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2020年釣行記(24) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:06月07日(日)~08日(月) 18:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 9、カサゴ x 5、台湾ガザニ x 1
同行者:AKT、IKD、INUE、KRT各氏

今季二度目の孤島での釣り。
前回は魔女狩りも予定していたので、日中の14:00過ぎから始めたのだが、10日の魔女狩りの予定があることを考えて、今回は、アジ一本に絞ることに。従って、前回程早くから孤島に乗り込む必要はないので、ゆっくりと自宅を出発し、孤島到着は18:00過ぎ。

孤島には前回と同じ様にAKTIKDINUE各氏が先着しており、今回はYGWさんの代わりに川越KRTさんが久し振りに参戦。その他にも大勢のアングラーが長い竿を振っており、久し振りに見る賑やかな光景にびっくり。

今回持ち込んだSoare改8320#1BSoare30 S803ULT30の3本のロッドに夫々リールをセットしラインを通しなどゆっくりと準備を始めたが、背中からかなり強く吹き付けて来る南東の風が気になる。孤島に到着する前は、暑くて水をガブガブ飲む程だったのに、準備をしている間にも汗は引き寒さを感じて、念の為持って来ていた厚めの上着を羽織る程。

風の強さを考えてSoare改には1.2g8320#1Bには1.5gのJHを組み合わせ、Soare30には6gの錘を使ったキャロ・システムを組み、先発はSoare30を選択。
しかし、風が強くて何をしているかサッパリ感じが掴めない。予報では、夜遅くには弱まるとのことなので、当たることを祈るしかないが、何となく出鼻を挫かれた格好で、中々集中してキャスティングをすることが出来ず、突堤の上をウロウロするだけ。

日没時刻を過ぎ、周囲の光量が減り徐々に暗さが増して来て、アジング・タイムになっても風は弱まる気配を見せず、20:00頃には粗方のアングラーが引き揚げて行き、我々5人の他は3人だけ。
20:30頃には、我々5人は表側を諦めて、少しでも風当たりが弱い裏側に移動。最も街灯寄りからINUEさんIKDさんKRTさん、小生、そしてAKTさんと並んでキャスティングをしたが、前回は池の鯉状態に集まって来たシーバスの姿も見えず、生命感が殆ど感じられない。

21:30頃、小生独り最も岸寄りに移動。
すると、元の場所から200mも離れていないのに、嘘の様に風が弱くてキャスティングはし易い。しかし、虫が目の前を飛び回って五月蠅くて仕方がない。強い風の元の場所では、蚊やブヨの襲来もなかったので虫除けを塗っていなかったことを少々後悔した程。
風の弱さに反比例して、こちらでは潮の流れが速過ぎてどうしようもない。重ためのJHを取りに戻るのも面倒なので、流れの弱くなった場所を探して立ち位置を替えて見たが、結局、アジからのコンタクトは全くないまゝで、22:30頃元の場所に引き返し、AKTさんの陸側の隣りに釣り座を構えた。

その頃になると、他の皆さんは何時もの調子とまでは行かないものゝ、ポツリポツリとアジを抜き揚げていたが、小生には皆目アタリが感じられない。
こうなると普段は歓迎しないカサゴでも良いから遊んで欲しいと願ったが、惚けた顔をしたカサゴからも見放されて、パーフェクトに押さえ込まれることを覚悟した位。

小生にこの日初めて来たアタリは日付が変わる頃。
台湾ガザニが目の前にユラユラと泳いで近付いて来たので、退屈凌ぎにアジングのシステムで引っ掛けて捕獲に成功。
そのカニINUEさんにプレゼントしたことが良かったのか、その直後にチクと、待望のアタリ。

時計を見ると23:58のことで、兎に角、日付を越さなかったことで一安心。
サイズは20cmにも満たない小物だったが、この1匹は嬉しかった。
余りに嬉しくて記録写真を撮り忘れて壺抜きをしてしまい、後でそのことに気付き壺抜きした状態で改めて写真を撮った次第。

漸く小生の釣り座付近にも廻って来て呉れたと後続を期待したが、これぞ真のまぐれアタリで、その後は又元の木阿弥
INUEさんIKDさんアタリが続かないとの声が聞こえて来るので、この日はアジの寄りが全体的に悪いのだろう。

02:00近くになった頃だと思うが、パタパタと3匹連続で来た瞬間がこの日の圧巻で、その後は、カサゴのオンパレード。
アタリすらなかった時間には、カサゴでも良いから・・と思っていたのに、数は少ないとは云えアジを何匹かものにした後では、正に外道扱いで、色が違うなどと悪態をついてしまい、釣り人根性丸出しの自らの姿に呆れてしまう。

結局、今回の孤島アジングでは、ツ抜け達成も成らず、12時間に及ぶ修行を終えて帰宅して来た。

2020年釣行記(22) – TK & AJ

2020年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:05月31日(日)~06月01日(月) 14:30~06:00
潮回り:小潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:タコ x 1、アジ x 11、カサゴ x 4
同行者:AKT、IKD、INUE、YGW各氏

コロナ自粛期間中は全く釣りに出掛けることもなく、道楽部屋で悶々とする毎日を過ごし、前回のDKKアジングで、2ヶ月振りに開放感を楽しむことが出来た。しかし、肝心の釣果はと云うと、アジに限らず外道からのコンタクトも一度も感じられず、完膚なきまで打ちのめされスゴスゴと引き揚げる羽目になったのだが、早い海流に苦戦し、蚊の猛攻に辟易している最中にYGWさんから電話があり、31日、いつもの仲間で孤島に行くとのこと。

と云う訳で、未だ陽の高い時間帯は魔女狩りに精を出し、陽が暮れてからアジングをする計画で、今シーズンの孤島での幕開けをすることにした。

孤島には、14:00過ぎに、先着していた4人に迎えられて到着。
釣り場の突堤には他のアングラーの姿はなく、今回は我々5人の貸し切り状態なので、釣り座は選り取り見取り。慌てる必要はサラサラないので、殊更にゆっくりと支度を整えた。

魔女狩り用の岸蛸 CRX-B722H/Tacoを手にキャスティングを始めたのは14:30を回った頃。
風は予報通り南寄りで少々強目。40gのウェイトを付けたタコエギをキャストする魔女狩りには影響は殆どないが、アジングは少々苦労する程。空には灰色の雲が一面に広がっており、天候は下り坂なのは明白。予報によれば、風は時間が進むにつれて弱くなり、雨は翌日の6月1日の午後から降り出すとのことなので、取り敢えず心配することはなさそうだが、予報通りの展開になることを祈るしかない。

先に魔女狩りに出掛けたYGWさんを追い掛ける様にして、移動しながら探ったがそれらしいアタリは感じられない。
昨年の東京湾はタコが湧いたとのことで、小生でも何匹かはものすることが出来たが・・・・。
今年はどうか? 昨年ほどにはないかも知れない。
そんなことを考えながら折り返しに入った所で、根掛かり。
と思ったがラインを張って様子をみると何かがモソモソ動いている様な感触がある。魔女狩りでは、根掛かりと獲物を見分けるのは難しいが、兎に角、少なくとも固い障害物に掛かった感じはしない。そこで、思い切って合わせを入れると、重たいが確実に浮いて来ている感触があり、タコであることを確信。
そのまゝ抜き揚げたのは、500g程の魔女で、取り敢えずお土産の確保に成功。
時刻は15:30頃なので、まだまだアジングを始めるには早い。そこで2匹目3匹目を狙って突堤を徘徊したが、タコはこの1匹で終了。

 

日没には未だ早いが18:30頃アジングを開始。
ロッドはYGWさんの新作のショート・ロッドで、アユ竿を研磨したものとのこと。YGWさんによれば、リールの取り付け部分から後部に掛けては円錐状に広げてあり、リールから後ろのエンド・グリップもない。そのため所謂リールシートは使わずリールはビニール・テープで直付け。これらは全て、感度を追求するために無駄をトコトン省いた結果で、眼には見えないが、アーバーの取り付け位置も最も感度が高くなる場所にしている由。
この新作ロッドを、有難いことに、小生に使わせたくてわざわざ持って来てくれたとのこと。
そんなYGWさんの気持ちに応えるには、YGWロッドで爆釣するしかない。
そのため、今晩は小生のロッドは使わずにYGWロッドだけでとキャスティングを続けたが、肝心のアジからコンタクトがない。

日没時刻を過ぎ、陽が傾いて光量が徐々に減って来てゴールデン・タイムに入ったが、状況は変わらず仕舞いで、IKDさんが1~2匹を出しただけ(?)

20:00頃、駄目元で街灯の光りが届かない場所に移動。
するとこの日始めてのアタリ。今晩のアジの着き場はこっちかと思ったが、残念ながら揚がって来たのは、とぼけた顔をしたカサゴ。2ヶ月振りで味わう魚の引きでヤレヤレと云った所だが、外道なので嬉しさ半分と云った所。
そして2匹目もカサゴアジの着き場かと思ったが、どうやらカサゴの着き場の様で、しかもロリ・サイズばかり。

その内、裏に移動したINUEさんが、ポツリポツリとアジをものにし始めたので、小生もあやかりたいと隣りに入れさせて貰い、INUEさんに様子を訊ねた。すると、アジは、目の前をウロウロと泳いでいるシーバスの下に居ると云いながら、確実にヒットさせている。しかし、小生にはアタリが感じられない。
その内、AKTさんも移動して来たので、小生はINUEさんAKTさんの間にプチ移動。
いつもならアジングに長けた二人に煽られてしまってペースが乱されることが確実なので、君子危うきに近寄らず。勧められてもそんな所に入ることなどはしないのだが、この時は何故か二人の間が良さそうに思えたため、敢えてそうして見た。
するとその甲斐があって、21:00頃、ようやくこの日最初の本命をゲット。

サイズはもう一つだが、兎にも角にも本命のアジで、嬉しさは一入と云った所。
アタリは極々小さなものだったので、YGWロッドでなければ取れなかったかも知れない。

そして3匹を獲った所で、自作のSoare改にロッドを換えさせてさせて貰った。
と云うのは、走ることに徹したフォーミュラー・カーが些細なミスで事故を起こすのと同じで、無駄を徹底的に削ぎ落とした繊細なYGWロッドを扱うには一寸したミスも許されず、破損させてしまっては申し訳ないと思う気持ちが徐々に強くなって来たため。
要するに、分不相応と云うことだろう。

自作のSoare改に持ち替えて、少し気も楽になり、両隣の二人には到底覚束ないながらもポツリポツリとアジの引きを楽しんだ。

この時、試したのがMHR-KGNでのメバリングのやり方。
ワームを使ったメバリングでは、唯引きが一般的な釣り方だと思うが、小生は唯引きをすることは皆目ないと云って良い程で、キャストして着水後直ぐにチョンチョンとロッドを小さく煽ってアクションを付けた後1~2秒程フォールさせて、アタリがなければ又チョンチョン、フォールを繰り返す釣り方しかしたことがない。
孤島では、所謂ボトム付近の釣りなので、これまでは、これ程浅い棚でこんな釣り方をしようとは考えもしなかったが、両隣の二人と同じ釣り方をしていても・・・・と敢えて、MHR-KGNでの釣り方をしてみようと云う気になった。
すると意外にも、これで反応を出すことが出来、一つ賢くなった様な気がした。

結局、今回は日付が変わってからは風も収まり、途中で予報とは違って霧雨が降って来たものゝ天候の面で状況は悪くはなかった。しかし、肝心のアジの寄りはもう一つ。サイズの面でも物足りないもので、本格的なアジング・シーズンには至っていないと云うことだろうか?
とは云え、気の合った仲間だけで過ごした一夜は、釣果が余り良くなかった点を割り引いても、やはり楽しいもので、釣りから戻った当日は、疲れと寝不足のために死んだ様になって、この歳での徹夜の釣りはソロソロ無理になったか・・・・
所が、間を一日置いて疲れが取れ掛かって来ると、身体の芯にはまだズーンとした重さが残っていても、またぞろ行きたくなってしまう(笑)

2020年釣行記(21) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:05月27日(水) 18:30~22:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独

この2ヶ月程の間は、テレビ、ラジオや新聞などのメディアでは連日朝から晩まで新型コロナ関連のニュースばかりで、それまで話題の中心だったカルロス・ゴーンの逃亡劇香港の民主化運動のニュースも何事もなかったかの様にピタリとなくなってしまった。そして、その代わりに三密(密閉・密集・密接)を避けよ外出は自粛せよが連呼されていた。
ここまで毎日繰り返して強く叫ばれると、如何に釣りは三密には関係がないと云っても、この様なことについてはことのほか几帳面な家人を納得させるのは至難の業。強引に我を通すことも出来なくもないが、そうすると家庭崩壊に繋がる惧れもある。仮にそうなったとしても、若ければ人生をやり直すことも可能だが、人生の黄昏に差し掛かっている身では、そんな時間的な余裕はない。

と云う訳で3月25日の釣りを最後に、ジッと首を竦めて嵐が過ぎ去るのを待っていた。
そして、先日の25日、待ちに待った緊急事態宣言解除。と云っても三密対策外出自粛が全面的にフリー・ハンドで解禁された訳ではなく、宣言中と変わらず留意する必要はある。しかし、目の上のたん瘤が外れたのは事実で、何かしら開放的な気分になった。
この点は、家人も同様と見えて、小生が釣りに行くよと云っても、特に異を唱えることはなかった。

と云う訳で、2ヶ月振りの釣りに出掛けることにしたが、記念すべき釣りの再開で、ターゲットを何にするか?
手堅い所でMHR-KGNメバルにするか、昨年のこの時期に良かったDKKでのアジにするか・・・・。迷ったが、久し振りにアジの刺身を食したかったので、DKKに行くことにした。

DKKまでは充分な余裕を見ても30~40分程。しかも、この時期の日没時刻は18:50頃とかなり遅くなっているので、18:00頃に自宅を出れば良いのだが、待ちに待った2ヶ月振りの釣りとあって、はやる気持ちを抑え切れず少し早目の17:20頃出発し、現地到着は18:00少し前。
いつものスペースには、釣り人のものと思われる車は2台だけで、アブレル心配はなさそうと一安心。しかし、ビックリしたのは至る所に白いレジ袋に入れられたゴミが散乱していること。これは明らかに釣り人のなせる業。日本人の公徳心の高さは世界的に評判になっている所だが、これは一体どうしたことか?公徳心の高さは建前の世界で、本音の部分は旅の恥はかき捨てなのだろうか?

ロッドやクラーを持って岸壁に出て見ると、先行者は3人だけで、最奥に地元の若者、中央から奥に向かって世田谷から来たと云う年配者が2人。
最奥の若者は日暮れまでとのことだったので、その後に入らせて貰うことにしてゆっくりと支度を整えつゝ、様子を訊ねると、16:00頃まではアタリはあったものゝ、今はピタリとなくなってしまった由。釣果は若者が4匹、年配者は3匹と1匹とのことで、状況は良くなさそう。
年配者の一人に云わせれば、彼らが入った頃には油の臭いがきつくて気分が悪くなる程だったとのことで、そのせいか海水にも黄土色の濁りが入っている様な印象。

18:30頃、キャスティングを開始。
風は右から左のそよ風が心地良く吹いているが、潮の流れが右から左に激早で、その流れに乗ってゴミや千切れた海藻が次から次に流れて来て、釣りにならない。

こんな時は潮が緩んだ時がチャンスなので、チャンスを逃さない様にキャスティングを続けているしかない。

20:00を回った頃、世田谷の2人が引き揚げて行き、釣り場は小生の貸し切り。これで右手から流れて来る年配者の仕掛けを気にせずキャスト出来るとチャンスが来るのを待ちながらキャストを続けたが、アジの気配は全く感じられない。

21:00頃、少し流れが緩んで来た。
チャンス到来と集中してアジからのコンタクトを待ったが、コツリとも来ない。
その内風向きが変わって、左から右への北風が強く吹き出し、潮も満潮を過ぎて下げに入ったので、少しは状況が変わるかも知れないと期待したが、全くの期待外れ。

結局、22:30頃、魚からのコンタクトを一切感じることなく、2ヶ月振りの釣りをパーフェクト・ゲームで終え、スゴスゴと引き揚げて来た。

2020年釣行記(17) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:03月06日(金) 07:00~11:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:乗り合い
釣 果:アジ x 5
同行者:YGWさん、INUEさん

YGWさんから、又、バチコンをやりましょう! 今回はINUEさんも一緒です。のお誘いに一も二もなく飛び付いて、1ヶ月振りで2回目のバチコンをすることになった。

05:00頃、YGWさんにピックアップして頂き、船宿の渡辺釣船店に到着したのは、05:20頃。船宿から06:00までに来る様にと云われているので、随分と余裕をもって到着したものだが、船宿の周辺には早くも数人のアングラーが屯している。渡辺釣船店の場合は、釣り座の選定は早い者順とのことなので、良い釣り座を確保するために勢い出足が早くなってしまうのだろう。

小生達も、取り急ぎロッドとクーラーを持って乗船し、左舷のともに3人分の釣り座を確保し、受付を済ませてINUEさんの到着を待つことにしたが、その間にもアングラーが次々にやって来る。
人様のことをトヤカク云えた義理ではないが、新型コロナの影響で釣りを控えているアングラーも幾分かはある筈と思っていたが、寧ろ逆かも知れない。自宅待機やテレワークになったことを良いことに、釣りに来ている輩も居るのではないかと思ってしまう位。

06:00を回った頃になって、ともから小生、INUEさんYGWさんの順に釣り座を構えて、バチコンの支度に掛かった。この時期になると日の出時刻は06:04なので、一月前の前回のバチコンの時とは違って明るくなっていたので、支度が終わってから出船時刻までの20~30分が待ち遠しく感じられた。

07:00少し前に、岸払い。
そして新型コロナの感染者が大量発生したことで有名になったDiamond Princessの白い巨体を間近に見ながら、釣り場に向かったが、前夜からの強い風の影響で波立っており、舳先に当たった波が高くシブキを上げて強い雨の様に降って来て、全身ずぶ濡れ。
(写真は2018/09/07 17:54頃、横浜港を出港していくDiamond Princess)

結局、前回と同じポイントに停船し、船長から声が掛かったのは07:20頃。

今回は、Soare30 S610LS30SSQC-742LT-BF-KRの2本のロッドを持ち込んだが、ベイト・リールのTATULA HD153を使いたかったので先発はSSQC-742LT-BF-KR。その他については、前回のバチコンを踏襲して
ライン :PEの0.3号
リーダー:フロロの1.2号
捨て糸 :フロロの0.8号
シンカー:14g
の構成。

船は大きく上下に揺れ、風は北から強目に吹いていて、釣り難くて仕方がない。特に、船釣りの経験が余りない小生に取っては、上下の大きな揺れをどの様に往なせば良いのか、全く見当が付かない。
試行錯誤していると、船が波で持ち上げられた時とは違う重さがロッドに伝わって来た。

アレッと思いながら合わせを入れた所、明らかに魚が掛かった感触がある。所が、おお、魚だとリーリングに入った途端、フッと軽くなってしまったので、あぁ、バレた
ガッカリしながらそのまゝリーリングしていると、バレたのではなく、魚がこっちに向かって突進して来ていた様で、又々、魚の動きが伝わって来て、27~28cmの良型アジをゲット。

釣りを開始して間もなくで、3人の中では真っ先に本命をゲット出来、これからだと気合が入ったのだが、後続がない。

ひょっとすると小さなアタリはあっても、小生が見極められていないだけかも知れない。
向こう合わせ的な大きなアタリであれば多少ラインが弛んでいても問題はないが、小さなアタリだとすると常にラインを張っておく必要がある。しかし、船釣りに余り慣れていない小生が、常にラインを張っておこうとすると、波で船が持ちあげられるとシンカーが底を切り、船が波の谷に落ちるとラインが弛んでしまって、中々安定させられない。竿尻を持った手を上下させ、あるいは、ロッドを保持している角度を変えるなどして、船の上下を吸収しロッドのティップの高さを一定に保つ様にすれば良いのだろうが、これが中々上手く行かない。
前回は凪状態だったので、こんな苦労はせずに済んだが、この日はアタリを取る以前の問題で四苦八苦。

そうこうする内、隣りのINUEさんがポツリポツリとロッドを曲げだした。INUEさんは今回がバチコンのデビュー戦だと云うことだが、やはり上手い人は何をやらせてもこなしてしまう。
そんなINUEさんの仕掛けを見て、捨て糸を長くしたり、短くしたり、ワームを変えたりしたが、一向にアタリが感じられないまゝ。

そして10:00頃(?)、場所を替えるから仕掛けを上げての船長の声があり、移動して来た先は、前回と同じ赤い標識の直ぐ近く。

場所が変わった上に、この頃から、風は弱くなり波も収まって来たので、気持ちを新たに入れ替えてアジからのコンタクトを待ったが、全く音沙汰がない。しかも、潮の流れが強くて、14gのシンカーではアッと云う間にラインが斜めに走ってしまう。そこで、シンカーを増やして、最終的には10号の錘を3個ぶら下げて見たが、それでも止まらない程。

結局、この日のバチコンは試行錯誤の連続で、何もその回答を得られないまゝ11:00の沖上がりの時刻を迎え、消化不良のまゝStopFishingとした。

所で、赤い標識の近くでの潮の流れについてだが、YGWさんによれば、船が動いていたので、小生は潮の流れが強いと思い込んでいた様で、実際には潮の流れはそれ程でもなかった由。
これは、遠くの景色を良く見ていれば直ぐに分ることだが、釣りたい一心の小生は、ロッドの先とラインしか見ておらず、周囲が見えていなかったのが原因で、要反省!!

2020年釣行記(08) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:02月03日(月) 07:00~11:00
潮回り:長潮(↑↓)
場 所:乗り合い
釣 果:アジ x 14
同行者:YGWさん

YGWさんから、渡辺の乗り合いでバチコンをやりませんか?のお誘いを頂いた。
バチコンには興味があったが、乗り合いでと云うのに少し引っ掛かったが、Youtubeでバチコンの動画を観ている内に、気持ちも乗って来て・・・・。

05:00過ぎに拙宅に寄って頂いて、YGWさんの車で渡辺釣り船店に直行。
受付を済ませて、先ずは、釣り座の確保。船釣りの場合は、釣り座の位置によってかなり釣果に差が出ることがある様で、公平を期すために抽選で釣り座を決める船宿もあると聞いたことがあるが、渡辺釣り船店では、早い者勝ちとのこと。
比較的早めに乗船したYGWさんと小生は、好きな場所を取れそうだったが、兎にも角にも小生に取っては初めての乗り合いなので、何処に構えれば良いか、サッパリ見当が付かない。全て、YGWさん任せで、右舷の最も船首に近いみよしに小生、隣りにYGWさんと並んで釣り座を確保出来、一段落。
岸払いの時刻の07:00までは間があるので、ゆっくりと支度をしていると次から次にアングラーが乗って来て、岸払いをする頃にはほゞ満席の状態。週が始まったばかりの月曜日にも拘らず、大盛況状態にはビックリ。

07:00頃、岸払い。
釣り場には10分程で到着したが、アジの溜まり場を探すべくウロウロと動いて、ようやく船長から声が掛かったのは07:20頃。
イヨイヨ、逆ダン仕掛けのバチコンでのアジングの開始。

この日の小生のタックルは、
ロッド :Soare30 S610LS30
ライン :PEの0.3号、
リーダー:1.2号のフロロを一ひろ、
捨て糸 :0.8号のフロロを約1.2m、
シンカー:1/2ozのタングステン
の組み合わせ。

水深は約20m、アジは底から1mと船長から情報が流れる。
指示棚が底から1mと云うことは、シンカーを底に着けた状態でラインを張れば、ワームは1.2m程の棚をキープ出来る筈・・・・。
逆ダンではどのようなアタリ方をするのか?
等々と考えながら小さくティップを揺らした後、動きを止めアタリを待ち、アタリがなければ、又小さく揺らしてを繰り返していると、コツとこの日最初のコンタクトがあって、この日の初アジをゲット。サイズは25cm強とのっけから良型で、初めての乗り合いでの釣りに感じていた不安は、この瞬間に雲散霧消。一発で何処かに飛んで行ってしまった。
時刻は定かではないが、実釣を開始してからそれ程時間は経っていなかったので、08:00前後のことだと思う。
船はアジの群れの真上に位置している筈なので、後続は直ぐにでも来るだろうと思ったが、意外にもアタリが続かない。

どうしたのだろう?
誘い方は、これで良いのだろうか?
棚は合っているのだろうか?
等と考えを巡らせていると、突然、グンッとティップを引っ張り込む様な強いアタリ。所謂、コツとかチクッと云った小さなアタリに反応して掛けに行くのではなく、寧ろ釣れちゃった感の強い向こう合わせで、若干物足りなさは残る。しかし、20mの底から良型アジの強い引きを感じながらやり取りする面白さは格別。
以降、良型がポツポツと退屈しない程度に釣れる様になって、これはこれで楽しいアジングだった。

そうこうする内に、場所を替えるので、竿を上げる様にとの船長の指示。
折角、要領が解って来たのにと思っても、船長の指示では仕方がない。乗り合いなので、我が儘を通す訳には行かず・・・・・。

2か所、3ヶ所と場所を巡り、最後は赤い標識の直ぐ近く。
後30分程で、上がりですとの船長の声に、驚いて時計を見ると、10:30。夢中になっていたので、時間の経過に全く気が付かなかったが、釣りを始めて3時間程も経っていたことになる。

残り30分なので、焦る気持ちがあったのだろう、軽くキャストする手に力が入ったのか、ラインにJHが絡んでしまった。
白内障の手術前は、メガネを外せば極々細かい所も良く見えたので、絡まったラインを解くことも出来ただろうが、術後は、新聞を読むには不自由しないものゝ、極細かい点を見るのは少々辛い。何度か試みたが、上手く行かず、小生のみ10:45頃にStopFishingとした。

今回は、初めての乗り合いにも拘わらず、30cmを筆頭とする25cm前後の良型が揃い、リリースをした20cm程の2匹を含めて、都合14匹の釣果を得ることが出来た。

これもYGWさんの心遣いで船首に最も近いみよしに入らせて頂き、誰に遠慮・気兼ねをすることなく逆ダン・アジングに集中することが出来た結果と云うべきで、この場を借りてお礼を申し上げたいと思う。
有難うございました

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