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2021/04/19
2021年 Ajing 釣行記
日 時:04月19日(月) 18:30~22:40
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 3
同行者:AKT、TKZW、IKD、AKT弟各氏
潮位は余り高くはないが、風が南若しくは南々西の2m前後との予報だったので、前回に続いてMHR-KGNに行く積りになって、すっかり準備も終わり出掛けるだけの段階になっていた。そんな所に、AKTさんからグループ・ラインでDKKに出撃する旨の連絡があり、IKDさんも遅れて合流するとのこと。
4月も半ばを過ぎ、ソロソロDKKにもアジが回って来ても良い頃なので、機会を見て調査に行こうと考えていた。そんなタイミングでこの様な連絡を貰ったので、急遽、場合によってはNGTBNからMHR-KGNに回って来ると云っていたYTさんにお断りの連絡を入れ、DKKに行くことにした。
現地到着は、17:45頃。
直ぐにタックルを手に岸壁に出てみると、入り口付近にAKTさん、奥にTKZWさんの二人しかアングラーがいない。小さな釣り場で、いつも地元のオッチャン達がいるので、アブレルことを心配するのが常なのだが、これにはビックリ。昨年の12月21日以来のDKKは、まるで雰囲気が違った印象。
と云う訳で、釣り場は3人の貸し切りだが、好きな最奥が空いていたので、TKZWさんに断って入らせて頂き、準備に掛ったが、久し振りの陸っぱりアジングで要領が悪い。何だかんだと外時間が掛かってしまい、Soare改を手にキャスティングを始めたのは18:20頃。
風はそよ風程度で、海はべったりと凪いでいて、アジングには好条件。しかし、右から左に向けての流れが強くて、手持ちの中では最も重たい2gのJHでも、直ぐに流されてしまってどうにもならない。
潮の流れが緩んだ時を待つしかない・・・・。
しかし、流れの強さは多少弱まることはあっても、中々緩まない。
19:00(?)を回って来た頃、IKDさんが登場。
その頃になっても、一度もアジの反応はないまゝの状態。
この日、最初に魚からの反応を感じたのは20:00頃。
それまでの間、全く違和感がなかったので、寧ろ、極々小さなアタリにも素直に反応出来たと云うべきだろう。
しかし、針掛りした獲物の動きが、アジとは違っている。ひょっとするとアタリの主は・・・・と思った通り、惚けた顔をしたロリ・カサゴ。ようやく、潮の流れが収まって来て、魚も動き出したと次のアタリを期待をしたが、コンタクトがあったのはそれっきりで、又もや、何をしても無しの礫状態。
21:00頃になって、潮がこれまでと逆方向の左から右に流れ出した。強さはそれ程でもなく、寧ろアジの活性が上がって状況が好転するのではと前向きに考えもしたが、それも空振り。
その頃になると、余りにも反応がないので、皆、ロッドを置いて釣り談義を始める始末。そんな最中に、AKT弟さんが登場。
暫くは、5人での雑談に花を咲かせていたが、22:00頃、キャスティングを再開。
潮はトロトロと左から右に流れ、風もなく凪いだ状態で、アジングには絶好の条件になったが、相変わらずアジからのコンタクトはないまゝ。こうなると、集中力を維持するのは至難の業で、引き揚げるタイミングを考えながらのアジングになるのは、致し方がない所。
そんな惰性のキャスティングを続けていると、ムズとした違和感が伝わって来た。
今考えると、集中力が切れ掛かっていたのに、良く合わせられたものだと思うが、兎に角、合わせが決まってやり取りを始めた。
掛けた直後に感じた引きが直ぐに弱くなったので、これもカサゴだろうと思ったが、リーリングを始めると少し動きが違う。ひょっとして・・・と期待をしながら海面に浮かせると銀色の魚体が目に入って来た。
抜き上げたのは、20cm近い(?)立派な本命アジ。時計を見ると時刻は22:15で、実釣開始後約4時間の間で最初にして最後のアジのアタリ。
その後は、又、何もない状態に戻り、22:40頃、遂に気持ちも切れてしまったので、仲間の4人を置いて一足先にStopFishingとして帰路に着いた。
兎に角、この日はやっとの思いでボーズを逃れたが、まだまだアジの寄りは良くない印象。近くの釣り施設の釣果をチェックしても、二桁乃至精々多くても100台の三桁なので、回って来るにはもう少し時間が掛かるのかも知れない。
とは云え、この日1回の結果で判断するのは早計かも知れない。機会を見て出来る限り通ってみようと思う。
2021/03/29
2021年 Ajing 釣行記
日 時:03月29日(月) 18:00~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:釣福丸
釣 果:アジ x 15、イシモチ x 2
同行者:AKT、AKT弟、AKT弟友人、IKD、KRT、SK、YGW(敬称略)
2021年になって初めてのアジングを仲間達8人と楽しむことになった。
集合時刻は18:30だが、早めの16:00過ぎにYGWさんの車に便乗して集合場所に向かっていると、16:40頃、AKTさんより着信があり、
船長の話では『夕間詰が良い』とのことなので、出船時刻を1時間程早くしたい。
IKDさんを除き、全員が揃っている。IKDさんも間もなく到着する筈。
とのこと。
1時間半も早く到着する積りでいたにも拘らず、もう、殆ど全員が揃っていると聞いて、呆れる程の出足の良さにYGWさんと顔を見合わせて苦笑い。
集合場所には17:00前に到着。
先着していた仲間達と久し振りに会う挨拶をし、釣り談義をしている内にIKDさんも到着して、全員が揃った所で乗船。小生は空いていた左舷のおおともに釣り座を構えて、予定より1時間早い18:00頃、岸払い。
ポイントには10分も走らない内に到着し、船長の掛け声でこの夜の釣り会を開始。
今回はバチコン主体のアジングをする積りにしていたので、SSQC-6112ULS-BF-KRのロッドを手に、2021年のアジングの幕開けをした。
因みに仕掛けは5号のナス型錘を使った逆ダン仕掛け。
開始早々船首方向から当たった・・・と声が聞こえて来るが、小生には全く感じられない。小生の出足の悪さはいつものことなので、暫く我慢をしていれば、当たって来る筈と思いキャスティングを続けたが、どうしたことか全く気配が感じられない。
隣のYGWさんのアタリは小さいよとの言葉に、殊更以上に集中して違和感を感じ取ろうとしたが、コツリとも感じない。
当たった・・・! あっ、バレた・・・!
と賑やかな歓声が聞こえて来るのに、小生の釣り座付近だけは取り残されてしまった様に、静かな時間が流れ・・・・・。
何とかアタリを出したいとワームを替え、JHの重さを替えたりしたが、一向に埒が明かない。そうこうする内、エンジンの排気ガスがまともに当たる様になり、その臭いに辟易すると同時に、アジングに対するモチベーションが急降下。
見かねたYGWさんの提案で、ロッドを取り換えてみると、YGWさんのロッドでははっきりとアタリが判る。所が、小生のロッドを振ったYGWさんによると、アタリが判り難い。これでは向こう合わせでなければ駄目だろうとのこと。どうやら小生の肩から先の問題ではなく、ロッドに原因がありそうだ。
実は、当初はSoare30 S610LS30でバチコンをする積りで準備万端整えていたのだが、自宅を出る直前になって、何を思ったか、ベイト・ロッドが振りたくなって、急遽入れ替えたもの。SSQC-6112をアジングで使うのは初めてだが、メバリングでは使ったこともあるので、問題はないだろうと考えた。しかし、こんなにもアタリが判らないのであれば、ロッドを替えたのが裏目に出たとしか考えられない。
と云っても、このロッドの他にはジグ単用の8320#1Bしか持ち込んでいないので、バチコンであればSSQC-6112を使い続けるしかない。
一旦はジグ単に切り替えて8320#1Bを持ち出したが、1~2度程アタリを感じたものゝ掛けられず、釣れなくても良いからと再度SSQC-6112を引っ張り出してバチコンを続けることにした。
これまでバチコンで使ったJHの重さは、0.3g、0.5g、1.0gと重たくして来たのだが、結果が伴わなかったので、手持ちの中では最も軽い0.2gにしてみた。すると、ようやくチクと感じる小さなアタリが判るようになり、それからはポツリポツリと釣れる様になって来たが、0.3gと0.2gの違いは一体何だろう。
兎に角、取り敢えずの答えを見付けるのに、既に2時間程も経過していた。
出足が悪いのは承知の上とは云え、少々時間が掛かり過ぎで、ようやく人様に付いて行けそうになった頃には、沖上がり時刻の22:00になり、何とも後ろ髪を引かれる思いでStopFishingとした。
2020/12/29
2020年 Ajing 釣行記
日 時:12月29日(火)~30日(水) 14:30~04:00
潮回り:大潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 3
同行者:AKT、AKT弟、INUE、NGHM、SK、YGW各氏
恒例の孤島釣り納め会に参加して来た。
実は、予報では南西の風が5~6mと強く吹く予想が出ていたので、躊躇する気持ちがあった。しかし、当日の29日朝、再度、予報をチェックすると、風は向きは変わらないものゝ、強さは3m程に弱くなると予報が変わっていたので、喜び勇んで出掛けることにした。
14:00過ぎ、先着していたAKTさんやYGWさんに迎えられて、AKT弟さん、SKさん、NGHMさんと連れ立って孤島の突堤に到着。
駐車場にはギッシリと車があったので、突堤は混み合っているものと思っていたが、それ程でもない。と云っても、納竿のためにやって来るアングラーでソコソコ混んでいて、直ぐにロッドを出すことは出来ない。
と云う訳で、今回持ち込んだアジング用のSoare改、8320#1Bの2本に加えて、タチウオ用のXRFC-704M-MBの3本にラインを通し等々、殊更にゆっくりと支度を整え、釣り談義をしたりして時間を稼いだ。と云っても、たかが知れている。直ぐに終わってしまったので、空いた場所を選んで、Soare改を先発に選んで0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
風は予報とは違って北東から吹く横風で、少々強目なので、JHを重くしようかとも考えたが、明るい内は左手でのキャスティングの練習と割り切って、軽めのJHのまゝ続けることにした。
15:30頃になって、昼間のアングラー達が帰り支度を始めたので、空いた場所に入ったAKTさんが、まあまあサイズのアジをゲット。それを見て、小生を始め他の連中も、釣り座に着き、改めてキャスティングを開始。
強めの横風の中、軽いJHでしかも慣れない左手でのキャスティングでは、隣りのAKTさんに迷惑を掛けてしまうかも知れないと思いつゝ、無精を決め込んでキャスティングを続けていると、風に吹かれて円弧を描いているラインが、スッと入った様に見えた。
反射的な合わせが決まって、初めて左手で掛けたアジの引きを楽しみながらリーリングを開始したが、もう少しで海面に顔を出す所まで来た時に、敢え無くフック・アウト。
気を取り直して、キャスティングを繰り返すと、又々同じ様にラインがスッと入る動き。
今度は、途中でバレることもなく、無事抜き揚げに成功。サイズは21~22cmと云った所でそれ程大きいものではないが、左手で初めて獲った初の本命で、嬉しい1匹だった。
時刻は、16:00直前の日没前の明るい時間帯のことで、左隣りのAKT弟さんもロッドを曲げている。
この調子で行けば、直ぐにでも満クーになって仕舞うなどと捕らぬ狸の皮算用をしてしまった。
16:00過ぎに登場して来たINUEさんに入れ替わる様にして昼間のアングラーが引き揚げて行き、この日の徹夜組は親しい仲間内の7人だけ。
和気あいあいとした雰囲気の中で2020年納めのアジングをすることになったが、肝心のアジからのコンタクトがピタリとなくなって仕舞った。
時間が進み20:00、21:00頃になると、風が収まり寒さも全く感じることもなく快適な状況になったが、肝心のアジからの音沙汰がない。AKTさんやYGWさんをはじめ他の手練れの皆さんも苦労しているので、アジの回遊が殆ど見られないのは確実で、肩から先に問題を抱えている小生にはどうしようもない。完全にお手上げ状態に落ちってしまい、22:20頃には最初の休憩に入ってしまった。
その後は、寝たり起きては一寸ロッドを振って、アタリがないのを確かめて又休みに入るの繰り返しで、日付が変わる頃から強く吹き出して来た南西の風に気持ちが切れてしまって、4:00頃には片付けに入ってしまった。
と云う訳で、2020年の竿納めの会は、釣果には恵まれない結果だったが、気の置けない仲間内だけで過ごした一夜は、楽しい時間だった。
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今年も、釣り仲間の皆さんには、色々とお世話になりました。
今年は、コロナ自粛期間があり、又、カミさんの病院通いの影響もあって、釣行回数は63回で終わり、エイジ・シュートの達成は残念ながら出来ませんでした。しかし、釣りの楽しさ・面白さを思う存分満喫することが出来、充実した1年間でした。
これも皆さんのお陰だと心から感謝申し上げたいと思います。
本当に有難うございました。
それでは、良い新年をお迎え下さい。
2020/12/21
2020年 Ajing 釣行記
日 時:12月21日(月) 16:45~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独
例年、この時期はYNGSMやHRTKでメッキを追い掛けているのだが、今年は右腕のテニス肘のために思い切ったキャストが出来ないので、残念ながら見送らざるを得ない。
だからと云って、釣りをせずに済ませることは出来ないので、何とか左手でキャスト出来るベイト・ロッドに飛ばしウキを使ったメバリングで、そこそこの釣果を上げてを楽しんでいる。と云う訳で、この日もMHR-KGNに行く積りにしていたが、予報では生憎の北風。となると、北向きのMHR-KGNでは向かい風になってやり難い上に、極端に寒くなって仕舞う。
そこでベイト・ロッドに飛ばしウキを使った釣り方でアジングが成立するかDKKで試そうと考えた。幸い、北風の2m程度なので、何とかなる筈との読み。
現地到着は16:30頃。
岸壁には先行者が、入り口付近に若者が2人、最奥に地元のオッチャンが1人と少ない。とは云え、お気に入りの最奥は入れないので、少々気落ちしながら中央付近に釣り座を構えた。
今回持ち込んだロッドは、SSQC-6112ULS-BF-KRにSoare改の2本。
今回の目的からSSQCがメインとなるのだが、これでアタリが取れるなら、何も問題はない。しかし、アタリがない場合、本当にアジが寄って来ていないのか、アタリがあるのに感じ取れていないのか、単独なので判断が出来ない。そこで、Soare改のジグ単でアジの寄り具合を確認する必要があると云う訳。
キャスティングを開始したのは、16:45頃。
予報では風が1~2m程吹く予想だが、現地では無風で、海は油を流した様にベッタリとしている。潮は左から右にトロトロと流れていて、釣りには好条件。しかも、小生が岸壁に到着したタイミングで、最奥のオッチャンがアジを釣り上げていたので、ひょっとすると直ぐにでもコンと来るかと思ったが、何もコンタクトがない。
オッチャンのロッドも、それ以降、曲がった様子もない。
18:00頃、最奥のオッチャンが引き揚げて行ったので、お気に入りの最奥ポイントに移動し、気分も新たにキャスティングを続けたが、何も反応がない。
そこでSoare改に0.8のJHでアジの寄り具合をチェックして見たが・・・・。
やはり全くコンタクトがない。
SSQCにしたりSoare改にしたりしてアジを探したが、全く気配がなく、19:00を回る頃には、気持ちもスッカリなくなって引き揚げようとまで思い始めていた。
そう思いながらも、踏ん切りが付かず、ダラダラと惰性でキャスティングをしている時、ふと左手でスピニングを扱う練習をしてみようと思い立った。
幸い近くには誰も居ないので、他人に迷惑を変えることもない。
それから、21:30頃までの間は、ひたすら左手でキャストし、アジからのコンタクトを待つ練習をした。
最初の内は、違和感ばかりが先立って、リリース・ポイントも判らず、何度か諦め掛けた。しかし、キャストを続けている内に、徐々に違和感はなくなり、何とか様になって来て、タイミング良くリリースで来た時にはハンドルの回転数で22~23回、距離にして14~15m程キャスト出来る様になった。
無風で条件が良かったとは云え、0.8gのJHでの距離なので、まぁまぁだろう。
と云っても、もう少し距離が欲しい上に安定していない。更には、思っても居ない方向に飛んで行くこともある。又、今回はアジのアタリは全くなかったので、合わせの練習が出来ていない。アジ特有のあの極々小さなアタリに、利き腕ではない左手が上手く反応出来るかも心配ではある。
が、練習を始めた頃に比べると、雲泥の差。あとは慣れる以外にないので、極力左手を使う練習をしようと思う。
と云う訳で、この日の目的であるベイト・ロッドに飛ばしウキを使った釣り方でアジングが出来るかについては、確認は出来なかったが、左手でスピニング・ロッドを扱うことについて光明が見えた点は、満足すべき結果だった。
2020/12/13
2020年 Ajing Touching 釣行記
日 時:12月13日(日)~14日(月) 14:30~05:00
潮回り:大潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 18、タチウオ x 0
同行者:AKT、INUE、IKD各氏
先週はカミさんの病院送迎のため、孤島釣行は泣く泣くパスせざるを得なかったので、今週は是非とも皆さんと一緒に孤島に行く積りでいた。
そして、前日になって天気予報をチェックしてみると、日曜日は弱い風で全く問題ないにも拘わらず、日付が変わった途端に南西の風が8~9mとなっており、これでは幾ら何でも無理だろうと気持ちはヘナヘナと萎えてしまった。するとAKTさんから先週は10m以上の風でも沢山釣れましたと悪魔の囁き。しかもメールの最後にでも無理しないで下さい(笑)と・・・・・。
最後の一文は、取り様によっては小生の軟弱さを揶揄する一言とも云えるが、行くか行かないか迷っている小生の背中を押すAKTさんの優しさの表れだとここは素直に思うことにしよう。
考えて見れば、単独で釣りに行った場合、釣りは22:00か23:00頃には終わって、その日の内に帰宅している。孤島に行ったとしても、日付が変わるまでの風が弱い時間帯に釣りをして、その後は休むことにすれば、単独釣行と同じ。
と云う訳で、日付が変わるまでの時間帯に釣りを楽しみ、その後は専ら休憩する予定で孤島に行くことにした。
孤島の突堤には、14:00過ぎ、AKTさんやIKDさんと連れ立って到着。
風の弱い晴れた日曜日と云うこともあって、突堤には大勢のアングラーがいて、到底、釣り座を構えられる程の空きスペースはない。しかし、我々の釣りは夜釣りが主体なので、彼らが引き揚げて行ってから入れ替わって入れば良い。
今回持ち込んだタチウオ用のXRFC-704M-MBとアジング用の8320#1B及びSoare改の3本の夫々にラインを通し云々、時間を掛けて支度を整え、AKTさんやIKDさんと釣り談義をして時間を潰したが、潰し切れない程の時間がある。
そこで15:00前にSoare改を先発に選んで、アングラーの居ない空きスペースに立ってキャスティングを始めた。
すると1投目から、コツンとアタリがあって、惚けた顔のロリ・カサゴが顔を見せてくれた。本命のアジなら云うことなしだが、今は時間潰しにキャストしているだけなので、何かしら反応があるだけでも楽しい。2匹、3匹とロリ・カサゴと遊んだ所で、表側に移動。
足場の細くなった所でキャストしているIKDさんの隣りでキャストして見ると、こちら側でもアタリがある。
2回程空振りをしたが、何となくカサゴのアタリではない様な気がしたので、集中しているとチクッ。抜き揚げて見ると、何と22cm程の本命のアジ。時刻は15:15頃のまだまだ明るい時間帯のことで、これには些かビックリしながらもこんな時間帯から来るんだから、今日は良い釣りが出来そうと密かにニンマリ。
16:00を回った所で、昼間のアングラーが引き揚げて行き、入れ替わってINUEさんが登場。結局この日は、先行して入っていた若者アジンガー2人を含めて6名で夜を徹してアジングをすることになった。
明るい時間帯にアジが顔を見せてくれたので期待したが、日没時刻を過ぎてゴールデン・タイムに入って来ても、さっぱり音沙汰がない。
風向きは、到着した時から左から右に吹き抜ける北東の風が吹いていたが、強さはそれ程でもなかった。所が、18:00を回った頃になって、突然強く吹き付けて来る様になって、どうにもならない。
風が強くなることは覚悟していたが、これでは時間が速過ぎる上、向きも正反対。建物の陰に入ってやり過ごす以外にないが、一晩中、釣りも出来ずに釣り場に居るのは、餌を目の前に置かれたまゝお預けを喰らっている犬に等しい。何とか弱くなって欲しいと願ったが、一向に弱まる気配が見えず、早くも一回目の休憩。
ふと気が付くと、強い風の中、IKDさんとAKTさんは果敢にロッドを振っておりアタリもあるとのこと。
ならばと二人に倣ってJHを1.8gや2.2gの重たいものに替えて見たが・・・・。
強い北東の風は、時間の経過と共に徐々に弱くなって、23:00頃には、これまでと打って変わって殆ど無風状態。
時系列的な記憶が定かではないのだが、2匹目のアジはこの時間帯だった様に思う。兎に角、音沙汰がない時間帯が長く続き、アジ1匹では老夫婦用のお土産にもならない。何とか2匹は持って帰りたい・・・と思っていたので、正直な所、ホッとした。
2匹目を獲った後も、余りテンポ良くアタッて来ることはなかったので、思い切ってJHを軽い0.6gにしてみた。これが良かったのか、どちらかと云うと小生の苦手にしている待ちの釣りだが、比較的、テンポが良くなり釣果を伸ばすことが出来た。
この日のツ抜けは、丁度、日付が変わる頃で、ご近所のお土産も出来てヤレヤレと云った所。
この頃から、風向きが、予報通り右から左への横風になる南西に変わって来たが、9m位の強風になると云う予報と違って、それ程でもない。風が強くならずこの状態が続いて欲しいと願ったが、その願いも空しく徐々に強さが増して来た所で、02:00頃、何度目かの休憩。
03:00頃、風が弱くなって来た所で、アジングを再開し、3匹程追加出来た所で、05:00頃、StopFishingとした。
尚、タチウオについてだが、この日もアジングの合間や明け方の04:30頃狙って見たが、一度もコンタクトはなかった。IKDさんにもアタリがなかったと云うことなので、ソロソロ終わりなのかも知れない。
兎に角、この日は、一言で云えば予報が外れて良かったと云った所。
つまり、キャスティングを始めた14:30頃から釣り終えた翌日の05:00頃までの14時間半の内、強い風に難儀したのは、18:00頃~21:00頃までの間と02:00前後の短時間の都合4~5時間程だけで、10時間程はほゞ問題なくアジングをすることが出来た。しかも、入れ掛かりとは云えないまでも、ポツリポツリと退屈しない程度にアタリがあり、サイズも23~25cmが殆どで、豆サイズを5匹含むとは云え、都合18匹の釣果は、小生にしては大満足な結果。
所で、右腕の状態だが、はやり痛みが取れておらず、ズーンとした鈍痛や時にはズキンとした痛みが走ることがある。筋肉痛ならこれ程長い間痛みが続くことはないので、恐らく腱を痛めたのではないだろうか・・・・。
と云う訳で、キャスティングは出来れば左手で行いたいが、スピニング・リールを使うアジングでは右手を使わざるを得ない。この日も、出来る限り力を抜いて軽くキャストしていたのだが、日付が変わる頃には、曲げても伸ばしても鈍痛がしていて、キャストするのも辛い状態だった。
医者は嫌いなので、何とか自力で治すか、痛みの出ないキャスティング方法を編み出すしかないか・・・・。
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