※ カテゴリー別アーカイブ:2011年 ※

2011年釣行記(35)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:KR-R 釣果:山女 x 1 同行者:単独

土曜日で定例釣行日ではないけれど、KR-Rの様子を見に行った。
距離的には前回のSKM-Rとそれ程変わる訳ではないが、高い料金の東名を使わず一般道を走るため、時間距離は遠くに感じる。

暑さ対策のため、ペット・ボトルで凍らせた麦茶をクーラーに入れ、その他に2本のペット・ボトルを用意して、3:00に出発。
現地には5:00少し前に到着。
例によって、一旦、入渓地点の橋まで行って先行者が居ないことを確認してから、駐車スペースに戻って支度を開始して、渓に降り立ったのは5:15頃。

この所、雨はそれ程降っていない筈だが、水量はそれ程減っている様には見えず、水際の雑草も倒れていないので、平水位と云って良いだろう。 しかし、何となく濁りが入っている様に見えた。
兎に角、今シーズン初めてのKR-R。 期待一杯でのファースト・キャストは5:15頃。

昨年、この渓流に通う様になって感じたことだが、北海道に比べて蜘蛛の生息数が桁違いに多いのではないだろうか?
蜘蛛巣が至る所に張り巡らされている。
蜘蛛巣が多い、と云うことは、その付近は飛来する昆虫の数が多いと云う証であり、昆虫の飛来が多いと云うことは、渓流に流される昆虫の数も多くなり、流される昆虫を狙って渓魚が集まっている筈であり、それは取りも直さずアングラーが狙うべきポイントである、と云う三段論法が成立する筈なのだが・・・・。
実際には、邪魔なことこの上ない。

仕方がないので、先ず空キャストをしてフライに蜘蛛の巣を絡めて取っ払うのだが、今度はフライやリーダーに絡まった蜘蛛の糸を取り除くのが、これ又難事。
蜘蛛の糸は、伸縮性もあってその細さの割には非常に丈夫で強く、容易に引き切ることが出来ない。 しかもベタベタと粘着性があるので、フライやリーダーから取り除いた糸が今度は指に纏わりついて・・・・。

こんなことをポイント毎に繰り返したので、時間が掛かって仕方がない。
やっとのことで休憩ポイントの鉄骨堰堤に辿り着いたのは8:15頃で、いつもの倍近い3時間近くも掛かってしまった。
その上、ポイントの付近で蜘蛛の巣取り除き作業をしたので、渓魚に警戒心を与えてしまったのかも知れない。
入渓してからここまでの間でのアタリはたった2度だけ。

KR-001R.JPG
鉄骨堰堤で休憩してから1時間半後の9:50頃、漸く、来てくれたのが、このヤマメ。
流れの向こう側をユラユラと流れているフライを、ヌーッと浮かんで来て吸い込む様にした20cm強の良型。

本日最初のヤマメが20cm強で、その後の釣りを期待したが、一日を通じてアタリは10回程度と極端に少ない一日だった。
昨年も、アタリもないことがあったので、今日の結果だけで判断するのは早計だが、KR-RのFFは厳しいものになりそうな予感!

KR-002R.JPG
余りにもアタリが少ないため厭気が差して来たが、途中で脱渓出来る所もなく、漸く脱渓点に達したのは14:40頃。
朝5:00頃に入渓し、15:00頃の脱渓・・・・・、10時間近くの実釣で、良型とは云えヤマメ1匹のみの釣果で、疲労困憊!!

急坂を這い上り林道を20分近くも歩いて戻った頃には、2本のペット・ボトルは空で、車に残しておいたクーラーの中の未だ氷が半分残った麦茶を飲んでやっと一息付けた。

写真は、途中で拾った蜘蛛巣を払うために使った木の枝。
二股になった所で払ったのだが、脱渓する頃には写真の通り真っ白。
如何に魚影ならぬ蜘蛛影が濃いか・・・・・(涙)

2011年釣行記(34)-FF

2011年 FlyFishing 釣行記

FlyFishing 場所:SKM-R 釣果:山女 x 5 同行者:単独

Egingの最終戦はボーズ続きで、しかもJellyFishさんに案内して貰ったSBZKでは眼の前で800gを見せ付けられているだけに、もう一度Eging最終戦をと思ったが、返り打ちに会う公算が大きいだろうと、フライをすることに・・・。

5:00頃、現場に到着すべく3:30出発。

SKM-005R.JPG
橋の袂から入渓。
いつもは、30m程岸伝いに下ってから開始するのだが実績がないので、今回は入渓地点から釣り上がることにして、5:15頃、キャスティングを開始。
釣り始めて程なく5:30頃に来てくれたのがこのヤマメ。 サイズは12cm程と物足りないが、やはり最初の渓魚は嬉しい。

海の釣りはどうしても茫洋感があっていつも頼りなさを感じている。 それに対して、フライ・フィッシングの場合は、岩の配置や水の流れの具合等眼に見える状況からポイントを絞り込んで狙うこともあって、その狙い通りに渓魚が来た時は、サイズは小さくても満足感がある。

SKM-006R.JPG
梅雨が明けてから雨が少ないせいか、水量はやはり少なく、中々ヤマメが姿を見せてくれない。
それから、45分後にやっと姿を見せてくれたのは、又同じサイズ。

SKM-007R.JPG
減水傾向で渓魚の付き場も減っているためか、いつもより30~45分程ペースが速くて、7:30頃滝下ポイントに到着。

朝食を兼ねて暫く休憩した後の再開直後の7:45頃に来たヤマメ。
少しサイズ・アップして15cm位。

SKM-008R.JPG
8:00頃に来た本日最大サイズの20cm。

今日はロッドを2番にしていることもあって、この位のサイズになると引きも強くて楽しい。
漁協も入漁料を徴収しているのだし、この位のサイズを放流してくれれば有り難いと思った次第。
もっとも、漁協にして見れば、放流しても直ぐに釣り切られしまうので、と云うことらしいが・・・。

全体写真も撮ったが、変わり映えがしないので、これは頭部をアップして見た。

SKM-009R.JPG
10:00を回った頃、脱渓点間近で来た13cm位。
これは、朱点がはっきりとしており、ヤマメではなくてアマゴだろうと思う。
元々、この付近はアマゴの生息域ではないとのことなので、恐らく放流の際、ヤマメに紛れ込んだのだろう!!

最後に、例によって堰堤下のプールを攻めて見たが、前々回の様な激しいライズは見られず、一度だけバシャッとアタリがあっただけで、11:00頃StopFishing

2011年釣行記(33)-EG

2011年 Eging 釣行記

若潮 月齢:9.8 場所:KAJR 釣果:ナシ 同行者:JellyFishさん

先週の土曜日(9日)にケンケイパパさんとコラボ釣行をもって今シーズンの春イカは最終戦にして、道具を片付けてしまった所に、JellyFishさんから最終エギングのお誘い。
氏とは5日に葉山でボート・エギングをして、シーズン最終とすることにしていたのだが、朝から強風で中止となったため、その仕切り直しとのこと。

で、その仕切り直し戦だが、梅雨明け後の炎天下でのボートはジリジリと焼かれて非常に辛いものがある。
そこでボートは止めることにして、何処かの陸ッパリで・・・・・・・。
と云うことで、この時期になっても比較的釣果が期待出来るそうなKAJRに行くことにして、1:00頃JellyFishさんをピック・アップして目的地に・・・。

ここは掛かり場が少ないポイントだけに先行者を心配したのだが、幸い駐車スペースには他の車が見えない。 星降る夜道を歩いて急坂を下り、釣り場の突堤の先端に陣取って釣り座を確保。
風は若干強めだが左後ろからになるので、問題なし。 寧ろ、暑さをしのげるので助かる。
海は穏やかでベタ凪状態。

JellyFishさんは、さっさと準備を終えて釣り座に向かって行った。
後から聞いた話だが、氏はテトラの釣りは初めてとのこと。 にも拘らず、ちゃんとベスト・ポジションのテトラを選んでいるのは、やはりアングラーとしての嗅覚の鋭さの故だろう!!

小生としてもテトラの釣りは久し振りのことで、やはり釣り座が高くて、ラインが風に吹かれるのが気になる。 出来るだけ風を背負う方向にキャストを繰り返したが、掛かって来るのは海藻ばかり。 隣りのJellyFishさんも苦戦しており、反対側を試して来ると云って場所移動。

7:00を回った頃、元のテトラに戻って来たJellyFishさんに待望の1杯。 所が、この1杯は実に奇妙な格好で上がって来た。
つまり、高切れで海中に残っていたラインにエギが引っ掛かって眼の前5~6m付近から近寄せることが出来ない。 強引にリールをゴリゴリと巻くと、サイズが秋アオリ並みだったこともあって、アオリが空中でブラブラ。
状態を良く観察すると、どうもアオリはエギには掛かっていない様に見える。 しかし、アオリは空中に浮かんでいる。 脚がラインに絡んでいるのだろうか?
ギャフを一杯に伸ばしても、あと数センチの所で届かず、と云うことで、小生がロッドを預かり氏は腕を一杯に伸ばして何とかギャフ打ちに成功!! と思った途端に高切れしたラインが外れて、エギは反動で高く舞い上がり・・・。
幸いギャフ打ちは成功ので問題はないのだが、結局アオリがどうなっていたのかは解からずじまいに終わってしまった。

その後は、音沙汰なくジリジリと暑くなって来た8:00頃、根掛かりで高切れしたのを機に上がる積りで道具を片付けた後、JellyFishさんを見ていると、又々ロッドがお辞儀をしている。
今度もサイズは秋並みで、触腕1本で上がって来たが、ギャフ打ち間際に痛恨のバラシ・・・。
漸く回遊して来たのではと期待をして、再度タックルをセットし直してキャスティングを再開したものゝ、無駄な抵抗をしただけに終わり、9:00少し前にStopFishing

帰る途中寄り道をして、JellyFishさんが通っていたSBZKを案内して貰った。
ここは車を止めた所イコール釣り座となる位の楽ちん釣り場で、如何にも高齢者向き。
で釣り場に到着した丁度その時に、タイミング良くエギンガーのロッドが曲がっているのを目撃。
直ぐに車を降りて見学すると、岸壁に際に寄って来たアオリは800g位のサイズ。 所が、ギャフも網も用意していないと云う。
見掛けた以上放っておく訳にいかないので、車からギャフを持ち出して来てギャフ打ちを手伝ったが、どうも今日は人様の取り込みを手伝うだけの日だった様だ。

2011年釣行記(32)-EG

2011年 Eging 釣行記

小潮 月齢:7.8 場所:BNST 釣果:ナシ 同行者:ケンケイパパさん

定例釣行日の火曜日(5日)は、JellyFishさんと、今シーズンの最後に葉山でボート・エギングを予定していたのだが、朝から強風が吹き荒れておりボートが出せないため、中止。
このまゝ、シーズン・オフに入ってしまうのも、何となく心残りで・・・。
と云うことで、再度、有終の美を飾るべくケンケイパパさんとコラボ釣行することにした。

パパさんとは3:00頃に現地駐車場で落ち合うことにして、仮眠を取っていたのだが、予定時刻より30分も早く蚊に起こされてしまった。 2度寝をする確実に寝過ごしてしまうことになるので、そのまゝ、出発し、現地到着は30分前の2:30頃。
早速、連絡を取るとパパさんは既に入ってシャクッテいるとのこと。

今日のポイントは、前回、パパさんとコラボした時に様子を伺っていた磯だが、実際に入るのは今日が初めて。
周囲の様子も良く分からない暗い中を、梯子を伝って下りて行かなければならない等・・・・・・、躊躇するものがあったが、この所二人とも満足な釣果を得ることが出来ていないので、有終の美を飾るべく強行した。
と云っても、パパさんが先行して入っていて呉れたので、小生も何とか入ることが出来た。 反対に、小生が先行する立場だったとしたら、やはり、明るくなってから入っていたことだろうと思う。

磯の入口に降りてからは、パパさんの誘導で無事釣り座に到着することが出来たが、その頃には頭から水を被った様にビッショリ。
水を飲み息を整えてから、仕掛けをセットして最初のキャスティングは3:15頃。

海は前回と同様凪いでおり風もなく絶好のエギング日和だが、湿気が高くてメガネが曇って来る程。 自然相手の遊びなので贅沢なことは云えないが、少~しでも風が吹いて呉れると快適なのだが・・・。

正面の水深は、最近良く入っているKTGHMより若干深い程度だが、左から右に掛け下がっており、直ぐ近くの定置網付近はかなりの水深がある様に思えた。
定置網が設置してあることは、潮通しの良さを証明するもので、パパさんが入った頃にはガンガンに流れていた由。 しかし、小生が入った頃は小潮の干潮間近だったこともあって、思った程の潮の動きがない。
ガンガン流れるのも問題だが、潮が全く効かないのも、これ又問題

パパさんは立ち位置を色々と替えて、何とか1杯でもと執念を燃やしていたが、中々実ることはなく、小生は定置網方向を重点的に攻めて見たが、アオリからの信号は全くなし。
少々疲れが出て来た6:30頃、岩にもたれて暫し休憩。 

30分程ウトウトとしていたが、雲間から顔を出した太陽にジリジリと焼かれて眼が覚めてしまった。 梅雨の合間と云うことだが、まるで真夏の太陽。
眼が覚めてしまったので、パパさんより一足先にエギングを再開したが、状況は全く変わらず、遅れて再開したパパさんにもアオリからの信号はなし。

8:00頃になって、根掛かりで高切れしたが、この暑さの中システムを組み直す気も起らず、パパさんに声を掛けてStopFishing

やはり、関東地方も梅雨明けをした模様と、帰宅後ニュースで聴いた。 

2011年釣行記(31)-EG

2011年 Eging 釣行記

大潮 月齢:0.8 場所:KTGHM 釣果:ナシ 同行者:ケンケイパパさん

実は、7月1日の金曜日の午後から、Mr.Kと夜半釣りの予定だった。
所が、夕方から雷雨の予報が出ており、しかも木曜日の夕方には激しい雷雨を見せつけられただけに、ここは自重した方が良かろうと云うことになった。
しかしながら、実際には夕方にパラパラと来ただけで、雷も聞こえず、完全に肩透かしを喰らった格好!!

何となく、物足りなさを感じながらケンケイパパさんに連絡を取ると、九分九厘の確率で出撃なさる由。 つまり、120%出撃する!!
と云うことで、急遽現地でパパさんと落ち合うことになった。

うたた寝をしてしまったので、出発は少々遅くなって23:00過ぎ。
現地の駐車場には1:00頃。
車を降りて釣り場を見渡してもパパさんの姿は見えず、そこで、携帯で連絡を取ると、右手の暗闇の中でピカリと白い灯りの応答が・・・・。

早速、支度をして藪の中の道を進んでパパさんのいる釣り場に入ってキャスティングの開始。
海はまるで湖の様に静かで、北寄りのそよ風が心地良く、これでアオリが来て呉れゝば云うことなしなのだが、キャストする度に掛かって来るのは海藻で、アオリの気配は皆無。

・・・・・・・・・・

時刻が4:00を過ぎて明るくなって来た頃、フト足許の海の中を見ると何やら黒褐色の生き物がウラウラと漂っている。
試しにエギを近くに投げて見ると、そいつは驚いた様に逃げて行ってしまった。
スポーニング時期の終盤であるにも拘わらず、まるで秋イカの様な小さなサイズが居ることに少なからず驚かされたが、その姿は紛れもなくアオリイカ。

その後は、ハプニングは全くないまま時間が過ぎ、風が強く吹き出した6:00頃StopFishing

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