※ カテゴリー別アーカイブ:Ajing ※

2024年釣行記(67) – AJ&TC

2024年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月17日(木) 16:25~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 20、タチウオ x 0
同行者:単独、(AIYM、NKYM、IKOK各氏)

前回の釣行は火曜日だったので、順当であれば週の後半の釣行は金曜日になる筈だが、生憎なことに金曜日の天候はもう一つ。所によっては雨が降りそうとのことなので、御老体には少々キツイが、前回から中1日置いた木曜日に釣行することにした。しかし、予報では、木曜日は雨は降らないが北東の風になるとのこと。となると、MHR-KGNでのエギングは出来そうにもないため、KMI’sアジを主体に、チャンスが有ればタチウオを狙う算段で出掛けることにした。

現地到着は、16:15頃。
岸壁には、最奥AIYMさん、その手前にHONDA-55NKYMさんが入っているので、今回は、入り口に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

ベイト・ロッドBlueCurrentⅢ 82/B3号のエギを組み合わせて、キャスティングを開始したのは16:25頃。
この日はアジング刀狩りの予定で準備をしていたのだが、実は、家を出る間際になって明かるい時間帯は、エギングを・・・と思い付いて、忍ばして来たエギを結んだもので、これで緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんが出れば、正に行き掛けの駄賃
しかし、予報通り北東の風が左前方から吹いて来ている上、潮も右から左にかなり早くて、エギがアッと云う間に流されて右横から戻って来る始末。それでも、何とかならないかと色々と試してみたが、何とも出来ず、結局エギングは諦めて、予定の刀狩りに切り替えた。

刀狩りでは、小生はいつもドジョウを括り付けたテンヤを使っていて、これで充分以上の結果を出している。しかし、いつもいつもドジョウでは面白みに欠ける。そこで、今回はドジョウの代わりにエコギア熟成アクア スーパーどじょうを使ってみることにした。幸い、拙宅の冷蔵庫にはタチウオの在庫はまだあるため、目論見が外れて釣れなくても全く問題はない。

そして、刀狩りを始めたのだが、テンヤが風にフラフラらと吹き戻されて全く飛ばない。16gの3号のエギから、11gのテンヤに替わったのだから当然と云えば当然なのだが、予想していた以上に飛距離が出ない。
これじゃ、沖に居るタチウオを寄せて来るには無理があるなぁなどと考えながらキャスティングを繰り返していた。すると、何投目かの時、振り被ったロッドを振り切った瞬間、軽いショックが伝わって来て、テンヤが糸の切れた凧の様に飛んで行くのが見えた。
これにガックリして、ライン・システムを組み直す気にもならず、予定より早くG-TECXSC-59ST-Proにロッドを持ち替えてアジングを始めることにした。

その1投目。
潮が左から右に早いことは分っていたので、1.2gのJHを結んで、斜め左前方に向かってキャスト。
斜めに伸びたラインが沈んで行くJHに引っ張られて垂直になった頃、何やらモゾモゾとした感触が伝わって来たので、ラインを張って聞いてみた。すると、明らかな生命体の反応が返って来て、この日の口開けの本命をゲット。時刻は17:07のことで、サイズは21cm程。
日没直後のまだ明るい時間帯に、1投目から来るとは思っていなかったので、些かビックリしたが、後続を狙ってキャスティングを繰り返し17:1117:13に立て続けに本命をゲット。サイズは20cmを超えるものばかりで、思わぬロケット・スタートに思わず独りニンマリ。
所が、その後は反応がなくなってしまったので、アジが戻って来るまでの時間潰しとばかりにライン・システムを組み直して、刀狩りを再開したが気配がない。
早々にタチウオを諦めてアジングに戻った17:30頃、IKOKさんが登場。IKOKさん中央付近に釣り座を構えてエギングから、この日の釣りを開始。

アジングに戻って程ない17:34にこの日の4匹目をゲット。更に、少し間を置いた17:525匹目。この5匹目から17:598匹目を抜き上げるまでの7分間がこの日のハイライトで、この7分間で4匹をゲット。しかも、全部が20cm超の良型ばかりで、最大サイズは25cmと上出来。

その後は、若干ペースは落ちたが、退屈しない程度の間隔で反応が返って来て、18:22には早くもつ抜けを達成し、それから1時間後の19:20には20匹目をものにする好調振り。

このまゝアジングを続けていれば、更に釣果を伸ばすことは出来ただろうが、老夫婦二人と限られた配布先では、これ以上釣っても処分に困ることになる。
アングラーとしては諦めきれない気持ちが強かったが、20匹でアジングは打ち止めとし、再度刀狩りをすることにした。

相変わらず風は斜め左前方から時折強く吹いて来ているので、テンヤは風に押し戻されて全く飛距離が出ない。とは云え、時間が進んだので、岸壁近くにまで寄って来ているタチウオが居てもおかしくはない。そう信じてキャスティングを繰り返したが、やはり音沙汰はない。

音沙汰のない時間帯が続くと、知らず知らずの内に少しでも沖目を通そうとしてしまう。そうなると、無意識の内に、キャストする際に力が入ってしまいバック・ラッシュが起きる危険性が高くなる。
事実、この日は軽度・重度を含めて何度もバック・ラッシュを起こしてしまい、1度はどうしても解けず、已むなくラインを切断して改めてシステムを組み直すことを余儀なくされたこともあった。

そんな苦労を続けたが、タチウオは寄って来ていないのか、偽物のドジョウに興味はないのか、サッパリ音沙汰がない。最奥AIYMさんNKYMさんも引き揚げて行き、IKOKさんと二人きりになった岸壁を行ったり来たりして、タチウオのご機嫌を伺ったが、空振り。

結局、22:00過ぎにStopFishingとし、IKOKさんと連れ立って釣り場を後にして帰路に着いた。

この日は、向かい風になる予報が出ていたにも拘わらず、ベイト・ロッドを持ち込んだのが最大の敗因。
スピニング・ロッドを使ったからと云ってタチウオが釣れるとは限らないが、少なくともベイト・ロッドよりも広い範囲をチェックすることは出来た筈。それでも駄目だったとしても、納得感はあるが、飛距離の面では不利なベイト・ロッドを向かい風の中で使用する選択をした結果なので、やり残し感が満載。
そう云っても、今でもベイト・ロッドで釣りたい気持ちは強く持っているが、次回は、この日の様な過ちを繰り返さないためにも柔軟に考えなければ・・・と反省する次第。

アジングについては、今回でG-TECXSC-59ST-Proを使用するのは2回目だが、良く曲がってくれるので楽しいロッドであることは確かで、この点は大満足。強いて云えば感度の面が??と疑問符が付くが、それでも致命的なものではなく、気にすればそうかも知れないと云った程度なので、エースの座に落ち着きそう。

*******************************************************

17:07 1匹目 18:24 11匹目
17:11 2匹目 18:36 12匹目
17:13 3匹目 18:42 13匹目
17:34 4匹目 18:47 14匹目
17:52 5匹目 19:01 15匹目
17:53 6匹目 19:04 16匹目
17:56 7匹目 19:06 17匹目
17:59 8匹目 19:11 18匹目
18:08 9匹目 19:13 19匹目
18:22 10匹目 19:20 20匹目

2024年釣行記(63) – AJ&EG

2024年 Ajing Eging 釣行記

日 時:10月04日(金) 17:00~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 18、サバ x 8
同行者:単独、(ICNH、HRD、KMI各氏)

光陰矢の如しとは良く云ったもので、今年も残す所、3ヶ月・・・・。
この3ヶ月で、更に15回の釣行を重ねれば、今年も又目出度くエイジ・シュート達成となる訳で、何となくゴールが視界に入って来た。しかし、ここで気を緩めて病気を患うのはもっての外。酷暑・猛暑を乗り切った勢いのまゝ、風邪などに気を付けて見事達成しようと思っている。

今回は、KMI’sで欲張ってアオリイカアジの2本立て。
アオリイカは、小生が20年前に淡水系の釣りから海釣りに転向する切っ掛けとなった獲物で、当時はアオリイカの独特な引きを求めて伊豆半島の先端や西伊豆まで、毎週の様に通っていた。しかし、歳を取るに連れて遠征するのが億劫になり、最近はすっかりご無沙汰していた。所が、2~3年前から、このKMI’sIKOKさんが新仔ながらアオリイカを掛ける様になってから、やはり思い入れのあるアオリイカのことなので、自然に気になっていた。とは云え、小生にとってのアオリイカは500~800gの所謂食べ頃サイズが対象で、新仔サイズは対象外。
しかしながら、年々、遠征をしたり近場であっても地磯に入ることがなくなり、自ずとアオリイカから遠ざかる結果になって仕舞い、このまゝだと、あのアオリイカの独特な引きを味わうことが、この先、ないかも知れないと思う様になり、そして新仔サイズでも・・・と趣旨替えをすることにした。

KMI’s到着は、16:30頃。
早速釣り場の岸壁に出てみると、残念なことに最奥水道前に年配の餌釣り師が入っている。今日は、最奥は諦めなければならないか・・・と思いつゝが、様子を訊ねると、顔見知りのその二人組みは朝からやっているが全然駄目。サバしか来ない。18:00頃には引き揚げるとのこと。
と云う訳で、アジングは彼らが引き揚げた後にすることにして、それまでの間はエギングアオリイカを狙うことにして、準備に取り掛かった。

今回、エギング用に持ち込んだロッドはSaltyStyle SSQC-742LT-BF-KRで、このロッドに3号のエギを組み合わせて、17:00頃、キャスティングを開始。
久し振りのエギングでしかも左手で扱うベイト・ロッドでの操作なので、シャクリ方が覚束ない。兎に角、慣れるしかないとキャスティングを繰り返している所にICNHさんが、ニコニコと笑いながら登場。

ICNHさんエギングでこの日の釣りを始める様子で、長めのロッドを持って空いている入り口に立ってキャスティングを始めた。すると、直ぐに何やら騒ぎ出したので、目をやると、何ということかロッドが大きく曲がっている。
嘘だろと思いつゝICNHさんの傍に寄って様子を見ていると、やがて海面に姿を表したのは、紛れもないアオリイカ。しかも、見た所300~400g程のこの時期としては良型と云ってサイズに、ICNHさんはしてやったりと得意満面。一方の小生は、後から入って来て、先に釣り上げるとは何事ぞ!!切歯扼腕
しかし、釣りの世界では良くあることで見返すには、小生も緑のアイシャドウをしたアオリイカを釣る以外にないが・・・・。
結局、アオリイカを釣る代わりに3号のエギを、ラインの高切れですっ飛ばしただけに終わってしまった。

17:30頃になって、二人組みが片付けに入ったので、小生はアジングの準備に取り掛かった。
丁度、その頃HRDさんが登場して来て、最奥から小生、HRDさんそしてICNHさんと並んでアジングをすることになった。

今回のロッドは、G-TECXSC-59ST-Pro
このロッドは2023年04月に最初のロットが発売されたが、僅か4分で完売となった程の人気ロッドで、当然、小生は入手叶わず、以降、数度に渡って発売、完売を繰り返していたもの。この様な状況では入手することは出来ないと諦めて、同じトモ清水氏がAbuGrcia時代に手掛けたSaltyStage Prototypeベイト・ロッドに改造して使っていた。
そんな所に、XSC-59ST-Proの何回目かのロットの発売の情報があり、注文受付開始時刻よりも1時間程遅れていたが、駄目元でアクセスシてみた。すると、今回は完売になっておらず、ようやく手に入れることが出来たもの。

と云う訳で、憧れのロッドを携えてのアジング・・・・・。
キャスティング開始は、17:45頃。初めて手にするロッドだが、1.2gのJHをキャストしてみるとSaltyStage改に良く似たフィーリングで、何の違和感もなく直ぐに馴染むことが出来た。こうなると、敢えて新しく導入する必要はなかったかも知れないと少し後悔の気持ちが出来たが、試しに一段軽い1.0gのJHにしてみた。すると、SaltyStage改よりもスムーズなキャスティングが出来る。そこで、潮の流れが早くてやり難さはあったが、使い続けることにした。

そして、待望の反応を感じたのは17:55のこと。微かにモゾとした違和感に合わせが決まって抜き上げた獲物は、20cmに僅かに届かなかったものゝ、湾奥のこのKMI’sでは良型と云って良いサイズ。
と云う訳で、XSC-59ST-Pro鱗付は呆気なく終了してしまった。

その後、2匹目3匹目4匹目までは、まぁまぁのペースで反応が返って来たが、4匹目18:15に掛けてからは、ピタリと反応がなくなってしまった。

ならば、アオリイカはどうか?とアオリ調査に切り替えたが、音沙汰はない。
アオリイカタチウオと同じ様に何の前触れもなく突然反応して来るので、油断が出来ない。滅多にない千載一遇のチャンスを逃さないためにも、休む訳には行かないとキャスティングを繰り返したが、結局、梨の礫

小一時間程の間エギングを続けたがアオリイカを諦めて又アジングに戻ることにした。そして、10分程経った19:30にようやくこの日の5匹目をゲット。これからの約40分間が、この日のハイライトで、入れ掛かりとは云えないものゝ、退屈しない程度の間隔で反応が返って来て、20:03つ抜けを達成し、更に20:0711匹目をゲット。逆算すると、6分間に1匹の割合だったので、ペースとしては悪くはない。

しかし、20:1612匹目をものにした頃から、徐々に反応が間遠くなって、21:1118匹目をゲットしてからは、ピタリと気配が消えてしまった。
そこで、アジが駄目ならアオリがあるさとばかりに、22:00までの約40分間はエギングに集中することにして、ひたすらエギを投げ続けた。しかし、この日はアオリイカのご機嫌が良くなかったのか、近くに寄って来ていなかったのか、それらしい反応は全くなく、結局、予定の22:00を廻った所で、小生のみ一足早くStopFishingとした。

所で、この日初めて使用したXSC-59ST-Proだが、今回は潮の流れや強めの風が吹いていたため、0.8gのJHを試さなかった。しかし、1.0gのJHではSaltyStage改よりも良い感触だったので、次回は、状況次第だが、0.8gのJHを試してみようと思う。SaltyStage改でも0.8gのJHを扱うことは出来ていたが、やはり、キャストするには少々気を使わければならない。XSC-59ST-Proでは、この点が少しでも緩和されるのではないかと期待をしている。

また、この日のアジは、19cm以下は全くおらず、掛かれば20cm超の良型ばかりで、数はそれ程伸ばせなかったが、強い引きを充分楽しむことが出来、謂わば量より質と云った所。
いつもであれば、釣れても豆アジばかりになる夏枯れの時期がある筈だが、今シーズンはその様なこともなく、このまゝこの好調さが続けば・・・・と思うのは小生ばかりではないだろう。

次にアオリイカについてだが、この日初めて左手で扱うベイト・ロッドエギングをやってみた。しかし、心配していた通り左手でのシャクリには、もう一つの感がある。とは云え、慣れれば少しは様(サマ)になって来るだろう。
様になれば釣れると云う保証もなく、ある意味で運次第だが、ここは我慢をして左手シャクリを続けるべきだろうか?
それとも、右手で操作するスピニング・ロッドのお出ましを願うべきだろうか?
出来れば、ベイト・ロッドアオリイカをものにしたいと願っているのだが・・・・。

*******************************************************

17:55 1匹目 20:07 11匹目
17:59 2匹目 20:16 12匹目
18:03 3匹目 20:20 13匹目
18:15 4匹目 20:30 14匹目
19:30 5匹目 20:40 15匹目
19:35 6匹目 21:06 16匹目
19:46 7匹目 21:08 17匹目
19:50 8匹目 21:11 18匹目
19:53 9匹目
20:03 10匹目

2024年釣行記(62) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:09月26日(木) 17:15~21:40
潮回り:小潮
(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 22、サバ x 1、キビレ x 1
同行者:単独、(IKOK、FJKW両氏他)

今週は、月曜日が秋分の日の振替休日ため、平日釣行派の小生はお休み。翌火曜日、水曜日は、北寄りの風が6~7mと強く吹く予報のため見送ったので、久し振りに、週の前半は釣行することが出来なかった。
週の後半は、と云うと・・・・・。
金曜日、土曜日と雨模様で釣りに行けそうにもない。唯一、木曜日だけは、風は3m程度と強くはなさそうなので、釣行するのに支障はなさそうだが、風向きは正面から受ける東寄り。釣りは向かい風を釣れと云われているが、小生は余り好きな風向きではない。しかし、だからと云って木曜日もパスしてしまうと、今週の釣行はないことになる。
と云う訳で、行って駄目だったら、引き揚げて来ることにして、兎に角、行くことにした。

16:50頃、現地に到着し、岸壁に出てみると、入り口からスバル505の年配者、IKOKさんIKOKさんの友人、顔見知りの若者、小生より一足早く到着した2人組、そして最奥には初めて見る顔の若者が長いロッドを振っており、先行者は総勢6人で、釣り場はほゞ満員状態。
これじゃ、入る場所はないかと思ったが、IKOKさんの友人と顔見知りの若者の間が少し広めに空いているので、岸壁のほゞ中央付近に当たるその場所に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

今回持ち込んだロッドはSoareXR改
アジングでは短いロッドを使うことが多く、最近では短い5’5″SaltyStage改を使うことが多いのだが、今回は7’6″の長いロッドを試してみることにした。
と云うのは・・・・。
ベイト・アジングでは1.0gを中心にして、軽くする場合は0.8g、重くする場合には1.2gのJHを使って来たのだが、最近では潮の流れや風の強さに関係なく1.2gのJHを通して使うことが多なっている。1.2gのJHでも充分釣果は上がっている上、キャスト後着水してから沈んで行くリズム感が1.0gのJHよりも自分には合っている印象なので、多用しているのだが、1.2gのJHを使うジグ単であれば、SoareXR改でも何とか使えるのではないかと思い付いた。
元々このSoareXR改は、MHR-KGNでのメバリング用にSoareXR S76UL-Tベイト・ロッドに改造したもので、飛ばしウキプラグを使っており、ジグ単で使ったことはなかった。しかし、この日は、お持ち帰りの必要もないノー・クーラー・ディのため、実験するには丁度良いチャンスだと考えたもの。

と云う訳で、SoareXR改1.2gのJHを使ったジグ単の組み合わせで、17:15頃、キャスティングを開始。
しかし、やはり60cmもロッドの長さが変わると勝手が違って、全く飛距離が出ない。小生のアジングでは、飛距離はそれ程必要はないのだが、長いロッドを使う以上、それなりの飛距離は欲しい。ロッドを振るスピードを変え、リリース・ポイントを確認し、ブレーキを調整したりして何とかそれなりの飛距離が出る様になった頃、小生の一足先に入った2人組が引き揚げて行った。そこで、これはラッキーとばかりにその2人組の後の事務机前に移動して、改めてキャスティングを繰り返していた。
そんな所に、FJKWさんが登場して来て、小生が入っていたポイントに釣り座を構えて準備を始めた。FJKWさんは、今回はテンヤ餌釣り刀狩りをし、アジングもするとのこと。

長いロッドでのジグ単では、どんな反応を感じることが出来るのだろうか?
と思いつゝキャスティングを繰り返していると、突然トンと反応が返って来て、17:49にこの日最初の本命をゲット。サイズは20cmに僅かに足りないが、湾奥のこの釣り場では良型と云っても良いだろう。
実釣を開始して30分程、場所を移ってから10分程経った頃のことで、良いスタートを切ることが出来たと気を良くして後続を狙ったが、交通事故だったと見えて、後が続かない。

丁度、この1匹目を抜き上げた頃、最奥の若者が引き揚げて行ったので、この日2回目の場所移動を敢行して、いつもの最奥に釣り座を構えることにした。

この日2匹目をゲットしたのは、18:01でのこと。1匹目の時は、突然のことで気持ちに余裕がなかったためか、余り感じることはなかったが、長いロッドが大きく曲がり、引きも強く感じられて面白かった。それもその筈で、抜き上げた本命は25cm近い大物だった。
その丸々とした魚体を目にした途端貧乏人根性が湧いて来て、リリースするのは勿体ないと飲み物用に持って来たクーラーに収納した。しかし、大物とは云え、たった1匹では老夫婦二人だけの家庭であっても物足りない。と云う訳で、君子豹変とばかりに趣旨を替えて、20cm超に限って持ち帰ることにした。

そして、18:073匹目の泣き20cmを掛けたのだが、それを最後にプツリと反応が消えてしまい、それから約30分間は梨の礫

4匹目をゲットしたのは18:33のことで、これを皮切りに調子が出て来て、18:51までの18分間で6匹を追加し、カウンターの数字は9を指しつ抜け達成目前。
この調子で行けば、前回に続いて爆釣間違えなしと思った時、FJKWさんあっ、ウキが沈んでると叫ぶ声が聞こえ、見るとFJKWさんが手にしている長い磯竿が大きく曲がっていて、明らかに獲物が掛かっていることが分かった。
そして、アジングの手を休めてFJKWさんの遣り取りの様子を見ていたのだが、抜き上げられた獲物を見てビックリ。岸壁でバチバチと跳ねている銀色に輝くタチウオは、指5本、全長1.1mもある立派なドラゴン級。FJKWさんと小生の騒ぎを聞いて、入り口にいたIKOKさんも駆け付けて来て、凄い! 凄い!の連発。

ドラゴン級タチウオ騒ぎが一段落して、アジングに戻ったが、どう云う訳か、アジの反応が消えており、ツ抜けが達成出来たのは約30分後の19:18だった。

その後は、パタパタと来ては暫く間を置き、又、パタパタと来ると云った調子になって、釣果の伸び具合は落ちたが、それでも20:48には20匹目をゲット出来、絶好調とは云えないまでも、悪くはなかった。

所が、21:00を廻ってからはピタリと反応がなくなり、悪いことに雨も降り出す始末。
予報では、雨が降るとはなっておらず雨も霧の様な細かい雨だったので、我慢出来ない程ではなかったが、気持ちが付いて行けず、21:24にこの日最後の22匹目をゲットした所で、FJKWさんを残してStopFishingとした。

所で、この日の釣果は都合22匹で、前回程の爆釣ではなかったが、小生にしては上場の出来で、お持ち帰り対象の20cm超は12匹。これ以上を持ち帰ると、自家消費するにしろ、ご近所に配るにしろ始末に困ることになるので、これ位が小生には適量だろう。

また、SoareXR改でのジグ単アジングも、想像していた以上に快適に楽しめた。しかし、これからもSoareXR改でのジグ単を続けようとは考えておらず、これからは従来通り短いロッドを使うことになると思う。とは云え、引き出しが一つ増えたことは確かで、その内、役立つことがあるだろう。

それにしても、タチウオの指5本サイズは、只々凄いの一言。
陸っぱりの刀狩りで釣れるサイズは指3~4本が殆どで、小生の記録も指4.5本。それよりも僅かに指の半分しか太くはないにも拘わらず、指5本サイズともなると、それらとは別物で顔付きも凄みがあるし、全体から発する迫力も全く違っている。
小生も、いつかはものにしたいと夢見る次第。

*******************************************************

17:49 1匹目 19:23 11匹目 20:52 21匹目
18:01 2匹目 20:07 12匹目 21:24 22匹目
18:07 3匹目 20:09 13匹目
18:33 4匹目 20:11 14匹目
18:36 5匹目 20:16 15匹目
18:39 6匹目 20:18 16匹目
18:43 7匹目 20:37 17匹目
18:45 8匹目 20:42 18匹目
18:51 9匹目 20:44 19匹目
19:18 10匹目 20:48 20匹目

2024年釣行記(61) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:09月20日(金) 17:00~22:10
潮回り:中潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 42、サバ x 8、カマス x 2、コノシロ x 1
同行者:単独、(ICNHさん)

この所、刀狩りが続いており、カミさんからはアジの在庫が切れたと暗にアジの在庫補充をする様ご下命もあったので、久し振りにKMI’sアジングに行くことにしていた。しかし、仲間からの最新の情報では、KMI’sのアジは余り釣れなくなった上、釣れても豆アジが多くなったとイヨイヨ夏枯れの状況になって来た様子。こうなるとカミさんのリクエストに応えられないかも知れないが、それはそれで仕方がない、兎に角、行くことにした。

16:20頃、現地に到着。
直ぐにクーラーやバッカンを手に岸壁に出てみると、先行者はカゴ釣りの年配者が二人だけだが、生憎なことにお気に入りの最奥のポイントには、その内の一人が入っている。仕方がないので入り口に釣り座を構えようと思ったが、念の為、その後の予定を尋ねた所、その顔見知りの御仁は引き揚げる所なので、どうぞ入って下さいとのこと。

と云う訳で、今回も最奥に釣り座を構えることが出来ることになって、周囲の状況を見ながら準備を始めたが、風がソヨリとも吹いておらず、9月も下旬に入ったと云うのに、蒸し暑さが身体中に纏わり付いて息苦しさを感じる程。海は、大潮明けの中潮の満潮時刻間際とあって、いつもよりかなり高く、少し茶色掛かった色をしているが、濁りはなさそう。

今回は、明るい時間帯は投げサビキで沖目を狙い、日が暮れてからジグ単アジング、場合に寄ってはタチウオ調査をする予定。そのために、先ずSephia S809M/Fを先発に選び、メジャークラフトマイクロ・ショアジグセリアサビキを連結し、18.75gの5号のナス型錘りを組み合わせた仕掛けを作って、17:00少し前にキャスティングを開始。

キャスト後錘りが着底するまで待って、軽くロッドを煽ってリフトし、ライン・テンションを保ったまゝフォール。そして着底するまで待ってリフト、テンション・フォール、着底。
小生は、投げサビキジグサビキの経験が余りないので、この様なアクションで良いのか自信はないのだが、こんな動作を繰り返していると、突然ブルブルと反応が返って来た。そこで、反射的に小さな合わせを入れてみると、明らかな生命体の感触が伝わって来た。
アジだろうかと自信のないまゝ寄せて来て抜き上げた所、何と本命のアジが2匹も針掛かりしている。サイズはどちらも18~19cmで、お土産サイズの20cmには足りなかったが、このサイズが2匹も掛かっているとエギングロッドのSephia S809M/Fがかなり曲がってくれるので面白い。
1投目から反応があるとは思いもしなかったので、びっくりしたが、アジが居ることが判って一安心。
気を良くして斜め右を狙ってこの日2回目のキャスティングを行った。と云うのは、アジの反応があったポイントは、キャストして着水したポイントと立ち位置の中間付近だったので、沖目を狙うよりは斜めにキャストして、少しでも長くアジが群れている場所に仕掛けを通す方が良いと考えたもの。
すると、これが奏功したと見えて、2投目でも18~19cmを2匹ゲット。
その後は、2匹同時に掛かって来ることはなかったが、ほゞコンスタントに釣れ続いた。しかし、日没時刻が近付くに連れて反応がなくなって行き、17:50頃、アジを10匹、カマスを2匹、コノシロを1匹釣り上げた所で、投げサビキを止めて、SaltyStage改を手にジグ単アジングに切り替えた。

足許にまで寄って来ていれば良いなぁと思いつゝキャスティングを繰り返したが、反応はない。
仲間からの情報通りで、寄りは良くないのかも・・・と些か心配になりつゝキャスティングを繰り返していると、何の前触れもなくいきなりトンと反応が返って来た。
時刻は18:02のことで、姿を見せて来れたのはギリギリお土産サイズの20cmの本命。
今日は良いかも知れないとアングラー特有の楽観的な見通しでキャスティングを続けたが、後続のコンタクトがない。
やっぱり、良くないのかも・・・まるで猫の目の様に楽観的になったり、悲観的になったり。

そして、1匹目から約15分後の18:182匹目をゲットしてからが、この日は良かった。2匹目を掛けてから30分足らずの18:44には、早くもつ抜けを達成。サイズは、殆どが20cmに若干足りない18~19cmばかりだったので、お土産の確保は遅々として進まなかったが、久し振りのアジングを楽しめた。

この調子は19:00過ぎまで続いたが、19:0513匹目をゲットしてからはこの日の地獄で、6回連続して抜き上げに失敗。豆アジではないので、針が大き過ぎることはない筈だが、海面から抜き上げた瞬間に白い魚体を翻してポチャン。19:24に何とか14匹目を獲ったものゝ、次はサバの猛攻で連続して3匹。サバも30~40cmあればお土産に出来るが、アジング・タックルで抜き上げられるサイズとなると、サバには申し訳ないが、アジンガーにとっては邪魔者でしかない。

そのサバが暴れてアジを散らしてしまったのか、アジからの反応が途切れたが、19:30を廻った頃になってアジが戻って来たと見えて、20:1221匹目を獲った頃までは、好調に釣れ続いていた。しかし、徐々に反応が遠退いてお祭りが下火になった頃にICNHさんがやっと到着し、二人並んでアジングをすることになった。

遠ざかっていたアジは20:30頃から復活した様で、若干、間を置きながらも釣れ続いて20:57には26匹目をカウント。時間的にはソロソロ引き揚げることを考え出しても良い頃だが、釣果は30匹を目前した26匹。こうなると何とか切りの良い30匹としたくなるのは、アングラーの性で、そのまゝキャスティングを繰り返し20分程経った21:21に目標の30匹目に到達。

ICNHさんのせいにする訳ではないが、隣りで調子良くアジを抜き上げているのを目の当たりにすると、小生も止めるに止められず延長することを決定。そして、21:5740匹目をゲット。
時間的にも22:00なので、後期高齢者にとっては丁度良い時間。これで終わりにしようと思ったが、海からは、まだまだ釣れそうな雰囲気が伝わって来る。アジの反応が途絶えていれば、すんなりと終わりに出来るのだが、続ければまだまだ釣れるのに・・と未練のキャスティングを繰り返して2匹追加したが、これじゃ、切りがないと意を決してリーダーを切って片付けに入り、ICNHさんを残して引き揚げて来た。

結局、この日は投げサビキの釣果を含めて、都合52匹の大漁だった。その内、所謂豆アジは1匹だけで、大半は18~19cm。お土産サイズの20cm超は余りなかったが、それでも17匹を持ち帰ってカミさんのリクエストにも応えられて安堵の旨を下ろした次第。

所で、この日はアジの寄りも良かったが、サバの活性も高くて、まるでアジの様なコツやトンと云った小さなアタリをして来る。掛けた瞬間は大アジが来たかと期待をするのだが、右に左に横走りするので、外道のサバと判りがっかり。
そんなサバが19:30頃以降回って来て、合間合間にコンタクトして来るので、閉口させられたが、これも海釣りならではのこと。

*******************************************************

18:02 1匹目 18:48 11匹目 20:12 21匹目 21:24 31匹目
18:18 2匹目 18:50 12匹目 20:32 22匹目 21:26 32匹目
18:20 3匹目 19:05 13匹目 20:34 23匹目 21:30 33匹目
18:23 4匹目 19:24 14匹目 20:42 24匹目 21:40 34匹目
18:24 5匹目 19:32 15匹目 20:54 25匹目 21:42 35匹目
18:27 6匹目 19:35 16匹目 20:57 26匹目 21:45 36匹目
18:28 7匹目 19:37 17匹目 21:04 27匹目 21:47 37匹目
18:30 8匹目 19:41 18匹目 21:15 28匹目 21:48 38匹目
18:34 9匹目 19:46 19匹目 21:18 29匹目 21:55 39匹目
18:44 10匹目 19:55 20匹目 21:21 30匹目 21:57 40匹目
22:00 41匹目
22:03 42匹目

 

2024年釣行記(57) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:09月05日(木) 18:20~22:00
潮回り:中潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 34、サバ x 6
同行者:単独、(FJKW、IKOK、IKD、TKKW各氏)

9月に入って夜になると虫の音が聞こえる様になって、ようやく秋の気配が感じられる頃になったが、海の中は未だ夏真っ盛りで、いつもならこの頃からアジは釣れても豆アジになる時期。と云う訳で獲物をアジからタチウオに替えて前回、前々回と刀狩りに精を出した。
所が、今年はどう云う訳か、KMI’s夏枯れすることなく好釣果の情報や写真が仲間達から寄せられて来る。こうなるとジッとしている訳には行かない。小生も肖りたいとKMI’sに行くことにした。

17:15頃、現地に到着。
早速、道具を手に細い獣道を通って岸壁に出て様子を見ると、最奥中央付近徳利サビキ釣りをしている顔見知りの年配者が2名居るだけ。挨拶がてら様子を尋ねると、サバが多くアジは少しだけで、良くないとのことで、最奥の御仁は余りにも反応がないので引き揚げると道具の片付けに入り始めた。
仲間からの情報とは随分と違っているが、夜になれば状況も変わるだろう最奥の御仁に入れ替わって釣り座を構えた。

この頃の日没時刻は18:06と、一頃より1時間程早くなっているが、陽は未だ高いので、アジングを始めるには早過ぎる。そこで、BlueCurrentⅢ 82/B10gのメタルジグの組み合わせで時間潰しをしている所にFJKWさんが登場。木曜日には必ず姿を見せる筈のSMTさんが来ていないので、徳利サビキの2人が引き揚げて行った後は、一人寂しくロッドを振ることになると思っていたので、正直な所ホッとした。

18:20頃、SaltyStage改1.0gのJHを組み合わせてアジングを開始。
そして、2投か3投した所で水道前付近に釣り座を構えたFJKWさんの様子を見ると、早くもロッドを曲げて22~23cm良型アジを抜き上げた所。
幸先の良いスタートにFJKWさんは満面の笑みを浮かべ、小生も集中力を上げて本命からの反応を待った。

小生がこの日に口開けの1匹を掛けたのは、18:27のこと。サイズはFJKWさんの1匹目には及ばないが、お持ち帰り基準丁度の20cm。
そして、その5分後の18:322匹目をゲット。これは基準に1cm足りなかったので、これまでであればお持ち帰りの対象にしていたが、そのまゝ海にお帰り願った。

丁度この頃、珍しくIKDさんTKGWさんのコンビが登場。この二人に前後してIKOKさんもやって来て、釣り場は5人のアングラーでほゞ満員状態。
この5人は、最奥に小生、事務机前TKKWさん水道前FJKWさん救命具付近IKDさんと並び、そしてIKOKさんは一人離れて入り口アジを狙うことになり、釣り場は一気に賑やかになった。

この日のアジの活性は高くて、入れ掛かりになることは余りなかったが、それでも大きくダレる時間帯もなく、コンスタントに釣れ続いて19:11には早くもつ抜けを達成。
しかし、サイズが20cmに僅かに足りないものばかり。この日はお持ち帰りは20cm以上と決めていたので、明らかに判るものを除いてスケールで体長を計測したのだが、クーラーに収納した獲物は、この時点で半分の5匹だけ。

更に、時間が進むに連れて20cm以上が来ることが減って来て、所謂豆アジは2~3匹しか混じらず、殆どが18~19cm。それでも、20:17には20匹目21:08には30匹目と順調に数を伸ばすことが出来た。
しかし、21:30頃になった所で、疲れで腰に痛みが来ていたこともあって、引き揚げる積りでクーラーを見ると、入っていたのは8匹だけ。感覚的に10~12匹位はキープしているものとばかり思っていたが、8匹では少ない。慌てて追加を企てたが、掛かって来るのは20cm未満ばかり。仕方がないので目を瞑って21:4821:55に釣れた19cmのアジをクーラーに収納して辻褄を合わせ、IKD・TKKW組の二人を残して22:00StopFishingとした。

*******************************************************

18:27 1匹目 19:20 11匹目 20:21 21匹目 21:21 31匹目
18:32 2匹目 19:26 12匹目 20:26 22匹目 21:45 32匹目
18:41 3匹目 19:31 13匹目 20:32 23匹目 21:48 33匹目
18:45 4匹目 19:33 14匹目 20:33 24匹目 21:55 34匹目
18:47 5匹目 19:35 15匹目 20:38 25匹目
18:57 6匹目 19:39 16匹目 20:46 26匹目
18:59 7匹目 19:42 17匹目 20:52 27匹目
19:00 8匹目 19:47 18匹目 20:54 28匹目
19:06 9匹目 19:49 19匹目 20:57 29匹目
19:11 10匹目 20:17 20匹目 21:08 30匹目

« 古い記事 新しい記事 »