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2022年釣行記(58) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月27日(木) 17:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 1
同行者:IMMRさん、KMIさん

今週も天候に恵まれず、木曜になってやっと釣行出来る状況になって、勇躍DKKに出掛けて来た。

16:00頃、自宅を出発し、現地には16:40頃に到着。
早速岸壁に出てみると、入口、中央、最奥付近にそれぞれ先行者の姿があるので、入り口から14~15mの中央寄りに、取り敢えず道具を置いて釣座を構えることにした。

この日の狙いは、タチウオに重点を置き、あわよくばアジも手にしたいとする贅沢なもの。過去の経験から、この様な欲張った目標を立てても、無惨な結果になることは、充分承知している。そこで、飽く迄もタチウオを中心とする旨固く決心して、先ず刀狩りの準備を始めた。

すると丁度そのタイミングで、前日に続いて連チャン釣行となるKMIさんが登場。この日のKMIさんは、22日の土曜日に秘密のポイントで良型タチウオを爆釣したので、タチウオには食傷気味とのことで、アジのみを狙うと奥に釣り座を構えた。そして、KMIさんを追い掛ける様にしてIMMRさんが登場し、小生と並んで刀狩りをすることに。

17:00頃、背後で準備をしているIMMRさんを置いて、刀狩りを開始。代り映えしないが、いつもの様にSephia S809M/Fのロッドに、風もなく海は凪いでいるので、快適波止タチウオテンヤSSは軽目の3S(8g)をチョイス。
すると1投目から、コツコツとテンヤを啄いている様な反応が帰って来た。そして、2投目にも同じ様にテンヤを追尾しながら、啄く感触が伝わって来た。
居るよ、居るよ!
背後で釣りの準備をしているIMMRさんに年甲斐もなく興奮気味に声を掛け、次に反応があったら・・・と3投目を試みた。所が、3投目には反応が返って来ず、4投目、5投目にも無反応。獲物は何処かに行ってしまったと見えて、ピタリと反応が消えてしまった。
それでも、近くに居る筈だとキャスティングを繰り返したが、完全に音沙汰なしの状態になってしまった。こうなると、やはり気になって来るのはアジの状態。KMIさんに様子を訊ねると豆アジだが釣れているとのこと。

そこで、タチウオが回って来るまでの時間潰しと自身に言い訳をして、最奥に入っていたアングラーが引き揚げた後に釣座を移しEmeraldas改を手にアジングを始めた。
すると直ぐに答えが出て、18:25頃、22cm程の良型アジをゲット。取り敢えず獲物を手に出来たのは嬉しいが、1匹ではどうしようもない。せめて1匹追加して2匹は欲しいアジングに力を入れたが、アジからの音沙汰はそれっきり。

そしてタチウオからもアジからもコンタクトがないまゝ時間が過ぎ、20:00を回った頃になって、このまゝでは虻蜂取らずになってしまうと考えて、この日の初心に戻って刀狩りに専念することにした。そして何とかタチウオの気を引けないか4S(5g)2S(11g)とテンヤの重さを替えてキャスティングを繰り返した。
しかし、全く気配がない。

20:30を回り、KMIさんが引き揚げる準備を始める頃になっても、音沙汰が無いまゝの状態に嫌気が差して来て、里心が付いたが、もう少しやってみよう
何とか自身を鼓舞してキャスティングを繰り返していると、突然、何の前触れもなくコンと反応があり、合わせも決まってガツンとロッドが止まった所で、タチウオであることを確信。
時刻は20:45頃のことで、銀色に美しく輝く魚体は指4本の良型。

これに気を良くして、追加を狙ったが迷子のタチウオだった様で、又々音無しの状態に陥ってしまった。これで今日の釣りは終わりかなと半ば諦めつゝキャスティングを続けていると、またもや、いきなりのゴツン。
指4本クラスの良型タチウオを追加できた所で、21:30頃、StopFishingとして帰路に着いた次第。

2022年釣行記(56) – AJ&TC

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月19日(水) 17:20~22:20
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 10、タチウオ x 3
同行者:KMIさん、HRDさん

10月になったと云うのに、秋晴れは何処に行ってしまったのか、曇りや雨の毎日で、ここに来てようやく雨の心配のない空模様になるとのこと。雨に濡れると溶けてしまう体質の小生にとっては、願ってもないことだが、残念ながら、風は東北東からの3m程とのこと。強さの面ではそれ程気にしなくても良いが、DKKでは生憎の向かい風になる。とは云え、一旦点いた火は消せず、16:20頃、自宅を出発。

17:00頃、現地に到着し岸壁に向かった所、既に到着していたKMIさんは、珍しく入り口に釣り座を構えている。どうしたのだろう?と思ったが、中央付近から奥に掛けて長いロッドを振っている4~5人のアングラーを避けたとのことで、小生は隣りに釣り座を構え、準備に入った。

この日、持ち込んだロッドは、アジング用のEmeraldas改Soare改刀狩り用のSephia S809M/Fの3本。
この日、タチウオのみにターゲットを絞っているKMIさんに倣って、刀狩りでスタートしようと思った。しかし、アジは間詰めに回って来ることが多く、タチウオは夜になってもテンヤの引き釣りであれば釣果は出る。と云うことで、いつもの様にEmeraldas改ベイト・アジングでこの日の釣りを始めることにした。しかし、向かい風がかなり強く吹いているため、ベイト・リールではトラブルの元。考え直して、今回はスピニング・ロッドSoare改でスタートすることにした。

17:25頃、1.0gのJHを結んでキャスティングを開始。
そして2~3投目で、早くもアジからの反応が返って来て、この日の皮切りの本命をゲット。
間詰めに回って来るとの読み通りの結果だったが、サイズが問題で、手にした獲物は10cmにも満たない極小豆アジ
この娘にはお父さんやお母さんを呼んで来る様に云い聞かせて、海に帰って貰ったが、直後の17:32に来たのも同サイズの豆。

これには堪らず刀狩りに移行。
しかし、タチウオからのコンタクトもない。
堪らずアジングに戻ったが、17:50頃に来た本命も、申し合せた様なサイズの豆アジ

18:00頃、遅れていたHRDさんが登場。HRDさんは最々奥でアジングをするとのことで、奥に向かって行った。

小生は、刀狩りをしたりアジングをしたりと、何とも落ち着かない。
コンタクトがある時は良いのだが、今回の様にどちらからも音沙汰がない時は問題。刀狩りをしているとアジの様子が気になり、アジングをしているとタチウオの様子が気になって仕方がない。正に二兎を追う者は一兎も得ず状態。

19:30頃のことだったと思う。突然、隣りのKMIさんがロッドを満月に曲げてやり取りを始めた。その前後に、小生にもタチウオからのコンタクトがあったが、掛けるまでに至らず、相変わらず刀狩りアジングを行ったり来たり。

アジングでは豆アジばかりの状況が好転することもなく、20:00頃までにツ抜け一歩手前の9匹をゲットしたが、ばかり。

20:00を回った頃、HRDさんが、そして20:30頃、KMIさん明日の仕事に差し支えるからと云って引き揚げて行き、小生は居残りをすることにして、独りキャスティングを繰り返していると、奥に入っていたアングラーも帰って行って、岸壁は小生の貸し切りに。

このまゝ入口付近で続けようかと思ったが、StopFishing予定の22:00までは、1時間以上も残っており、豆も交じるが20cm超も出たとのHRDさんの情報もあったので、失地回復、思い切って最奥に移動することにした。

誰も居ない岸壁を何往復かして、釣座を移動し、20cm超のアジを求めてキャスティングを再開したが、10匹目も豆アジ

これで、ようやく踏ん切りが付いて、アジに見切りを付けてタチウオに専念する気になった。

岸壁には小生しか居ないので、誰に遠慮する必要もない。
扇状に順番に探っていると、一箇所、潮が重たく感じるポイントを見付けた。そこで、そのポイントを重点的に流していると、コン。
久し振りのタチウオからのコンタクトに合わせも決まったが、ロッドがガツンと止まってビクともしない。暫くの間、力比べをしてから、何とか寄せに入ったが、その間の抵抗もこれまでになく力が強く、大物であることを確信。ラインは0.6号のPEなので、先ず切れることはないだろうが、途中に疵でも入っていれば一溜まりもない。しかし、手元に玉網もなく岸壁には一人切りなので、抜き上げるしかない。
ライン・ブレイクを覚悟して、思い切って抜き上げたタチウオは、指4.5本の良型で、これまでの指4本の記録を抜いて自己最高。
時刻を確認すると、丁度、21:00。

こうなると欲が出て来るのはアングラーの性。まだ時間があるとキャスティングを繰り返していると、明らかに状況が変わっていて、タチウオテンヤを突付く回数が増えて来た様子で、22:00までに指4本指3.5本の2匹を追加。
更に、もう1匹追加したいと、予定を延ばして延長戦に入ったが、お触りは何度かあったが、決め手がなく腰の疲れがピークに達していたので、後ろ髪を引かれながら、22:20頃、StopFishingとした。

2022年釣行記(53) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:10月08日(金) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 9
同行者:KMIさん、(IMMR、ICNH各氏)

2回連続して貧果に終わったDKKの憂さをUMB-FPで晴らそうと目論んだが、見事に返り討ちの憂き目にあってしまった。そこでアジでもタチウオでも、兎に角、魚を釣りたいと釣行のチャンスを伺っていたが、生憎の雨模様の毎日。そして、土曜日になって漸く雨の心配のない天候になったが、小生は、原則的に土・日及び祝祭日は釣行することは控えている。更に、10月は第二月曜日はスポーツの日で祝日となっているため、次回の釣行は、早くて火曜日になるが、仕方がない。
悶々としながら買い物のために近所のスーパーに向かって歩いている所に、グループ・ラインでKMIさんから出撃する旨の連絡が入り、これには堪らず、君子豹変すとばかりにを破って土曜釣行をすることにした。

15:30頃、自宅を出発し、現地には17:00頃到着。

流石に土曜日とあって、奥に4~5人、入り口付近に2~3人といつもより大勢のアングラーの姿がある。しかし、皆、先着していたKMIさんの知り合いで、彼らが引き揚げて行った後に入るとのこと。

と云う訳で、ゆっくりと時間を掛けて支度をして、キャスティングを始めたのは18:00を回った頃。

今回もロッドはEmeraldas改に、3.0gのSキャリーを介したシステム。実は、最初から1.0g前後のJHを使ったジグ単で挑みたかったが、向かい風気味の風向きだったこともあって、身体がキャストのコツを思い出すまで安全策を取ったと云う訳。
にも拘わらず、上手く飛ばせず、途中で軽いショックを残してヘナヘナと着水してしまう。上手くキャスト出来ている時には着水するまで、親指の腹にスプールの回転を感じられるのだが、この時は、こんな筈では・・・と腕の振り方を色々と変えてキャストしても同じ結果にしかならない。
このままでは、今日のベイト・アジングは諦めなければならないかもと思いつゝ、ふとブレーキ調整のダイヤルを見ると、どう云う訳か、最大の設定になっている。
と云う訳で、ブレーキ調整をし直して、キャストすると、素直に飛んで行き、キャスティングの問題については一件落着、後はアジを釣るだけ。

しかし、思惑とは逆にアジからのコンタクトはなく、前回と同じ憂き目にあうことになるかもと頭の中に暗雲が広がり始めた頃、隣りのKMIさんがこの日最初の獲物をゲット。サイズも良さそうで、次は小生の番だろうと期待をしたが、2匹目を上げたのもKMIさん

そこで、向かい風気味の中バック・ラッシュが怖かったが、思い切って1.0gのJHでのジグ単にシステムを替えてみた。すると、当然、距離は出ないものゝ、何とかトラブルなくキャスト出来る。
と云う訳で、待望のジグ単でのベイト・アジングに移行したのだが、相変わらずアジからのコンタクトはないまゝ。

小生が、この日初めてのアジをゲットしたのは、18:40頃。
キャスティングを開始して40分も経っていないので、出足としては悪くはない筈だが、隣りでポンポンと出されると、やはり焦りを感じて、実際以上に長く感じてしまう。

この頃から、JHが全く沈んで行かない程強く潮が右から左に流れ出し、それを待っていたかの様に、隣りのKMIさんが殆んど入れ掛かり状態に突入。どうやらアジKMIさんの左側に屯している様子で、KMIさんの右側に位置している小生の近くには寄って来る気配はなく、切歯扼腕
仕方がないので、アジングでは殆んど出番のない重たい2.0gのJHに替えてみた。すると、強い流れの中でJHが安定したのが功を奏したと見えて、コンとこの日の2匹目をゲット。時刻は、19:19。

この頃、IMMRさんが登場して来て、KMIさんの左側の最奥に釣り座を構えキャスティングを開始。すると2投目か3投目でロッドを曲げている場面を目撃。やはり、小生が釣り座としたポイントは、アジの回遊コースから外れているのはほゞ確実。5~6mしか離れていないのに、引かれ者の小唄と云う訳ではないが、これだから自然相手の遊びは面白い。

JHの重さを替え、ワームを色々と替えても、なかなか調子が出ない。
しかし、それでも
19:33 3匹目
19:38 4匹目
とまぁまぁのテンポ。
記憶が定かではないのだが、この頃だったと思う。ICNHさんが登場して来て、4人並んで砲列を敷いた。

4匹目を獲った後も、調子は今一つだが、
19:52 5匹目
19:58 6匹目
20:24 7匹目
21:05 8匹目
21:15 9匹目
とポツリポツリと忘れた頃にロッドを曲げてくれ、結果的には、ツ抜けには一歩届かなかったものゝ、久し振りに獲物とのやり取りを楽しむことが出来た。
しかも、目標にして来たベイト・アジングジグ単で通した結果に、この上なく満足して21:30過ぎにStopFishingとした。

2022年釣行記(51) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:09月30日(金) 17:40~23:15
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1、キビレ x 1、ゴンズイ x 1
同行者:KMI、IMMR、ICNH、HRD各氏

久し振りの孤島での徹夜アジングのお誘いを頂いた。孤島と云えば昨年の5月に行って以来となり、夜を共にしたアジング仲間に会えるのも1年半近く振りのことなので、大いに心を動かされて、一時はすっかりその気になった。
しかし、最近の様に21:30~22:00頃に終わる釣りであっても、一晩寝ただけでは疲れが取れず、翌日も一日中ボーッとして何もせずに過ごしているのだが、それ以上にもなる徹夜明けの疲れ具合を考えると、徐々に気持ちが萎えて来て、結局、パスさせて頂いた。

と云う訳で、DKKでのお気楽アジングに行くことにしたが、予報では東~北東の風が4mと強く吹くとのこと。DKKでは、東寄りの風は向かい風になるのでベイト・アジングには厳しいが、駄目ならスピニングに替える積りで、16:40頃、自宅を出発し、現地到着は17:10頃。

釣り場の岸壁には、KMIさんが一人いるだけで、他にアングラーの姿はない。そのKMIさんは最奥から一人分空けた手前に釣り座を構えていたので、お気に入りの最奥に有り難く入らせて貰って準備を始めた。

予報通り、風はやゝ強目の向かい風なので、安全第一でスピニングにしようかと思ったが、何とかベイト・アジングをものにしたいと結局、Emeraldas改を先発に選んだ。とは云え、この向かい風の中で、1gのJHをトラブルなくキャスティングする自信はない。そこで、風対策と身体を慣らすために3gのSキャリーを使うことにして、17:20頃、キャスティングを始めた。
2投、3投・・・・。
状況次第では、1投目からコンタクトがあることもあるが、前回の結果や昨日のアジング仲間からの情報で、直ぐにコンタクトがあるとは考え難い。そこで、逆風の中でのキャスティングの練習に重点を置いていたが、前回、このポイントで根掛かりでSキャリーを2個奉納したことを思い出した。
アジの棚がボトムでなければ、何も問題はないが、JHをボトムにステイさせる必要がある場合は、根掛かりリスクが少々高い。となると根掛かり覚悟で、このポイントで続けるか、ポイントを変えるかだが、小生は後者を選び、中央付近に移動することにした。

小生が、中央付近に場所を移動し終えた頃、ICNHさんHRDさんの2人が登場、少し遅れてIMMRさんがやって来て、最奥からMRDさんKMIさん、少し間を空けてIMMRさんICNHさん、そして小生の順に並んでキャスティングを始めた。

しかし、アジからのコンタクトは・・・・・・・ない。
遠くの方でKMIさんアジを掛けた様子だが、全体として釣り場の活性は一向に上がって来ない。

アジからのコンタクトがないまゝ時間が過ぎ、記憶が定かではないが、19:00頃(?)、チクンとアタリがあった。反射的に腕を煽って合わせると見事に針掛かり。強い引きにニンマリしながらやり取りを始めたが、スピードは余りないものゝ、思いの外トルクが強い。
尺アジか、それともシーバスか・・・・。
仲間に玉網入れして貰った獲物は、傷一つない銀ピカの惚れ惚れする程の綺麗な魚体をした25cm程(?)のキビレで、これはKMIさんに引き取って頂いた。

アジからのコンタクトは相変わらずないまゝ、時間だけが過ぎて行き・・・・。

Sキャリーを使ったキャストにも慣れた所で1.0gのJHでのジグ単に替えていたが、向かい風ではバック・ラッシュとまでは行かないが、どうしてもスプールのラインが緩んでしまう。そこで、スピニング・ロッドのSoare改に替えて軽い0.4gのJHを使って、アジの関心を引こうとしたが、これも無駄骨。

結局、アジからのコンタクトも全くない完全試合の様相で抑え込まれそうになり、ソロソロ引き揚げることが頭に浮かび始めた21:00頃だったと思う。モゾモゾとした違和感に合わせを入れて、針掛かりさせたが、しかし、引きには全く力がない。が、生命体の反応だけは微かに伝わって来る。
何だろう???
抜き上げてみると、針を咥えて上がって来たのは、紛れもないゴンズイ

本命のアジからの音沙汰がないまゝ21:30頃になり、道具を片付けて帰る準備を終えたが、いつもとは違って帰路に就く気になれず、皆さんと釣り談義に花を咲かせてグダグダとしていた。そんな最中、HRDさんが帰り支度を始めた。

実は、この夜のアジの偏在振りが激しくて、中央付近の3人にはアタリ一つなかったが、最奥のHRDさんは良型アジを7匹、そして隣りのKMIさんも4匹揚げていた程で、全体として良い状況とは云えないが、最奥付近には可能性があることになる。
と云う訳で、IMMRさんICNHさんは最奥に移動することになり、小生は、二人の様子を見届けてから帰路に就こうと考えたのだが・・・・・。
二人から、場所はあるからとの勧めに抗えず、小生も改めて釣りの準備をして、居残り残業をすることにした。

この時、改めて時計を見ると、既に22:30を回っていたので、自覚がなく精々30分程だと思っていたが、アジング・フリークがキャストすることもなく、1時間近くもお喋りをしていたことになる。
それ位、この夜のDKKの状況は厳しいと云うことの証だろう。

改めてEmeraldas改にラインを通し、1.0のJHでキャスティングを再開。
しかし、その1投目でバック・ラッシュ。腹立ち紛れにラインを切って釣りを止めようかと思ったが、気を取り直してバック・ラッシュを解きキャスティングを再開。
すると、コンとこの日最初にして最後のアジ様からのコンタクトがあった。合わせも決まってアジ様の引きを楽しみながら、抜き上げたのは20cmあるかないかのサイズ。時刻を確認すると22:50頃なので、実に、5時間半振りのこと。

後続をと思ったが、アジからのコンタクトも間遠くなり、兎にも角にも、本命ボーズ回避が出来て気が抜けたこともあって、23:15頃、皆さんに別れを告げてStopFishingとして帰路に着いた次第。

2022年釣行記(50) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:09月26日(月) 17:40~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 3、カサゴ x 1
同行者:単独(KMIさん、NGHMさん)

この所ベイト・アジングに打ち込んでいるが、漸くSキャリーを間に噛ませず、ジグ単で出来る目星が付いて来た。こうなると、出来るだけ早い機会にEmeraldas改を携えて出撃したくなって来る。
しかし、この日はUMB-FP近くの霊園に行き両親の墓参りをすることにしている。行動線からすると、当然、墓参りの後にUMB-FP刀狩りをするのが、理に適っている。しかも、予報では南風が2mとのことで刀狩りには持って来い。
UMB-FPでの刀狩りにするか、DKKでのベイト・アジングにするか、正にハムレットの心境で身体が二つ欲しい所。結局、これだけ条件が良ければUMB-FPは激混みで、釣座の確保にも苦労する可能性が高いと考えて、DKKに行くことにした。更には、DKKには、KMIさんも来ているだろうとの期待があったのも一因。

明るい内にキャスティングの練習をしようと、いつもより若干早い16:00頃自宅を出発し現地には16:30頃、到着。

岸壁に出てみると中央付近にKMIさんの姿があって、岸壁の中央付近で準備の真っ最中。いつもは最奥付近に入っていることが多いKMIさんだが、この日は、府中から来たコマセ師が3人、最奥で長いロッドを出しているので、彼らを避けて、少し間を広く取ったとのこと。
小生は、KMIさんの右隣りの入口側に釣り座を構えて、準備に入った。

当初の目論見通り先ずは肩慣らしのために、少し重めの1.5gのJHを結んで軽くキャストすると・・・・。全く、飛距離が出ていない上にバック・ラッシュ寸前の状態。幾ら何でも、これは酷すぎる。何度かキャストしてみたが、同じ結果に堪らず3gのSキャリーを結んでみた。しかし、結果は変わらない。
これまでは、Sキャリーでは全くストレスなくキャスト出来ていたのに、これはどうしたことか。
余りの酷さに、Emeraldas改を諦めて予備に持ってきていたスピニングのSoare改に替えようかと思った程。
そう思いながらも、バック・ラッシュに気を付けながらEmeraldas改でキャスティングを続けていると、身体が思い出して来たと見えて徐々にトラブルがなくなって来た。

そこで、暫くの間はジグ単を諦めて、これまで通りのSキャリーを介した釣り方で、17:40頃、アジングを開始した。

キャスティングがこれまでの様にスムーズに出来る様になって、アジからのコンタクトを待ったが、コツリとも来ない。最奥のコマセ師が掛けた様子も聞こえて来ず、隣りのKMIさんにもアタリはないとのことで、どうやらアジが寄って来ていない様子。
今夜も苦労しそうだと思いながらキャスティングをしている所に、一際高身長のアングラーが登場。見覚えのあるその出で立ちのアングラーは、昨年の8月以来1年振りに会うNGHMさんで、彼はKMIさんを挟んで反対側に釣り座を構え、早速キャスティングを開始。

そうこうする内、KMIさんアジを抜き上げ、27cmあるとの声が聞こえて来た。漸く回って来たかと期待をしたが、小生の所では完全に音なしの構えで、コツンとも来ない。

潮は、右に行ったり左に行ったりとコロコロと変わって落ち着きがない。
Sキャリーを使ったアジングは、殊の外、潮の流れには弱いので、思い切って1gのJHを使ったジグ単に切り替えることにした。が、この頃には、身体がすっかりEmeraldas改でのキャスティングに馴染んでいたので、入釣した頃のトラブルはまるで嘘の様になっていた。それでも、時折スプールに巻かれたラインが緩んでいる時があるので、油断はならないが・・・。

20:10頃、早くもNGHMさんは、タコも釣れたから・・・と云って引き揚げて行った。
さっと来てさっと釣り、さっと帰って行く。何とスマートな釣り方だろう!!
釣り歴だけは50年以上あるが、後期高齢者になっても、煩悩に塗れた釣りしか出来ない小生には、到底、真似が出来ない釣り方。

この日、初めて、小生がアジのコンタクトをものにしたのは、20:30を回った頃。釣りを開始して約3時間もの間、コンタクトもないのに良く粘れたものだと、自分で自分を褒めてやりたい位。

この時は、半ばヤケになって根掛かり覚悟で、ボトムにステイさせているとムズとコンタクトがあったもので、サイズは21cm程のマァマァのサイズ。

やっと、この夜の釣り方が解ったと思ったが、同じ様にしても反応は返って来ず、完全に交通事故で、元の木阿弥

そして、それから暫く時間を置いて、20:54頃にこの日の2匹目をゲット。更に、その直後の21:01頃に3匹目と、立て続けにコンタクトがあったので漸く調子が出て来たと思ったが、それは夢のまた夢。直ぐに、又々、無反応の状態に戻ってしまい、21:20頃、引き上げて行ったKMIさんを追い掛ける様にして、21:30頃、精も根も尽き果てゝStopFishingとした。

今回もまたベイト・アジングでは貧果に終わってしまった。貧果の原因がEmeraldas改の故とは思いたくはないし、何とか使いこなしたい。
事実、身体がEmeraldas改でのキャスティングに馴染んで来ると、0.8gのJHでもキャスト出来る様になって来ているので、進歩して来ているのは確実だろう。利き腕ではない左手での扱いであることに加えて、老齢の身なので身体的にも覚えが悪くなっているため、ある意味では仕方がないことかも知れないが、問題は身体が馴染んで来るのに時間が掛かること。
Emeraldas改がもう少し胴調子であれば、この様に苦労することはないのかも知れないが・・・。

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