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2024/07/02
2024年 Ajing SaltLure 釣行記
日 時:07月02日(火) 18:15~23:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 21、マゴチ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)
早いもので暦はもう7月になり、2024年も折り返しに入った所で、釣行回数は39回。これを単純に倍にすると78回で、何とかエイジ・シュート達成となるが・・・・。
予報では、KMI’s方面もMHR-KGN方面も1~2mの弱い南寄りの風が吹く予想が出ていて条件としては悪くない。しかし、KMI’sでは19:00と21:00に傘マークが付いている。一方のMHR-KGNには傘マークは見えない。
所が、念の為に降水確率を見ると、
KMI’s : 19:00 –> 20%、21:00 –> 30%
MHR-KGN: 19:00 –> 40%、22:00 –> 30%
となっていて、降水確率からは傘マークの付き具合は、逆になっていて、どちらにするか迷う所。
結局、降水確率の方を信じて自宅を出たのだが、KMI’sに向けて走り出して程なくして雨粒がポツリポツリとフロント・ウィンドウに落ちて来た。
嘘だろう!!
この時間帯の降水確率は20%しかなかったのに・・・と思ったが、兎に角、行ってみることにした。
現地到着は18:00頃。
岸壁の中央付近には、顔見知りの年配釣り師、最奥にはタコ釣りの若者の2人しか居らず、入り口は空いている。そこで、今回も入り口に釣り座を構えようと思ったが、久し振りのKMI’sなので、出来れば最奥に入りたいと、念の為、タコ狙いの若者に訊ねると、暗くなったら引き揚げるとのこと。
とう訳で、若者が引き揚げて行った後に入ることにして、取り敢えず、釣り支度を始めた。
頭上に見える雲は高く色も白くて、とても雨雲とは思えないが、雨は相変わらずポツポツと続いており、一方、風はソヨリとも吹いておらず、蒸し暑さが身体中に纏わり付いて、瞬く間に汗びっしょり。この時とばかりに四方八方から忽ちの内に寄って来た蚊は、眼の前をチラチラしたり、耳元でプーンと羽音を鳴らしたりで煩いことこの上ない。
願わくば、もう少し風が吹いてくれれば、暑さも幾分和らぐだろうし、血を求めて寄って来る蚊も減るだろう。しかし、これは無い物ねだり。この環境で我慢をしてやるしかない。
この日は、明るいうちはマゴチを狙う予定で来ていたので、BlueCurrentⅢ 82/Bに5号のナス型錘で作った直リグを組み合わせて、18:15頃、キャスティングを開始。
マゴチを真面目に狙い始めて間もない超初心者なので、釣り方も動画で学んだだけで、どんなアタリ方をして来るかも分からない。リグやワームも見様見真似。兎に角、海底からリグが離れない様に注意を払い、違和感があれば間髪入れずに合わせてやろうと身構えながらキャスティングを繰り返したが、何も違和感が伝わって来ない。
中央付近の年配釣り師は、小生の到着後間もなくして引き揚げて行ったので、最奥のタコ狙いと二人っきりになった岸壁を、蟹の横這い釣法よろしく入口に向かって少しずつ移動しながらマゴチの居場所を探したが、判らない。
暗中模索の状態でマゴチ狙いのキャスティングを続けたが、反応がないまゝ19:00を廻った所で、タコ狙いの若者と入れ替わってアジングを始めることにした。
19:20にこの日最初の獲物をゲット。
本命とは云えサイズは17~18cm程しかなく、もう少しサイズが良くなっていること期待していたので、嬉しさも半減と云った所。しかし、久し振りに味わうスポーツ・カーの様な小気味の良い引きが楽しめたことに加えて、何よりも開始早々にそれ程間を置かずに反応が返って来てホッとした。
この日の口明けになるこのアジの写真を撮っている所にIKOKさんが登場。IKOKさんは小生の左隣りやゝ中央に寄ったポイントで、マゴチを狙うと云ってキャスティングを始めた。
2匹目の本命を獲ったのは19:27、そして3匹目は19:34。サイズは18cm前後でもう一つだが、入れ掛かりとは云えないものゝ、退屈しない程度のテンポで来てくれるので、贅沢さえ云わなければ、これはこれで充分楽しめる。所が、その後は19:39、19:40、19:43と立て続けにゲットしテンポが上がって来たとほくそ笑んだ途端にピタリと反応が消えたしまった。
そこで、小生もマゴチに狙いを再開。
アジングについては手練れのIKOKさんと云えども、マゴチについては小生と同じ若葉マークが付いているので、はやり手探り状態。と云う訳で、要領を得ない二人が並んでキャストを繰り返してビギナーズ・ラックを期待するしかない。しかし、IKOKさんにも小生にも女神が微笑んでくれることはなく、小生は30分程で切り上げてアジングに復帰。
そして20:19に7匹目をゲットしてからは、退屈しない程度のインターバルでポツリポツリと反応が続き、20:39にツ抜けを達成。このペースはその後22:35に16匹目をゲットした頃まで続いた。
その頃になって、一旦上がっていた雨が又々ポツリポツリと降り出して来たので、雨の振り方次第で直ぐにでも引き揚げられる様に、BlueCurrentⅢ 82/Bだけを残してアジングの道具を全て片付けて、再々度マゴチ狙いに切り替えた。
しかし、雨は本降りになることもなくいつの間にか上がり、IKOKさんは遂にマゴチを諦めてアジングを開始。
時間的には引き揚げても良い頃だったが、まだそれ程疲れを感じていなかったので、一旦片付けたロッドやリールを引っ張り出して、この日二度目のアジングの支度をして、アジ狙いを再開。
そして、23:00、23:02、23:05と立て続けに3匹をゲットして、都合19匹の釣果。こうなると、何とか切りの良い20匹を獲りたいと思うのは、釣人の性。普段なら就寝している時刻をとっくに過ぎているにも拘わらずキャスティングを続け、23:17に念願の20匹目を獲り、23:23にオマケの21匹目をゲットした所で、IKOKさんを残して引き揚げて来た。
所で、先行者のタコ狙いの若者の結果だが、結局、この日の釣果は、殆んどが200~300g程度の新仔だったが、9杯だった由。
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19:20 1匹目 20:51 11匹目
19:27 2匹目 20:54 12匹目
19:34 3匹目 20:56 13匹目
19:39 4匹目 21:02 14匹目
19:40 5匹目 22:33 15匹目
19:43 6匹目 22:35 16匹目
20:19 7匹目 23:00 17匹目
20:25 8匹目 23:02 18匹目
20:29 9匹目 23:05 19匹目
20:39 10匹目 23:17 20匹目
‘ 23:23 21匹目
2024/06/14
2024年 Ajing 釣行記
日 時:06月14日(金) 17:50~23:15
潮回り:小潮(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 5
同行者:SMTさん、HRDさん、(ICNHさん)
今週の後半の釣りは、土曜日の15日に1年振りにIMMRさんとコラボの予定だった。しかし、予報を見ると、生憎なことに土曜日の21:00以降の時間帯には傘マークがついている。冬季であれば、21:00頃にはStopFishingとすることが多いので、ギリギリと云った所。しかし、日没時刻が19:00前後にまで遅くなったこの時期では、21:00と云えば丁度佳境に差し掛かった頃で、この時間帯に釣りが出来ないのは辛い。中には、わざわざ雨の日を狙って釣行する猛者も居るらしいが、小生はそこまでする気はない。
と云う訳で、IMMRさんとのコラボは泣く泣く諦めて、14日の金曜日にKMI’sに出掛けることにした。
現地到着は、17:40頃。
駐車スペースにはSMTさんの空色の外車が見えるので、今回も先を越された格好。となると、入り口に入るしかないが、空いているだろうか・・・・?
心配しながら獣道を進んで岸壁に出てみると、先行者は、最近よく見かける様になった黒鯛師が中央付近、そして、最奥のSMTさんの二人だけで、入り口は空いておりヤレヤレ。
今回持ち込んだロッドは、Sephia S809M/F、SoareXR改、Soare改々の3本。
Sephia S809M/Fはタコ釣り用に持ち込んだもので、Youtubeで観たタコ釣り侍さんの、小生が知っている釣り方とは違った、新仔のこの時期しか出来ない釣り方を試してみようと考え、SoareXR改は、ジグ単のアジングが不調だった時に沖目の表層近くを狙うためのもので、本命は飽く迄もジグ単用のSoare改々。
17:50頃、先ずはタコ釣りを開始。
仕掛けは、タコ釣り侍さんの説明通りイカエギの3号にし、組み合わせるナス型錘は、ロッドの強さを考えてタコ釣り侍さんご推奨の5号ではなく2号と軽くして、仕掛け全体の重さを22g程度にした。
動画を見ている時は、この釣り方なら自分でも出来そうだと思い、半ば釣った気分になってしまうのだが、実際にはこんな筈ではなかったとがっかりして帰路に着くのが常で、これまで何度同じことを繰り返して来たのか、まるで学習効果のないことこの上なく、誠にお恥ずかしい限り。
この時も、ジワーッと重たくなるタコの反応を期待しながら、キャスティングを続けたが、何事も起きない。
その内、来るだろう。その内、来るだろう。
と扇状にキャスティングを繰り返してタコがエギに抱き着いて来るのを待ったが、状況は同じ。一度でも違和感があれば集中出来るのだが、何処を通しても海底のゴツゴツした感触した伝わって来ない。
こうなると、この釣り方で良いのか・・・?と釣果を出した経験がないため正解が判らないだけに、色々と疑問が浮かんで来て、落ち着いて釣りが出来なくなるのは小生の悪い癖。
結局、タコの反応らしい感触は皆無だったので、タコは夜行性だから、暗くなってからの方がよく釣れるとの情報を頼りにタコ狙いは夜の部に再開することにして、小休止を兼ねて最奥の様子を見に行った。
最奥にはSMTさんと、小生がキャスティングを始めて程なくしてやって来たHRDさんが並んでロッドを振っており、様子を尋ねると、SMTさんには何回かアタリがあり、ライン・ブレイクで獲れなかった良型もあったとのこと。またHRDさんにもアタリがあったとのことで、アジには動きがあるらしい。
そこで、日没前えでまだ明るく予定より早いが、アジに反応があるのならアジに切り替えようとSoare改々にロッドを持ち替えた。
すると、切り替えて数投した所で、コンとハッキリとした反応が返って来て、19:03にこの日の皮切りの本命をゲット。サイズも18~19cmでまぁまぁ。
最近は、アジの回遊があるのは21:00~22:00と遅い時間帯になってからとのことだったので、期待はしていなかったが、これは嬉しい誤算。
ひょっとすると、今日は良いかも・・・・。
自然に期待が膨らんで来たが、これは例によって獲らぬたぬきの何とやら。
その後は、そんな交通事故があったことさえ夢の中の出来事にしか思えない程、何もない時間だけがまったりと過ぎて行った。
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夜には活性が高くなると云われているタコを再開したが空振りに終わり、SoareXRを持ち出して沖目の表層近くを狙ってみたが、これも音沙汰なし。
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この日、2匹目をゲットしたのは、1匹目を獲ってから何と約3時間半も後の22:31。
この3時間半もの間には反応が全く帰って来なかったにも拘わらず、この歳で、よくやったヨと今更ながらに呆れるばかりだが、兎にも角にも、何とか両目が開いてヤレヤレと云った所。
この2匹目は、この直後に引き揚げて行ったHRDさんに引き取って貰い、小生は23:00まで粘る積りで、キャスティングを続けた。
すると、22:41、22:45そして、暫く置いて22:55にに其々追加に成功。
思い返せば、この約15分間がこの日のハイライトで、以降はまたダンマリに戻ってしまった。
23:00過ぎ、遅れてやって来たICNHさんと入れ違いに、小生はStopFishingとして、SMTさん、ICNHさんを置いて帰路についた。
結局、この日もアジが回遊して来るのが早いか、諦めるのが早いかの勝負で、残った二人の結果からすると、もう少し粘っていたら・・・と思う。
・・・れば、・・・たらだが、疲れがなかなか取れず何日も残ってしまうこの年齢となっては無理な相談だろう。
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19:03 1匹目
22:31 2匹目
22:41 3匹目
22:45 4匹目
22:55 5匹目
2024/06/06
2024年 Ajing 釣行記
日 時:06月06日(木) 18:15~22:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 7、カサゴ x 1
同行者:単独、(SMTさん、IKOKさん)
前回の釣行(6月4日)の翌日、久し振りに湘南の達人のYTさんからMHR-KGNに行く旨の連絡を頂いた。MHR-KGNはメバリングで足繁く通っている釣り場なのだが、3~6月頃までの間は海藻が絨毯の様に繁茂しているので、小生は敬遠していた。しかし、季節も6月に入ったので、海藻の状況は少しは良くなって来ている頃であり、何よりも久し振りに湘南の達人に会えるので、是非行きたかった。だが、前日にはHGS-OGSMでパーフェクト・ゲームを喰らって疲労困憊。とても、2日続けて釣りに出掛ける体力は、この年寄には残っていない。と云う訳で、今回はパスさせて貰った。
そして、一日置いた木曜日(6月6日)に釣りに行くことにしたのだが、MHR-KGNにするかKMI’sにするか、あるいは、またまたパーフェクト・ゲームを喰らう覚悟でHGS-OGSMにするか・・・・・。色々と迷ったが、結局、KMI’sでアジングをすることにした。
17:50頃、現地に到着。
早速、道具を持って岸壁に出てみると、中央付近から最奥に向かっては奥さん連れの黒鯛師、SMTさん、そしてスバル乗りの年配者が並んで入っていて、入り口から中央付近までしか空いていない。
そこで、今回は入り口で通すことにして、道具を置いて準備に取り掛かった。
今回持ち込んだロッドは、SoareXR改とSoare改々の2本。
Soare改々はお決まりのジグ単、SoareXR改はスロー・シンキングの飛ばしウキを使ったライト・キャロで少し沖目の表層近くを狙う算段でシステムを組んだ。しかし、この日は殊の他目の調子が悪くて、ラインをガイドに通したりラインを結束する細かい作業がなかなか上手く行かない。後になってSMTさんに、何か特別のシステムを組んでいるのかと思ったと云われる程モタモタしていた。
と云う訳で、支度を終えるのに30分近くも掛かり、キャスティングを開始したのは、18:15を回った頃。
風は、予報通りのやゝ強めの南風が右手から左手に吹き抜けて行くが、潮は逆に左手から右手にやゝ早めに流れている。海は前回の黄土色がすっかり消えて綺麗になっている。
仲間内からの情報では、アジが回って来る時刻はかなり遅くなっているとのことなので、まだ明るい時間帯から反応が返って来るとは思えないが、これはアジのご機嫌次第。いつもと違って早い時間帯からコンタクトして来ることもあり得るので、いつアタリがあっても良い様に気を付けながら、キャスティングを繰り返したが、案の定、コンタクトはない。
日没時刻の18:54を回った頃、Soare改々にロッドを持ち替えてジグ単に切り替えてアジからの反応が返って来るのを待ったが、全く音沙汰がない。
そこで、最奥近くに陣取っているSMTさんの様子を見に行った所、既に1匹確保したとのこと。
ヤッパリ。今夜もSMTスペシャルの炸裂か・・・・。
暫く、SMTさんの釣りを見てから戻って再開したが、コツリとも来ない。
19:30を回った頃だったと思うが、IKOKさんが友人を連れ立って登場。
二人は小生の左側に釣り座を構えてキャスティングを始めたが、コンタクトはない。
この日初めての反応があったのは、それから約1時間後の20:40のこと。
実釣を開始して2時間近くもの間、全くコンタクトがなかったので、こんなことなら、MHR-KGNに行けば良かったと悔やみながらキャスティングを繰り返していた時のことで、何の前触れもなく突然コツと来た。合わせも決まって抜き上げた獲物は、これまでより一回り程大きい20cm。
その直後に、隣りのIKOKさんも同サイズのアジを掛け、ようやく回って来たと、気分を新たにしてキャスティングを続けて20:45、20:52に其々20cm程のアジを追加。
入れ掛かりとは云えないが、良いテンポで反応が返って来るのに気を良くしていると、丁度21:00にもコツ。タイミング良く合わせも決まって、良し、4匹目だ!!と寄せに入ったが、アジの様に軽快に走り回る引きとは違って、この獲物の引きはトルクがあって重たい。
アリャー、黒鯛だ!!
外道だと判っても、その正体を確かめたいのはアングラーの性。何とか顔だけでも見てやろうと、慎重にやり取りをした上でやっとの思いで海面に顔を出させた獲物は、何と良型のカサゴ。これが黒鯛であれば、ラインが切れることを覚悟して抜き上げてみる所だが、折角の良型カサゴをミスミス逃がしてしまうのは勿体ない。
SMTさんから玉網を借りて来て貰おうと隣りのIKOKさんに走って貰ったが、生憎この日は玉網を持ち込んではいない由。どうしようかと思ったが、車には玉網があるとのことだったのでIKOKさんに頼み込んで車の所にまで戻って貰った。
結局、このカサゴは背後を通り掛かったルアーマンの玉網を借りて、取り込んだので、IKOKさんには無駄足を踏ませる結果となって、申し訳ないことをしてしまった。しかし、計測すると25cm強のカサゴで、外道とは云え嬉しい獲物だった。
このカサゴでバタバタと騒いだ影響があったのか、その後はピタリとアジの反応が消えてしまい、4匹目の本命を掛けたのは21:46のことだった。しかし、さすらいのアジだったと見えて後続がなく、5匹目が来たのは忘れた頃の21:58。
時刻は22:00を回ったので、ソロソロ引き揚げようかと考え始めたが、踏ん切りが付かず未練のキャスティングを続けて22:26、22:29に立て続けに掛けたが、サイズは17cm前後と元に戻ってしまった。
サイズはもう一つだが、数を楽しめればと年齢も考えずキャスティングを繰り返したが、反応がない。
そこでやっと諦めが付いて22:40頃、StopFishingとして片付けに入った。
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20:40 1匹目
20:45 2匹目
20:52 3匹目
21:00 カサゴ
21:46 4匹目
21:58 5匹目
22:26 6匹目
22:29 7匹目
2024/05/30
2024年 Ajing SaltLure 釣行記
日 時:05月30日(木) 16:15~21:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 4、カサゴ x 1、マゴチ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)
定例釣行日の月曜or火曜は雨模様のため、水曜日はカミさんの都合で釣りはお休みせざるを得ず、木曜日にようやく釣行出来ることになった。と云っても、ホームのKMI’sは相変わらずの状況で、仲間の手練れ連中であっても苦戦を強いられている。そんな中、小生の様な老骨が出張っても、到底、太刀打ち出来る筈もない。
と云う訳で、ソロソロ、シーズン・インしたと思われるマゴチに狙いを替える算段をして、前回、調査を敢行した。しかし、実際の調査時間は18:20からの小一時間と短くて、調査と云うには余りにも不充分だった。そこで、今回は時間を充分に取るため、いつもより早く自宅を出ることにした。
いつもより2時間程早い15:50頃、現地に到着。
岸壁には、中央付近に黒鯛狙いのエサ師の姿が一人しか居なかったので、最奥のお気に入りの場所に釣り座を構えて、準備に入った。
今回持ち込んだロッドは、マゴチ用のSephia S809M/Fとアジング用のSoare改々の2本。
マゴチ用のSephia S809M/Fには、前回と同じ5号のナス型錘で組んだキャロライナ・システムを組み、エコギアの熟成スーパードジョウをオフセット・フックに差したシステムで、16:15頃、キャスティングを開始。
風は、南寄りの風が右から左にやゝ強めに吹いており、少々やり難そう。海はその風のせいか、少し波立っているが、釣りには全く問題はない。寧ろ、ベタ凪よりは良さそうに思える。しかし、潮は黄土色をしており、如何にも魚の活性を下げてしまいそうな雰囲気。
とは云え、釣りはやってみなければ判らない。
悪い影響がないことを願いつゝキャスティングを繰り返した。
しかし、マゴチと云えば、昨年の7月に紛れで小振りな1匹を釣ったことがあるだけなので、どの様な反応をして来るのか全く分からず、ドキドキもの。何か違和感はないか、変化はないかと集中したが、一向に反応らしきものがない。そこで、最奥を諦めて入り口に移動。
ここでは、コツやブルブルと云った反応が何回かあったが、合わせても針掛かりさせられず、正体は不明のまゝ。
18:00頃、顔見知りの若者が登場して来たので、入り口のポイントを譲り、最奥に戻って調査を継続したが、マゴチらしい反応は皆無。
結局、日没時刻の18:50頃までマゴチ調査をしたものゝ応えがなかったので、調査は終了として、アジングに変更。
色は良くないが、潮は良い具合に左から右手にトロトロと流れていて、ひょっとすると・・・と淡い期待を抱いてキャスティングを繰り返していた。
すると、間もなくしてコツと小さな反応が返って来た。
思った通り。今日は活性が高いのかも知れない・・・・と合わせを入れて喜んでリーリングに入ったが、青物のアジとは引き方が違う。
アリャ、もしや・・・と思いつゝ、抜き上げてみるとその主は、案の定、ロリ・カサゴで、愛嬌たっぷりのその呆けた顔を見てガックリ。
この日皮切りのアジが来たのは、19:33。
チクと感じる典型的なアジの反応で、サイズは17cm前後の豆とは云え、比較的早い時間から来てくれたこともあって、独りニンマリ。
そして、それから間もない19:41に19cmを追加した所で、今日は良さそうだと思ったのだが・・・・・。
2匹目を最後にピタリと反応が消えてしまった。
20:00を回った頃だったか、入り口でヘッドランプの灯りがチラチラと見えるのに気が付いた。顔見知りの若者も黒鯛狙いのエサ師も引き揚げて行ったので、貸し切りになったと思っていたのだが、同好の士が来たことに、この時は何故かホッとした(後に分かったことだが、このヘッドランプの主は、昨年の12月以来の再会となるIKOKさんと彼の友人)。
アジの反応がないまゝ時間が過ぎ、遊覧船が左後ろに消えて行ってしまってから程なくして、コツン。
集中力が切れ掛かっていたものゝ、何とか合わせが決まって、この日最大の20cmをゲット。最近のKMI’sでは釣れて来るアジの殆どが17cm前後のサイズばかりだったので、20cmともなると殊の他良型に思えるのは、御愛嬌と云った所か。
そして、その直後にこの日最小の15cm程の豆を追加。
21:00、21:02と立て続けに反応があったので、イヨイヨ、回って来たかと期待をしたが、これも期待外れ。
そこで、
ものは試し。
駄目で元々
とSephia S809M/Fに組んだキャロライナ・システムの5号の錘をShalow Freak Expanda(17.8g)に替えて、沖目に居る筈のアジを狙うことまでしてみたが、これも敢え無く空振り。
そうこうする内、ポツリポツリと雨が降り出して来た。
予報では台風1号の影響で23:00頃から降り出すとなっており、直ぐに本降りになる気配も感じられなかったが、これ幸いとばかりに、片付けに入った。
所で、KMI’sのマゴチだが、現場で居合わせた黒鯛師によれば、今シーズンはまだ見ていないとのこと。また、IKOKさんによれば、キスが釣れ出してからでないと、KMI’sではマゴチは出ないとKMIさんが云っていた由。
となるとKMI’sでは少し早過ぎるのかも知れない。
次回は、少しでも可能性のありそうなHGS-OGSMを調査してみようかと思う。
2024/05/23
2024年 Ajing SaltLure 釣行記
日 時:05月23日(木) 18:30~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 6、カサゴ x 1、マゴチ x 0
同行者:単独、(SMTさん)
薫風5月も早くも下旬。ソロソロ、マゴチが釣れて出し手も良い頃になったので、KMI’sアジングが低空飛行を続けていることもあって、HGS-OGSMでマゴチを狙って出掛ける積りで準備をしていた。
所が、アジの在庫を調べてみると小さなアジが3匹しか残っていない。拙宅は老夫婦の二人住まいとは云え、これでは中途半端。家庭争議を避けるためにも、出来るだけ早い内に在庫数を揃えておく必要がある。
と云う訳で、マゴチ調査は一旦棚上げにして、アジングに出掛けることにした。
18:00を少し回った頃に、現地到着。
早速、岸壁に出てみると、入り口には顔見知りの年配者、中央付近にタコ狙いの若者の3人組、そして、最奥にはSMTさんの姿が見える。前回、SMTさんと一緒になった時は、敢えて離れた中央付近に釣り座を構えたのだが、無駄な抵抗に終わってしまった。出来れば入り口に入りたい所だが、先行者が居るのでそれは無い物ねだりと云うもの。結局、SMTさんの隣りに入らざるを得ないが、少し距離を置いて水道前に釣り座を構えて準備に入った。
今回は、夕間詰めの時間帯はマゴチを試して、暗くなってからアジングに切り替えるプランなので、持ち込んだロッドは、マゴチ用のSephia S809M/Fとアジング用のSaltyStage改の2本。
18:20過ぎ、Sephia S809M/Fに5号のナス型錘で組んだキャロライナ・システムでキャスティングを開始。
ワームは、定番のパワーシャッドにしようかと考えたが、エコギアの熟成スーパードジョウにした。このワームは、何年か前にタチウオ用に購入したものゝ、刀狩りはドジョウ・テンヤにシフトしたため、殆んど出番がなくタンスの肥やしになっていたもの。このままでは廃棄せざるを得ないが、このワームでマゴチを爆釣していたYouTube動画を観た記憶があったので、廃物利用ではないが、今回敢えて持って来たもの。
小一時間、キャスティングを続けたが、マゴチからの反応は皆無。
この付近でマゴチと云えばHGS-OGSMの名称を良く目にするが、KMI’sでも何回か釣り上げている場面を見掛けている上、小生自身小振りだったが掛けたこともあるので、釣れない筈はないと思うのだが、時期的にまだ早いのも知れない。
19:00を回って、周囲が暗くなって来た所で、予定通りアジングに切り替えた。
風は右から左の南寄りがやゝ強め。潮は最近になく早い流れで、風とは逆の左から右なので、今回は1.0gのJHでスタート。
前回は、19:00を回った頃から反応が返って来たので期待をしたが、今回は何も返事がない。この分じゃ、遅い時間からの釣りになりそうだと思いながら、キャスティングを繰り返していると、隣りからジーッとドラグ音が聞こえて来た。
ありゃりゃ、今回もSMTさんが皮切りか・・・・。
隣りに回って来たのだから、直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、案に相違して小生の所ではコツリとも来ない。にも拘わらず、隣りからはドラグ音が聞こえて来る。
このままでは前回の二の舞いになってしまう。
そこで、更にSMTさんから離れて浮き輪ポイントに移動することにした。
これでドラグ音は聞こえ辛くなって集中し易くなったが、どうしてもSMTさんの様子が気になってしまう。見なければ良いのに、目を向ける度に抜き上げられるアジの白い魚体が見え、SMTさんの好調振りが伝わって来る。
対して、小生の所では全く反応がなく、前回のビデオを改めて見せ付けられている様なもの。
遊覧船が目の前を通り過ぎ左手後ろに消えて行った頃になっても、状況には変化がなく、その頃には完全試合を覚悟した程。
それでも、一方ではこのまま引き下がっては、昭和男子の名折れだと半ば以上にムキになってキャスティングを繰り返し、20:51、この日初めての反応で最初の獲物をゲット。
これでボーズはなくなったが、在庫補充とするには寂し過ぎる。何とか追加をと頑張ったが、単独行動のアジだったと見えて、後続がない。
この日の2匹目を手にしたのは、ほゞ諦めかけていた21:04のこと。
その後、1時間以上もの間、梨の礫でウンともスンとも反応がない。しかし、SMTさんは相変わらず好調にアジを釣り上げており、余りにも状況が違い過ぎることに、諦めを通り越して腹立たしくさえ思えて来る程。
そんな状況に堪らなくなったSMTさんが提案で、ポイントの入れ替えをしてみたが、爆釣を続けていたSMTさんのポイントに入った小生は全く釣れない。対して、アジの気配さえなかった小生のポイントに入ったSMTさんはキッチリと釣り上げており、ポイントの違いではないことが自明の理。
SMTさんのアジングの腕はかなりのものだと思っていたが、これ程までに大きな差があるとは思いもしなかったので、大きな衝撃だった。そこで、SMTさんの釣り方を手を取り足を取りして教えて頂いたが、小生の釣り方とは全く違っていた。小生はどちらかと云うと潮の流れに逆らう釣り方なのだが、SMTさんは流れを利用し、流れに乗せてワームをアジの鼻先に届けている様な釣り方。
そこで、一通り教えて頂いた後、その釣り方を試してみたのだが、どうしても再現出来ない。何も考えずにひたすらSMT流を続けていれば、違った結果になったかも知れないが、セッカチな性分の小生は、どうしてもアジが反応して来るのが待ち切れない。結局、気が付けば元の釣り方に戻っていた。
すこうする内、時計は22:00を回りソロソロ引き上げようかと思い出して来た頃になって、思い付いてJHを手持ちの中では最も重たい1.3gに替えてみた。すると、これが良かったのか、小生の釣り方にも反応して来るアジが回って来たからなのか、
22:08 3匹目
22:11 4匹目
22:16 5匹目
22:19 6匹目
と良いテンポでコンタクトが続いて、遅ればせながら・・・と思ったが、潮の流れが止まってしまった。と同時にアジの反応も消えてしまって、この日のアジングは終了。
未練のキャスティングを繰り返し、22:30頃、片付けに入った。
と云う訳で、今回は、小生自身の腕の悪さを思い知らされた一晩だった。
次回はSMT流を徹底してみたい気持ちもあるが、HGS-OGSMでマゴチもやりたい・・・・。
はてさて、どうするか?
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