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2021年釣行記(53) – AJ&TC

2021年 Ajing 釣行記

日 時:09月19日(日) 18:00~23:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:A’s P
釣 果:アジ x 6、タチウオ x 0、サバ x 2
同行者:YGW、AKT、IKD、KRT、INUE各氏

17:20頃、IKDさんKRTさんに迎えられて現地に到着。

現地では、予報通り東寄りの風が斜め左り前方から強く吹き付け、その強い風に煽られて海はバシャバシャと波立ち、時折、飛沫が降って来る程の状況。
この様な状況では、流石のIKDさんKRTさんでも竿を出すのを躊躇ったのか、それともアジングをするにも刀狩りをするにも、時間が少し早いと考えたからなのか、二人共釣りの準備もせず、釣り談義をしている。小生も二人に加わって暫くの間釣り談義をしてから、準備に取り掛かった。

今回は、欲張ってタチウオアジの両方を狙う積りなので、テンヤの引き釣り用のSephia S809M/Fアジング用の8320#1Bの2本のロッドを持ち込んだ。
単独釣行の場合では、今回の様に二兎を追おうとすると、タチウオを狙っているとアジの様子が気になり、アジを狙っているとタチウオの様子が気になってしまう。獲物の活性が高い場合は、それでも、充分以上に愉しむ事は出来る。しかし、その様な場合には、余程、運が良くなければ巡り会えるものではなく、殆どの場合、文字通り二兎を追う者一兎も得ずになってしまう。しかし、今回は仲間が居るので、アジが来ているのかタチウオが来ているのか、彼らの様子を見ていれば判る。

と云う訳で、先ずはアジングStartFishing
2週間程前にも、今回と同じ様に強く東寄りの風が吹く状況下でも結果の良かった1.8gのJHを、夢よ再びとばかりに結んで、18:00頃、キャスティングを開始。

小生の左隣りでは、一足二足早くキャスティングを始めたKRTさんが、早くも1匹目をゲット。
小生の口開けは18:20頃。この時は早くも1.8gから1.0gのJHに替えていたと思うが、モゾモゾとした違和感で獲った22cm程の本命。

実釣開始後20分なので、状況としてはまぁまぁと云った所で、後続を狙ったが、来たのは残念ながらサバ

19:00頃、遅れていたYGWさんAKTさんが登場し、二人はIKDさんの向こう側に釣り座を構え、一人離れて釣座を構えているINUEさんを入れて予定の仲間全員が揃った。

風や波は相変わらずで、釣り難くて仕方がない。前回はこの様な状況でもボトムを狙えば、ほゞ確実にコンタクトがあったが、今回は、中々反応を見せない。

それでも、隣りのIKDさんサバに悩まされながらも、ポツリポツリと本命を抜き上げている。反対側のKRTさん波しぶきがラインに当たる感触とアジのアタリが区別出来ないと、盛んにボヤいていて、苦労している様子。

今回の釣果目標はアジを、ご近所分を含めて最低6匹、出来れば8匹としていたが、中々数が伸びない。
何とか苦労して3匹を確保し、取り敢えず自宅への土産ができた所で、タチウオにターゲットを替えたが、それらしいアタリは全くない。
KRTさんが現地で仕入れて来た情報では、昨夜(18日)は航路側で好調に釣れたとのこと。昨日は良かったよと云うのは釣りの世界では良く聞く話だが、誇張されているきらいはあるが、少なくとも何匹かは釣れていた筈で、とすれば可能性はある。

アジタチウオを交互に狙ったが、どちらも絶不調で、アジが飽き始めた頃に来るだけで、タチウオからのコンタクトは皆無の状況のまゝ変化がない。21:00頃になって、ようやく風が収まり始め、海も穏やかになって来て、釣りはし易くはなったが、残念ながらアジタチウオの活性が高くなる気配はない。それでもIKDさん他の皆さんは、ジッと集中してアタリを待っておられる。しかし、若い皆さんと違って後期高齢者ともなると、集中力は直ぐにズタズタに切れてしまい、肩から先の問題は別にしても、この集中力のなさが貧果の原因の一つなのだろう。

コンタクトがないまゝ時間ばかりが経過してソロソロ道楽部屋が恋しくなる21:30を回った頃、幕閉めのアジを釣ってからにすれば・・・・IKDさんから有り難い(?)提案があり、小生も好きな世界の提案とあっては無下に断ることも出来ず、寧ろ、喜んでこの提案を受け入れアジングを続けた。
そして、22:30を回った頃、モゾとしたアタリに合わせが決まって、やり取りを始めた途端、プツンとライン・ブレイク。ラインに疵が入っていたとしか考えられないが、これがこの日の最後に感じた獲物の感触で、リーダーを結び直してキャスティングを再開してはみたものゝ、これは悪足掻きと云うべきもの。

結局、23:00頃、皆さんに別れを告げて、StopFishingとした。

この日もタチウオは空振りに終わってしまったが、運良く回遊に巡り会えれば、あの強い引きを愉しめるだろう。自宅からそれ程遠い釣り場ではないので、巡り会いの確率を高めるためも、もう少し通って見ようかと思う。

2021年釣行記(50) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:09月10日(金) 18:00~21:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:A’s P
釣 果:アジ x 26
同行者:単独

前回に続いてのA’s Pアジング。

17:40頃、現地に到着。
少し時間があったので、周囲の様子をぐるりと見回った後、前回と同じ場所に釣り座を構えた。

今回持ち込んだロッドは、8326#1B8320#1Bの2本だが、今回は暫く出番のなかった8326#1Bを先発に選んで、1.0GのJHを組み合わせて、18:00頃、キャスティングを開始。

風は、予報通り右から左への南寄りで3m程と、前回とは正反対で願ったり叶ったりの状況。
しかし、前回の強風の中の感覚が残っているせいか、或いは、少し硬めの8326#1Bを使っているせいか、何となくシックリ来ない。何とか感覚を取り戻そうと色々と試していると、いきなりロッドを引っ手繰る様なアタリ。

突然のことだったので、合わせを入れるのが遅れ気味だったが、何とか抜き上げたのは21cm位の本命。時刻は18:15頃のことで、アタリの出方は気に入らなかったが、兎にも角にも、これでボーズはなくなった。

この日の初獲物を手にすることは出来たが、感覚は依然としてシックリ来ないまゝ。

JHの重さを軽くしたり重くしたり、色々とやっては見たが、出るアタリはグンッと手元にまで来る大きなアタリばかり。アジングと云えば、チクッと来る小さなアタリをタイミング良く合わせ、その直後に伝わって来る獲物の感触を愉しむのが醍醐味だと思っているのだが、これでは面白みに欠けてしまう。
何とか、小さなチクッで獲りたいと試行錯誤を繰り返し、結局、1.0gのJHでボトムをジックリと狙うことにして、ようやく望んでいた小さなアタリが出る様になって問題が解決。
ペースはもう一つだが、ポツリポツリと掛けられる様になって、独りニタニタしながらキャスティングを続け、19:40頃、つ抜けを達成。

その後も退屈しない程度の間隔でアタリが続いていたが、20:00を回った頃、ピタリとコンタクトがなくなってしまった。そこで、休憩を兼ねて夕食の握り飯を取り出して腹拵えをして、気分転換。

20:15頃、アジングを再開。
場所を休めたのが良かったのか、たまたまタイミング的なものか判らないが、コンタクトが出始めた。

ポツポツと数を伸ばしていたのだが、ある時のこと、釣り上げたアジを始末していると、何やら生き物の気配が伝わって来た。何だろうと視線を送ると、暗い中に2つの小さな円盤が怪しく光っているのが見えた。その光の主は釣り場には付き物の猫で、小生の獲物を横取りをしようと、ジッと身を低くしてチャンスを伺っている。シーッと追い払うと、1m程逃げた所で振り返って小生の動きをジーッと見ている。

これは油断ならないと背後にも気を配りながら、キャスティングを続けて21:00頃、20匹目をゲット。
この頃には、お持ち帰りすべき量の確保は出来たので、リリースしながらの釣りになったが、気が付くと先程の猫が、小生の直ぐ後ろで釣ったアジに飛び掛かろうと身構えている。そこで、本来的にはすべきことではないが、余りにも欲しそうな様子だったので、プレゼントしてみた。すると、そのアジを咥えて何処かに行ってしまった。この猫は、その後は戻って来ることはなかったので、もっと早くあげていれば、猫に注意しながらキャスティングをすることもなかったのに・・・・。

と云う訳で、間遠かったとは云え、ポツリポツリと一時を除いては殆ど途切れることなく釣れ、21:30頃には25匹目をゲット。
時間的にも量的にも切りの良い所だったので、終わりにしようと思ったが、未練がましくキャスティングを続け、21:45頃、1匹を追加した所で、踏ん切りをつけてStopFishingとした。

今回のA’s Pアジングでは、開始してから暫くの間を除いてはポツリポツリと釣れ、しかも、サイズ的にも23cm±1cmが殆どで愉しい時間を過ごすことが出来た。
釣り場が限られているので、次回もA’s Pに行きたいと思うが、当分の間、アジのお持ち帰りは迷惑になるだろう。キャッチ&リリースでアジングを愉しむか、狙いをタチウオに変えるか・・・・。

2021年釣行記(49) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:09月07日(火) 18:00~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:A’s P
釣 果:アジ x 12、 サバ x 1
同行者:単独

雨模様の日々が続いていたので、9月に入って初めての釣行。

先月の後半のDKKアジングではアタリ一つないパーフェクト・ゲームを2回連続に喰らってしまい、そればかりでなくUMB-FPでの刀狩りでも、何とかボーズを逃れるのが精一杯の状況が続いていたため、8月は全体として低調な結果だった。そのために、拙宅の冷蔵庫には、アジタチウオも在庫がなくなっていたので、ソロソロ獲物を持ち帰らなければ、カミさんの表情が険しくなってしまいそう・・・・。
と云う訳で、少しでも釣果が期待出来る確率が高いA’s Pアジングをすることにした。

17:45頃、現地に到着。
予報では北東の風が4mと少々強めに吹く行くとのことだった。しかし、現地から10kmも離れていない拙宅付近では、それ程強くは吹いていないため、釣りには支障がないだろうと軽く考えていたが、現地ではとても4mとは思えない程強く吹き抜けていた。それでも何人かのアングラーが竿を振っていたものゝ、流石に軽いジグを扱うアジンガーの姿は見えない。

どうしようかと考えながら、暫くの間、バシャバシャと波立っている海を眺めていたが、とても釣りにはなりそうにもない。そこで、翌日の水曜日に出直そうと考え、念の為、天気予報をチェックした所、翌日は夕方から雨になり、翌々日の木曜日も雨模様となっている。となると、出直しは出来ず、週末まで釣りはお預けになってしまう。
折角、現地にまで来ているのに、ロッドも振らずに引き揚げるのは勿体ないし、駄目で元々と、兎に角、アジングを始めることにした。
今回持ち込んだロッドは、Soare改8320#1Bの2本だが、左から右への強い横風を考えて、先発は8320#1Bとし1.2gのJHを結んで、18:00頃、キャスティングを開始した。

強い風に吹き寄せられて岸壁に当たった波が高く飛沫を上げ、その飛沫が左から右への風に吹かれて細かい霧となって降って来る上、ラインが大きく右手の方向に膨らんでやり難くて仕方がない。風の影響が出来るだけ少なくなる様に、横風が吹く際のセオリー通り、斜め左にキャストしても、ラインに引っ張られて、中々、JHが沈んで行かない。しかし、幸いにも、釣り場には小生以外にアングラーはいない。他人を気にすることなく、思い通りに色々と試すことが出来るので、岸壁に殆ど平行になる程極端な方向にキャストしてみた。そうすれば、何とかなりそう。

この日、最初のコンタクトがあったのは18:40頃。モゾモゾとした違和感に思わず反応した結果だったが、これは抜き上げに失敗。小一時間経った頃のことで、波風が激しいから、今日は厳しいかな・・・と思い始めた時のことだったので、アジが居ることが判って一安心。
そして、それから程なくして、今度は回収しようとリールを巻き始めた途端引っ手繰る様な強いアタリがあり、合わせもバッチリと決まった所で、やり取りを始めた。所が、思いの外引きが強く、魚体が見えるまでは黒鯛かも知れないと思った程だったが、抜き上げたその主は中型のサバ

その後はコンタクトがなくなったので、風に任せてドリフトさせる積りでJHを軽くしたが、風が強過ぎて何をしているかさっぱり判らない。そこで、逆に、底釣りに徹するためにJHを1.8gと重たいものに替えてみた。

すると、これが正解だった様で、反応が出る様になり、19:10頃、この日最初の本命をゲット。サイズは22cm程で、まぁまぁサイズ。
しかし、1匹では、老夫婦二人分とは云え、食卓に乗せるには全然足りない。
最低でも、もう1匹・・・・。
久し振りの獲物に喜びながら、後続を期待したが、アタリが遠い。

どうやら、この日のアジはピンスポットに着いている様で、JHを通すコースによって反応の有無がハッキリとしている。しかし、風の影響で、そのコースにJHを通すのが難しい。しかも、そのコースに入ったからと行って必ずコンタクトがある訳ではなく、そのコースを通らなければ反応がないと云った極めて極端な状況。
そんな状況下、ポツリポツリと退屈しない程度の間隔でアタリがあって、21:00頃にはつ抜けを達成。

しかし、休みなく吹き続けて来る風に、薄手のウィンドブレーカーを羽織っても、寒さは凌ぎ切れず、相変わらず降って来る飛沫の霧雨に嫌気も差して来たので、21:30頃、StopFishingとした。

今回は6月25日以来、久し振りのA’s Pでのアジングで、23~24cmを中心としたアジを12匹と、小生としては好釣果の結果だった。
とは云え、風さえなければ、もう少し長い時間愉しめた筈で、その点は残念な気もするが、強い風に諦めて竿も出さずに引き揚げなくて良かった・・・!

2021年釣行記(48) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:08月30日(月) 18:00~20:50
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独

前回のDKK釣行以降も状況に大きな変化はなかったので、厳しい釣りになることは充分考えられたが、敢えてDKKに行くことにした。

17:45頃、現地に到着。
夏枯れの釣り場に来る物好きは小生ぐらいなものだろうと思っていたが、意外にも岸壁には10人程のアングラーの姿があって、これにはビックリ。
ひょっとして釣れ出した情報でも流れたのか・・・。
小さな釣り場なので、こんなに大勢のアングラーが入っていると、入る場所も限られているが、入り口から少し入った所、岸壁の1/3程の所に何とか入らせて貰った。

今回は久し振りに持ち出した宵姫S58FL-solidに1.0gのJHを組み合わせたタックルで、18:00頃、キャスティングを開始。
風は右から左の横風が少々強めに吹いていて、アジングには不向きだが、これまで風がなく蒸し風呂の様な中でのDKKアジングを強いられて来たので、寧ろ、心地が良い。

キャスティングをしながら、周囲の様子を窺っていたが、全く竿が曲がる場面を見掛けない。
引き揚げて行く地元のおっちゃんに尋ねた所、7:00からやって、ベラが2匹だけだよ・・・・とウンザリした顔をして答えてくれた。
やはり、状況は変わっていなかったんだ。にしても、この混み様は何?

18:50頃、最奥に陣取っていた若者2人組が引き揚げて行ったので、場所を移動。この様な状況なので、場所を変えても結果は変わらないだろうと思いつゝも、いつも入っている馴染んだ場所なので、気持ちが落ち着く上、気分転換にもなる。

風は相変わらず右から左に吹いているが、潮は前回と違って全く流れていない。

JHを0.5gと軽いものにしたり、ワームを替えたり、色々と手を変え品を変えしたりしたが、何の答えも返って来ない。
それでも、次こそ・・・・。
気が付くとあれ程居たアングラーは引き揚げて行き、岸壁には中央付近のアジンガーと小生の2人だけ。
そのアジンガーも魚を掛けた様子はなく、苦労している様子。

20:00を回った頃には、切れ掛かった気持ちを何とか保たせてキャスティングを続けていたが、頭の中では、いつ引き揚げるかタイミングを図っている始末。
20:00と云えば、UMB-FPでの刀狩りでは、まだまだ気力も充実していて、集中してタチウオからのコンタクトを待っている頃。にも拘らず、今回のDKKアジングでは、実釣を開始して2時間程しか経っていない時点で厭になって来ている。やはり獲物からのコンタクトを信じて待てるか、信じられないかの違いだろう。

カサゴには失礼な話だが、アジが駄目ならカサゴでもと思い、昨年、見付けたカサゴのマンションを狙ったが、この日はカサゴも留守にしている様子で、コツリとも来ない。

こうなってしまっては、辛うじて繋がっていた糸もプツンと切れてしまって、20:50頃、StopFishingとした。

と云う訳で、2回連続でパーフェクトゲームを喫した訳だが、今回の3時間足らずの実釣時間は、小生の釣り歴の中でも最短の部類に入る程の短さになる。にも拘わらず、いつもよりも酷く疲れを感じた。
年齢的なものか、始めから釣れないと思いつゝ挑んだための精神的なものか・・・・。

2021年釣行記(47) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:08月27日(金) 18:15~21:50
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独(IMMRさん他1名)

8月の前半は、九州や広島などでは土砂災害を引き起こす程の豪雨が続き、小生が住んでいる横浜方面では、それ程でもなかったが、それでも梅雨を思わせる雨模様の日が続きなかなか釣行するチャンスがなかった。所が、中盤から後半に入っては、正反対の天候。まるで真夏を思わせる様なギラギラ太陽が照り付け、時期的には秋に近付いている筈なのだが、夜になってもサウナ風呂状態の毎日でウンザリ。

と云う訳で、近場の釣り施設での海水温も25~26℃と高くなり過ぎていて、アジの釣果も二桁の前半。この様な状況なので、更に湾奥に位置しているDKKでは期待は出来そうにもない。実際、3日前は小さなアジを2匹、やっと姿を拝めただけの結果だった。
しかし、釣り場が限られているので、釣り場を選ぶ訳にも行かない。運が良ければ遊んで貰えるかも知れないと前回に続いてDKKアジングをしに行くことにした。

現地には、17:45頃に到着。
直ぐに道具を手に岸壁に出てみると、中程に1人そして最奥に1人とガラガラ状態で、やはり、期待出来そうにない。

最奥のアングラーに挨拶をして、水道蛇口の前に釣り座を構えた。
今回も一応刀狩りの用意はして来たが、先ずはアジングに専念することにして、先行者と情報交換をしながら準備に入った。するとその先行者の口からAKTさんIKDさんの名前が出て来て、小生のこともご存知とのこと。小生も有名になったものだが、生憎、小生には記憶がない。困るのはこの様な場合なのだが、話をしている内に、AKTさんIKDさんとの会話の中に出て来た年寄が、どうやら、小生らしいと判ったとのことで、ヤレヤレ。歳のせいで会った事も忘れてしまっていたのかと心配したが、これで一安心。

18:15頃、Soare改のロッドに1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。
水の色はやゝ茶色掛かって見え、左から右に少し早めに流れている。
風は殆ど吹いておらず、ネットリとした蒸し暑さが纏わり付いて、息苦しさを感じる程。

18:45頃、先行者の連れのアジンガーが登場。その頃にはすっかり暗くなっていたので、小生には判らなかったが、声を掛けて頂いてIMMRさんと判明。
最奥からKBYSさんと仰る(?)先行者、IMMRさん、小生と3人並んでロッドを振ったが、全くコンタクトがない。

潮は、相変わらず左から右に向かって、強弱を繰り返しながらも流れているので、状況は悪いとは云えない。
次は来るか?
次は来るだろう!
次は来る筈!!
背中を流れ落ちる汗を我慢して、黙々とキャスティングを繰り返したが、努力は報われず仕舞い。

19:45頃の満潮時刻を過ぎて、下げ潮が効き始めた20:30を回った頃から、潮の流れが変わって右から左になった。と共に風が吹いて来る様になり、この時程、風の有り難みを感じることはなかった。
これで気分も一新、状況も変わって、アジの群れがやって来るかと期待をしたが、まるで期待外れ。時折、イワシがラインに触れるアタリがあるだけ。
イワシが居るのであれば、タチウオが寄って来ていることも考えられるが、その頃には、新たに刀狩りの準備を整える気力もなく、惰性でアジングを続けているだけ。

それでも、22:00頃までは粘る積りでキャスティングを続けていたが、21:50頃、蚊取り線香が燃え尽きたのを機にStopFishingとして、片付けに入った。

と云う訳で、久し振りにアタリを1度も感じることのないパーフェクト・ゲームを喰らってスゴスゴと引き揚げて来たのだが、コロナ禍で選択の自由がないので、暫くの間は、素針を引くことを前提にDKKに通うことになりそう・・・。

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