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2022年釣行記(27) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:05月18日(水) 18:00~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 2
同行者:単独

予報では、弱い南寄りの風が吹くとのことなので、これまで通りMHR-KGNでのメバリングをすることを考えた。しかし、今シーズンのMHR-KGNは、どう云う訳か極めて低調な状況が続いているので、行っても苦行になることは九分九厘確実だろう。そこで、時期的にもソロソロ回って来ている筈のアジはどうか?と近くの釣り施設の釣果をチェックしてみた。すると、3桁にも届かない数字が並んでいて、まだまだ本格化するまでには至っておらず、今年のシーズン・インは遅れている模様。

と云う訳で、DKKMHR-KGNも厳しい釣りになりそうだが、運良く回遊に当たれば楽しめるかも知れないと神頼みの儚い期待を抱いてDKKアジの調子を見に行くことにした。

17:30頃、自宅を出発し、現地到着は18:10頃。
早速、重たいバッカンやクーラーを持って岸壁に出て様子を見ると、入口付近に2人組の若者、そして中央付近から奥に掛けて長い竿を出している年配者が6人も居て、中央付近にしか空きがない。この岸壁のお気に入りポイントは最奥なのだが、仕方がないなぁなどと思いながら歩いていると、年配者の一人がいきなり声を掛けて来て、
今日は駄目だよ。2時頃からやっているけど、一度もアタリがないよ。
そして、駄目押しにほら、一つも餌が取られていないでしょとワザワザ竿を上げて餌がついたままの仕掛けを見せてくれる始末。

竿を出す前から聞きたくない話だが、これにめげることなくゆっくりと準備に入った。

18:00頃、Soare改のロッドに0.8gのJHの組み合わせで、キャスティングを開始。
すると正面にキャストした筈なのに、斜め右45°から戻って来る程、左から右に向かっての潮流が早い。こうなると左前方にキャストしたい所だが、左側には話し掛けて来た年配者が竿を出しているので、これは出来ない相談。となると、年配者達が引き揚げるのを待つしかない。

時間稼ぎのキャスティングを繰り返していると、18:45頃やって来た一人のアングラーが、小生の後ろを通って奥に進んで行く。
あれ、最奥には空きはない筈なのに・・・と思って奥を見やると、丁度最奥の3人組が引き揚げて来る所で、そのアングラーは3人組と入れ違いに入って行った。
仕舞った!!先を越されたと思ったが、仕方がない。
最奥に入ったそのアングラーに断って、隣りに入りアジングを再開。

相変わらず左から右に向かっての潮流が早いが、最奥に入ったアングラーもアジングなので、左に向かっってキャストしてもオマツリになる可能性は低く、その点は安心出来るが、年配の先行者の云う通り、全く、コンタクトがない。

19:00を回った頃、フト隣りを見ると丁度獲物を抜き上げた所で、訊けば本命のアジとのこと。
やっと回って来たかとキャストする手にも力が入ったが、相変わらずコンタクトがない。
隣りが2匹目を上げたのは19:30頃だが、小生には音沙汰が無いまゝ。そして、20:00少し前だったと思うが、隣りは3匹目をゲット。アジの群れは薄い様だが、粘っていれば、回って来る筈と自らを鼓舞したが、ロッドを曲げてくれるのは、本命には程遠いロリ・カサゴでガッカリ。

小生に初めてコツと本命からのコンタクトがあったのは20:25頃のこと。サイズは20cmソコソコで良型には程遠いが、今シーズンの開幕を飾る1匹でヤレヤレ。

これに気を良くして、後続を待ったが完全にまぐれ当たりの交通事故で、その後はさっぱり音沙汰がない。

21:00頃、アタリがないので帰りますとお隣さんは引き揚げて行き、1匹では、老夫婦の食卓を飾るには足りない。せめて、もう1匹と、小生は居残って粘ったが、カサゴを掛けただけに終わり、22:00頃、諦めてStopFishingとした。

2022年釣行記(08) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:02月21日(月) 07:00~10:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:乗り合い
釣 果:アジ x 0
同行者:YGWさん

久し振りにYGWさんから最近、お土産を持ち帰られていない様だから、渡辺の乗り合いでバチコンをやりませんか?のお誘いを頂いた。
渡辺の乗り合いバチコンをするのは、2年前に2回あるだけで、その2回ともそれ程成績が良かった訳ではないが、釣り物に悩む極寒の時期だけに、有り難くお誘いを受けることにして、直ぐに渡辺釣り船店に予約を入れた。

YGWさんには、05:30頃、迎えに来て頂き、YGWさんの車で渡辺釣り船店に向かい、06:00少し前に到着。
受付を済ませて、釣り座を確保するために直ぐに乗船したが、ともには既に釣り人の姿がある。そこで、みよしに釣り座を構えることにした。乗り合いでの船釣りの経験は皆無に等しいので、釣座を構える位置の良し悪しは解らないものゝ、前2回とも釣座はみよしだったので、それ程悪い選択とは思わなかった。しかし、結果から云うと、どうやら、これがこの日の敗因だったらしい。

出船までの間は、YGWさん老夫婦の食卓を飾るための刺身用に25cm程度を2匹、ご近所分を含めて〇〇匹は欲しいなどと、好きなことを云いながら時間潰し。正に獲らぬ狸の皮算用の典型だが、この時は船でアジが屯している場所に連れて行って貰えるのだから、ボーズを喰らうことなど有り得ないだろうと高を括っていた。

そして、07:00頃、ようやく岸払。
何処まで走るのかと思っていると、10分も経たない内にスピードが落ちてベイ・ブリッジの真下で停船。この付近は孤島に行く際の通過ポイントで、航路にもなっている筈。こんな所で釣りをしたら、航行の妨げになるのではないかと心配に思ったが、船長から声が掛かって、2022年のアジング開幕戦の開始。

この日の小生のタックルは、
ロッド :Soare30 S610LS30
ライン :PE0.3号
リーダー:1.5号のフロロを一ひろ、
捨て糸 :1.0号のフロロを矢引き
シンカー:10号
の組み合わせ。
ロッドは、昨年の釣福丸でのバチコンで持ち込んだSSQC-6112が、感度が鈍くて大変な思いをした反省から、今回は感度の良いSoare30 S610LS30を持ち込んだものだが・・・・。

期待のバチコンを開始して間もなく、隣りのYGWさんが早くもロッドを曲げてやり取りを始めた。
幸先の良いその様子を目に、今日は期待出来そうだぞ・・・・・。
所が、YGWさんが抜き上げた魚を見ると、残念ながらその正体はサバYGWさんのみならず、小生もガッカリ。

そして、YGWさんは2匹目、3匹目と魚を掛けたが、残念ながら本命のアジではなく、外道のサバばかり。
その様子を船長も見ていたのだろう。直ぐに場所を替えるから仕掛けを回収する様にとの指示があり、移動を開始。

次に停船した場所は、横浜港の出入り口に当たる白灯台と赤灯台の中間付近で、幾分、港内側に寄った所。このポイントもやはり航路になっている筈で、些か心配。
しかし、この点は船長に任せて、小生はこれからが本番とばかりに、バチコンに集中して、アジからのコンタクトを待った。しかし、一向に反応が感じられない。時折、YGWさんあたったと声を発しているが、掛けるまでには至っていない。
高く登った太陽が逆光になって、海面がキラキラと光ってよく見えないが、とも側に陣取った餌釣りはポツポツとは云え、上がっているので、どうやら、アジはコマセの煙幕付近にのみ偏在していると見える。
アジの活性が高い盛期であれば、アジの動きも大きくみよしの方にまで行動範囲が広くなり、交通事故的かも知れないが、何とか小生にもアタリが感じられる筈だが、海水温が低いこの時期は、そんな交通事故も望み薄と見える。

シンカーの重さを替え、針の号数を替え、枝スの長さを替え・・・・色々とやっては見たが、さっぱり反応が帰って来ない。
となりのYGWさんも本命のアジは掛けていないので、小生の腕の問題ではなさそうだが、何をしても効果がないことに、徐々に嫌気が差して来ると同時に集中力も切れて来る。ポイントを替えて欲しいと思ったが、餌釣りにはソコソコ釣れているせいか、場所を移動する気配もない。
こうなっても、乗り合い船の悲しさで、全ては船長に任せるしかない。我慢をしてアジからのコンタクトを待っていたが、前日の寝不足に加えて、背中を照らす温かい太陽の光も手伝って、ついついフッと意識がなくなる瞬間まで出て来る始末。

釣りに集中していると時間が経つのが早く感じられるものだが、この日ばかりは遅々として時は進まず、腕時計を見ると、まだ09:30を回った頃で、沖上がりまで1時間半も残っていて、愕然。
しかし、状況が好転して来る気配も感じられず、結局、沖上がり時刻の11:00より1時間も前の10:00頃に早くも小生だけStopFishingとして、2022年のアジング開幕戦は、悲惨な結果で終わってしまった。

と云う訳で、今回は釣ったアジの写真がないので、その代わりに帰る船から撮ったみなとみらい地区の向こうに見える富士山の写真を・・・・・。

2021年釣行記(58) – TC&AJ

2021年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月07日(木) 18:15~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:A’s P
釣 果:タチウオ x 1、アジ x 0
同行者:YGWさん、(AKTさん)

YGWさんからのお誘いでA’s Pアジング刀狩りの2本立て釣行。

現地に向かっている途中でルームミラーに白いUSVが映っているのに気が付いた。既に、日が暮れていて車の登録番号や車種も判別出来ないが、何となくAKTさんの車ではないかと思いつゝ現地に向かった所、小生の後を付いて来る。こうなるとAKTさんの車に間違えはないと確信。
と云う訳で、18:00少し前にAKTさん共々現地に到着したが、YGWさんの姿は見えない。

AKTさんの釣り支度を見ながらYGWさんの到着を待っていると、雨が降って来た。家を出る時から、今にも降り出しそうな雲行きが気になっていたが、予報では23:00以降にしか傘マークが付いていなかったので、釣りをしている時間帯には、雨は降らないだろうと思っていた。にも拘らず、降り出して来たので、今回も予報が外れたか・・・(怒)
このまゝ降り続く様ならYGWさんの到着を待って引き揚げようと思ったが、幸いにも程なくして上がって呉れた。

YGWさんの到着が遅れそうなので、AKTさんを見習って小生も刀狩りの準備に取り掛かった。今回はSephia SSS76ML-S快適テンヤSSSSSサイズの組み合わせで、18:15頃、キャスティングを開始。
すると、その直後にYGWさんが到着。どうやら激しい渋滞に巻き込まれた様子。

間もなくしてYGWさん刀狩りの準備を整えて、参戦。
YGWさんの仕掛けは、ウキも使わず餌のサバの切り身、針とガン玉の重さで飛ばすもの。仕掛け全体の重さがないため飛距離は出ないが、水中では漂うに極めてゆっくりと沈んで行くので、タチウオには魅力的に見えるのだろう。ネットの動画などでは、タチウオ爆釣仕掛けなどと云われている様だ。

風は、右手からやゝ強目に吹いて来ており若干やり難さはあるが、釣りにはそれ程問題にはならない程度。

風上になる斜め右に向かってキャスティングを繰り返したが、タチウオからのコンタクトはない。しかし、隣りのYGWさんと色々と釣り談義をしながらなので、退屈することもない。

18:30頃、リーリングをして足元まで帰って来たテンヤを回収しようと、ロッドのティップをスッと上げようとした瞬間、ゴゴンと強烈なアタリ。
それまでは、何度もキャストしていたにも拘わらず、一度も気配を感じることがなかったので、些か泡を喰ったが、何とか抜き上げに成功して、A’s Pでは初めてのタチウオで指3.5~4本でのまぁまぁサイズ。

その後も3人揃ってキャスティングを繰り返したが、小生とAKTさんが2度程コンタクトを感じただけ。小生の1度目は、合わせが決まらず餌のドジョウを真ん中から半分取られ、2度目は、一旦は針掛かりさせたものゝ途中でバラしてしまったもので、それ以外は梨の礫
隣りで爆釣ジグを使っているYGWさんにも、全く、コンタクトがなく、何となくタチウオの絶対量が少ない印象で、釣れたのも、アタリがあったのも、出会い頭の偶然によるものの様に感じる。

20:30頃、刀狩りを諦めてアジングに変更したが、アジの気配も全く感じられない。

小生は直ぐにアジを諦めて、又々、刀狩りを再開し、航路側をチェックすることに。
こちら側では、風を背中から受けることになるので釣り易いが、タチウオが居なければ意味のないことで、暫くして諦めて、元の場所に戻ろうとした所で、突堤の角が気になった。
しかし、港湾関係の荷物が置かれていて、角に入る事が出来ない。そこで、斜めにキャストして角付近を通してみることにした。すると、2~3投して直ぐにジワーッと重たくなる違和感が伝わって来たので、合わせを入れたが、ゴツとタチウオが掛かった感触が残っただけ。
久し振りのタチウオの感触に、集中力を高めてキャスティングを繰り返すと、コン。これは空振りだったが、兎に角、タチウオは近くに居る
それから暫くの間、粘って何とかタチウオをものにしようと、粘ったが、その後は何も変化ないまゝ。

諦めて、元の場所に戻ったが、やはりアジは厳しそうで、手練のYGWさんAKTさんも苦労している様子。そんな状況で、小生がアジングをしても無駄な作業に終わることは必至なので、少しでも可能性のある刀狩りに精を出したが、どちらにしても悪足掻きと云うもので、結局、22:30頃、諦めてこの日の釣りを終わることにした。

そして、道具を車に積んでいると、突然、スマホに緊急地震速報が入って来た。
久し振りに聞く警報音だったので、咄嗟には意味が解らず、積み込みを続けていると、背後の建物のシャッターがガシャガシャと大きな音を立て始め、次の瞬間には、足元がグラグラと揺れ出して来て、地震であることが解った次第。
AKTさんYGWさんによると、突然、魚がボイルし始めたと思ったら、ドーンと来たとのこと。やはり、野生の動物には人間にはない感覚が備わっているのだと、改めて思い知らされた。

と云う訳で、これまで何度もA’s Pでのタチウオ調査をして来て、今回、漸くタチウオの顔を拝めた訳だが、魚影は思った程ではない印象。やはり、タチウオにはUMB-FPで遊んで貰う方が良いのかも知れない。

2021年釣行記(56) – AJ&TC

2021年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月02日(土) 17:30~24:20
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:A’s P
釣 果:アジ x 5、タチウオ x 0
同行者:KRTさん、(IKD、AKT、INUE各氏)

台風16号の影響で、釣りが出来ない惧れはあったが、土曜日にKRTさんA’s Pに行くことにしていた。普段の良い行いが効いたと見えて、台風は金曜日中に関東地方から遠ざかっていたので、寧ろ台風一過の好天気での釣行になった。

現地到着は17:00頃。

突堤には、海に向かって右から前回会った若者アングラー、7~8m間を置いてIKDさん、その直ぐ隣りにKRTさんがロッドを振っており、小生が車から降りた瞬間に若者がアジを抜き上げた場面を目撃。正に嵐の後の好地合いの様相で、自然と期待に胸が膨らんで来る。

早速、3人に挨拶をしてIKDさんと若者の間に入らせて貰おうとした所、
エッ、そこに入るんですか?
俺は扇状に広くキャストするので、そこに入られると邪魔になるから、嫌なんですけど・・・・。
小生が入ろうとした場所から若者の間には、4~5m程の間隔が空いているので、こんな言葉を掛けられるとは思いもしなかったため、一瞬、何を云われているのか、解らなかった。
この若者は、前回、この釣り場で会った際にも、小生に話し掛けられるのを煩そうにしている雰囲気がアリアリと出ていたので、二言三言話をして直ぐにその場を離れたのだが、どうやら釣りの世界に一人没入したいタイプらしい。人は十人十色。色々な考え方があって然るべきで、この若者をとやかく云う積りはないが、このストレートな物言いには、些か驚いた。
兎に角、遊びに来て不愉快な思いをしたくない
その場所に入ることを諦めて、KRTさんの左隣りに釣り座を構えることにしたが、今後は所沢の2○ナンバーの白い車を見掛けても、声を掛けることは控えようと思う。

今回、持ち込んだロッドは、テンヤの引き釣り用のSephia SSS76ML-Sアジング用のSoare改の2本。
今回は、先ずお土産にするアジを確保して、その後は刀狩りに精を出す算段で準備を整えて、Soare改を持ってキャスティングを開始したのは17:30頃。

その頃にはIKDさんKRTさんも順調にアジを釣り上げていたので、直ぐにでも来るだろうと思っていたが、案に相違してコンタクトがない。

小生のキャスティングに前後して、AKTさんが登場。既に周囲が暗くなっていて然とは判らないが、どうやら最初に小生が入ろうとした辺りに釣り座を構えた様子。あの若者は、何も云わなかったのだろうか・・・・・?

潮の動きがないので、JHを1.0gから0.8gに替えて、何とか最初のアタリでゲットしたのは、17:50頃。
開始して20分後のことなので、良いとは云えないが、まずまずの出足だと思うが、現地では、何となく厳しいアジングになりそうな予感が頭を過ぎっていた。

その頃になって刀狩りを開始したKRTさんを横目に、後続を狙っていたが、アタリが遠いので、小生も見習って始めることにした。この日は、風がそれ程強くは吹いていないので、表層狙いに徹することにして、快適テンヤSSSSSSサイズの軽いものを初めて使ってみた。小生の得た知識に、夕間詰め後は軽いテンヤで表層を狙う方法が良いとあったので、その方法を実践してみようと考えたのだが、なかなか思う様には行かない。

19:00頃、INUEさんが登場し、小生の左側にかなり離れて釣座を構えた。

タチウオの表層狙いも答えが出ず、アジからもコンタクトがないまゝ時が経ち20:00を回った頃になって、北の空に稲妻が走り始めた。家を出る直前にチェックした予報で、20:00台に傘マークが付いていたのは知っていたが、21:00台以降は晴れマークに変わっていたので、それ程気にしていなかった。
しかし、これが大失敗。20:30頃からポツリポツリと降り始めた雨が、徐々に酷くなり、堪らず、背後の建物の軒下に雨宿りをしてやり過ごそうとした。所が、21:00を回る頃には雨は上がる所か、益々、雨脚が強くなり、遠くのクレーンなどの港湾設備が霞んで見える程になり、予報をチェックすると大雨洪水注意報が出されている。こうなると二進も三進も行かず、ただジッと首を竦めて雨雲が通り過ぎるのを待つ以外にない。

23:00頃、それまでの篠突く降りが嘘の様にピタリと止んだので、引き揚げ様かとも思ったが、お土産にするアジはまだ2匹しか獲れていない。これでは、例え老夫婦二人分の食卓を飾るにしても、少々物足りない。と云う訳で、改めて釣り支度を整えて、キャスティングを再開。

すると、直ぐに答えが出て3匹を追加。
こうなると助平心がムクムクと頭をもたげて来て、更なる追加を目論んで延長を試みたが、これは完全な悪足掻きに終わってしまい、24:20頃、StopFishingとして、皆を残して帰路に着いた。

所で、今回のタチウオの表層狙いだが、コンタクトがあったのは2回だけ。一度目は、一旦、掛ける所まで行ったが寄せる最中にバレてしまい、2度目は空振り。これまで何度かA’s Pでの刀狩りを試みたが、コンタクトを感じたのみで姿を見るまでに至らず仕舞の結果に終わってしまった。
こうなると、何とか姿を拝みたいので、コロナ規制の解除に伴って再開になったUMB-FPで、週明けにでも試してみようと思っている。UMB-FPであっても空振りに終わる惧れは強いが、小生にとっては実績のある場所なので、A’s Pよりも可能性があるのでは・・・・・・と妄想している。

2021年釣行記(54) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:09月24日(金) 18:00~22:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:A’s P
釣 果:アジ x 8
同行者:単独

前回は久し振りに仲間とのコラボ・アジングで愉しい一時だったが、状況としては厳しく、獲物は6匹と貧果に終わってしまった。それでも、その内の3匹をお持ち帰りしたので、アジの在庫補充は取り敢えず出来たので、暫くはお土産の心配はしなくても良くなった。
と云うことで、今回は刀狩りをする積りで準備をしていた所に、KRTさんから前日の23日にアジの良型を爆釣した。タチウオは駄目との連絡が入った。

アジにするかタチウオにするか迷ったが、KRTさんに肖ってアジと遊ぶことにしてA’s Pに向かった。

17:30頃、現地に到着。
突堤では、南寄りの風が右から左に吹いているが、予報通りそれ程強くはなく、海も穏やかで、状況は良さそう。その上、KRTさんの情報もあっただけに自然と期待が膨らんで来る。

17:50頃、Soare改のロッドに1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。少し前まで、目の前に溜まっていた沢山のゴミがなくなっていたので、潮の流れがあるものと思っていたが、どうやらゴミは風に流されて行った様で、潮は殆ど動いていない。
そのせいか、アジからのコンタクトがない。
アジの居場所を探して向きを変え、棚を変えたりしたが、コンタクトがなく、釣りでは良くある昨日は良かったヨ~が頭を過ぎり始めた。

この日、最初のアタリがあったのは、18:00頃。
今、考えれば、開始後10分を経過しただけなので、良いとは云えないが悪くはない状況だと云える。しかし、実際に現場で釣っている時は、期待が大き過ぎたためか、この10分が殊更に長く感じた。
サイズは24cm程度の良型だったが、写真を撮影後直ぐに海にお帰り願い、後続を待ったが、音沙汰がなく、何となく前回の二の舞になりそうな予感がして来た。

この日の2匹目は、口開けの1匹を獲ってから約30分後の18:30頃。そして、3匹目は1時間半程も経った19:50頃で、実釣開始後約2時間程の間で、アタリがあったのは、この3回だけ。と云う訳で、打率は10割だが、如何にも寂しい状況に早くも嫌気が差して来た程。

それでも、
回って来れば・・・・。
回って来るだろう・・・・。
回って来る筈。
と自身を鼓舞しながら、キャスティングを続けたが、一向に反応を示してくれない。

4匹目を獲ったのは、何と21:30を回った頃。
音沙汰がない上に、時間的にも引き揚げる頃になったので、ソロソロ、止めようかと考え始めた頃、それまでは全く動いていなかった潮が、僅かに動き出した。ひょっとすると、アタリがあるかも知れないと、集中していると期待した通りコン。
これを皮切りに、22:00頃までに5匹を追加。
出来るなら、つ抜けを達成したいと延長したが、潮の動きが止まり、またもや音沙汰なし状態に戻ってしまったので、22:30頃、StopFishingとした。

この日の潮回りは、大潮の翌日の中潮なので、干満差は大きく潮の動きも強い筈だが、小生が釣り座に着いている時間帯では、殆ど動きがなかった。これだけが原因ではないだろうが、兎にも角にも、アタリがない時間が、この上なく長い一晩だった。勿論、肩から先の問題はあるが、KRT情報に期待をして出掛けて来たにも拘わらず、正に返り討ちと云った所で、自然相手の遊びの難しさ・奥深さを思い知らされた。

所で、この所、コロナ感染者数が激減して来ており、緊急事態宣言の解除が話題になって来ている。現在は閉鎖されているUMB-FPも、これに伴って再開されることになった由。
これで、漸く、来週もしくは再来週には、UMB-FPでの刀狩りが愉しめることになった\(^o^)/

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