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2018年釣行記(38) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月22(金) 18:00~24:30
潮回り:小潮(↑)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 20
同行者:AKTさん、(AKT弟さん)

予報では南寄りの風が3~4m。これまでであれば南風に強いMHR-KGNに行く所だが、どうしたことか、35kmも走っていくことにもう一つ気乗りがしない。だが、釣りはしたい。と云う訳で、AKTさんに案内して頂いたDKKに行くことにした。ここならば、拙宅から11km余りで近いので、気楽に行き来出来る。
そして、その旨AKTさんに伝えると、彼も出撃するとのこと。
AKTさんは17~18日は小生と一緒に孤島で夜を明かし、更に19~20日にも孤島に泊まり込みだったので、よもや行くとの連絡を貰えるとは思わなかったが、まだ様子を掴んでいない釣り場なだけに同行してくれるのは、有難い限り。

待ち合わせ場所のBY-BRDGには、約束時刻の30分程前に到着。AKTさんが到着するまで少し時間があるので、Tenryu改に2.2gのシンカーで組んだライト・キャロで様子をチェックしながら待っていると、程なくしてAKTさんが到着。暫くの間、二人して様子を探ったが、横風となる南風が強くて釣り難くて仕方がない。早々に諦めてDKKに向かった。

DKKでは、やはり常連の餌釣り師達が長いロッドを振っていて、狙っていた場所には直ぐには入れそうにもない。
そこで、彼らの邪魔にならない場所に道具を置いて時間待ち。しかし、唯待っているだけでは面白くない。小生はAKTさんを置いて、背後に木々の枝が張り出していて長尺ロッドが振れないため、餌釣り師が入れない場所に入って、Tenryu改で時間潰し。

暫くすると、アジが回って来た様子で、周囲でポツリポツリとロッドが曲がり始めた。しかし、まだ明るい時間帯でアタッている場所は遠く、軽い2.2gのシンカーのライト・キャロでは届く距離ではない。

時間の問題だと自分に云い聞かせながら、キャスティングを続けていると、日没直前の18:50頃、ブルブルとしたアタリがあって20cm位のこの日のファースト・フィッシュをゲット。しかし、この1匹は交通事故の様なもので、アタリが続かない。

そうこうする内、入りたかった場所の餌釣り師達が片付けを始めたので、その後に移動し、この夜の釣り座を確保し、改めてキャスティングを開始。
すると、AKTさんがポツポツと掛け始めた。そこで、小生も8320#1B1.0gのJHでジグ単に切り替えたが、小生にはアタリが感じられない。こんなことは良くあることで、驚くには当たらないが、それにしても何が違っているのだろうか・・・・・・(答:肩から先の問題)。

19:30頃になって周囲が暗くなって来たので、ここで夜釣りの準備を整えて仕切り直し。強かった風も収まって、アジングの条件としては申し分がない状況になり、期待も高まったが、意に反してコンタクトがない。
間詰め時にはコンスタントに掛けていたAKTさんにも、アタリがなくなってしまい、アジは云うに及ばず、カサゴメバルなどアジングには付き物の常連客も姿を見せず、思わず、孤島でも、風がなく条件が良い時に限って思った程の結果が出ないなどとAKTさんと顔を見合わせてしまう程。

それから1時間も経った20:30頃、それまで殆ど動かなかった潮が左から右にトロトロと流れ始めた。すると、直ぐにアジからの反応が出始めて、テンポは余り良くはないが、漸く小気味の良いアジの引きを楽しめる様になって来た。しかし、アジの寄りはまばらと見えて連続してアタッて来ることがない。

AKTさんにJHの重さを訊ねると、0.8gとのこと。そこで何事も上手い人の真似をするのが上達する一番のコツとばかりに小生もJHを軽くすることにした。しかし、同じ重さに揃えるのは如何にも面白くない。幸い、風もそよ風、潮の動きもないので更に軽い0.6gにしてみた。すると、これが大正解で、AKTさんも驚く3匹、4匹と連チャン。型も少し良くなっている様子に、気を良くしたが、連チャンは一瞬で終わって仕舞い、その後はポツリポツリ。
それでも退屈しない程度にロッドを曲げてくれるので、アジの小気味の良い引きを楽しんでいたが、フト、MHR-KGNでのメバリングでは0.3gのJHでやっていたことを思い出した。そこで、物は試しとばかりにJHを0.3gにまで軽くしてみた。
すると、入れ掛かりには程遠いものゝ0.6gの時よりもテンポが良くなった。

22:30頃(?)、AKT弟さんが登場。訊けば勝浦ワラサをやった帰りで、2回戦のアジングをこのDKKで夜通しでするとのこと。こんなことは、若さ故出来ることで、小生にはとても出来ない芸当。
他人の若さを羨んでも詮ないことは重々承知しているが、そうは云ってもやはり若さが欲しい!!

釣りをしている時は、釣れていても釣れていなくても、時間の経つのが殊更に早く感じられる。
この日も、気が付けばいつの間にか日付が変わっており、腰も痛くなって来たのでソロソロ引き揚げようかと考え始めた頃になって、調子が上向きに。
そして3匹連続ゲットしてカウンターの数字は19。切りの良い20になったら引き揚げようと、キャストすると呆気ないほど簡単に答が出て20匹を達成。延長することもなく24:30頃StopFishingとした。

この日は、終始潮の動きが悪くて、もう一つ本調子ではなかった様に思う。潮の動きが良ければ、AKTさんが云う様に爆釣することも充分可能だろう。
自宅からも近く、仮に爆釣とまでは行かなくても、この日位釣れてくれれば小生に取っては充分なので、これからも通わせて貰おうと思う。

所で、この日は面白い出来事が・・・・。
23:00頃だったかと思うが、釣り上げたアジをバケツに入れるのにモタモタしていると、目の前を黒い影がサッと横切り、次の瞬間にはパチンと軽いショックが伝わって来た。一瞬、何が起きたのか判らなかったが、黒い影の主は釣り場に屯している野良猫の内の1匹。
陸ッパリの釣り場にはが付き物で、このDKKでも野良猫がウロウロしていることは知っていたが、それまでは全くそんな素振りも見せていなかったので、完全に油断をしていた時の一瞬の出来事だった。

2018年釣行記(37) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月17(日) 16:00~5:00
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 15、カサゴ × 多数
同行者:AKTさん、INUEさん

実は、18日の月曜日にYGWさんAKTさんINUEさんの4人で孤島”でアジングの予定をしていた。しかし、月曜から火曜に掛けて雨が降る予報が出ており、雨にはことの他弱い小生はこの予報を目にした途端、ヘナヘナと気持ちが萎えてしまって、前倒して日曜日に出撃することにした。
その旨、YGWさんAKTさんに連絡を入れると、AKTさんもやはり雨を避けて日曜日に行くとのことで、この時点ではAKTさんと小生は日曜日に孤島で、YGWさんINUEさん孤島”濱アジングをすることになった。

AKTさんと連れ立って孤島の突堤に到着したのは、いつもより早い16:00頃。
日曜日にしては、思いの外アングラーの数が少なく、先行のアジンガーは一人だけで、釣り座は選り取り見取り。AKTさん街灯直下の中央、小生は航路側の継ぎ目付近に釣り座を確保した所で、ゆっくりと釣り支度を開始。
風は南東から結構強めに吹いている。東が入ると孤島では正面から受けることになり、足場が高いだけに、やり難いが、先行者のアジンガーは黙々とキャスティングを続けている。海は、前回の様な黄土色ではなく回復して綺麗に澄んでいる。人によっては、海の色は釣果には関係がないと云うが、赤茶けた汚い海で釣るよりは、綺麗に澄んだ海で釣りをする方が、余程気持ちが良い。

今回のロッドは、1g超のJH用の8320#1B、1g以下用のSoare改、そしてキャロ用にSoare S709ULTの3本で、先発にはSoare S709ULTをチョイス。
この所、2.2gの軽いシンカーを使ったライト・キャロの出番が多いのだが、もう一つ結果が出せていない。そこで、今回はキャロを始めた頃に戻って重めの4gのシンカーを使う積りにしていたのでSoare S709ULTに出番が回って来た次第。

16:15頃、航路向きの左角に立って、強い風を背中に受けてキャスティングを開始。すると、いきなり一投目から生命体からのコンタクトがあり、長めのロッドをグイグイと曲げてくれる。
アジならば良いがと思いながらやり取りを始めると、針掛かりした瞬間こそファイトしてくれたが、途中で大人しくなってしまい、トボケタ顔をしたカサゴが揚がって来た。そして、この1匹を皮切りに次から次にカサゴが掛かって来る。しかも。お土産には出来そうにもない可愛いサイズばかり。
アタリは、ロッドが強い南東の風に押されてしまって、手元にまで伝わって来ず、ティップがクッと入る動きで取ったもの。
時間的には、日没時刻前で未だ明るい時間帯なのでアジには少し早い。ここはカサゴと遊ぼうと割り切って見ると、これはこれで面白い。所が、不思議なもので、そんなカサゴもある程度釣ると、ピタリとあたらなくなってしまう。

そこで、玉網や椅子を置いて確保した釣り座に戻ろうと振り返ると、そこには餌釣りのおっさんが入っている。留守をしていたので、そこに入っていたとしても文句の云える筋合いではないのは百も承知だし、そのことについて、とやかく云う積りなんてさらさらない。しかし、その釣り座の主が戻って来たら、明け渡すのがアングラーとしての暗黙の了解事項の筈だが、このおっさんはそんなルールも知らないのか、小生が戻っても、なんの断りもなく動こうともしない。
一言でもあれば、少し座を動かして場所を空けてやろうかと思ったが、こんな態度を取られると、意地になるのが小生の悪い癖。大人げないとは思ったが、強引に釣り座に戻った。と云っても、遠慮して椅子には座らず少し彼からは離れた位置だが・・・・。
そうこうする内、餌釣り師のロッドにアジが掛かり出した。しかも型がソコソコ良い。すると、このおっさんは、こともあろうに仲間を呼び集め、小生の左側の狭い場所に4人もひしめく結果に。

こうなると、小生も益々意固地になって、頑として場所を動かず7’9”のロッドを振っていると、17:40頃、コツッとアタリがあった。こいつは海面近くになってもファイトをしてくれるので、本命のアジであることを確信。抜き揚げてみると、最近では良型に属する23cm位の丸々と太った濱アジ

この餌釣り師のグループは、18:00頃には引き揚げるだろうと踏んでいたが、結局、20:30頃まで粘っており、その間、小生はイライラのし通し。
そんな状態では、タダでさえ肩から先に問題を抱えているアウングラーにはハンディキャップを背負っているのと同じで、中々集中出来ない。

20:30頃、この一団が引き揚げ、入れ替わりにINUEさん他2人のシー・バサーが登場して来て、この夜の徹夜組が決定。日曜日の夜でも10人を超えるアジンガーで混みあうこともあるが、この夜は4人だけ。

AKTさんは、出足こそ小生に遅れたものゝ、最初の1匹を掛けて様子を掴んだと見えて、アッと云う間に小生の遥か先に行ってしまい、AKTさんの右隣に釣り座を構えたINUEさんは、キャスティングを始めるや否や一投目からドラグをジリジリと鳴らして良型濱アジをものにしている。
残されたのは小生と、孤島でのアジングは2度目だと云う目黒から来たアジンガーの二人。目黒のアジンガーは場馴れしていないので、やむを得ない面は大いにあるが、いつものこととは云え、通い詰めている小生がこの体たらく。孤島アジングでは2回続けて一桁釣果に終わっているので、今回は何とか挽回してやろうと意気込んで来たが、ツ抜け達成した時には既に日付が変わっていた。

この夜は、日付が変わる頃から風が収まり申し分のない状況になったが、風が弱まると共に何処からともなく蚊が纏わり着き出し、チラチラと視界を横切るのが五月蠅くて仕方がない。それでもアジと遊べれば、何とか我慢も出来るが、思う様に遊んで貰えないと五月蠅いを通り越して腹立たしくなって来さえする。

それでも、この日は収穫があった。
と云うのは、キャロに使うシンカーの重さについてだが、これまでは2.2gを小生なりの標準と考えて使って来た。しかし、前述の様に中々結果が出せずにいた。
そこで、AKTさんINUEさんにシンカーの重さを訊ねると、1.8gを使っていると云う。小生も品揃えとして一応1.8gのシンカーも持っては来ているが、たった0.4gの違いなので影響はないものと考えて、敢えて2.2gばかりを使って来た。しかし、物は試しとシンカーを1.8gに替えてみた。
すると、これまでとは違って、アタリが感じられる様になり、今回の釣果の半分以上は、1.8gのシンカーを使ったキャロだった。特に、印象的な出来事は、夜が明けて東の空が白んで来た4:00頃になっての4連続キャッチで、全体の釣果は今一つながら、何故か満足した気持ちでStopFishingとすることが出来た。

と云う訳で、次回は、1.8gを中心にして、2.2gと1.5gを状況によって替えてみようと思う。

2018年釣行記(35) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月12(火) 18:30~21:45
潮回り:大潮(↓)

場 所:BY-BRDG
釣 果:アジ × 10
同行者:単独

BY-BRDGでアジング探査をして来た。
ここは、アジングが出来る場所であることは、以前から知っていたが、非常に狭くて釣り難そうだったので、敬遠していた。所が、先日、AKTさんの案内でDKKに行く途中で立ち寄ってみた所、以前とは様変わりで、広く整備されていて背後にはベンチや街灯まで設置されていて、これならばと思った次第。

初めての場所なので、日没時刻の1時間程前には到着したかったが、家を出る段になって、急に黒い雲がモクモクと出て来て、予報通り今にも雷雨になりそうな雰囲気がプンプンと臭って来た。小生は、雨の中の釣りは最も苦手。そこで様子を見ていたが、降って来そうにもないので、18:00頃、自宅を出発。現地の駐車場には18:30に到着。

直ぐに道具を手に岸壁に出ると、ザッと14~15人程のアングラーが竿を振っており、AKTさんに教えて頂いたベスト・ポジション付近には、残念ながら、3~4人のアングラーが入っている。探査と云えども、この所、アジングは貧果続きなので、出来れば・・・と思っていたが、仕方がない。その手前の街灯直下に道具を降ろして、準備に掛かった。

持ち込んだロッドは、今回もライト・キャロ用のTenryu改とジグ単用のSoare改の2本。
先ず、2.2gのシンカーで組んだキャロで、18:45頃、StartFishing
風は背後からの東風なので、キャスティングし易い。カウントを取りながら着底を待つと、何と15カウント程でラインの出が止まってしまう。
エーッ、こんなに浅いの!!!
予想外の浅さに拍子抜けしながら、アクションを付けつゝ巻き寄せて来ると、4~5m付近でガッチリと根掛かってしまい、期待の第一投目で抜き揚げも出来ないギガ・アジにラインを切られてしまい、前途多難を思わせるスタートとなった。

システムを組み直しながら、ベスポジのアジンガーの様子を見ると、ポツポツとアジを掛けている。そこで、2投目は斜め左に向きを変えてキャスト。すると、19:15頃、根掛かりをした4~5m付近で、まるでキスの様なブルブルとしたアタリがあり、この日のファースト・フィッシュをゲット。

サイズは、丁度20cm程で物足りないが、兎に角早目にボーズ逃れが出来、ヤレヤレと云った所。

今シーズンは、何とかライト・キャロをものにしようと思い、パイロット的に多用している。しかし、思い通りに行かず、記憶が定かではないのだが、恐らく、このアジがライト・キャロで獲った初めての獲物かも・・・・。どちらにしてもライト・キャロで獲った数少ない獲物の内の1匹で、その意味でも嬉しい1匹だった。

と云う訳で、今回はライト・キャロで通そうと考え、キャストする方向を変えカウントを少なくしても、どうしても根掛かってしまうことが多い。何度か、システムを組み直して後、こんなに浅いのなら、表層を流してもと思い立ち、濱アジングでは滅多にすることはないのだが、着水と同時にアクションを付けテンション・フォールをさせると、いきなり引っ手繰る様なアタリ。
アタリは派手だが、サイズはやはり20cm程。
この釣り方が、今日の釣り方だと思ったが、アタリがあったのはこの1回だけで交通事故

20:00頃、根掛かりでラインブレイクしたのを機に、ライト・キャロは諦めてジグ単に変更。
Soare改1.0gのJHでキャスティングを始めたが、20カウントで根掛かってしまう。何度か根掛かりのない所を探したが、4~5mラインに基礎の壁がある模様。そこでJHを0.8g、0.6gと徐々に軽くして、最終的には0.6gでやっと落ち着いたと云う次第。

20:30頃、ベスポジの一人が引き揚げて行ったので、即座に移動。
この頃になると、潮が右から左にかなり早く流れ出して来たので。0.6gでは全く沈んでくれない。そこで0.8gに重くして潮上にキャストすると、こんどは根掛かり。
駄目で元々と、又々0.6gに戻して、潮上にキャスト。潮に流されたJHが正面を過ぎ左に流れて行った所で、チョンとアクションを加えるとチク。
この釣り方が正解で、テンポ良く釣れたが、サイズはどれも20cm内外の金太郎飴

21:00を回った頃、帰り支度を始めた若者に、休憩を兼ねてこの釣り場の様子を訊ね、釣りに戻ってみると潮の流れは止まってしまい、アジの群れも何処に行ったのか、全くコンタクトがなくなってしまった。
そう云えば、前回DKKで一緒になったATK弟さんが、同じ様なことを云っていたのを思い出し、これ以上粘っても無駄に終わりそうなので21:45頃StopFishingとした。

今回、キャロ用のシンカーは2.2gと1.5gしか持ち込んでおらず、実際に使用したのは2.2gのみだったが、根掛かり回避のために1.5gを試すべきだった。あるいは、もっと軽いシンカーを使うべきかも知れない。ラインも沈みを遅くするためにPEを使う方が良いかも知れない。
また、これまでの濱アジングと同じ様に、ボトムを中心に攻めたが、ひょっとすると房総アジングの様に表層からチェックすべきかも知れない。

次回、BY-BRDGに繰る際には、この辺りを試して見ようと思った。

2018年釣行記(34) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:6月9(土) 19:00~24:30
潮回り:若潮(↑)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 6
同行者:AKTさん、(AKT弟さん、IKDさん、友人)

3日程前、AKTさんから週末はDKKに出撃に予定だとの連絡を頂いた。
ここはAKTさん秘蔵の面白い釣り場だと以前から聞いていたので、無理を云って案内して頂いた。

16:00頃、待ち合わせの場所で落ち合って、AKTさんの先導で現場付近の駐車場に到着。
この時期の日没時刻は、19:00頃と遅くなっているので、16:00を回ったばかりのこの時間帯では、まだまだ陽は高く、釣り場は餌釣り師で満員盛況で、とても、アジンガーが割り込む余地はない。
しかも、ジグ単で届く範囲にアジが寄って来るのは、陽が暮れてからになる。であれば、慌てる必要は全くない。餌釣り師達が引き揚げて行ってからゆっくりと入れば良い。
と云う訳で、駐車場に居合わせたAKT弟さんと彼の友人の4人で、時間潰しの釣り談義をして待つことに。

18:00間近になって、漸く餌釣り師の一部が引き揚げ始めたので、釣り談義にも疲れて来ていたこともあり、兎に角、釣り場に行くことになった。
釣り場は、背丈以上もある高い金網に両側を挟まれ人一人がやっとの細い道の突き当りにあって、その小径を4人が夫々に道具やロッドを手に縦列になって進んで、パッと視界が開けた所が、岸壁の南端に当たると云う訳。

岸壁そのものは全長100m程のこじんまりとしたもので、収容人員は自ずから限られている。岸壁の幅も3~4m程しかなく、背後には植栽があって枝を張りだしている所もあるので、バック・スペースは充分には取れそうにもなく、長尺ロッドを振るのはかなり気を使う必要がありそう。

18:30頃から餌釣り師達の片付けが始まり、日没時刻の19:00を回り周囲が少し暗くなりかけた頃になって、漸く全員の入れ替えが完了。最も奥からIKDさんAKT弟さんの友人AKT弟さんAKTさん、そして小生の順に並んで釣り座を構えた。

今回の主目的は、案内して頂いたDKKの様子を知ることなので、ロッドは厳選してライト・キャロ用のTenryu改とジグ単用のSoare改の2本だけ。
夫々のロッドにラインを通す等準備をしながら釣り場の様子を見ると、風は右手から左手に向けての南風が少し強目。しかし、海面からの高さはないので問題はなさそう。海は、沖に張り出していない分水色は悪くて黄土色掛かって見える。

時間的にもアジはまだ近くには寄って来ていないだろうと、先ずは2.2gのシンカーを使ったライト・キャロのTenryu改を手にキャスティングを開始。
カウント25~30で着底するので、水深は8m程だろう。
今回は釣果を求める必要はないと云うものゝ、ロッドを手にするとはやりアジを獲りたいと思ってしまうのはアングラーの性。1投、1投に期待を込めたが、音沙汰がない。それどころか、3~4m付近では根掛かりが頻発し、ライト・キャロでのラインはジグ単と同じエステルなので、その都度シンカーごと持って行かれてしまう。これには堪らず、Soare改に持ち替えて、1.0gのジグ単に変更。

その内、AKT弟さんから奥の3人が代わる代わるにロッドを曲げだしたので、アジが寄って来た様子。直ぐにでも岸壁の中央付近にまで回って来るだろうと思ったが、なかなかコンタクトがない。

小生が、最初の1匹を掛けたのは、20:00頃。
サイズは18cm位で、小振りだが初めての釣り場での獲物なので、殊更に嬉しい1匹だった。そして、それから10分程経った頃に、同サイズを追加。

サイズが物足りない分、数で補えば良い。

この頃には、すっかりアングラーとしての思いだけになり、アジを掛けることに集中していたが、思いに反してアタリは間遠くて思う様に数が延びない。隣りのAKTさんも苦労されている様子だが、その奥隣りの3人は、比較的順調にアジを掛けている。
表面上はノッペリとした変化に乏しい岸壁なのだが、底の状況が違っているのか、潮の動きが違うのか・・・・・。

中々思う様にアジの興味を引くことが出来ずにいる内に時間ばかりが過ぎて行き、22:30を回った頃になると、風向きが変わって正面から吹き付けて来る様になった。しかも、時折身体を揺らす程強い。
そんな状況になっても、皆さんは一所懸命にロッドを振っているし、小生も何とかしなければとJHの重さを軽い0.6gや重たい1.5gに替えたりと、これまでにない程極端なことまでやってみたが、結果は出ず仕舞い。こうなると、引き出しの数の少ない小生には、なす術もなく、椅子に座って休憩がてら皆さんの釣りを眺め、気が向くとキャストしてみたり。

結局、24:00を回った頃、小生が一足早く片付けに入ったのを機に、IKDさんを除いて、引き揚げることになった。

2018年釣行記(30) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:5月27日(日)~28日(月) 17:00~5:00
潮回り:中潮(↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 3、カサゴ × 11
同行者:AKT、YGW、INUEさん(TD、MSD、SKUCさん)

今回はAKTさんYGWさんINUEさんとのコラボ。濱アジングの手練れの3人に囲まれての釣りになるので、些か気が引けるが、逆に彼らの技を学ぶには良い機会であるえる上、何よりも気の合った仲間との釣りは、釣れても釣れなくても愉しいので、正に一石二鳥

この日も17:00頃に孤島の岸壁に着く様に、16:00頃に自宅を出る予定にしていた。所が、道楽部屋に引いている通信回線のNTT光からSoftBank光への切り替えが上手く行かず、その対応でバタバタしている内に出遅れてしまい、一時は到着が送れることを覚悟した。
しかし、何とか滑り込みで間に合わせることが出来て、先行していた3人に出迎えられて予定通りの17:00頃、岸壁に到着。

岸壁によじ登って周囲を見渡すと、流石に日曜日のこともあって、大勢のアングラーの姿が見え、アジングではポイントとされる表側には餌釣り師が長いロッドを振っている。その他に見掛けたことのないアジンガーの姿もあって、釣り場は満員御礼状態で、直ぐに釣り座を構えることは、到底出来そうにもない。加えて、東寄りの風が予報よりかなり強めに吹いて来ており、竿を出してもいないのに、何となく気持ちが削がれてしまった様な・・・。

とは云え、これでも、老いたりと云えどもアングラーの端くれ。釣りに来た以上、何もせずに引き揚げることなど出来る訳もなく、釣り支度を始めた。

今回のラインナップは、Soare改8320#1Bの2本にライトキャロ用の8326#1Bを加えた3本で、夫々1gのJH1.3gのJHのジグ単体とし、8326#1Bには2.2gの自作シンカー+0.2gのJHを組み合わせたキャロシステムで準備完了。
支度は整ったが、表側にはキャストする場所がない。そこでライトキャロで裏側でやって見ることにしたが、風は追い風になるものゝ、潮が左から右に向かって飛ぶ様に早く流れていて、とても釣りに集中出来ない。表側の餌釣り師達が引き揚げて行った後に入らせて貰うしかない。これまで夜通しで釣りをする餌釣り師を見掛けた記憶は殆どないので、何とかなるだろう。それまでの我慢だと自分に云い聞かせながらキャスティングを続けて時間を潰していた。

17:30頃になりアジが回って来たと見えて、航路側の継ぎ目付近の餌釣り師が竿を曲げだした。見るとソコソコサイズのアジで、その後は二人の餌釣り師は交互に竿を曲げて順調に釣果を伸ばしていた。

18:00頃、登場して来たスマイリーTDさんも、余りのアングラーの多さに唖然としながら、小生達に見倣って時間潰しのキャスティングを開始。

18:30頃になると、アジの群れが去ったと見えて、餌釣り師もロッドを曲げなくなり、彼らも休憩に入ったしまう程の短い時合で、何となく先行きに不安を感じる位。

20:30頃になると、粗方の餌釣り師が引き揚げて行き、入れ違いにMSDさんSKUCさんが登場して、岸壁には10人以上のアジンガーがズラリと並ぶ程の盛況振り。

所が、アジンガーの多さに逆比例して、アジからのコンタクトは殆どなく、誰かがアジを掛けると、オォーと何処からともなく歓声が上がる程で、22:00を回る頃には、岸壁はがら空き状態になってしまう程状況は良くなく、この時点で小生は孤島でのボーズを覚悟した。

この日、小生が初めてアジを掛けたのは、日付も変わった24:10頃のこと。

足場の細くなった所で、隣りのYGWさんからレクチャーを受けながらのことで、クッと感じるアタリに反射的に手が動いて得た獲物。
それまでは、アタリと云うあたりは悉くカサゴ、しかも10cm程のロリ・カサゴばかりだったので、海面に白い姿を見るまではアジだとは思えず、孤島では最も時間が掛かったファースト・フィッシュだった。
これを機に、パタパタと余り時間を置くことなく2匹追加出来、しかも強く吹いていた風も収まり釣り易くなって来たので、これまでの遅れを取り戻そうと期待を込めてキャスティングを続けたが、その後は音無しの状態に逆戻りしてしまい、この日の孤島アジングは、アジ3匹のこの上ない貧果で事実上の終了。

この日は、YGWさんに色々とレクチャーをして頂いた。釣りに忙しければそう云う訳には行かなかっただろうが、幸か不幸かこの日は流石のYGWさんも苦戦を強いられる程、釣れない時間帯が長かった状況だったこともあって、小生の下手さ加減に見ておれず、時間を割いて呉れたのだと思う。
ラインの張り方、潮の流れの対処法等々、全てが論理的で理に適った方法だと思うが、その理論通りに実践出来るかどうかが問題。頭では解っていても身体が動かなければ理論倒れに終わる道理で、正に肩から先の問題に帰結するのだろう。
しかし、レクチャーの最後に指摘された点、つまりロッドを立て過ぎることと、リールを巻き過ぎることは、論理ではなく癖の問題で、肩から先には全く関係がない。と云う訳で、少なくともこの癖は矯正しようと強く思った次第。

何れにしろ、YGWさんには貴重な時間を割いて色々とレクチャーして頂いたこと、改めてお礼を申し上げたいと思う。有難うございました。

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