮間際のことで、海面が高くて手が届きそうに間近に見えるが、波は小さく穏やか。
しかし、風は、東寄りが強く吹いている。前回は、風は弱くなると云う予報が見事に外れて、一晩中強い風に吹かれ大変寒い思いをしたが、2度続けて同じ目に遭うことはないだろう。今回も2~1mと弱い予報を頼りにして来たにも拘わらず、予想よりも遥かに強い風・・・・・・・。頭上には黒い雲が広がっており、何となく穏やかならぬ雰囲気で、今回も二の舞か?
ゆっくりと支度をしたので、キャスティングを始めたのは16:30を回った頃。明るい内はキャロで通そうと考えていたので、先発は、当然、Soare-S709ULT。シンカーは前回と同じ6g、リーダーは前回の反省から30cm程と短めにして前回と同じ0.3gのJHを結んで、航路に向かってキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。前回は17:10頃にファースト・フィッシュを獲ったが、その時刻も過ぎ周囲の光量も減り徐々に暗くなって来たが、生き物の気配が感じられない。
キャロを使うのは遠目の深場を狙うためだが、ひょっとすると回遊コースはそれ程遠くはないのかも知れない。
そこで、ジグ単で届く距離の少し沖目を狙った所、見事に本命のアジより遥かに巨大な地球に根掛かりで、リーダーの所でプツン。シンカーは回収出来たが、改めて仕掛けを作り直す気も起きず、Soare-S709ULTはロッド・スタンドに。
日没時刻前なので、まだ明るいが、キャロを諦めることにして、18:00少し前から頃から、ジグ単のアジングを開始。
この頃になると、期待とは裏腹で、風は弱くなるどころか益々強くなっていたので、8320#1Bに重めの1.5gのJHを組み合わせてキャスティングを繰り返して、18:10頃、漸く、この日初めてのアタリで本命をゲット。
今回はお持ち帰りのご用命はないので、リリースする積りだったが、友人のご要望に応えて彼にプレゼント。
しかし、後続はない。風も更に強まった様子なので、前回、MZOさんが3gで調子を上げていたのを思い出し、JHを1.8gまで重くした所、その1投目で見事にゲット。これで決まったと思ったが、その後は又々音沙汰がない。
そこで、駄目で元々と、JHを1gに変更。こうなると風の影響で、沈めるのに一苦労だが、上手く沈められた時には、反応が感じられる様になった。しかし、テンポが上がって来ない。
それでも、弟さんや友人が引き上げて行った20:30頃までには6匹。
20:30を回り、アジンガーは18:00頃やって来た若者を加えた3人、ぶっこみの3人と、6名で夜を徹することになった。
しかし、その頃になっても、風は、一向に弱まる気配も見せず前回と同じ様に岸壁を吹き抜けて行って、折角、居残ったのにモティベーションは急降下。
それでも、何とか気持ちを鼓舞して、裏に移動したが、生憎この夜の風は北東から吹き付けている。こうなると南西から北東に向かって伸びている岸壁なので、裏も表も変わりなく横風に見舞われる状況になるので甚だ具合が悪い。裏の方が表より海面からの高さがないのが唯一の救いと云った所だが、時より強さを増す風にロッドが煽られてしまって、アタリが判らない。
風がふっと弱まった瞬間に偶然感じるチクッとしたアタリ、ジワーッと押さえこむ様な違和感、極端に軽い0.6gのJHで何匹か獲れたが、何れも続くこともなく、単発の交通事故の様なものばかりで、この夜のツ抜け達成は日付も改まった25:00頃。
その後は、更に悪いことに雨がパラパラと落ちて来る始末。幸い、本降りにはならず明け方には上がったが、降ったり止んだりの状態が続いて、寒さに何とか堪えるのが精一杯で、夜明けが待ち遠しい一晩だった。
それにしても、前回と云い、今回と云い、何と予報の当てにならないことか。海上のこと故、陸上よりも強く風が吹くことは、重々承知しているが、陸上で1~2mの風が、何故身体をぐらりと揺らす程にもなるのか?
しかも、今回はおまけに降らない筈の雨まで・・・・。
自然相手なので、仕方がないこととは云え、外れ過ぎやしませんか?
2018/04/13
2018年 Ajing 釣行記
日 時:4月13日(金)~14日(土) 16:00~5:00
潮回り:中潮~大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 25、メバル × 1、カサゴ × 2
同行者:MZOさん、ICHRさん、(AKTさん、HRSさん)
以前から声を掛けて頂いていたMZOさん、友人のICHRさんと孤島アジングをすることに。孤島付近ではかなり前からアジが出ていることは知っていたが、季節的に未だ寒いこともあって、様子を見ていたので、小生に取っては今回が2018年孤島アジングの開幕。
16:00頃、久し振りの孤島に到着。先行者は航路側の先端に餌釣り師、その隣りに大柄のアジンガーの二人。さて、釣り座を何処にしようかとキョロキョロしていると、西東京のAKTさんに声を掛けられた。迂闊なことに全く気が付かなかったが、直ぐ後ろにいらっしゃった様子。
AKTさんは餌釣り師の場所、先行者の大柄のアジンガーを間に挟んでその隣りにMZOさん、ICHRさんが夫々に釣り座を確保、小生は、一旦、ケーソンの切れ目の足場の細くなった場所にしたが、餌釣り師が帰り支度を始めたので、AKTさんの航路側隣り釣り座を移動して、この夜の釣り座を決定。
持ち込んだロッドは、いつものSoare改、8320#1Bの2本にSoare-S709ULTを加えた3本。Soare-S709ULTは、例年、この時期のアジは遠目に着いていることが多いので、そんな状況を考えてキャロで遠くを狙うこともあるだろうと追加したもの。
3本のロッドにリールを取り付けラインを通しながら、釣り場の様子をみると、予報の北風とは違って東風がかなり強く吹き付けている。風の強さは、予報通りなので仕方がないにしても、向きは、向かい風になる東風とは甚だ頂けない。
そこでキャロに使うSoare-S709ULTには6gの錘をチョイス、8320#1Bには1.5g、Soare改には1.2gのJHと全体に少し重め方向にシフトして準備完了。
2018年孤島アジング開幕の先発にはSoare-S709ULTを選んで、16:30頃、キャスティングを開始。
キャストする方向や沈める深さを変えながら、アジの居場所を探していると大柄アジンガーが2匹目をゲットしたのを目撃。そしてAKTさんにもファースト・フィッシュ。
どうやら、アジは直ぐ近くに寄って来ている様子。
であればと、二人に倣って小生もジグ単で近場狙いに替えてみたが、小生にはコンタクトがない。何投かした所で、AKTさんやその隣りの大柄アジンガーにもアタリがなくなった様子に、又々キャロで投目狙いに戻ってみたものゝ音沙汰はない。
そこで、横風を受けることになるが、突堤の先端から航路に向かって狙うことにして、何投目かのこと。アクションを付けようと軽く煽ったロッドに変な重さがある。根掛かりでもしたかと思いながら、リーリングを始めると、そこで初めて生命体の反応が伝わって来て、孤島での幕開けアジをゲット。アタリを感じて掛けたものではなく釣れちゃった感満載で、釣趣としてはもう一つの感があるが、取り敢えずはボーズ逃れが出来て、一安心。
時刻を確認すると17:10頃。
続いて、2匹目。
まだ明るい時間帯なので、先発にキャロを選んだのは正解か・・・・・?
しかし、どちらもアタリらしいアタリも感じられず釣れちゃったもの。
こうなると、何とかツンとかコンとか云ったアタリを出したいと思うのが小生の性。
今回、キャロに使っているJHは極軽い0.3gなので、ロッドを煽ってリフトした後も潮の影響で暫く漂っている所にバイトしているのかも知れない。おそらく、その時はリーダーが弛んだ状態になっているのがアタリが出ない原因だろう。であれば、リーダの長さを詰めるか、JHを少し重くするか・・・。
などと考えながらリフト&フォールを繰り返していると、今度はブルブルとしたアタリがあって、3匹目をゲット。結局、リーダーを短くしたりJHを重くしたりすることもせずキャロを投げ、陽が落ちて周囲が暗くなってからはジグ単に切り替えたが、益々強く吹く東寄りの風に、なす術もなく素針を引くばかり。
しかし、そんな風の中でも、MZOさんはポツリポツリとアジを掛けている。訊けばJHは3gとのことだが、生憎、小生にはそんな重たいJHの持ち合わせはない。手持ちの中で1個しかない2.2gのJHに切り替えたが、小生には答えが出せず、モティベーションは急降下。20:00を回った頃には、勇気ある撤退の文字がチラチラと浮かんで来る始末。
その頃、裏の低くなった場所でキャスティングをしていたAKTさんがアジをぶら下げて戻って来て、裏に居るよ!!
強い向かい風に弄ばれ辟易していたので、直ぐに小生も釣り座を移動して、AKTさんの隣りに入れて貰ったが、表では正面から吹き付けている風が、どう云う訳か、裏ではフォローではなく強い横風。
と云っても、海面からの距離は表側程はないので、何とかなりそう。
Soare改のロッドに1.25gのJHでキャスティングを始めると、所々潮がジワーッと重たくなる所がある。その重さを感じながらラインを張っていると、チクッと本当に微かなアタリがあって、アジを掛けられる様になった。
と云っても、ポツリポツリとペースは決して良いとは云えないが、我慢をしていればコンタクトがあることが判って、漸く、気持ちも落ち着いて集中することが出来た。
20:30頃、小生達のグループに遅れて入って来た何人かの若者たちが引き揚げ、入れ違いに4人程が新たに登場して来て、結局は10人を超えるアジンガーが夜を徹してアジを狙うことになったが、余りにも向かい風が強いため、気が付けば、皆が裏側に移動して来て狭い間隔でずらりと並び、表側はもぬけの殻になることも屡々。
ポツリポツリではあるが何とか続いていたコンタクトも、2:00頃には途絶えがちになったが、この時点でカウンターの目盛りは24。数は釣りたいが、持ち帰った魚を捌くのは小生の仕事なので、余り多くを持ち帰っても自分の首を絞めるだけ。
その意味では、24と云う数字は、ご近所に配る分を含めて、丁度良い。
と云うことで、この夜の事実上のStopFishingにして、休みに入ることにした。しかし、耳元を吹き抜けていく風の音がゴーゴーと五月蠅く、強い風に吹かれ続けて身体も冷えていて、とても眠れる状況にはない。風裏を探してみても、この夜の風はグルグルと回っていて、建物の陰の極一部を除いては、どこも同じ。
結局、釣りをするでもなく眠るでもなく、中途半端な状態でグダグダと時間潰しをするだけ。
4:30頃、先端付近の若者が掛け始めたので、キャスティングを再開したが、小生の居場所付近には回って来ていない様子。そこで、沖目を狙うために又々Soare-S709ULTを持ち出し、キャロを遠投。リフト&フォールを繰り返しながらリーリングをしていると、いきなり引っ手繰る様なアタリで、この日最大の27cmが来たのを最後にStopFishing。
兎に角、この夜は、一晩中強い東寄りの風が吹き荒れ、夜中過ぎには北風ながら1mになると云う予報は、完全に外れ。季節は4月も中旬に差し掛かり、昼間には気温が25℃にもなろうと云うのだが、風に吹かれ続けていると体感的にドンドント寒くなって来て、どうしようもない。薄手のダウンのベストを着、最終的には念のためにバッグに入れて来たダウンのインナーまで引っ張り出して、何とか乗り切ったが、本当に寒い一夜だった。
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